「ボイス 110 緊急指令室が放送中止になったって本当？」「何か理由があったの？」そんな疑問をお持ちではありませんか。本記事では、人気ドラマ「ボイス 110 緊急指令室」の放送中止の噂について、その真相と理由、そして打ち切り説まで徹底的に解説します。ドラマファンなら見逃せない情報満載です。
「ボイス 110 緊急指令室」は放送中止されていない！
多くのファンをハラハラさせた人気ドラマ「ボイス 110 緊急指令室」。一部で「放送中止になったのでは？」という声も聞かれましたが、実際のところどうだったのでしょうか。本章では、その真相に迫ります。
結論から申し上げますと、日本テレビ系で放送されたドラマ「ボイス 110 緊急指令室」（第1シリーズ）は、途中で放送中止にはなっていません。 全10話が予定通り、2019年7月13日から9月21日まで放送されました。したがって、「放送中止になった」という情報は誤り、つまりデマということになります。
では、なぜこのような「放送中止」の噂が広まってしまったのでしょうか。考えられるいくつかの理由について、詳しく見ていきましょう。
放送中止の噂が出たのはなぜ？考えられる理由
「ボイス 110 緊急指令室」が放送中止になっていないにも関わらず、なぜそのような噂が流れたのでしょうか。考えられる理由はいくつかあります。
理由1：特番による放送「休止」との混同
最も可能性が高い理由の一つは、特別番組の放送による「放送休止」を「放送中止」と勘違いしてしまったケースです。
実際に、「ボイス 110 緊急指令室」の第1シリーズ放送期間中である2019年8月24日は、日本テレビ系列で毎年恒例の大型チャリティー番組『24時間テレビ42「愛は地球を救う」』が放送されました。このため、その週の「ボイス 110 緊急指令室」の放送は1回休止となっています。
また、続編である「ボイスII」の放送期間中にも、同様に『24時間テレビ44』や『東京オリンピック2020』の中継のために放送が休止された週がありました。
毎週楽しみにしていたドラマが1週飛ぶと、「あれ？終わっちゃったの？」「何か問題でもあったのかな？」と不安に思う視聴者がいても不思議ではありません。特に、休止の情報を知らなかった場合、「放送が打ち切られた（中止された）」と誤解してしまう可能性は十分に考えられます。
理由2：続編「ボイスII」の情報との混同
もう一つの可能性として、続編である「ボイスII 110 緊急指令室」に関する情報と混同しているケースが挙げられます。
「ボイスII」は2021年7月期に放送されましたが、その展開や結末に対して、一部の視聴者から「内容がひどい」「期待外れだった」といった厳しい意見が出たことも事実です。特に、人気キャラクターの扱いなどについて、賛否両論が巻き起こりました。
こうしたネガティブな評価や、インターネット上での「打ち切り説」のような憶測（実際には打ち切りではありません）が、「ボイス」シリーズ全体のイメージとして捉えられ、第1シリーズについても「何か問題があって放送中止になったのでは？」という誤解に繋がった可能性も否定できません。
理由3：過激な描写による憶測
「ボイス 110 緊急指令室」は、その性質上、猟奇的な殺人事件や暴力的なシーンなど、過激な描写が含まれることが特徴です。特に、原作である韓国ドラマ版はさらに描写が激しいことでも知られています。
こうした描写に対して、一部の視聴者からは「怖すぎる」「子供に見せられない」といった声や、放送倫理に関する懸念が示されることもありました。実際に、放送局にクレームが寄せられた可能性もゼロではありません。
このような過激な内容が原因で、「放送が打ち切られたのではないか」「クレームが多くて中止になったのでは？」といった憶測が生まれた可能性も考えられます。しかし、前述の通り、実際に放送が中止された事実はありません。制作側も、そうした反響を想定した上で、表現に配慮しながら制作・放送を進めたと考えられます。
理由4：単なるデマや勘違い
