大人気シリーズ「ようこそ実力至上主義の教室へ」(通称:よう実)、その漫画版について「もしかして打ち切りになったの?」と不安に思っている方はいませんか?SNSやネット上で見かける「打ち切り」の文字に、心をざわつかせているファンも少なくないでしょう。しかし、ご安心ください。本記事では、その噂の真相を徹底的に調査し、なぜ打ち切り説が流れたのか、そして現在の連載状況はどうなっているのかを、分かりやすく解説していきます。この記事を最後まで読めば、あなたの不安はきっと解消されるはずです。
【結論】漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」は打ち切りではない!

早速、皆さんが最も気になっている結論からお伝えします。漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」は、打ち切りになっていません。現在も物語は続いており、ファンを魅了し続けています。では、なぜ「打ち切り」なんていう噂が広まってしまったのでしょうか。その背景には、少し複雑な事情が関係していました。
本章では、まず「打ち切りではない」という事実を裏付ける現在の連載状況について解説します。
- 2年生編が「月刊コミックアライブ」で絶賛連載中
- 打ち切りではなく「一年生編が休載中」なのが真相
2年生編が「月刊コミックアライブ」で絶賛連載中
現在、KADOKAWA発行の「月刊コミックアライブ」にて、『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』が絶賛連載中です。 こちらは、原作ライトノベルの2年生編をコミカライズしたもので、作画は紗々音シア先生が担当しています。 2021年12月から連載がスタートし、単行本も続々と刊行されています。 さらに、2025年からは「2nd Stage」として新たな展開も見せており、物語が止まる気配は全くありません。 この事実こそが、漫画版「よう実」が打ち切りではない最も強力な証拠と言えるでしょう。
打ち切りではなく「一年生編が休載中」なのが真相
「じゃあ、なんで打ち切りなんて言われるの?」という疑問の答えは、一乃ゆゆ先生が作画を担当していた「一年生編」のコミカライズが、現在休載中であることにあります。 こちらは2022年頃から更新が止まっており、再開の目処が立っていない状況です。 この「一年生編の長期休載」が、一部で「打ち切りになった」という誤解を生んでしまった大きな原因なのです。しかし、休載はあくまで休載であり、公式に「打ち切り」と発表されたわけではありません。 したがって、「よう実の漫画が打ち切り」という情報は正確ではない、ということになります。
なぜ?「よう実」漫画が打ち切りと噂された3つの理由

「よう実」の漫画が打ち切りではないことはご理解いただけたかと思います。しかし、これほど人気の作品に、なぜ打ち切りの噂が広まってしまったのでしょうか。その背景には、主に3つの理由が考えられます。これらの理由が複雑に絡み合い、ファンの間で混乱と憶測を呼んでしまったのです。
本章で解説する、打ち切りと噂された理由は以下の通りです。
- 理由①:作画担当の体調不良による一年生編の長期休載
- 理由②:一年生編の完結前に「2年生編」の連載がスタートした
- 理由③:作画担当が交代したことへの混乱
理由①:作画担当の体調不良による一年生編の長期休載
最も大きな理由として挙げられるのが、一年生編の作画を担当していた一乃ゆゆ先生の体調不良による長期休載です。 一乃ゆゆ先生は以前から自身のX(旧Twitter)などで体調が優れないことを公表されており、ファンの間でも心配の声が上がっていました。そして、2022年6月を最後にコミカライズの更新がストップしてしまったのです。
人気漫画の長期休載は、しばしば「打ち切りではないか?」という憶測を呼びます。特に、公式からの詳細なアナウンスが少ない場合、ファンの不安は増大しがちです。一年生編の物語が佳境に差し掛かっていたタイミングでの休載だったこともあり、「このまま終わってしまうのでは…」という不安が「打ち切り」の噂として広まってしまったと考えられます。
理由②:一年生編の完結前に「2年生編」の連載がスタートした
次に、ファンの混乱を招いたのが、一年生編のコミカライズが完結する前に、別の作画担当による「2年生編」の連載が始まったことです。 通常、シリーズものの漫画は、前シリーズが完結してから新シリーズが始まるのが一般的です。しかし、「よう実」の場合は、一年生編が休載している最中の2021年12月から、紗々音シア先生による「2年生編」のコミカライズがスタートしました。
この異例の展開に、「一年生編はもう再開されない、事実上の打ち切りで、2年生編に移行したのではないか?」と解釈してしまうファンが現れたのも無理はありません。シリーズが途中で打ち切られ、仕切り直しで新しいシリーズが始まる、というケースは他の作品でも見られるため、同様の事態だと捉えられてしまったのです。
理由③:作画担当が交代したことへの混乱
一年生編の一乃ゆゆ先生から、2年生編の紗々音シア先生への作画担当の交代も、打ち切りの噂に拍車をかけた一因です。 作画担当の交代自体は、漫画業界では珍しいことではありません。しかし、前述の通り、一年生編が休載中というタイミングでの交代劇だったため、様々な憶測を呼ぶことになりました。
「なぜ作画担当が変わったのか?」「一乃ゆゆ先生に何かあったのでは?」といった疑問から、「トラブルがあって打ち切りになり、作画担当を代えて再スタートした」というような、事実とは異なるストーリーを想像してしまった人もいたでしょう。絵柄が変わることに戸惑いを感じたファンもおり、そうした感情がネガティブな「打ち切り」という言葉と結びついてしまった可能性も考えられます。
「よう実」漫画シリーズ一覧と現在の連載状況まとめ

