「セルフでジェルネイルを始めてみたいけど、何を揃えたらいいか分からない…」「できるだけ費用を抑えたいな…」そんな風に思っていませんか?キラキラつやつやのジェルネイルは、見ているだけで気分が上がりますよね。でも、道具を全部揃えるとなると、お金がかかりそうでハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
実は今、100円ショップのセリアで、ジェルネイルに必要なアイテムがほとんど揃ってしまうんです!本記事では、セリアのアイテムだけでジェルネイルを始めるために必要なものから、基本的なやり方、さらにはワンランク上の仕上がりを目指す便利グッズまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。この記事を読めば、あなたも今日からセルフネイラーの仲間入りです!
【結論】セリアのジェルネイルはこれだけ揃えれば始められる!必須アイテムリスト

「まず何を買えばいいの?」という疑問に、ずばりお答えします!セリアでジェルネイルを始めるために、最低限必要なものは以下の通りです。これさえあれば、基本的なワンカラージェルネイルが楽しめますよ。
本章では、以下の内容について解説していきます。
- UV/LEDライト
- ベース&トップコート
- カラージェル
- ジェルネイル用ブラシ
- プレパレーション(下準備)用品
UV/LEDライト
ジェルネイルを硬化させるために絶対に欠かせないのが、このUV/LEDライトです。セリアでは、コンパクトなハンディタイプや、スタンド式のものが販売されています。以前は300円や500円商品が主流でしたが、最近では110円(税込)のLEDネイルライトも登場しており、驚きの価格で手に入ります。 初心者の方は、まずはこちらから試してみるのがおすすめです。スタンド式の方が両手が使えて便利ですが、ハンディタイプでも十分に硬化可能です。
ベース&トップコート
セリアのジェルネイルには、ベースコートとトップコートが一体になった「ベース&トップコート」があります。 これ1本で下地と仕上げの両方ができるので、とても経済的です。ベースコートは自爪を保護し、ジェルの密着を高める役割があります。トップコートは、カラーを保護し、ツヤを出して美しい仕上がりを長持ちさせるために必要です。中には、最後の拭き取りが不要な「ノンワイプトップコート」もあり、手間を省きたい方におすすめです。
カラージェル
主役となるカラージェル。セリアの魅力は、なんといってもその豊富なカラーバリエーションです。 定番のピンクやベージュ系はもちろん、トレンドのくすみカラーや、ラメ・パール入りのキラキラ系、個性的なマグネットネイルまで、見ているだけでワクワクするようなカラーが揃っています。 まずは自分の好きな色や、肌なじみの良い色を1〜2色選んでみましょう。セリアのジェルはマニキュアのようなボトルタイプで、ハケが内蔵されているため、初心者でも塗りやすいのが特徴です。
ジェルネイル用ブラシ
セリアのジェルはハケ付きのボトルタイプなので、ワンカラーで塗るだけなら必ずしも必要ではありません。 しかし、細かい部分を塗ったり、色を混ぜたり、アートをしたりする場合には、別途ジェルネイル用のブラシがあると格段に作業しやすくなります。平筆や細筆など、いくつか種類があるので、やりたいデザインに合わせて揃えておくと良いでしょう。
プレパレーション(下準備)用品
ジェルネイルの持ちを良くするためには、塗る前の「プレパレーション(下準備)」が非常に重要です。このひと手間をかけるかどうかで、仕上がりの美しさと持ちが大きく変わってきます。
ファイル(爪やすり)
爪の長さや形を整えるために使います。セリアには、目の粗さが異なるファイルがセットになったものなど、種類が豊富にあります。 まずは、自爪の長さを整える「エメリーボード」と、ジェルの表面を削って密着を良くする(サンディング)ための「スポンジファイル」があると便利です。
ウッドスティック or プッシャー
甘皮を押し上げたり、はみ出したジェルを取り除いたりするのに使います。 ウッドスティックは使い捨てで衛生的、プッシャーは繰り返し使えて経済的です。 どちらもセリアで購入可能です。
エタノール or ジェルクリーナー
爪の表面の油分や水分、ダストを拭き取るために使用します。 これを怠ると、ジェルが弾かれたり、剥がれやすくなる原因になります。 消毒用のエタノールで代用可能で、ドラッグストアなどで手に入ります。セリアでも、ジェルクリーナーとして販売されている場合があります。
キッチンペーパー or ワイプ
エタノールを含ませて爪を拭いたり、未硬化ジェル(硬化後に残るベタベタ)を拭き取る際に使います。毛羽立ちにくいキッチンペーパーがおすすめです。ネイル専用のワイプもセリアで販売されています。
【ワンランクアップ】あると便利なセリアのネイルグッズ

