雅楽師として国内外で活躍する東儀秀樹さん。「今、何をしているのだろう？」と彼の現在の活動に興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。1300年続く雅楽の家系に生まれながらも、伝統に安住せず、常に新しい音楽表現を追求し続ける東儀秀樹さんの魅力は尽きることがありません。本記事では、東儀秀樹さんの最新の音楽活動からメディア出演、さらにはご家族との活動まで、彼の「現在」を深掘りしてご紹介します。雅楽の奥深さと現代音楽が融合した、唯一無二の東儀ワールドを一緒に探求していきましょう。
東儀秀樹さんの最新音楽活動とアルバム情報
雅楽師として多岐にわたる活動を展開している東儀秀樹さんは、現在も精力的に音楽制作やライブ活動を行っています。彼の音楽は、伝統的な雅楽の枠を超え、ロックやジャズ、クラシックなど様々なジャンルを取り入れた独自のスタイルが特徴です。特に、篳篥（ひちりき）をはじめとする雅楽器と現代楽器を融合させたサウンドは、多くのファンを魅了しています。
直近のアルバムとしては、2023年3月29日に約3年ぶりとなる待望のニューアルバム『NEO TOGISM』をリリースしました。 このアルバムは「プログレッシブ雅楽」をテーマに掲げ、新曲から伝統的な雅楽の名曲まで、様々な楽器で自在にアレンジされた壮大かつ金字塔的な作品となっています。 息子である東儀典親さんもギタリストとして参加しており、親子共演も実現しています。 また、和楽器バンドの神永大輔さんや四人囃子の岡井大ニさんなど、豪華ゲストミュージシャンも参加し、アルバムに彩りを添えています。 『NEO TOGISM』は、東儀秀樹さんの新たな可能性を広げ続ける意欲作として、大きな注目を集めました。
過去には、映画音楽を収録したアルバム『ヒチリキ・シネマ』（2018年）や、QUEENのカバー曲なども収録した『ヒチリキ・ラプソディ』（2019年）など、幅広いジャンルの楽曲を雅楽の音色で表現してきました。 これらのアルバムは、雅楽の魅力を現代に伝えるだけでなく、新たなリスナー層を開拓する上でも重要な役割を果たしています。東儀秀樹さんの音楽は、常に進化し続け、聴く人に驚きと感動を与え続けているのです。
東儀秀樹さんのコンサート・ライブ情報
東儀秀樹さんは、アルバム制作だけでなく、国内外で精力的にコンサートやライブ活動を行っています。彼のコンサートは、雅楽の荘厳さと現代音楽の躍動感が融合した、唯一無二のステージが魅力です。
2025年も、全国各地で様々な形式のコンサートが予定されています。例えば、2025年10月18日にはイオンモール土岐で「雅楽師東儀秀樹コンサート」が開催される予定です。 また、2025年10月31日には三嶋大社酉祭奉納として東儀秀樹演奏会が開催され、こちらは無料で観覧できる機会となっています。 さらに、2025年11月には鹿児島県や宮崎県でのコンサートも予定されており、多くのファンがその演奏を楽しみにしています。
また、息子である東儀典親さんとの親子共演も、東儀秀樹さんのコンサートの大きな見どころの一つです。 2025年11月30日には、横浜市緑区民文化センターみどりアートパークで「東儀秀樹 ミニトーク＆ライブ with 東儀典親」が開催される予定です。 親子ならではの息の合った演奏と、雅楽とロックが融合した新しいサウンドは、観客に深い感動を与えています。 東儀秀樹さんのコンサート情報は、公式ウェブサイトやチケット販売サイト（イープラス、チケットぴあなど）で随時更新されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
東儀秀樹さんのメディア出演と執筆活動
東儀秀樹さんは、その音楽活動だけでなく、テレビやラジオなどのメディアにも多数出演し、雅楽の魅力を広く伝えています。バラエティ番組にも登場し、雅楽師としての顔とは異なる親しみやすい人柄で若者からの注目も集めています。
これまでの主なテレビ出演としては、日本テレビの「ヒルナンデス！」、「有吉ゼミ」、「踊るさんま御殿！」、フジテレビの「千鳥のクセがスゴいネタGP」、NHK BSの「美の壺」、Eテレの「旅するためのイタリア語」など、多岐にわたります。 雅楽の紹介はもちろんのこと、自身のライフスタイルや趣味についても語る機会が多く、視聴者に新鮮な驚きを与えています。