「ようこそ実力至上主義の教室へ」のコミカライズは、実は1種類だけではありません。現在までに複数のシリーズが展開されており、それぞれ連載状況が異なります。この複雑さが、打ち切りの噂を生む一因にもなりました。ここで一度、各シリーズの内容と現在のステータスを整理しておきましょう。
現在展開されている、またはされていた漫画シリーズは以下の3つです。
- 【休載中】ようこそ実力至上主義の教室へ(一年生編)
- 【連載中】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編
- 【完結済】ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北
【休載中】ようこそ実力至上主義の教室へ(一年生編)
まず、物語の原点である『ようこそ実力至上主義の教室へ』、通称「一年生編」です。作画は一乃ゆゆ先生が担当しています。 原作ライトノベルの1年生編を描いたこのシリーズは、月刊コミックアライブで連載され、単行本は12巻まで刊行されています。 しかし、前述の通り、作画担当の一乃ゆゆ先生の体調不良により、2022年から長期休載中となっています。 公式な打ち切りアナウンスはなく、あくまで「休載」という扱いですが、現時点での再開は未定です。
【連載中】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編
次に、現在進行形で物語が続いている『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』です。こちらは作画を紗々音シア先生が担当し、同じく月刊コミックアライブで連載されています。 2021年12月から連載が開始され、原作の2年生編のストーリーを追う形で展開中です。単行本も既に複数巻発売されており、「よう実」のコミカライズの主軸は、現在こちらに移っていると言えるでしょう。 さらに「2nd Stage」として新章にも突入しており、勢いは増すばかりです。
【完結済】ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北
そして、少し特殊なシリーズとして『ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北』が存在します。 作画はサカガキ先生が担当し、こちらはヒロインの一人である堀北鈴音に焦点を当てたifストーリーを描いたスピンオフ作品です。 もし綾小路が最初から堀北に協力していたら…という、原作とは異なる展開が楽しめます。このシリーズは全2巻で既に完結しています。 このスピンオフの存在を知らないと、本編と混同してしまう可能性もあるかもしれません。
作画担当はなぜ交代した?経緯を解説

