横浜市栄区にひっそりと佇む「田谷の洞窟」は、真言密教の修行場として長い歴史を持つ神秘的な場所です。ろうそくの灯りを頼りに進む洞窟内は、日常を忘れさせるような特別な体験ができます。しかし、初めて訪れる方にとって、どのようにアクセスすれば良いのか迷うこともあるでしょう。本記事では、田谷の洞窟への電車、バス、車それぞれのアクセス方法を詳しく解説します。
また、駐車場情報や周辺の見どころ、訪れる際のコツまで、あなたの旅をより充実させるための情報をお届けします。
田谷の洞窟とは?歴史と見どころを簡単に紹介

田谷の洞窟は、正式名称を「田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)」と言い、真言宗大覚寺派の定泉寺の境内にあります。鎌倉時代から江戸時代にかけて掘り進められたとされ、全長約570mにも及ぶ三層構造の人工洞窟です。洞窟内には、弘法大師や両界曼荼羅諸尊、十八羅漢など数百体の仏像や浮彫レリーフが壁面や天井に刻まれており、その精巧さに驚かされることでしょう。
四国八十八箇所などの写し霊場としても知られ、この洞窟を巡ることで全国の霊場を巡礼したのと同じご利益が得られるとされています。
洞窟内は年間を通して約15℃とひんやりしており、夏は涼しく冬は暖かく感じられます。 受付で渡されるろうそくの灯りを頼りに進むため、まるで探検家になったかのような気分を味わえます。 洞窟の歴史は古く、古墳時代の横穴墓や住居跡が起源とも伝えられており、鎌倉時代の武将・朝比奈義秀が落ち延びた伝説も残されています。
田谷の洞窟の基本情報(拝観時間・料金など)
田谷の洞窟を訪れる前に、以下の基本情報を確認しておきましょう。これらの情報を事前に把握しておくことで、スムーズな拝観につながります。
- 所在地: 神奈川県横浜市栄区田谷町1501 定泉寺境内
- 拝観時間: 午前9時~午後4時30分(受付終了は午後4時)
- 休業日: 年中無休(ただし、豪雨・地震災害等、参拝者に危険が及ぶと判断した日は閉洞)
- 拝観志納料: 大人400円、中高生200円、小学生100円(保護者同伴のみ受付)
- 電話番号: 045-851-2392(定泉寺受付)
田谷の洞窟へのアクセス方法を徹底解説!

田谷の洞窟へのアクセスは、公共交通機関と車のどちらでも可能です。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。特に公共交通機関を利用する場合、最寄りの駅からバスを利用するのが一般的です。
電車とバスを利用したアクセス方法
電車とバスを組み合わせる方法は、運転の心配なく気軽に訪れたい方におすすめです。主要駅からのアクセスも比較的良好です。
JR大船駅からのアクセス
田谷の洞窟への公共交通機関でのアクセスは、JR大船駅が起点となります。大船駅は東海道本線、横須賀線、根岸線などが乗り入れており、都心からのアクセスも便利です。大船駅西口(観音側)のバスターミナルから、神奈中バス「戸塚バスセンター行」に乗車します。
バスの乗車時間は約15分で、「洞窟前」バス停で下車してください。 バス停からは定泉寺が目の前に見え、徒歩すぐで到着します。 大船駅から徒歩で向かうことも可能ですが、約30分ほどかかり、見どころの少ない住宅街を通るため、バスの利用がおすすめです。
バス停からの道のり
「洞窟前」バス停で降りると、すぐに定泉寺の大きな看板が見えます。 バス停から定泉寺の入り口までは徒歩1分程度と非常に近く、迷う心配はほとんどありません。 門をくぐると本堂があり、その脇に洞窟の受付がありますので、そこで拝観料を納めてろうそくを受け取りましょう。
車を利用したアクセス方法と駐車場情報
車でのアクセスは、荷物が多い場合や、周辺観光も合わせて楽しみたい場合に便利です。ただし、駐車場の数には限りがあるため、特に休日などは早めの到着を心がけましょう。
周辺の駐車場情報
田谷の洞窟には専用の駐車場はありませんが、定泉寺の向かい側に民間の有料駐車場「陶郷・日昭住販有料駐車場」があります。 この駐車場は1時間500円で、約30台駐車可能です。 駐車料金は、定泉寺本堂脇の田谷の洞窟受付で支払うシステムになっています。
また、周辺には「akippa」や「タイムズのB」などの予約制駐車場や、コインパーキングもいくつか存在します。 これらの駐車場は、事前に予約しておくことで、当日の駐車スペース確保の心配を減らせるでしょう。特に休日は混雑が予想されるため、予約制駐車場の利用も検討してみてください。
各方面からの所要時間目安
田谷の洞窟への所要時間は、出発地によって異なります。以下に主要な場所からの目安を示します。
- JR大船駅からバス: 約15分(バス乗車時間)
- 横浜新道上矢部ICから車: 約15分(国道1号経由7km)
- JR大船駅から徒歩: 約30分
これらの時間はあくまで目安であり、交通状況や時間帯によって変動する可能性があります。特に休日は道路が混雑することもあるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
田谷の洞窟を訪れる際のコツと注意点
田谷の洞窟をより快適に、そして安全に楽しむためのコツと注意点があります。これらを参考に、思い出に残る体験をしてください。
洞窟内の見学コツ
洞窟内はろうそくの灯りが頼りとなるため、足元に注意しながらゆっくりと進むことが大切です。 洞窟の天井が低い場所や、中腰で進む必要がある場所もありますので、動きやすい服装と靴で訪れるのがおすすめです。 洞窟内は撮影禁止となっているため、心ゆくまでその神秘的な空間を五感で感じ取りましょう。
また、洞窟内は静寂に包まれているため、大きな声で話すのは控え、他の参拝者の迷惑にならないように配慮しましょう。洞窟内には水滴が落ちる場所もあり、足元が滑りやすくなっている可能性もあります。焦らず、一歩一歩慎重に進むことが、安全に洞窟を楽しむためのコツです。
混雑を避けるためのコツ
田谷の洞窟は、特に休日や行楽シーズンには多くの人で賑わうことがあります。混雑を避けてゆっくりと見学したい場合は、平日の午前中や、開館直後の時間帯を狙って訪れるのがおすすめです。また、雨の日などは比較的来訪者が少ない傾向にあります。
洞窟内の所要時間は20分から30分程度とされていますが、じっくりと見学したい場合はもう少し時間を確保しておくと良いでしょう。 混雑時でも、ろうそくの灯りを手に静かに進むことで、洞窟本来の神秘的な雰囲気を味わうことができます。
田谷の洞窟周辺のおすすめ観光スポット

