平野耕太先生が描く大人気漫画「ドリフターズ」。歴史上の英雄たちが異世界で激突するという斬新な設定と、独特の世界観で多くのファンを魅了しています。しかし、長期にわたる休載期間から「打ち切りになったのでは？」と心配する声も…。
本記事では、ドリフターズの打ち切り説の真相、休載理由、待望の最新刊情報、そしてアニメ2期の可能性について、ファンの疑問に徹底的にお答えします！
ドリフターズ打ち切りの噂は本当？結論から解説
単刀直入に申し上げます。漫画「ドリフターズ」は打ち切りになっていません！
連載は現在も続いており、掲載誌である「ヤングキングアワーズ」（少年画報社）で不定期ながらも掲載されています。確かに休載期間が長いため、打ち切りを心配する気持ちも分かりますが、ご安心ください。物語はまだ終わっていません！最新刊も発売されており、今後の展開がますます期待される状況です。
ドリフターズが打ち切りと噂される主な理由
では、なぜ「ドリフターズ」には打ち切り説が根強く囁かれるのでしょうか？その背景には、いくつかの理由が考えられます。ファンが不安になるのも無理はない、具体的な理由を見ていきましょう。
- 理由1：長期にわたる休載期間
- 理由2：掲載誌での不定期な掲載
- 理由3：作者の健康問題や多忙説
理由1：長期にわたる休載期間
ドリフターズが打ち切りと噂される最大の理由は、なんといってもその休載期間の長さでしょう。
特に、コミックス6巻（2018年11月発売）から最新刊である7巻（2023年8月発売）までは、実に約5年もの歳月が流れています。これだけ長期間新刊が出ないと、「もう連載は終わってしまったのでは…」「作者に何かあったのでは…」とファンが不安に思うのも当然と言えます。
雑誌掲載もコンスタントではなく、数ヶ月連続で掲載されたかと思えば、半年以上休載することも珍しくありません。この不安定さが、打ち切り説に拍車をかけている一因と考えられます。読者としては、続きが気になって仕方ないだけに、この長い待ち時間はもどかしいですよね😥
理由2：掲載誌での不定期な掲載
前述の通り、「ドリフターズ」は月刊誌「ヤングキングアワーズ」に連載されていますが、毎号掲載されているわけではありません。
むしろ、休載している期間の方が長い時期もあるほどです。月刊誌でありながら、掲載ペースは年数回という年も珍しくありません。この極端な不定期掲載が、「編集部や作者の中で、もう連載を続ける意思がないのでは？」という憶測を呼び、打ち切り説につながっていると考えられます。
他の人気漫画が比較的安定したペースで連載されている中で、ドリフターズの掲載状況は異例とも言えます。この状況が、読者の不安を煽る一因となっていることは否めないでしょう。
理由3：作者の健康問題や多忙説
長期休載や不定期掲載の理由として、作者である平野耕太先生の健康問題や、他の仕事による多忙を推測する声も多く聞かれます。
平野先生は過去作「HELLSING」の頃から、決して筆が早いタイプの漫画家ではありませんでした。加えて、ドリフターズのような緻密で迫力のある作画には、相当な時間と労力がかかると想像できます。
また、漫画連載以外にも、イラスト制作やイベント（原画展など）への参加など、多岐にわたる活動をされている可能性も考えられます。これらの要因が複合的に絡み合い、結果として連載ペースが落ちているのではないか、そしてそれが打ち切りにつながるのではないか…と心配するファンがいるのです。
【真相】ドリフターズは打ち切りではない！休載の本当の理由とは
打ち切り説が囁かれる一方で、ドリフターズは紛れもなく連載中の作品です。では、なぜこれほどまでに休載が多いのでしょうか？公式な発表はありませんが、考えられる「本当の理由」を探ってみましょう。
- 理由1：作者・平野耕太先生の執筆ペース
- 理由2：作画のクオリティ維持のため
- 理由3：他の仕事との兼ね合い
理由1：作者・平野耕太先生の執筆ペース
まず考えられるのは、平野耕太先生固有の執筆ペースです。
先ほども触れましたが、平野先生は元々、寡作な作家として知られています。一つの作品をじっくりと時間をかけて練り上げ、納得のいく形で世に送り出すスタイルなのかもしれません。特にドリフターズは、多くの歴史上の人物が登場し、複雑な設定を持つ物語です。構想を練ったり、資料を調査したりする時間も必要なのでしょう。
無理に連載ペースを上げるよりも、ご自身のペースで作品と向き合うことを優先している結果、休載が多くなっている可能性が高いです。これは、打ち切りとは全く異なる、作家としてのこだわりと言えるかもしれませんね。
理由2：作画のクオリティ維持のため
