家の壁や庭、道路にびっしりと現れるヤスデの行列…。「気持ち悪い」「なぜこんなに大量に?」と、言葉を失うほどの光景に、強い不快感や不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか。特に、ヤンバルトサカヤスデの大量発生は、一度経験するとトラウマになるほどのインパクトがあります。でも、ご安心ください。その原因と正しい対策を知れば、被害を最小限に食い止め、再発を防ぐことは可能です。本記事では、ヤンバルトサカヤスデが大量発生する根本的な原因から、今すぐできる駆除方法、そして二度とあの光景を見ないための徹底的な予防策まで、詳しく解説していきます。
まず知ってほしい!ヤンバルトサカヤスデの大量発生が起こる主な原因

突如として現れるヤンバルトサカヤスデの大群。その光景は非常にショッキングですが、発生には明確な理由があります。なぜ彼らが大量発生してしまうのか、その主な原因を理解することが、対策への第一歩です。ここでは、大量発生を引き起こす3つの主要な原因を掘り下げていきます。
- 原因①:梅雨や秋の長雨による多湿な環境
- 原因②:天敵がほとんどいない外来種であること
- 原因③:驚異的な繁殖力と集団で行動する習性
原因①:梅雨や秋の長雨による多湿な環境
ヤンバルトサカヤスデの大量発生に最も大きく関わっているのが「湿度」です。彼らは本来、湿った土壌や落ち葉の下など、ジメジメした場所を好んで生息しています。 しかし、皮肉なことに、大雨や長雨で生息場所が水浸しになると、溺れるのを避けるために一斉に地上へと避難してくるのです。
これが、雨上がりの日などに、壁や塀、道路などでヤスデの大群を目撃する大きな理由です。 特に、梅雨の時期(6月~7月)や秋雨のシーズン(9月~10月)は、ヤスデの活動が活発になる時期と重なり、大量発生のリスクが最も高まります。 彼らにとっては、生きるための必死の移動なのですが、私たち人間にとっては迷惑極まりない大行進となってしまうのです。
原因②:天敵がほとんどいない外来種であること
ヤンバルトサカヤスデは、もともと日本にいなかった台湾原産の「外来種」です。 1980年代に沖縄で初めて確認されて以降、土壌や植物の移動に伴い、鹿児島や静岡、神奈川など、生息域を拡大し続けています。 外来種であることの最大の問題点は、日本の生態系の中に、彼らを捕食する有力な「天敵」がほとんど存在しないことです。
天敵がいないため、ヤンバルトサカヤスデは爆発的に数を増やすことができます。 アリやムカデなどが捕食する可能性も指摘されていますが、その増殖スピードを抑制できるほどの効果はなく、一度定着すると根絶は非常に困難とされています。 この「天敵の不在」が、彼らが安心して繁殖し、大群を形成する大きな要因となっているのです。
原因③:驚異的な繁殖力と集団で行動する習性
ヤンバルトサカヤスデのもう一つの厄介な特徴が、その驚異的な繁殖力です。メスの成虫は一度に数百個もの卵を産むとされ、その数は200個から500個にものぼると言われています。 天敵がいない環境でこれほどの数の卵が産まれれば、個体数が爆発的に増加するのは当然のことと言えるでしょう。
さらに、ヤンバルトサカヤスデは常に集団で移動し、集団で繁殖活動を行う習性があります。 卵からかえった幼虫も集団で行動するため、ある日突然、数えきれないほどのヤスデの群れが出現するという事態につながります。 この「高い繁殖力」と「集団行動」という習性のコンボが、私たちを悩ませる大規模な発生劇の引き金となっているのです。
ヤンバルトサカヤスデの正体とは?生態と発生時期を知る

効果的な対策を立てるためには、まず敵の正体を正確に知ることが不可欠です。ヤンバルトサカヤスデがどのような生き物で、いつ活動が活発になるのかを把握しておきましょう。ここでは、その生態や危険性について詳しく解説します。
- 台湾原産の「不快害虫」
- ヤンバルトサカヤスデの活動が活発になる時期
