「用事を済ませる」という日本語の表現は、日常生活で頻繁に使われますが、英語でどのように伝えれば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。一言で「用事」と言っても、その内容は多岐にわたります。例えば、買い物や銀行、郵便局といった「ちょっとした外出を伴う用事」もあれば、もっと一般的な「やるべきこと」を指す場合もあります。
本記事では、そんな「用事を済ませる」を英語で自然に表現するための様々なフレーズを、具体的な状況やニュアンスの違いとともに詳しく解説します。ネイティブが日常的に使う表現を身につけて、あなたの英語でのコミュニケーションをよりスムーズにしていきましょう。
「用事を済ませる」の基本英語表現は「run errands」

「用事を済ませる」という表現で最も一般的かつネイティブが頻繁に使うのが「run an errand」または「run errands」です。このフレーズは、主に外出を伴うちょっとした雑用や買い物を指します。例えば、郵便局に行く、銀行に立ち寄る、スーパーで買い物をする、クリーニングを受け取りに行くなど、日常生活で必要な細々としたタスクにぴったりです。
「run errands」が指す「用事」の具体的な内容
「errand」という単語は、誰かに頼まれた「お使い」や、自分自身でこなす「ちょっとした外出を伴う用事」を意味します。家の中で行う家事とは異なり、必ず外に出て行うタスクが対象です。 例えば、食料品の買い出しや、公共料金の支払い、処方箋の受け取りなどがこれに該当します。この言葉を知っていると、日常会話で非常に役立つでしょう。
「run an errand」と「run errands」の使い分け
「errand」は数えられる名詞なので、用事が一つだけの場合は「run an errand」と単数形を使い、複数の用事がある場合は「run errands」と複数形を使います。 どちらを使うかによって、用事の数が伝わるため、状況に応じて使い分けることが大切です。例えば、「I have an errand to run.(一つ用事があるんだ)」と「I have some errands to run.(いくつか用事があるんだ)」では、相手に与える印象が変わります。
「run errands」を使った例文集
- I have to run some errands this afternoon.(今日の午後、いくつか用事を済ませなければなりません。)
- Could you run an errand for me?(私の代わりに用事を一つ済ませてもらえますか?)
- She is out running errands. She’ll be back soon.(彼女は用事を済ませに出かけています。すぐに戻ります。)
- I need to run errands for my mom before class.(授業の前に母に頼まれた用事を済ませなければなりません。)
- I like to get through my errands earlier in the day so I can use the rest of the day wisely.(私は一日の早い時間に用事を済ませて、残りの時間を有意義に使いたいです。)
「用事を済ませる」を状況別に表現する英語フレーズ

「用事を済ませる」という表現は、「run errands」以外にも、その状況やニュアンスによって様々な英語フレーズがあります。ここでは、より幅広い場面で使える表現を紹介します。これらのフレーズを使いこなすことで、あなたの英語表現の幅が大きく広がるでしょう。
一般的な「やることがある」を伝える「have something to do」
「have something to do」や「have things to do」、「have stuff to do」は、「用事がある」「やることがある」という一般的な状況を伝える際に非常に便利な表現です。 「errand」のように外出を伴う特定の用事に限定されず、家事や仕事、個人的な予定など、幅広い「やるべきこと」を指すことができます。
例えば、友人からの誘いを断る際にもよく使われます。
- Sorry, I have something to do on that day.(ごめん、その日は用事があるんだ。)
- I can’t go because I have things to do that day.(その日はやることがあるので行けません。)
- I still have stuff to do.(まだやることが残っています。)
ビジネスシーンで使える「take care of business」
ビジネスの場面で「用件を済ませる」と伝えたい場合は、「take care of business」や「handle one’s business」といった表現が適しています。 これらは、より公式な、または重要な仕事や責任を指す際に使われることが多く、会議や契約、重要な電話など、プロフェッショナルな状況で役立ちます。
例えば、メールで用件を済ませるという文脈でも使われます。
- These days, young people prefer to handle their business by email rather than by phone.(最近の若者は、電話よりもメールで用件を済ませることを好みます。)
- I need to take care of some urgent business.(緊急の用件を済ませる必要があります。)
「早く用事を済ませたい」ときの表現
「早く用事を済ませたい」という気持ちを伝えたい場合は、「I want to finish everything I have to do quickly.」や「I want to get my errands done fast.」といった表現が使えます。特に「finish everything I have to do」は、シンプルに「用事を全部済ませる」というニュアンスを伝えるのに適しています。
午前中に用事を済ませて、残りの一日を楽しみたいといった場面で活用できます。
- I want to finish everything I have to do in the morning so I can enjoy the rest of the day.(午前中に用事を全部済ませて、残りの一日を楽しみたいです。)
- Let’s get these errands done so we can relax.(これらの用事を済ませて、リラックスしましょう。)
「用事がない」「暇な時間」を伝える英語表現