上記の理由のいずれにも当てはまらず、単純な情報の誤りや、人から聞いた話を勘違いして覚えてしまったというケースも考えられます。
インターネットやSNSでは、不確かな情報や個人の憶測が、あたかも事実であるかのように拡散されてしまうことがあります。「〇〇が放送中止になったらしい」といった噂話が、根拠のないまま広まってしまうことは珍しくありません。
特に、ドラマのタイトルが似ていたり、放送時期が近かったりすると、他のドラマの情報と混同してしまうこともあり得ます。
いずれにせよ、「ボイス 110 緊急指令室」の第1シリーズが放送中止になったという事実はなく、全話が無事に放送されたことを改めて強調しておきます。
そもそも「ボイス 110 緊急指令室」とはどんなドラマ？
「放送中止の噂はデマだった」と分かったところで、改めて「ボイス 110 緊急指令室」がどのようなドラマだったのか、その基本情報や魅力を振り返ってみましょう。まだ観たことがない方や、内容を忘れかけている方も、ぜひチェックしてみてください。
本章では、「ボイス 110 緊急指令室」の基本的な情報から、物語の核心に触れるあらすじ、そして原作との関係性まで、ドラマの全体像を掴むためのポイントを解説します。息もつかせぬ展開で多くの視聴者を虜にした本作の魅力を再確認しましょう。
本章でご紹介する内容は以下の通りです。
- ドラマの基本情報（放送期間・放送局など）
- 主要キャストと登場人物紹介
- あらすじ：緊迫のタイムリミットサスペンス
- 原作は韓国ドラマ「ボイス〜112の奇跡〜」
ドラマの基本情報（放送期間・放送局など）
「ボイス 110 緊急指令室」は、2019年7月13日から9月21日まで、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠（毎週土曜日22:00 – 22:54）で放送された連続テレビドラマです。主演は唐沢寿明さんが務めました。
このドラマは、緊急指令室（ECU：Emergency Call Unit）を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とする捜査官たちの活躍を描く、タイムリミットサスペンスです。
物語は、猟奇殺人犯によって妻を失った敏腕刑事と、絶対聴感能力を持つボイスプロファイラーが、協力して凶悪事件に立ち向かう姿を中心に展開します。毎回、通報者の「声」だけを頼りに、限られた時間の中で事件を解決していくスリリングな展開が視聴者を引きつけました。
主要キャストと登場人物紹介
「ボイス 110 緊急指令室」の魅力の一つは、実力派俳優陣による熱演です。ここでは、物語の中心となる主要な登場人物と、演じたキャストをご紹介します。
- 樋口彰吾（ひぐち しょうご）/ 演：唐沢寿明 港東署ECU 緊急出動班・班長。かつては腕利きの刑事だったが、猟奇殺人犯に妻を殺害された過去を持つ。当初は、妻が殺害された際の通報に対応した橘ひかりを逆恨みしていたが、共に事件を追う中で信頼関係を築いていく。勘と行動力で事件解決に導く、熱い心を持った刑事。
- 橘ひかり（たちばな ひかり）/ 演：真木よう子 港東署ECU・室長。ボイスプロファイラー。幼少期の事故が原因で絶対聴感能力（特殊な聴力）を持つ。樋口の妻が殺害された事件の通報を受けた際、犯人の声の特徴を証言したが、樋口には信じてもらえなかった。冷静沈着で、わずかな音から犯人に繋がる手がかりを見つけ出す。
- 石川透（いしかわ とおる）/ 演：増田貴久（NEWS） 港東署ECU 緊急出動班・捜査員。樋口を「兄貴」と慕う後輩刑事。当初は強行犯係にいたが、樋口と共にECUに異動となる。若さゆえの未熟さもあるが、正義感が強く、樋口の良き相棒として現場で奮闘する。
- 沖原隆志（おきはら たかし）/ 演：木村祐一 港東署 強行犯係・係長。樋口とは同期。ECUの設立や橘ひかりの能力に懐疑的な目を向ける。
- 本郷雫（ほんごう しずく）/ 演：伊勢谷友介 本郷ホールディングス代表。社会的に成功した経営者としての表の顔を持つ一方、物語の核心に深く関わる謎めいた人物。樋口の妻を殺害した真犯人。