ドリフターズの魅力の一つは、その圧倒的な画力と緻密な描き込みにあります。
迫力ある戦闘シーン、キャラクターの細かい表情や装備、背景に至るまで、平野先生のこだわりが随所に感じられます。この高いクオリティを維持するためには、膨大な時間と集中力が必要とされることは想像に難くありません。
特に月刊連載というスケジュールの中で、毎週のように高いクオリティの原稿を仕上げ続けるのは至難の業です。休載期間は、作画のクオリティを維持・向上させるための、必要な充電期間と捉えることもできるでしょう。ファンとしては、クオリティが落ちるくらいなら、じっくり待つ方が嬉しいかもしれませんね😊
理由3：他の仕事との兼ね合い
漫画家は、連載以外にも様々な仕事を抱えていることがあります。
例えば、コミックスの発売準備、イラストの依頼、アニメ化やイベント（サイン会や原画展など）に関する監修や協力など、その内容は多岐にわたります。平野先生も、ドリフターズの連載と並行して、こうした他の仕事に取り組んでいる可能性が考えられます。
特に近年は、原画展が開催されるなど、連載以外の活動も見られます。これらの活動に時間を割く必要があれば、必然的に連載ペースに影響が出ることも考えられます。これもまた、作家活動の一環であり、打ち切りとは直接関係のない理由と言えるでしょう。
ドリフターズ漫画の最新刊（7巻）情報と今後の展開予想
打ち切り説を払拭する大きな要因となったのが、最新刊の発売です！ここでは、待望の7巻に関する情報と、気になる今後の展開、そして次巻への期待についてまとめました。
- 待望の最新刊！7巻の発売日と収録内容
- 今後の展開予想：物語はクライマックスへ向かうのか？
- 次巻（8巻）の発売はいつ頃？ファンの予想
待望の最新刊！7巻の発売日と収録内容
ファン待望の「ドリフターズ」コミックス最新刊7巻は、2023年8月10日に発売されました！
6巻の発売から約5年ぶりということもあり、発売決定のニュースは大きな話題となりました。7巻では、マモン間原での激戦後の様子や、各勢力の新たな動きが描かれています。黒王軍の脅威が迫る中、豊久たち漂流者（ドリフターズ）はどう立ち向かうのか？そして、謎多き存在である紫やEASYの目的とは？物語が大きく動き出す、重要な巻となっています。
まだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてください！あの独特の世界観と怒涛の展開は健在です🔥
今後の展開予想：物語はクライマックスへ向かうのか？
7巻の内容を踏まえ、今後の展開を予想してみましょう。
黒王軍による本格的な侵攻が始まり、オルテ帝国、そして漂流者たちの拠点である廃城にも危機が迫っています。一方、十月機関（オクト）も人類存続のために動き出しますが、内部での意見対立も見られます。物語は間違いなくクライマックスに向けて動き出していると言えるでしょう。
漂流者と廃棄物（エンズ）、そしてオルテ帝国や十月機関、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、最終決戦へと向かっていくのではないでしょうか。特に、黒王の正体や目的、そして島津豊久との因縁など、多くの謎が残されており、それらがどのように明かされていくのか、目が離せません。
次巻（8巻）の発売はいつ頃？ファンの予想
さて、最も気になるのは次巻、8巻の発売時期ですよね。
残念ながら、現時点（2025年4月15日）で公式な発売予定は発表されていません。これまでの刊行ペースを考えると、数年単位で待つ可能性も十分に考えられます。6巻から7巻までが約5年だったことを考えると、気長に待つ必要がありそうです。
しかし、7巻発売時に作者の平野先生がSNSなどで意欲的なコメントをされていたこともあり、以前よりはペースアップするのではないか？と期待する声も上がっています。ファンとしては、せめて2〜3年以内には…と願いたいところですが、こればかりは先生のペース次第。気長に、そして楽しみに待ちましょう！🙏
待望論！ドリフターズアニメ2期の可能性は？
漫画だけでなく、アニメ版「ドリフターズ」も高い人気を誇ります。2016年に放送された1期は大きな反響を呼び、続編を望む声が絶えません。果たして、アニメ2期の可能性はあるのでしょうか？
- アニメ1期の振り返りと評価
- アニメ2期の制作状況に関する公式情報と噂
- ファンがアニメ2期に期待するポイント
アニメ1期の振り返りと評価
アニメ「ドリフターズ」第1期は、2016年10月から12月にかけて全12話が放送されました。