「用事を済ませる」という表現だけでなく、反対に「用事がない」や「暇な時間」を英語でどのように伝えるかも知っておくと、会話の幅が広がります。ここでは、状況に応じた「暇」の表現方法を紹介します。これらのフレーズを適切に使うことで、より自然なコミュニケーションが可能になるでしょう。
「free time」「spare time」「leisure time」の違い
「暇な時間」を意味する英語表現には、「free time」「spare time」「leisure time」の3つが主にあります。それぞれに少しずつニュアンスが異なります。
- free time:特に予定がなく、自由に使える時間を指す最も一般的な表現です。 日常的に使われ、趣味やリラックス、友人との交流など、好きなことをする時間を意味します。
- spare time:忙しい日常の中で見つけた、余分な時間を指します。 何かの合間にできた時間や、予備の時間といったニュアンスが含まれます。
- leisure time:リラックスして楽しむための時間を指し、趣味や娯楽に使う時間として使われることが多いです。 よりゆったりとした、質の高い余暇の時間を意味します。
これらの違いを理解して使い分けることで、より的確に自分の状況を伝えられます。
「特に用事はない」と伝えるフレーズ
「特に用事はない」と伝えたい場合、カジュアルな場面では「nothing special」がよく使われます。 例えば、相手に「何か用事?」と聞かれた際に、「いや、特に何もないよ」と返答する際に便利です。また、もう少し丁寧に伝えたい場合は、「I don’t have anything particular in mind.」という表現も使えます。
これは、具体的な考えやアイデアが現時点でないことを表すフレーズで、食事の場所や週末の予定などを決める際にも活用できます。
- A: What’s up?(どうしたの?) B: Nothing special, just wanted to chat.(特に用事はないんだけど、ただ話したかっただけ。)
- I don’t have anything to do today.(今日は特にやることがありません。)
- I’m free today.(今日は暇です。)
よくある質問

- 「用事」は英語で「errand」以外にもありますか?
- 「用事を済ませてくる」は英語でどう言いますか?
- 「用事があって行けない」と断る際の英語表現は?
- 「用件を済ませる」と「用事を済ませる」は英語で同じですか?
- 「用が済む」は英語でどう表現しますか?
「用事」は英語で「errand」以外にもありますか?
はい、「用事」を意味する英語は「errand」以外にもいくつかあります。「errand」は主に外出を伴うちょっとした雑用を指しますが、より一般的な「やるべきこと」や「予定」を指す場合は「something to do」や「things to do」、「plans」などが使われます。
また、ビジネス上の用件であれば「business」という単語も適切です。
「用事を済ませてくる」は英語でどう言いますか?
「用事を済ませてくる」は、最も一般的には「I’m going to run some errands.」または「I’ll be back after I run an errand.」と表現します。 短時間で戻ることを示唆するニュアンスが含まれます。
例えば、「I’ll be back in half an hour. I need to run a quick errand.(30分で戻ります。ちょっと用事を済ませてきます。)」のように使えます。
「用事があって行けない」と断る際の英語表現は?
「用事があって行けない」と断る際は、「I’m sorry, but I have plans.」や「I’m sorry, but I have something to do.」が自然です。 相手への気遣いを示す一言を添えると、より丁寧な印象になります。
例えば、「I’m sorry, but I have a few things to do on that day.(ごめんなさい、その日はちょっとした用事があって。)」のように使えます。
「用件を済ませる」と「用事を済ませる」は英語で同じですか?
「用件を済ませる」と「用事を済ませる」は、文脈によって使い分けが必要です。「用事を済ませる」は「run errands」のように日常的な雑用を指すことが多いですが、「用件を済ませる」は、より特定の目的やビジネス上のタスクを指す場合に「take care of business」や「handle one’s business」が使われます。
「用件」の方が、よりフォーマルな響きを持つことが多いでしょう。
「用が済む」は英語でどう表現しますか?
「用が済む」という表現は、状況によっていくつかの言い方があります。一般的な作業が終わったことを示す場合は「I’m done here.」や「My work here is done.」が使えます。 また、特定の用事やビジネス上のタスクが完了したことを指す場合は、「finish one’s business」と表現することも可能です。
例えば、「When you’re done there, could you give me a hand with this?(そちらの用が済んだら、こっちの片付けも手伝ってくれる?)」のように使えます。
まとめ
- 「用事を済ませる」の基本は「run an errand」または「run errands」です。
- 「errand」は外出を伴うちょっとした用事や買い物を指します。
- 用事が一つの場合は「run an errand」、複数の場合は「run errands」を使います。
- 「have something to do」は一般的な「やることがある」を伝える表現です。
- ビジネスシーンでは「take care of business」や「handle one’s business」が適切です。
- 「早く用事を済ませたい」は「finish everything I have to do quickly」などで表現できます。
- 「暇な時間」は「free time」「spare time」「leisure time」でニュアンスが異なります。
- 「free time」は最も一般的な自由に使える時間です。
- 「spare time」は忙しい中で見つけた余分な時間です。
- 「leisure time」はリラックスや娯楽のための時間です。
- 「特に用事はない」はカジュアルに「nothing special」と言えます。
- 「用事」は「errand」の他に「something to do」や「plans」でも表現可能です。
- 「用事を済ませてくる」は「I’m going to run some errands.」が一般的です。
- 「用事があって行けない」は「I have plans.」や「I have something to do.」で伝わります。
- 「用件を済ませる」は「take care of business」など、よりフォーマルな場面で使います。
- 「用が済む」は「I’m done here.」や「finish one’s business」で表現できます。
