英語で日付を書く際、その書き方に戸惑った経験はありませんか? 日本語の「年・月・日」という順番に慣れていると、英語の表現は少し複雑に感じられるかもしれません。特に、アメリカ英語とイギリス英語では日付の順序が異なり、誤解を招く可能性もあります。
本記事では、英語での日にちの書き方について、アメリカ式とイギリス式の違いを明確にしながら、正しい表現方法を徹底的に解説します。月の名称や日の序数、年の表記方法、さらにはビジネスシーンやカジュアルな場面での使い分けまで、具体的な例文を交えてご紹介します。この記事を読めば、もう英語の日付で迷うことはなくなるでしょう。
英語での日にちの書き方基本ルール

英語で日付を表記する際には、いくつかの基本的なルールがあります。最も重要なのは、アメリカ英語とイギリス英語で日付の順序が異なる点です。この違いを理解することが、正確な日付表現の第一歩となります。また、数字のみで表記する場合の注意点も把握しておきましょう。
アメリカ式とイギリス式の違い
英語の日付の書き方で最も混乱しやすいのが、アメリカ式とイギリス式の違いです。アメリカ英語では「月・日・年」の順で表記するのが一般的です。例えば、「2024年7月31日」は「July 31, 2024」となります。月を最初に書くのが特徴です。
一方、イギリス英語では「日・月・年」の順で表記します。同じ「2024年7月31日」は「31 July 2024」となります。 この順序は、私たち日本人にとって「日」が先にくるため、比較的馴染みやすいかもしれません。 どちらの形式を使うかは、文書の送り先や読者がどちらの英語圏に属するかによって使い分けるのが一般的です。
数字のみで表記する場合も、この順序の違いが重要です。例えば「07/31/2024」と書かれた場合、アメリカ式では「7月31日」ですが、イギリス式では「31月7日」となり、存在しない日付になってしまいます。 このような誤解を避けるためにも、特に国際的なやり取りでは、月を文字で表記するか、後述の国際規格(ISO 8601)を使用することがおすすめです。
数字のみで表記する場合の注意点
数字のみで日付を表記する際は、特に注意が必要です。アメリカ式では「月/日/年」(MM/DD/YYYY)、イギリス式では「日/月/年」(DD/MM/YYYY)の順序が使われます。 例えば、「05/06/2025」という表記があった場合、アメリカ式では「5月6日」を意味しますが、イギリス式では「6月5日」と解釈されます。
このように、同じ数字の並びでも意味が大きく異なるため、誤解が生じやすいのです。
ビジネス文書や国際的なやり取りでは、数字のみの表記は避けるのが賢明です。 月を文字で表記するか、または国際標準化機構(ISO)が定めた「ISO 8601」形式である「年-月-日」(YYYY-MM-DD)を使用すると、誤解なく日付を伝えられます。 例えば、「2024年7月31日」は「2024-07-31」と表記します。
この形式は、世界中で広く認識されており、データの管理などでもよく用いられます。
月・日・年の正しい書き方と読み方

英語で日付を正確に表現するためには、月、日、年のそれぞれの書き方と読み方を理解することが大切です。特に、月名の省略形や日の序数詞の使い方、そして年を口頭で伝える際のルールには、日本語とは異なる独特の慣習があります。
月の書き方と略し方
英語の月名は、それぞれ固有のスペルと略し方があります。月の名前は、文頭や固有名詞として使う場合、必ず大文字で書き始めるのがルールです。 以下に1月から12月までの月名と一般的な略し方を示します。
- January (1月) → Jan.
- February (2月) → Feb.
- March (3月) → Mar.
- April (4月) → Apr.
- May (5月) → May (略さないのが一般的)
- June (6月) → Jun.
- July (7月) → Jul.
- August (8月) → Aug.
- September (9月) → Sep. または Sept.
- October (10月) → Oct.
- November (11月) → Nov.
- December (12月) → Dec.