「よう実」漫画の打ち切り疑惑を語る上で欠かせないのが、作画担当の交代劇です。一年生編と二年生編で担当者が異なることは、多くのファンに衝撃を与え、様々な憶測を呼びました。ここでは、作画担当の交代に関する経緯と、その背景について考察します。
本章では、作画担当の交代について、以下の流れで解説していきます。
- 一年生編の作画は「一乃ゆゆ」先生
- 二年生編の作画は「紗々音シア」先生
- 交代の公式な理由は発表されていない
一年生編の作画は「一乃ゆゆ」先生
2016年から始まった漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」の記念すべき初代作画担当は、一乃ゆゆ先生です。 繊細で美麗なタッチで描かれるキャラクターたちは、原作のトモセシュンサク先生のイラストの雰囲気を大切にしつつ、漫画ならではの魅力を加えていました。特にキャラクターの表情描写には定評があり、原作ファンからも高い評価を得ていました。しかし、先述の通り、体調不良を理由に2022年から長期休載に入られています。 多くのファンが、一乃先生の体調回復と連載再開を心待ちにしています。
二年生編の作画は「紗々音シア」先生
そして、2021年12月からスタートした「2年生編」からバトンを受け継いだのが、紗々音シア先生です。 紗々音先生は、原作のキャラクターデザインを踏襲しつつ、よりシャープでスタイリッシュな絵柄が特徴です。迫力のある構図や、緊迫感あふれるシーンの表現力に長けており、2年生編で激化する頭脳戦や心理戦を見事に描き出しています。突然の交代に戸惑う声も当初はありましたが、今ではそのクオリティの高さで多くのファンを納得させ、新たな「よう実」の世界を構築しています。
交代の公式な理由は発表されていない
では、なぜ作画担当は交代したのでしょうか。この点について、出版社であるKADOKAWAや編集部から公式な理由は発表されていません。しかし、これまでの経緯を鑑みると、やはり一年生編を担当されていた一乃ゆゆ先生の体調不良が大きく影響していると考えるのが最も自然でしょう。
原作ライトノベルやアニメの人気が絶頂期にある中で、コミカライズを長期間ストップさせるのは出版社としても避けたい判断だったはずです。一乃先生の体調回復を待つ一方で、物語を前に進めるために、2年生編から新たな作画担当を立てるという決断に至ったのではないでしょうか。これは、作品を継続させたいという出版社側の強い意志の表れとも言えます。あくまで推測の域を出ませんが、これが最も有力な説と考えられます。
漫画版「よう実」はどこで読める?お得な電子書籍サービスも紹介

「よう実」の漫画が打ち切りではないと分かって、早速読みたくなった方も多いのではないでしょうか。ここでは、漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」をどこで読めるのか、そしてお得に楽しむ方法についてご紹介します。紙の単行本はもちろん、手軽に読める電子書籍もおすすめです。
漫画版「よう実」を読む方法は、主に以下の2つです。
- 公式サイト「カドコミ」で一部無料で読める
- 最新刊までお得に読むなら電子書籍サービスがおすすめ
公式サイト「カドコミ」で一部無料で読める
まず、手軽に試してみたいという方におすすめなのが、KADOKAWAの公式漫画サイト「カドコミ(旧コミックウォーカー)」です。 こちらのサイトでは、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の一年生編、そして連載中の2年生編ともに、一部の話数を無料で試し読みすることができます。
「どんな絵柄なのか見てみたい」「少しだけ内容を思い出したい」といった場合に非常に便利です。連載中の2年生編は、最新話の更新も行われるため、定期的にチェックすると良いでしょう。ただし、無料で読める範囲は限られているため、全巻を読みたい場合は単行本や電子書籍の購入が必要になります。
最新刊までお得に読むなら電子書籍サービスがおすすめ
「一年生編から最新刊まで、一気にまとめて読みたい!」という方には、電子書籍サービスの利用が断然おすすめです。各電子書籍ストアでは、新規会員登録時の大幅割引クーポンや、定期的なセール、ポイント還元キャンペーンなどが頻繁に実施されています。 これらを活用することで、紙の単行本を揃えるよりもかなりお得に全巻を購入できる可能性があります。
例えば、以下のような大手電子書籍サービスで「よう実」は配信されています。
- DMMブックス: 初回購入限定で90%OFFクーポンなど、割引率の高いキャンペーンが魅力。
- ebookjapan: PayPayユーザーにお得なキャンペーンが多く、週末セールなども頻繁に開催。
- コミックシーモア: 豊富な品揃えと、お得なクーポンやキャンペーンが魅力の老舗サイト。
これらのサービスを比較検討し、自分に合ったものを選ぶことで、「よう実」の世界をより深く、そしてお得に楽しむことができるでしょう。
よくある質問