これらの魅力的なキャラクターたちが織りなす人間ドラマも、本作の見どころの一つです。
あらすじ：緊迫のタイムリミットサスペンス
物語は、敏腕刑事・樋口彰吾が、謎の殺人鬼「カチカチ野郎」によって最愛の妻を無惨に殺害されるところから始まります。妻からの助けを求める最後の通報を受けた緊急指令室の室長・橘ひかりは、電話越しに犯人の微かな音を聞き取り、その特徴を証言しますが、犯人逮捕には至らず、樋口はひかりを逆恨みすることになります。
3年後、ひかりはアメリカでの研修を経て、自ら設立した緊急指令室「ECU（Emergency Call Unit）」の室長に就任。一方、妻を失った失意から酒浸りの生活を送っていた樋口も、ECUの現場リーダーとして配属されることに。
ECUは、110番通報の受信から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」――通称「クライシスタイム」内に事件を解決することを目標とする特殊部隊。ひかりは、絶対聴感能力を駆使して通報者の声や周囲の音から状況を分析し、樋口率いる現場チームに指示を出します。
当初は反発しあっていた樋口とひかりですが、人質の命がかかった緊迫した状況の中で、互いの能力を認め合い、協力して次々と凶悪事件に立ち向かっていきます。そして、その過程で、3年前の樋口の妻殺害事件の真相と、その裏に潜む巨大な悪の存在に迫っていくことになるのです。毎回発生する事件と、シリーズを通して描かれる核心の謎が絡み合い、息もつかせぬ展開が繰り広げられます。
原作は韓国ドラマ「ボイス〜112の奇跡〜」
「ボイス 110 緊急指令室」は、韓国のケーブルテレビ局OCNで放送され、大ヒットしたドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』（原題：보이스）を原作としています。
原作の韓国版は、その衝撃的な内容とスリリングな展開で高い評価を受け、シーズン4まで制作されるほどの人気シリーズとなりました。日本版も、この原作の基本的な設定やストーリーラインを踏襲しています。
ただし、日本版ならではのアレンジも加えられています。例えば、緊急通報番号が韓国の「112」から日本の「110」に変更されている点や、事件発生から解決までの目標時間が「ゴールデンタイム」から「クライシスタイム」へと独自の名称が付けられている点などが挙げられます。
また、登場人物の設定や細かなエピソード、事件の背景なども、日本の社会状況や文化に合わせて一部変更されています。原作ファンにとっては、その違いを見つけるのも楽しみ方の一つかもしれません。一方で、原作を知らない視聴者でも、独立した日本のドラマとして十分に楽しめる内容となっています。
なぜ人気？「ボイス 110 緊急指令室」の魅力
「ボイス 110 緊急指令室」が多くの視聴者を惹きつけ、高視聴率を記録したのには理由があります。単なる刑事ドラマの枠を超えた、その独特な魅力は何だったのでしょうか。本章では、本作が人気を博した要因を探ります。
タイムリミットという極限状況が生み出す緊張感、魅力的なキャラクターたちの活躍、そして日本版ならではの工夫。これらの要素がどのように組み合わさり、視聴者の心を掴んだのか。その秘密に迫っていきましょう。
本章で解説する「ボイス 110 緊急指令室」の魅力は以下の通りです。
- 魅力1：息もつかせぬスリリングな展開
- 魅力2：唐沢寿明×真木よう子の強力タッグ
- 魅力3：豪華なゲストキャスト陣
- 魅力4：日本版ならではのアレンジ
魅力1：息もつかせぬスリリングな展開
「ボイス 110 緊急指令室」の最大の魅力は、何と言っても息もつかせぬスリリングな展開にあります。物語の核となるのは、110番通報を受けてから「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を目指す「クライシスタイム」という設定です。