原作の持つ独特の雰囲気、過激なアクションシーン、そして個性的なキャラクターを見事に映像化し、国内外で高い評価を獲得しました。特に、中村悠一さん（島津豊久役）、内田直哉さん（織田信長役）、斎賀みつきさん（那須与一役）をはじめとする豪華声優陣の熱演も光りました。
原作のストックが少ない段階でのアニメ化だったため、物語の途中で終了しましたが、そのクオリティの高さから、放送終了直後から続編を熱望する声が多く上がっていました。最近でもTVerで一挙配信されるなど、根強い人気を誇っています。
アニメ2期の制作状況に関する公式情報と噂
ファンが最も知りたいアニメ2期の制作状況ですが、残念ながら、現時点（2025年4月15日）で公式からの発表はありません。
1期の最終話放送後には「SEE YOU AGAIN」「TOKYO 20XX」といった続編を示唆するようなメッセージが表示され、期待が高まりましたが、具体的な動きは見られないまま今日に至ります。
噂レベルでは、「制作は決定している」「水面下で動いている」といった情報も飛び交いますが、確証はありません。主な理由としては、やはり原作ストックの不足が考えられます。アニメ1期は原作コミックスの5巻途中あたりまでの内容を描いており、現在最新刊の7巻まで進んでも、1クール分のアニメを作るにはまだ足りない可能性があります。原作がある程度進むのを待っている状況なのかもしれません。
ファンがアニメ2期に期待するポイント
もしアニメ2期が実現するとしたら、ファンは何を期待するでしょうか？
やはり一番は、1期の続きとなるストーリーでしょう。菅野直や山口多聞といった新たな漂流者の活躍、黒王軍との本格的な戦闘、そして明かされていない謎の解明など、原作の熱い展開をアニメで見たいという声が圧倒的です。
また、1期同様のハイクオリティな作画と演出、そして豪華声優陣の続投も期待されるポイントです。原作の持つ魅力を最大限に引き出した1期のクオリティを維持、あるいは超えるような続編を多くのファンが待ち望んでいます。いつか吉報が届くことを信じたいですね！✨
そもそも「ドリフターズ」ってどんな漫画？魅力やあらすじを紹介
「名前は聞いたことあるけど、詳しくは知らない…」という方のために、改めて「ドリフターズ」がどんな作品なのか、その魅力とあらすじをご紹介します。この機会に、あなたもドリフターズの世界に足を踏み入れてみませんか？
- 歴史上の英雄たちが異世界で大激突！斬新な設定
- 平野耕太ワールド全開！独特なセリフ回しとバイオレンス描写
- 魅力的なキャラクターたち（漂流者と廃棄物）
- ドリフターズのあらすじ
歴史上の英雄たちが異世界で大激突！斬新な設定
「ドリフターズ」の最大の特徴は、古今東西の歴史上の英雄たちが、元の世界とは異なる異世界に召喚され、戦いを繰り広げるという、非常に斬新な設定です。
島津豊久、織田信長、那須与一といった日本の武将から、ハンニバル・バルカ、スキピオ・アフリカヌスといった古代ローマの将軍、さらにはブッチ・キャシディやサンダンス・キッドのようなアウトローまで、多種多様な人物が登場します。
彼らは「漂流者（ドリフターズ）」と呼ばれ、人間やエルフ、ドワーフなどが暮らす異世界で、人類の廃滅を目論む「廃棄物（エンズ）」と呼ばれる勢力と戦うことになります。この廃棄物もまた、ジャンヌ・ダルクやアナスタシア皇女、源義経など、歴史上の人物で構成されており、「もしもあの英雄とあの英雄が出会ったら…？」という歴史ファンの夢想を、過激な形で実現している点が大きな魅力です。
平野耕太ワールド全開！独特なセリフ回しとバイオレンス描写
作者である平野耕太先生の持ち味は、「ドリフターズ」でも遺憾なく発揮されています。
一度聞いたら忘れられないような独特で過激なセリフ回しは健在。「首置いてけ！」「鏖殺（おうさつ）だ！」といった印象的なフレーズが飛び交います。また、戦闘シーンにおける容赦のないバイオレンス描写も特徴の一つ。血しぶきや人体破壊描写も多く、読む人を選ぶかもしれませんが、その迫力は他の追随を許しません。
シリアスな展開の中にも、キャラクター同士のコミカルな掛け合いや、平野先生らしいギャグが散りばめられており、その緩急の付け方も絶妙です。この唯一無二の「平野耕太ワールド」が、多くの熱狂的なファンを生み出しているのです。
魅力的なキャラクターたち（漂流者と廃棄物）
登場するキャラクターたちが非常に魅力的なのも、「ドリフターズ」の特筆すべき点です。
主人公の島津豊久は、薩摩隼人らしい猪突猛進さと戦闘狂ぶりを発揮し、リーダーシップを発揮していきます。彼を支える織田信長は、冷徹な策略家として軍師的な役割を担い、那須与一は弓の名手として活躍しつつも、どこか飄々とした掴みどころのない性格を見せます。