略す際は、通常最初の3文字にピリオドを付けます。 ただし、ビジネスメールや公式文書では、月や曜日を略さずに書く方がよりフォーマルとされています。 月の読み方については、カタカナ表記と発音が異なる場合もあるため、音声で確認することをおすすめします。
日の書き方と序数
英語で日にちを書く際、特にフォーマルな場面では「序数詞」を使用するのが一般的です。序数詞とは、「1番目」「2番目」といった順序を表す数字のことで、日本語の「~日」に相当します。 序数詞は、数字の後に「st」「nd」「rd」「th」といった接尾辞を付けて表記します。
主な序数詞の例は以下の通りです。
- 1日: 1st (first)
- 2日: 2nd (second)
- 3日: 3rd (third)
- 4日: 4th (fourth)
- 5日: 5th (fifth)
- 20日: 20th (twentieth)
- 21日: 21st (twenty-first)
- 22日: 22nd (twenty-second)
- 23日: 23rd (twenty-third)
- 30日: 30th (thirtieth)
- 31日: 31st (thirty-first)
「11th」「12th」「13th」のように、「th」が付く場合も注意が必要です。 日付を口頭で伝える際も、この序数詞を使って読み上げます。例えば、「July 31st」は「July the thirty-first」のように発音します。 ただし、数字のみの表記(例: 07/31/2024)では、序数詞は省略されます。
年の書き方と読み方
英語で年を表記する場合、通常は4桁の数字をそのまま書きます。例えば、「2024年」は「2024」と表記します。カジュアルな場面では、下2桁のみを「’24」のように略すこともありますが、公式な文書では4桁で書くのが一般的です。
年の読み方にはいくつかのパターンがあります。1999年までの年は、通常2桁ずつに区切って読み上げます。例えば、「1999」は「nineteen ninety-nine」と読みます。2000年から2009年までは、「two thousand (and) one」「two thousand (and) nine」のように「two thousand and」を付けて読むのが一般的です。
「and」は省略されることもあります。
2010年以降の年は、「two thousand (and) ten」のように読むこともできますが、「twenty ten」「twenty twenty-four」のように2桁ずつ区切って読むのがより一般的です。 例えば、「2024年」は「twenty twenty-four」と読みます。年号を正確に伝えることは、誤解を防ぐ上で非常に重要です。
シーン別!フォーマル・カジュアルな表現方法

英語での日付の書き方は、その状況によって使い分けることが大切です。ビジネスメールや公式な書類ではフォーマルな表現が求められる一方、友人とのやり取りや個人的なメモではカジュアルな表現が適しています。それぞれのシーンに合わせた適切な書き方を知っておきましょう。
ビジネスメールや書類での書き方
ビジネスメールや公式な書類では、明確さと正確さが最も重要です。誤解を避けるため、以下の点を心がけましょう。
- 月名を省略しない: 数字のみの表記は、アメリカ式とイギリス式で順序が異なり混乱を招く可能性があるため、月は「January」「February」のように正式名称で記載します。
- 年を4桁で表記する: 「2024」のように4桁全てを記載し、「’24」のように省略しないようにします。
- アメリカ式とイギリス式のどちらかに統一する: 文書全体で一貫した表記を用いることが大切です。相手の国籍や地域に合わせて選択しましょう。
- カンマの使用に注意する: アメリカ式では「月 日, 年」(例: July 31, 2024)のように、日と年の間にカンマを入れます。 イギリス式では「日 月 年」(例: 31 July 2024)のように、カンマは入れないのが一般的です。
- 曜日を入れる場合: 曜日を入れる際は、日付の先頭に置き、その後にカンマを付けます。 例: Tuesday, July 31, 2024 (アメリカ式) / Tuesday, 31 July 2024 (イギリス式)。
- 国際規格(ISO 8601)の利用: 国際的なビジネスシーンでは、「YYYY-MM-DD」(例: 2024-07-31)形式が誤解なく伝わるため、推奨されることがあります。
これらの点を踏まえることで、ビジネスシーンでの日付表記はよりプロフェッショナルな印象を与え、スムーズなコミュニケーションにつながります。
日常会話や手紙での書き方
友人や家族との日常的なやり取り、カジュアルな手紙やメモでは、より簡略化された日付の書き方が許容されます。堅苦しくなく、親しみやすい表現を選ぶことが大切です。
- 数字のみの表記: スラッシュ(/)、ハイフン(-)、ピリオド(.)などを使って、数字のみで日付を表すことができます。 例: 7/31/2024 (アメリカ式) / 31/7/2024 (イギリス式)。 ただし、前述の通り、アメリカ式とイギリス式で順序が異なるため、相手がどちらの形式に慣れているか考慮が必要です。
- 月の略称の使用: 月名を「Jan.」「Feb.」のように略して使うことも一般的です。
- 年の省略: 下2桁のみを「7/31/’24」のように省略することもあります。
- 序数詞の省略: 日にちの「st」「nd」「rd」「th」といった序数詞は、カジュアルな場面では省略されることが多いです。
例えば、友人へのメッセージで「See you on 7/31!」や「Let’s meet on July 31st.」といった表現は、どちらも自然に受け入れられます。大切なのは、相手に伝わることを最優先に考えることです。カジュアルな表現は、親しい間柄でのコミュニケーションを円滑にする助けとなります。
よくある質問

英語での日付の書き方には、多くの人が疑問を抱くポイントがあります。ここでは、特によくある質問とその回答をまとめました。これらの情報を参考に、英語の日付表現に対する理解を深めてください。
- 英語で日付を書く際に最も一般的な形式は何ですか?