- ムカデとの違いは?毒性や危険性
台湾原産の「不快害虫」
ヤンバルトサカヤスデは、体長2.5cm~3.5cmほどの、褐色で縞模様のあるヤスデです。 在来種のヤスデよりも大型なのが特徴です。 もともとは台湾に生息していた外来生物で、土壌や植木などと一緒に日本に持ち込まれ、各地に広がったと考えられています。
彼らは人を咬んだり刺したりすることはなく、農作物に直接的な被害を与えることもありません。 しかし、そのおびただしい数で家屋に侵入したり、壁を埋め尽くしたりする光景が人に強い不快感を与えることから「不快害虫」に分類されています。 また、自然界では落ち葉などを食べて土に還す「分解者」という益虫としての一面も持っていますが、一度大量発生するとその不快さから害虫として扱わざるを得ないのが実情です。
ヤンバルトサカヤスデの活動が活発になる時期
ヤンバルトサカヤスデの活動には、はっきりとしたピークがあります。彼らのライフサイクルを把握しておくことで、事前に対策を講じることが可能になります。一般的に、年に2回の集団移動の時期があるとされています。
1回目は4月~6月頃で、これは冬を越した卵から孵化した幼虫の集団移動です。 そして2回目が10月~11月頃で、こちらは繁殖のために成虫が集団で移動する時期にあたります。 この年2回のピーク時期、特に雨が降って湿度が高くなった日の夜には、活動が最も活発になるため、厳重な警戒が必要です。
時期 | 状態 | 活動内容・注意点 |
---|---|---|
1月~3月 | 卵 | 土の中で卵が越冬する時期。 |
4月~6月 | 幼虫 | 孵化し、幼虫が集団で移動。1回目の大量発生注意時期。 |
7月~9月 | 亜成体 | 脱皮を繰り返して成長する。 |
10月~12月 | 成虫 | 繁殖期を迎え、成虫が集団で移動。2回目の大量発生注意時期。 |
ムカデとの違いは?毒性や危険性
ヤスデとよく間違われる虫に「ムカデ」がいますが、両者は全く異なる生き物です。最も大きな違いは、ムカデには人を咬む毒があるのに対し、ヤスデにはないという点です。 ヤスデは動きが比較的遅く、危険を感じると体を丸めて防御姿勢をとります。
ただし、ヤスデも全く無害というわけではありません。危険を感じて刺激されると、体からシアン化水素(青酸ガス)を含む悪臭のする液体を分泌します。 この液体が皮膚につくとヒリヒリとした痛みやかぶれを引き起こしたり、目に入ると結膜炎になったりする可能性があります。 大量に吸い込むと頭痛や吐き気を催すこともあるため、駆除する際は直接手で触れたり、潰したりしないよう注意が必要です。
【緊急対策】ヤンバルトサカヤスデが大量発生してしまった時の駆除方法

目の前にヤスデの大群が現れたら、パニックにならず冷静に対処することが大切です。しかし、間違った方法で駆除しようとすると、かえって被害を広げてしまう可能性もあります。ここでは、安全かつ効果的な緊急対策について解説します。
- 絶対にやってはいけないNGな駆除方法
- 安全で効果的な駆除の手順
- 家の中に侵入された場合の対処法
絶対にやってはいけないNGな駆除方法
大量のヤスデを前にして、焦って殺虫剤をむやみに噴射したり、熱湯をかけたりしたくなる気持ちはよく分かります。しかし、これらの方法は絶対に避けるべきです。特に熱湯をかけたり、バーナーで焼いたりする行為は最も危険です。
ヤスデは強い刺激を受けると、先述の通り、悪臭を放つ防御液を噴出します。 熱を加えられると、この有毒なガスが一気に気化し、広範囲に拡散してしまいます。これを吸い込んでしまうと、頭痛や吐き気、下痢などの症状を引き起こす可能性があり、非常に危険です。 また、潰してしまうのも同様に悪臭の原因となるため、避けるのが賢明です。
安全で効果的な駆除の手順
では、どうやって駆除すれば良いのでしょうか。最も安全で基本的な方法は、物理的に集めて処理することです。刺激を与えないように、ほうきとチリトリを使ってそっとかき集めましょう。