また、執筆活動にも力を入れており、これまでに数多くの著書を出版しています。代表的なものとしては、『雅楽：僕の好奇心』、『すべてを否定しない生き方』、『東儀家の子育て 才能があふれ出す35の理由』などがあります。 これらの書籍では、雅楽の歴史や精神性、自身の音楽哲学、そして子育てに対する考え方など、東儀秀樹さんの多面的な魅力が語られています。特に『東儀家の子育て』は、子育て世代の親たちから大きな反響を呼びました。 絵本の挿絵を担当するなど、絵の才能も発揮しており、その芸術性の高さは多方面で評価されています。 2025年10月には、WEB新聞「THE NIKKEI MAGAZINE」にインタビュー記事が掲載されるなど、常に新しい情報発信を続けています。
雅楽の継承者としての東儀秀樹さんの役割と挑戦
東儀秀樹さんは、奈良時代から1300年続く雅楽の家系「東儀家」の出身であり、その伝統を現代に伝える重要な役割を担っています。 宮内庁楽部での楽師としての経験を経て、1996年にソロデビューを果たして以来、彼は雅楽の伝統を守りつつも、常に新しい表現方法を模索してきました。
彼の最大の挑戦の一つは、雅楽器と現代楽器を融合させることで、雅楽をより多くの人々に親しみやすいものにしたことです。 篳篥（ひちりき）や笙（しょう）、龍笛（りゅうてき）といった伝統楽器の持つ独特の音色を活かしつつ、ピアノやシンセサイザー、ギターなどと組み合わせることで、「現代雅楽」という新たなジャンルを確立しました。 この取り組みにより、雅楽はクラシック音楽ファンだけでなく、ロックやポップスを好む若い世代にも受け入れられるようになりました。
また、彼は雅楽の演奏だけでなく、その歴史や哲学を伝える講演活動にも力を入れています。 皇學館大學の特別招聘教授や、國學院大學、名古屋音楽大学、相愛大学の客員教授を務めるなど、教育の場でも雅楽の普及に貢献しています。 2024年度には文化庁長官特別表彰を受け、日本の芸術文化の振興に多大な貢献をしていることが評価されました。 東儀秀樹さんの活動は、単なる音楽活動に留まらず、日本の伝統文化を未来へと繋ぐための重要な架け橋となっているのです。
東儀秀樹さんのご家族との活動とプライベート
東儀秀樹さんは、音楽活動だけでなく、ご家族との時間も大切にされています。特に、長男である東儀典親（とうぎ のりちか）さんとの共演は、彼の活動の大きな柱の一つとなっています。
典親さんは、通称「ちっち」として知られ、父親と同じく雅楽師として活動する傍ら、ロックバンド「GRASSHOPPPER」のギターボーカルとしても活躍するマルチミュージシャンです。 笙、ギター、ベース、ドラム、ピアノなど様々な楽器を奏で、70年代ロックをルーツに持つ独自の音楽スタイルを確立しています。 東儀秀樹さんは、典親さんが幼い頃からロックに興味を持っていたことに触れ、「息子は雅楽をやるロッカーを目指している」と語るなど、息子の個性を尊重し、その成長を温かく見守っています。 親子でのコンサートやアルバムへの参加は、世代を超えた音楽の融合として、多くのファンに感動を与えています。
プライベートでは、東儀秀樹さんは7歳年下の一般女性と結婚されており、現在の奥様と円満な結婚生活を送っていると報じられています。 奥様は元宝塚の男役・貴月あゆむさんの姉であることが知られていますが、ご自身は専業主婦として家庭を支えているようです。 東儀秀樹さんは、「イクメン」としても知られており、息子さんのために手作りのプレゼントやおもちゃを作るなど、その愛情深い子育てぶりが話題になったこともあります。 また、乗馬、クレー射撃、バイク、クラシックカーレース参戦、ダイビング、陶芸、ギター、世界の民族楽器の収集、イラスト、写真、マジックなど、非常に幅広い趣味を持つ趣味人としても知られています。 これらの多岐にわたる活動や趣味が、彼の音楽性や人間性に深みを与えていると言えるでしょう。
よくある質問
- 東儀秀樹さんの息子さんは今何をしているのですか？
- 東儀秀樹さんの奥様はどんな方ですか？
- 東儀秀樹さんのコンサートはどこで観られますか？
- 東儀秀樹さんはテレビにどれくらい出演していますか？
- 東儀秀樹さんの雅楽とはどのようなものですか？
- 東儀秀樹さんのプロフィールを教えてください。