ここでは、漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」に関して、ファンから寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
漫画「ようこそ実力至上主義の教室へ」の続きは原作小説の何巻から?
アニメや漫画から原作ライトノベルに興味を持った方が、最も気になる点でしょう。どこから読み進めればスムーズに物語に入れるかは、どの媒体のどこまでを見たかによって異なります。
アニメ3期(一年生編完結まで)を見た方:
アニメ3期は、原作ライトノベルの一年生編を全て描き切りました(1巻~11.5巻)。そのため、続きが気になる方は『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』の1巻から読み始めるのがおすすめです。
漫画(一年生編)を読んだ方:
一乃ゆゆ先生作画の漫画版(一年生編)は、12巻で原作ライトノベルの8巻の内容まで進んでいます。続きは原作ライトノベルの9巻からとなりますが、漫画は現在休載中のため、物語の先を知りたい場合はライトノベルを読むのが唯一の方法です。
漫画(2年生編)を読んでいる方:
紗々音シア先生作画の漫画版(2年生編)は現在も連載中です。最新刊(2025年1月時点で4巻)は、原作ライトノベル2年生編の3巻の途中までを描いています。 漫画の最新話に追いついて、さらに先が気になる場合は、原作ライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』の3巻の後半あたりから読み進めると良いでしょう。
漫画と原作ライトノベル、アニメの違いは?
「よう実」はメディアミックス展開が豊富な作品ですが、それぞれに少しずつ違いがあります。
原作ライトノベル:
全ての物語の元となる媒体です。綾小路の緻密な思考やモノローグ、キャラクターたちの詳細な心理描写が最も深く描かれているのが特徴です。物語の全てを味わいたいなら、原作を読むのが一番です。
漫画:
原作のストーリーを基に、ビジュアルで物語を楽しめるのが魅力です。 作画担当の先生によって絵柄や表現は異なりますが、キャラクターの表情や試験の様子が視覚的に分かりやすくなっています。ただし、原作の細かい心理描写や一部のシーンが省略されることもあります。
アニメ:
キャラクターが動き、声が付くことで、より臨場感あふれる体験ができます。戦闘シーンや試験の駆け引きは迫力満点です。一方で、放送時間の制約から、原作のストーリーを再構成したり、一部のエピソードをカットしたりする改変が見られます。 特にアニメ2期では、原作からの改変や作画について様々な意見がありました。
一年生編の漫画はもう再開しないの?
ファンとして最も気になるところですが、現時点では一年生編のコミカライズ再開に関する公式な発表はありません。作画担当の一乃ゆゆ先生の体調が最優先されるべきであり、我々ファンは静かに回復を祈り、吉報を待つことしかできません。もし再開されるとなれば、月刊コミックアライブの公式サイトや公式X(旧Twitter)などで告知があるはずです。 不確かな情報に惑わされず、公式からの発表を待ちましょう。
「よう実」の漫画は全部で何巻発売されてる?
2025年7月現在、刊行されている漫画版「ようこそ実力至上主義の教室へ」の単行本は以下の通りです。
- ようこそ実力至上主義の教室へ(一年生編):全12巻(休載中)
- ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編:既刊4巻(連載中)
- ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北:全2巻(完結)
これらを合計すると、現時点で18冊の単行本が発売されていることになります。今後、2年生編の新刊が続々と発売されていく予定です。
まとめ

- 漫画版「よう実」は打ち切りではなく、2年生編が連載中。
- 打ち切りの噂は、一年生編の長期休載が原因。
- 一年生編の休載理由は、作画担当の体調不良によるもの。
- 一年生編が休載中に、2年生編の連載が開始され混乱を招いた。
- 一年生編と二年生編では、作画担当の先生が異なる。
- 作画担当の交代理由は公式発表されていない。
- 漫画は「一年生編」「2年生編」「√堀北」の3シリーズがある。
- 「√堀北」は堀北主役のifストーリーで、全2巻で完結済み。
- 現在は紗々音シア先生による「2年生編」がコミカライズの主軸。
- 「2年生編」は月刊コミックアライブで読むことができる。
- 公式サイト「カドコミ」で一部の話数が無料で読める。
- 全巻をお得に読むなら電子書籍サービスのクーポン活用がおすすめ。
- アニメ3期の続きは、原作小説の2年生編1巻から。
- 一年生編の漫画の再開は現在未定。
- 漫画シリーズの合計巻数は現時点で18冊。