集めたヤスデは、二重にした厚手のゴミ袋に入れます。この時、殺虫剤をスプレーしてから袋の口を固く縛るとより確実です。そして、袋ごと日光の当たる場所にしばらく置いておくと、袋の中の温度が上昇し、ヤスデ自身の分泌物も相まって自滅します。 この方法なら、有毒ガスを吸い込むリスクを最小限に抑えながら、安全に処理することができます。
家の中に侵入された場合の対処法
家の中に侵入されてしまった場合も、慌てて掃除機で吸い込むのはやめましょう。掃除機の中でヤスデが砕け、排気口から悪臭が部屋中に広がってしまう可能性があります。室内で見つけた場合は、潰さないようにティッシュや割り箸でつまみ、トイレに流すか、外のゴミ袋に捨てるのがおすすめです。
数が多くて一つ一つ処理するのが難しい場合は、凍結タイプの殺虫スプレーを使用するのも一つの手です。殺虫成分を使わずに動きを止められるため、室内でも比較的安心して使用できます。その後、ほうきとチリトリで集めて処理しましょう。
【今後のために】ヤンバルトサカヤスデを寄せ付けない!侵入防止策5選

一度駆除しても、発生源や侵入経路がそのままであれば、悪夢は繰り返されてしまいます。最も重要なのは、ヤンバルトサカヤスデが「住みにくい」「侵入できない」環境を作ることです。ここでは、今日から始められる5つの効果的な侵入防止策をご紹介します。
- 対策①:発生源をなくす環境整備
- 対策②:家屋への侵入経路を徹底的に塞ぐ
- 対策③:市販の薬剤(粉剤・スプレー)を効果的に使う
- 対策④:「ヤスデ返し」で物理的にシャットアウト
- 対策⑤:自治体の駆除剤支給制度も確認しよう
対策①:発生源をなくす環境整備
ヤスデ対策の基本中の基本は、彼らの住処となる場所をなくすことです。ヤンバルトサカヤスデは、日当たりが悪く湿った場所、そしてエサとなる落ち葉や腐葉土が豊富な場所を好みます。 以下の点を心がけ、家の周りを徹底的にきれいにしましょう。
- 庭や家の周りの落ち葉、枯れ草をこまめに掃除する。
- 雑草を刈り、下草をなくして日当たりと風通しを良くする。
- 植木鉢やプランターの下、使っていない資材置き場などを整理し、隠れ場所を減らす。
- 側溝に溜まった泥や落ち葉を定期的に清掃する。
これらの作業は、ヤスデの幼虫が成長する時期(1月~8月頃)に行うと、より効果的です。 乾燥に弱い幼虫のうちに、住みにくい環境を作ってしまうのがコツです。
対策②:家屋への侵入経路を徹底的に塞ぐ
ヤスデは非常に小さな隙間からでも侵入してきます。 家の周りをチェックし、侵入経路となりそうな場所を物理的に塞いでしまいましょう。
- 窓のサッシや玄関ドアの隙間に隙間テープを貼る。
- エアコンのドレンホースの先端に防虫キャップを取り付ける。
- 換気口や通風孔に目の細かい防虫ネットを張る。
- 壁のひび割れや、配管周りの隙間をパテで埋める。
特に、基礎コンクリートのわずかな亀裂や、サッシのレール部分は見落としがちな侵入ポイントです。 徹底的にチェックして、ヤスデの侵入ルートを断ち切りましょう。
対策③:市販の薬剤(粉剤・スプレー)を効果的に使う
環境整備と合わせて、薬剤(忌避剤・殺虫剤)を使用するとさらに効果が高まります。家の周りに薬剤のバリアを張るイメージで散布しましょう。おすすめは、家の基礎に沿って、帯状に粉剤を撒く方法です。
粉剤は雨に強いタイプを選ぶと効果が長持ちします。壁や窓枠など、粉剤が撒きにくい場所には、スプレータイプの忌避剤が便利です。 ヤスデの活動が活発になる梅雨前や秋雨の時期の前に、予防的に散布しておくのが最も効果的です。ただし、薬剤を使用する際は、小さなお子様やペットがいるご家庭は特に、製品の注意書きをよく読んで安全に使用してください。
対策④:「ヤスデ返し」で物理的にシャットアウト