毎回、通報者や被害者は命の危機に瀕しており、まさに一刻を争う状況。指令室の橘ひかりが、電話越しのわずかな音だけを頼りに状況を分析し、現場の樋口たちに的確な指示を出す。しかし、犯人も巧妙で、捜査は常に困難を極めます。
限られた時間の中で、犯人の正体や居場所を突き止め、被害者を救出しなければならないという極限状況は、視聴者に強烈な緊張感と没入感を与えます。「間に合うのか？」「助かるのか？」と、手に汗握りながら見守ることになるのです。
1話完結の事件だけでなく、シリーズを通して追われる樋口の妻殺害事件の謎も、物語に深みと連続性を与えています。テンポの良いストーリー運びと、予測不能な展開の連続が、視聴者を飽きさせません。
魅力2：唐沢寿明×真木よう子の強力タッグ
主演の唐沢寿明さん演じる樋口彰吾と、真木よう子さん演じる橘ひかり。この二人の強力なタッグも、ドラマの大きな魅力です。
唐沢さんが演じる樋口は、妻を殺された悲しい過去を背負いながらも、持ち前の勘と行動力で事件に立ち向かう熱血刑事。時に暴走しながらも、被害者を救いたいという強い信念を持つ人間味あふれるキャラクターです。一方、真木さんが演じるひかりは、絶対聴感能力という特殊な力を持つクールなボイスプロファイラー。冷静な分析力で事件解決の糸口を見つけ出します。
「動」の樋口と「静」のひかり。対照的な二人が、最初は互いに反発しながらも、事件を通して次第に信頼関係を築き、互いの弱点を補い合いながら最強のバディとなっていく過程は、物語の重要な縦軸となっています。
実力派俳優である二人の迫真の演技が、キャラクターに深みを与え、シリアスなドラマの質を一層高めています。彼らが織りなす化学反応も、視聴者を引きつける大きな要因と言えるでしょう。
魅力3：豪華なゲストキャスト陣
「ボイス 110 緊急指令室」は、レギュラーキャストだけでなく、各話に登場するゲストキャストも非常に豪華でした。
毎回の事件で、被害者や犯人、関係者として登場するゲスト俳優たちの熱演が、物語にリアリティと深みを与えています。特に、犯人役を演じた俳優たちの狂気じみた演技は、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
例えば、第1話で女子大生を誘拐する犯人・川島武雄を演じたのは、ラッパーとしても活躍する般若さん。第3話で妹を拉致されるECU室員・栞の兄であり、事件の鍵を握る人物を演じた森永悠希さん。第9話で登場する、伊勢谷友介さん演じる本郷雫の青年期を演じたジャニーズJr.（当時）の川﨑皇輝さん（少年忍者）や、手塚とおるさん演じる上杉渉の青年期を演じた寺西拓人さん（ジャニーズJr.、当時）など、若手からベテランまで多彩な顔ぶれが登場し、ドラマを盛り上げました。
彼らの迫真の演技が、各エピソードをより一層引き立て、ドラマ全体の質を高める重要な要素となっています。
魅力4：日本版ならではのアレンジ
原作である韓国ドラマ「ボイス〜112の奇跡〜」が持つ面白さを活かしつつ、日本版として独自のアレンジが加えられている点も魅力の一つです。
前述の通り、緊急通報番号や目標時間の名称変更に加え、日本の社会状況や文化を反映した設定変更が見られます。例えば、事件の背景にある社会問題の描き方や、警察組織の描写などは、日本の視聴者にとってより身近に感じられるように工夫されていると言えるでしょう。
また、キャラクター設定においても、原作とは少し異なる味付けがされている部分もあります。これにより、原作ファンは違いを楽しむことができ、初めて「ボイス」シリーズに触れる視聴者は、違和感なく日本のドラマとして受け入れることができます。
グローバルなヒット作を、日本のエンターテイメントとして最適化し、新たな魅力を加えることに成功した点が、本作の評価を高めた要因の一つと言えるでしょう。原作へのリスペクトと、日本市場へのローカライズのバランスが絶妙でした。
続編「ボイスII 110 緊急指令室」について
第1シリーズの人気を受け、制作・放送された続編「ボイスII 110 緊急指令室」。ファン待望の続編でしたが、その内容や評価については様々な声が聞かれました。本章では、この「ボイスII」に焦点を当てていきます。