対する廃棄物（エンズ）側も、黒王を筆頭に、ジャンヌ・ダルク、ラスプーチン、土方歳三など、強烈な個性と能力を持つキャラクターが揃っています。彼らがなぜ廃棄物となったのか、その背景にある悲劇や狂気も描かれており、単なる悪役ではない深みを持っています。漂流者、廃棄物、どちらの陣営にも魅力的なキャラクターが多いため、読者は様々な視点から物語を楽しむことができます。
ドリフターズのあらすじ
物語は、関ヶ原の戦いの最中、島津家の武将・島津豊久が瀕死の状態で異世界へと迷い込むところから始まります。
そこで彼は、同じように異なる時代から流れ着いた織田信長や那須与一と出会います。彼らは「漂流者（ドリフターズ）」と呼ばれ、この世界を支配しようとする「廃棄物（エンズ）」と呼ばれる者たちと戦う運命にあることを知ります。
廃棄物を率いるのは、謎の「黒王」。彼は人間を憎み、亜人たちを率いて人類の殲滅を目論んでいます。豊久たちは、エルフやドワーフといった現地種族と協力し、オルテ帝国から国を奪い、来るべき黒王軍との決戦に備えていきます。一方、廃棄物側にもジャンヌ・ダルクや土方歳三といった強力な歴史上の人物が集い、その勢力を拡大していきます。
漂流者と廃棄物、二つの勢力の戦いは、異世界の運命を賭けた壮大なものへと発展していく…。果たして豊久たちは、この異世界で何を見つけ、何を成し遂げるのでしょうか。
ドリフターズに関するよくある質問
ここでは、「ドリフターズ」に関して、ファンからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。気になる疑問をスッキリ解消しましょう！
Q. ドリフターズは何巻まで出ていますか？
A. 2025年4月現在、コミックスは7巻まで発売されています。 最新刊である7巻は2023年8月10日に発売されました。
Q. ドリフターズの作者は誰ですか？
A. 作者は平野耕太（ひらの こうた）先生です。「HELLSING（ヘルシング）」などの作品でも知られています。
Q. ドリフターズのアニメはどこで見られますか？
A. アニメ第1期（全12話）は、各種動画配信サービス（dアニメストア、U-NEXT、Amazon Prime Videoなど）で視聴可能な場合があります（配信状況は時期によって変動します）。また、過去にはTVerで期間限定の無料配信が行われたこともあります。最新の配信情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。
Q. ドリフターズの掲載誌は？
A. 「ヤングキングアワーズ」（少年画報社）という月刊漫画雑誌に連載されています。ただし、毎号掲載されているわけではなく、不定期掲載となっています。
Q. ドリフターズは完結していますか？
A. いいえ、まだ完結していません。 物語は続いており、現在も連載中です。
Q. ドリフターズが休載している本当の理由は何ですか？
A. 公式には発表されていませんが、作者の執筆ペース、作画クオリティの維持、他の仕事との兼ね合いなどが複合的な理由として考えられています。健康問題なども噂されますが、確かな情報ではありません。打ち切りが理由ではないことは確かです。
Q. ドリフターズのアニメ2期はいつ放送されますか？
A. 現時点でアニメ2期の制作や放送に関する公式発表はありません。 原作ストックの問題などから、実現にはまだ時間がかかる可能性があります。ファンの間では強く期待されています。
Q. ドリフターズの最新刊は何年ぶりに出ましたか？
A. 最新刊である7巻は、6巻（2018年11月30日発売）から約5年ぶりとなる2023年8月10日に発売されました。
まとめ
本記事では、漫画「ドリフターズ」の打ち切り説の真相や休載理由、最新刊、アニメ2期の可能性について解説しました。最後に、記事の重要なポイントをまとめます。
- ドリフターズは打ち切りではなく、連載中。
- 打ち切り説は長期休載や不定期掲載が原因。
- 休載理由は作者のペースやクオリティ維持など複合的。
- 最新刊コミックス7巻は2023年8月に発売済み。
- 7巻は6巻から約5年ぶりの刊行だった。
- 物語はクライマックスに向けて進行中と予想される。
- 次巻8巻の発売時期は未定。
- アニメ1期は2016年に放送され高評価。
- アニメ2期の公式発表は現時点（2025年4月）ではない。
- アニメ2期が制作されない理由に原作ストック不足の可能性。
- ファンはアニメ2期を強く期待している。
- ドリフターズは歴史上の英雄が異世界で戦う物語。
- 作者は「HELLSING」の平野耕太先生。
- 掲載誌は月刊「ヤングキングアワーズ」。
- 独特なセリフ回しとバイオレンス描写が魅力。