ヤンバルトサカヤスデは、ツルツルした面を登ることができないという弱点があります。 この性質を利用したのが「ヤスデ返し」です。家屋の基礎やブロック塀など、ヤスデが登ってくる壁面に、表面が滑りやすい素材を貼り付けることで、物理的に侵入を防ぎます。
具体的には、以下のようなものが有効です。
- 養生テープやアルミテープ
- ステンレス板や銅板
- 農業用のアゼシート
地面から数十cmの高さに、幅10cm程度でぐるりと貼り付けるだけで、絶大な効果を発揮します。テープ類は剥がす際に塗装が剥がれる可能性があるので、目立たない場所で試してから使用しましょう。最も確実で効果的な侵入防止策の一つです。
対策⑤:自治体の駆除剤支給制度も確認しよう
ヤンバルトサカヤスデの被害が深刻な地域では、自治体が駆除剤を無料で配布したり、購入費用を助成したりしている場合があります。 例えば、鹿児島県や宮崎県、静岡県などの一部市町村では、住民向けに「コイレット」などの専用薬剤を配布している実績があります。
お住まいの市町村の役場(環境課など)のウェブサイトを確認したり、電話で問い合わせてみたりしましょう。思わぬ支援が受けられるかもしれません。ただし、法人や事業者に対しては配布を行っていない場合が多いので注意が必要です。
自分での駆除は限界…プロの駆除業者に依頼する判断基準と費用相場

セルフケアを徹底しても、発生源が自分の敷地外にあったり、あまりにも発生量が多かったりすると、個人での対策には限界があります。そんな時は、無理せずプロの害虫駆除業者に相談するのも賢明な判断です。ここでは、業者に依頼する際のポイントを解説します。
- 業者に依頼すべきケースとは?
- 駆除業者の費用相場
- 信頼できる業者の選び方
業者に依頼すべきケースとは?
自分で対策をしても一向に改善しない、あるいは精神的なストレスが限界に達している場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。具体的には、以下のような状況が目安となります。
- 対策をしても、毎日数十匹以上のヤスデが侵入してくる。
- 発生源が特定できず、どこから来ているのか分からない。
- 薬剤の散布など、自分で行う作業に時間や体力が割けない。
- 小さな子供やペットがおり、薬剤の使用に不安がある。
- とにかく気持ち悪くて、自分ではもう対処したくない。
特に、精神的な負担が大きい場合は、我慢せずにプロに任せることで、心の平穏を取り戻すことができます。
駆除業者の費用相場
気になる駆除業者の費用ですが、作業内容や建物の広さによって大きく変動します。あくまで一般的な目安ですが、一戸建て(20坪前後)の場合、1回の駆除作業で20,000円~100,000円程度が相場とされています。
料金体系は業者によって様々で、基本料金に加えて、施工面積(㎡あたり)で加算されるケースや、出張費が別途かかる場合もあります。 必ず複数の業者から見積もりを取り、作業内容と料金を比較検討することが重要です。見積もりは無料で行っている業者がほとんどなので、気軽に相談してみましょう。
信頼できる業者の選び方
せっかくお金を払うなら、信頼できる業者に依頼したいものです。以下のポイントをチェックして、優良な業者を選びましょう。
- 見積もりが明確か:作業内容や料金の内訳が詳細に記載されているか確認しましょう。「一式」などと曖昧な表記の業者は注意が必要です。
- 実績や口コミ:その地域の害虫駆除実績が豊富か、ウェブサイトや口コミサイトで評判を確認しましょう。
- アフターフォローの有無:作業後に再発した場合の保証制度があると安心です。
- 対応の丁寧さ:電話や現地調査の際に、こちらの質問に丁寧に答えてくれるか、親身になって相談に乗ってくれるかも重要な判断材料です。
「すぐに契約を迫る」「不安を過剰に煽る」ような業者は避け、納得できる説明をしてくれる誠実な業者を選ぶことが、問題解決への近道です。
ヤンバルトサカヤスデの大量発生に関するよくある質問

ヤンバルトサカヤスデに天敵はいますか?