田谷の洞窟を訪れた後は、周辺の観光スポットにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。歴史的な場所や自然豊かな公園など、魅力的な場所が点在しています。
田谷の洞窟と合わせて訪れたい場所
- 大船観音寺: JR大船駅のすぐ近くに位置する、巨大な白い観音像が特徴的な寺院です。 胎内に入ることもでき、展望台からの眺めも楽しめます。田谷の洞窟と合わせて、大船エリアのパワースポット巡りをするのも良いでしょう。
- 神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ): 大船駅からアクセスしやすい場所にあり、世界の文化や国際協力について学べる施設です。子供から大人まで楽しめる展示やイベントが開催されています。
- 鎌倉市街: 大船駅から電車で数駅の場所にある鎌倉は、鶴岡八幡宮や長谷寺など、歴史的な寺社仏閣や美しい自然が魅力です。田谷の洞窟とは異なる雰囲気の観光を楽しめます。
これらのスポットを組み合わせることで、一日を通して充実した観光プランを立てることができます。特に大船観音寺は田谷の洞窟と同じく大船駅を拠点にできるため、効率的に巡ることが可能です。
よくある質問

田谷の洞窟は予約なしで入れますか?
はい、田谷の洞窟は予約なしで拝観できます。受付で拝観料を納めれば、ろうそくを受け取って洞窟に入ることができます。
田谷の洞窟の所要時間はどのくらいですか?
洞窟内の見学にかかる所要時間は、一般的に20分から30分程度とされています。 じっくりと見学したい場合は、もう少し時間を確保しておくと良いでしょう。
田谷の洞窟は怖いですか?
洞窟内はろうそくの灯りのみで進むため薄暗く、静寂に包まれています。そのため、人によっては少し怖いと感じるかもしれません。しかし、整備されており、多くの仏像が彫られている神秘的な空間です。閉所恐怖症や暗所恐怖症の方は注意が必要ですが、冒険気分を味わえる場所でもあります。
田谷の洞窟は撮影禁止ですか?
はい、田谷の洞窟内は撮影禁止です。 洞窟の神秘的な雰囲気を守るため、また文化財保護のためにも、ルールを守って拝観しましょう。
田谷の洞窟の駐車場は無料ですか?
いいえ、田谷の洞窟に隣接する駐車場は有料です。定泉寺向かいの「陶郷・日昭住販有料駐車場」が利用でき、1時間500円です。 駐車料金は洞窟受付で支払います。
まとめ
- 田谷の洞窟は横浜市栄区にある真言密教の修行窟です。
- 正式名称は「田谷山瑜伽洞」で、定泉寺の境内に位置します。
- 洞窟内には数百体の仏像やレリーフが刻まれています。
- ろうそくの灯りを頼りに進む神秘的な体験ができます。
- 拝観時間は午前9時から午後4時30分まで(受付は午後4時まで)です。
- 拝観料は大人400円、中高生200円、小学生100円です。
- 年中無休ですが、災害時は閉洞することがあります。
- 公共交通機関ではJR大船駅からバス「戸塚バスセンター行」で「洞窟前」下車が便利です。
- バス停からは徒歩すぐで到着します。
- 車でのアクセスの場合、定泉寺向かいに有料駐車場があります。
- 駐車場は「陶郷・日昭住販有料駐車場」で1時間500円です。
- 洞窟内の所要時間は20分から30分程度が目安です。
- 洞窟内は薄暗く、足元に注意してゆっくり進むのがコツです。
- 洞窟内は撮影禁止となっています。
- 混雑を避けるには平日の午前中がおすすめです。
- 周辺には大船観音寺やあーすぷらざなどの観光スポットがあります。