続編はどのような物語だったのか、そして一部で「ひどい」とも評された理由や、「打ち切り説」が囁かれた背景には何があったのか。第1シリーズとの比較も交えながら、続編について詳しく解説します。
本章の内容は以下の通りです。
- 「ボイスII」の放送情報と概要
- 「ボイスII」の評価：「ひどい」と言われる理由とは？
- 「ボイスII」で打ち切り説が出た背景
「ボイスII」の放送情報と概要
「ボイスII 110 緊急指令室」は、2021年7月10日から9月25日まで、第1シリーズと同じく日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送されました。主演も引き続き唐沢寿明さんが務め、真木よう子さん、増田貴久さんら主要キャストも続投しました。
物語は、第1シリーズの事件から時を経て、樋口彰吾が息子・大樹の治療のため一時現場を離れていたところから始まります。ECUに復帰した樋口と橘ひかりたちの前に、新たな凶悪犯、通称「白塗りの男」が現れます。「白塗りの男」は、警察への強い憎悪を抱き、樋口やECUメンバーを翻弄。さらに残忍な手口で次々と事件を引き起こします。
第1シリーズ同様、タイムリミットサスペンスとしての緊張感はそのままに、よりスケールアップした事件と、登場人物たちの過去や内面に深く迫るストーリーが展開されました。新たなECUメンバーも加わり、チームとしての変化も描かれています。
「ボイスII」の評価：「ひどい」と言われる理由とは？
待望の続編として高い期待を集めた「ボイスII」でしたが、放送が進むにつれて、インターネット上などを中心に「内容がひどい」「期待外れ」といった厳しい評価も散見されるようになりました。その理由としては、いくつかの点が考えられます。
一つは、ストーリー展開や設定に対する不満です。特に、物語の鍵を握る「白塗りの男」の正体や動機、そして事件の結末について、「ご都合主義的だ」「リアリティがない」と感じた視聴者がいたようです。また、一部の登場人物の行動や運命についても、賛否が分かれる部分がありました。特に、人気キャラクターであった石川透（演：増田貴久）の衝撃的な展開は、多くのファンにショックを与え、議論を呼びました。
もう一つは、第1シリーズと比較しての評価です。第1シリーズが非常に高く評価されていたため、続編に対する期待値が上がりすぎていた側面もあるかもしれません。その期待に応えられなかったと感じた視聴者が、厳しい評価を下した可能性も考えられます。
ただし、これらの評価はあくまで一部の意見であり、「面白かった」「最後までハラハラした」といった肯定的な感想も多く存在します。ドラマの評価は個人の感じ方によって大きく異なるため、一概に「ひどい」と断定することはできません。
「ボイスII」で打ち切り説が出た背景
「ボイスII」の放送中や放送後、一部で「打ち切りになったのでは？」という噂が流れました。しかし、これも第1シリーズの「放送中止」の噂と同様、事実に反します。「ボイスII」も全10話が予定通り放送され、完結しています。
では、なぜ「打ち切り説」が出たのでしょうか。主な理由としては、前述した一部の視聴者からの厳しい評価が挙げられます。「内容がひどい」といったネガティブな意見が広まる中で、「これだけ評判が悪ければ打ち切りになるだろう」という憶測や、「人気がなくなったから打ち切られたんだ」という誤った解釈が生まれた可能性があります。
また、視聴率の変動も一因かもしれません。高視聴率で始まったものの、中盤以降の視聴率が期待ほど伸び悩んだ、あるいは変動があった場合、それを「人気が落ちた＝打ち切り」と結びつける見方があったのかもしれません。
しかし、実際には、制作側が当初予定していたストーリーを最後まで描き切り、全10話で完結しました。続編の制作やシリーズの継続については様々な要因が絡むため、視聴者の評価や一時的な視聴率だけで判断されるものではありません。「ボイスII」の打ち切り説も、根拠のないデマであったと言えます。
「ボイス 110 緊急指令室」に関するよくある質問