- アメリカとイギリスで日付の書き方はどう違いますか?
- 日付の「th」や「st」は省略できますか?
- 英語で「~月~日」と書く場合、カンマは必要ですか?
- 英語で日付を口頭で伝える際のコツはありますか?
英語で日付を書く際に最も一般的な形式は何ですか?
英語で日付を書く際の最も一般的な形式は、地域によって異なります。アメリカ合衆国では「月 日, 年」(例: July 31, 2024)が一般的です。 一方、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの英語圏の国々では「日 月 年」(例: 31 July 2024)が標準的な表記です。 国際的なビジネス文書やデータ上では、誤解を避けるために「年-月-日」(YYYY-MM-DD)のISO 8601形式が推奨されることもあります。
アメリカとイギリスで日付の書き方はどう違いますか?
アメリカ英語とイギリス英語では、日付の順序が異なります。アメリカ式は「月・日・年」の順で、例えば「2024年7月31日」は「July 31, 2024」と書きます。 対して、イギリス式は「日・月・年」の順で、「31 July 2024」と書きます。 数字のみで表記する場合もこの順序が適用されるため、例えば「07/31/2024」はアメリカ式では「7月31日」、イギリス式では「31月7日」と解釈され、混乱の原因となることがあります。
日付の「th」や「st」は省略できますか?
日付の「th」や「st」といった序数詞は、文脈によって省略できる場合があります。数字のみで日付を表記する「07/31/2024」のような形式では、序数詞は省略されます。 また、フォーマルな文書で月を文字で表記する際も、アメリカ式では「July 31, 2024」のように序数詞を省略することが一般的です。
しかし、イギリス式では「31st July 2024」のように序数詞を付けることも多く、特に口頭で日付を伝える際には「the thirty-first」のように序数詞を使って読み上げます。 カジュアルな手紙などでは「July 31st」のように付けることもありますが、省略しても問題ありません。
英語で「~月~日」と書く場合、カンマは必要ですか?
英語で「~月~日」と書く際にカンマが必要かどうかは、アメリカ式かイギリス式か、そして表記の形式によって異なります。アメリカ式で「月 日, 年」と書く場合(例: July 31, 2024)は、日と年の間にカンマが必要です。 しかし、イギリス式で「日 月 年」と書く場合(例: 31 July 2024)は、カンマは一般的に使用しません。
曜日を日付の先頭に加える場合は、曜日と日付の間にもカンマを入れます(例: Tuesday, July 31, 2024)。
英語で日付を口頭で伝える際のコツはありますか?
英語で日付を口頭で伝える際のコツは、主に以下の通りです。まず、日にちは「序数詞」を使って読み上げます。例えば「1日」は「first」、「31日」は「thirty-first」です。 アメリカ式では「月 序数詞, 年」(例: July thirty-first, twenty twenty-four)のように読みます。
イギリス式では「the 序数詞 of 月, 年」(例: the thirty-first of July, twenty twenty-four)のように読むのが最も一般的です。 年号は、2000年以降は「twenty twenty-four」のように2桁ずつ区切って読むのが自然です。 また、特定の日付を指定する前置詞は「on」を使うのが基本です。
例: “Our meeting is on July 31st.” (私たちの会議は7月31日です。)
まとめ
- 英語での日付表記はアメリカ式とイギリス式で順序が異なる。
- アメリカ式は「月・日・年」、イギリス式は「日・月・年」の順。
- 数字のみの表記は誤解を招くため、月を文字で書くのが安全。
- 国際的な場面ではISO 8601形式(YYYY-MM-DD)が推奨される。
- 月の名称は常に大文字で始め、略す際はピリオドを付ける。
- 日の表記には「st, nd, rd, th」などの序数詞を使う。
- 年は4桁で表記し、2桁ずつ区切って読むのが一般的。
- ビジネス文書では月名を省略せず、年を4桁で書く。
- アメリカ式では日と年の間にカンマが必要。
- イギリス式では日付にカンマは入れないのが一般的。
- カジュアルな場面では数字のみや略称も許容される。
- 日付を口頭で伝える際は日にちを序数詞で読む。
- 特定の日付には前置詞「on」を使用する。
- 相手の地域や文脈に合わせて表記方法を選ぶことが大切。
- 一貫した表記を心がけることで、誤解を防げる。