ヤンバルトサカヤスデは外来種であるため、日本の生態系には有力な天敵がほとんど存在しません。 これが大量発生する大きな原因の一つです。ただし、土壌中のアリやムカデ、一部の鳥などが捕食する可能性は指摘されています。 特に、ヤスデを専門に食べるビロードサシガメという昆虫の存在も報告されていますが、個体数をコントロールできるほどの力はありません。
潰してしまった時の匂いの消し方は?
ヤスデを潰すと、刺激臭のある体液が飛び散ります。この匂いは青酸系の化合物を含んでおり、非常に不快です。 もし床などで潰してしまった場合は、まずティッシュなどで体液と死骸を拭き取ります。その後、アルコール除菌スプレーや中性洗剤をつけた布でよく拭き、最後に水拭きをしてください。換気を十分に行うことも大切です。
ヤスデはコンクリートを食べますか?
いいえ、ヤスデがコンクリートを食べることはありません。 新築の家やコンクリート周りでよく見かけるのは、コンクリートの表面や隙間が湿気を保ちやすく、彼らにとって快適な隠れ場所になるためです。 また、アルカリ性のコンクリートを中和するためにヤスデが集まるという説もありますが、科学的な根拠は明確ではありません。
新築の家でも発生するのはなぜですか?
新築の家でヤスデが発生すると「なぜ?」と驚かれるかもしれません。これにはいくつかの理由が考えられます。まず、工事中に周辺の土壌が掘り返され、もともとそこに生息していたヤスデが地上に出てくることがあります。また、家の基礎となるコンクリートが完全に乾くまでは多くの水分を含んでおり、湿気を好むヤスデを引き寄せやすい環境になっています。 さらに、庭に新しく植えた植木や運び込まれた土に、ヤスデの卵や幼虫が付着していた可能性も考えられます。
焼いたり熱湯をかけたりして駆除してもいいですか?
絶対にやめてください。 ヤスデは熱などの強い刺激を受けると、シアン化合物を含む有毒なガスを発生させます。 このガスを吸い込むと、頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こす可能性があり大変危険です。安全な駆除方法である、ほうきで集めて袋に入れる方法を実践してください。
まとめ

- ヤンバルトサカヤスデは台湾原産の不快害虫。
- 大量発生の主な原因は「多湿」「天敵不在」「繁殖力」。
- 梅雨と秋雨の時期、特に雨上がりに活動が活発化する。
- 人を咬んだり刺したりはしないが、悪臭を放つ液体を出す。
- 駆除の際は熱湯や火を使わず、ほうきで集めて処理する。
- 家の中に侵入した場合は潰さずにつまんで処理する。
- 予防の基本は家の周りの清掃と乾燥。
- 落ち葉や雑草を取り除き、日当たりを良くすることが重要。
- 侵入経路となる隙間をテープやパテで塞ぐ。
- 家の基礎周りに粉剤を撒くと侵入防止に効果的。
- ツルツルした面を登れない弱点を利用した「ヤスデ返し」が有効。
- 自治体によっては駆除剤の配布や助成制度がある。
- 自力での対策が困難な場合は専門業者への依頼を検討する。
- 業者の費用相場は数万円からで、見積もり比較が必須。
- 正しい知識と対策で、ヤスデの恐怖から解放されよう。