東儀秀樹さんの息子さんは今何をしているのですか？
東儀秀樹さんの長男である東儀典親（とうぎ のりちか）さんは、通称「ちっち」として知られ、現在も精力的に音楽活動を行っています。彼は雅楽師として父親と共に活動する傍ら、自身のロックバンド「GRASSHOPPPER」でギターボーカルを務めるなど、マルチな才能を発揮しています。 笙、ギター、ベース、ドラム、ピアノなど様々な楽器を演奏し、70年代ロックをルーツとした独自のポップ・ロックを追求しています。 テレビ番組にも多数出演し、Z世代の旗手として注目を集めています。
東儀秀樹さんの奥様はどんな方ですか？
東儀秀樹さんの奥様は、7歳年下の一般女性です。 詳細は公表されていませんが、元宝塚の男役である貴月あゆむさんの姉であることが知られています。 奥様ご自身は宝塚出身ではなく、専業主婦として東儀秀樹さんを支えているようです。 東儀秀樹さんは奥様を深く信頼し、愛していると語っており、円満な家庭を築いています。
東儀秀樹さんのコンサートはどこで観られますか？
東儀秀樹さんのコンサートは、全国各地で開催されています。公式ウェブサイトの「Concert」ページで最新のスケジュールを確認できます。 また、イープラスやチケットぴあなどの主要なチケット販売サイトでも情報が掲載されています。 2025年も、イオンモール土岐や三嶋大社、鹿児島県、宮崎県などでコンサートが予定されており、息子である東儀典親さんとの共演もあります。
東儀秀樹さんはテレビにどれくらい出演していますか？
東儀秀樹さんは、雅楽師としての活動の傍ら、テレビ番組にも多数出演しています。日本テレビの「ヒルナンデス！」、「有吉ゼミ」、「踊るさんま御殿！」、フジテレビの「千鳥のクセがスゴいネタGP」、NHK BSの「美の壺」、Eテレの「旅するためのイタリア語」など、バラエティから教養番組まで幅広いジャンルでその姿を見ることができます。 親しみやすいキャラクターで、雅楽の魅力を一般に広める役割も果たしています。
東儀秀樹さんの雅楽とはどのようなものですか？
東儀秀樹さんの雅楽は、奈良時代から1300年続く伝統的な雅楽を基盤としつつ、ロック、ジャズ、クラシックなど様々なジャンルの音楽要素を取り入れた独自の「現代雅楽」です。 篳篥（ひちりき）や笙（しょう）、龍笛（りゅうてき）といった雅楽器の持つ神秘的な音色と、ピアノやシンセサイザー、ギターなどの現代楽器を融合させることで、伝統と革新が共存する新しい音楽世界を創造しています。 彼の音楽は、雅楽の持つ奥深さを現代に伝えながら、新たなリスナー層を開拓し続けています。
東儀秀樹さんのプロフィールを教えてください。
東儀秀樹さんは1959年東京生まれの雅楽師、作曲家、俳優です。 奈良時代から1300年間雅楽を世襲してきた東儀家の出身で、幼少期を海外で過ごし、多様な音楽に触れて育ちました。 高校卒業後、宮内庁楽部に入り、篳篥を主に琵琶、太鼓類、歌、舞、チェロなどを担当。 1996年にアルバム「東儀秀樹」でデビューし、雅楽器と現代楽器を融合させた独自の音楽で脚光を浴びました。 日本レコード大賞企画賞やゴールドディスク大賞など受賞歴多数。 皇學館大學特別招聘教授なども務め、日本の伝統文化の普及にも貢献しています。
まとめ
- 東儀秀樹さんは現在も精力的に音楽活動を展開中。
- 2023年にはプログレッシブ雅楽をテーマにしたアルバム『NEO TOGISM』をリリース。
- 全国各地でコンサートやライブ活動を活発に行っている。
- 息子である東儀典親さんとの親子共演も多数実現。
- テレビやラジオなどのメディアにも多数出演し、雅楽の魅力を発信。
- 『すべてを否定しない生き方』など、著書も多数出版している。
- 1300年続く雅楽の伝統を継承しつつ、新しい音楽表現に挑戦。
- 雅楽器と現代楽器を融合させた「現代雅楽」を確立。
- 2024年度には文化庁長官特別表彰を受賞。
- 奥様は7歳年下の一般女性で、元宝塚の貴月あゆむさんの姉。
- 「イクメン」としても知られ、家族との時間を大切にしている。
- 乗馬、バイク、陶芸など多岐にわたる趣味を持つ趣味人。
- 東儀典親さんはロックバンド「GRASSHOPPPER」のギターボーカル。
- 雅楽の普及と教育にも力を入れている。
- 常に進化し続ける東儀秀樹さんの活動から目が離せない。