「ボイス 110 緊急指令室」について、放送中止の噂以外にも様々な疑問が寄せられます。ここでは、視聴者からよく聞かれる質問とその回答をまとめました。ドラマをより深く楽しむための参考にしてください。
Q. ボイス 110 緊急指令室は全何話ですか？
「ボイス 110 緊急指令室」（第1シリーズ）は、全10話です。2019年7月13日に第1話が放送され、途中、24時間テレビ放送による1回の休止を挟み、2019年9月21日に最終話（第10話）が放送されました。 続編の「ボイスII 110 緊急指令室」も同様に全10話で、2021年7月10日から9月25日まで放送されました。
Q. ボイス 110 緊急指令室の犯人役は誰ですか？
第1シリーズで、主人公・樋口彰吾の妻を殺害し、物語全体の黒幕として登場する真犯人（本郷雫）役を演じたのは、俳優の伊勢谷友介さんです。彼は、表向きは成功した経営者でありながら、裏では猟奇的な殺人を楽しむ冷酷な人物を怪演し、強烈な印象を残しました。 また、各話で発生する事件の犯人役として、前述の般若さんや森永悠希さんなど、様々なゲスト俳優が出演しています。
Q. ボイス 110 緊急指令室の再放送はありますか？
地上波での定期的な再放送の予定は、現時点（2025年3月）では発表されていません。しかし、人気ドラマであったため、今後、年末年始や特定の時期に再放送される可能性はあります。また、地方局やCS放送などで再放送されることも考えられます。 最新の放送情報については、日本テレビの公式サイトや、お住まいの地域のテレビ局の番組表などを随時ご確認ください。確実に視聴したい場合は、後述する動画配信サービスの利用がおすすめです。
Q. ボイス 110 緊急指令室はどこで見られますか？（動画配信サービスなど）
「ボイス 110 緊急指令室」および続編の「ボイスII 110 緊急指令室」は、動画配信サービスHulu（フールー）で全話見放題配信されています（2025年3月現在）。Huluは日本テレビ系の動画配信サービスであり、「ボイス」シリーズのスピンオフドラマなども独占配信されています。 その他の動画配信サービスでの配信状況は変動する可能性があるため、各サービスの公式サイトでご確認ください。TVer（ティーバー）では、期間限定で見逃し配信が行われることがありますが、全話をいつでも視聴できるわけではありません。
Q. ボイス2の石川透はどうなりましたか？
続編「ボイスII 110 緊急指令室」において、増田貴久さん演じる人気キャラクター石川透は、残念ながら殉職という形で物語から退場しました。彼は、潜入捜査中に「白塗りの男」の罠にかかり、命を落としてしまいます。 この衝撃的な展開は多くのファンに悲しみと驚きを与え、SNSなどでも大きな話題となりました。彼の死は、続編のストーリーにおいて重要な要素の一つとなっています。
まとめ
本記事では、ドラマ「ボイス 110 緊急指令室」の放送中止の噂とその真相、ドラマの概要や魅力、続編情報、そしてよくある質問について解説しました。
以下に、記事全体の要点を箇条書きでまとめます。
- 「ボイス 110 緊急指令室」は放送中止になっていない。
- 放送中止の噂はデマであり、全10話が放送された。
- 噂の原因は特番による「放送休止」との混同が考えられる。
- 続編「ボイスII」の情報との混同も噂の原因の一つ。
- 過激な描写に対する憶測も噂に繋がった可能性がある。
- ドラマは日テレ系で2019年7月期に放送された。
- 主演は唐沢寿明、共演は真木よう子、増田貴久など。
- ECUを舞台にしたタイムリミットサスペンス。
- 原作は韓国の人気ドラマ「ボイス〜112の奇跡〜」。
- スリリングな展開と緊迫感が最大の魅力。
- 唐沢寿明と真木よう子の強力タッグが見どころ。
- 豪華なゲストキャスト陣もドラマを盛り上げた。
- 続編「ボイスII」は2021年7月期に放送された。
- 「ボイスII」の評価は賛否両論あったが打ち切りではない。
- 視聴はHuluなどの動画配信サービスがおすすめ。