必須アイテムだけでもジェルネイルは楽しめますが、「もっと可愛くしたい!」「もっときれいに仕上げたい!」という方は、以下のアイテムをプラスするのがおすすめです。仕上がりのクオリティが格段にアップしますよ。
この章では、以下のアイテムをご紹介します。
- ネイルパーツ(シール、ストーン、ラメなど)
- ネイルオイル
- ダストブラシ
- 硬化しない未硬化ジェルを拭き取るワイプ
ネイルパーツ(シール、ストーン、ラメなど)
セルフネイルの醍醐味といえば、自由なアートです。セリアには、貼るだけで本格的なアートが完成するネイルシールや、キラキラのストーン、ホログラム、ラメパウダーなど、デザインの幅を広げてくれるパーツが豊富に揃っています。 ワンカラーに飽きたら、ぜひ挑戦してみてください。ラメやホロは、ジェルの失敗をうまく隠してくれる効果もありますよ。
ネイルオイル
ジェルネイルを仕上げた後や、オフした後の乾燥しがちな爪と指先の保湿ケアに使うアイテムです。 爪の根元に塗って優しくマッサージすることで、ささくれを防ぎ、健康な爪の育成を助けます。ペンタイプやボトルタイプなど、使いやすい形状のものを選びましょう。セリアでもネイルオイルペンなどが販売されています。
ダストブラシ
プレパレーションで爪を削った際に出るダスト(削りカス)をきれいに払い落とすためのブラシです。 ダストが残っていると、ジェルの密着が悪くなり、仕上がりがデコボコになる原因になります。メイク用のフェイスブラシなどでも代用できますが、専用のダストブラシがあると便利です。
硬化しない未硬化ジェルを拭き取るワイプ
トップジェルを硬化した後、表面に残るベタベタとした「未硬化ジェル」。これを拭き取るために、ジェルクリーナー(またはエタノール)を染み込ませて使うのがワイプです。 コットンでも代用できますが、毛羽立ちにくい専用のワイプを使うと、繊維がネイル表面に残らず、つるんとした綺麗な仕上がりになります。セリアの「ノンワイプトップコート」を使えば、この拭き取り作業自体が不要になるので、さらに時短になります。
初心者でも簡単!セリアのアイテムを使ったジェルネイルのやり方

道具が揃ったら、いよいよ実践です!ここでは、セリアのアイテムを使った基本的なワンカラージェルネイルのやり方を、ステップごとに分かりやすく解説します。焦らず、ひとつひとつの工程を丁寧に行うことが、きれいに仕上げるコツです。
以下のステップで進めていきましょう。
- STEP1:プレパレーション(下準備)
- STEP2:ベースジェルを塗って硬化
- STEP3:カラージェルを塗って硬化(2度塗り推奨)
- STEP4:トップジェルを塗って硬化
- STEP5:未硬化ジェルの拭き取りと保湿
STEP1:プレパレーション(下準備)
まずは、ジェルネイルの持ちを良くするための下準備から始めます。 この工程が一番重要と言っても過言ではありません。
- 手を洗い、しっかり乾かす:まず、石鹸で手をきれいに洗い、爪の表面や周りの汚れを落とします。
- 爪の形を整える:ファイル(エメリーボード)を使って、爪の長さと形を整えます。ファイルを一定方向に動かすのが、二枚爪を防ぐポイントです。
- 甘皮処理:ぬるま湯で甘皮をふやかし、ウッドスティックやプッシャーで優しく押し上げます。 無理に押し上げすぎると、爪や皮膚を傷つける可能性があるので注意しましょう。
- サンディング:スポンジファイルで爪の表面を優しく削り、ツヤを消します。これにより、ジェルの密着度が高まります。削りすぎは爪を薄くする原因になるので、軽く傷をつける程度でOKです。
- 油分・水分の除去:エタノール(またはジェルクリーナー)を染み込ませたキッチンペーパーで、爪の表面とキワの油分や水分、ダストを丁寧に拭き取ります。
STEP2:ベースジェルを塗って硬化
下準備が終わったら、いよいよジェルを塗っていきます。まずは下地となるベースジェルからです。
セリアの「ベース&トップコート」を、爪の表面と先端(エッジ)に薄く均一に塗ります。皮膚や甘皮にはみ出してしまった場合は、硬化する前に必ずウッドスティックなどで取り除いてください。 はみ出したまま硬化すると、そこからジェルが浮いて剥がれやすくなる原因になります。塗り終わったら、LEDライトで約1分硬化させます。
STEP3:カラージェルを塗って硬化(2度塗り推奨)
ベースジェルが硬化したら、お好みのカラージェルを塗ります。ベースジェルと同様に、はみ出さないように丁寧に塗りましょう。
一度に厚く塗ろうとすると、硬化不良(中まで固まらない)や、シワが寄る原因になります。薄く塗って硬化、という作業を2回繰り返す(2度塗りする)ことで、ムラなくきれいに発色します。 1度目を塗り終えたらライトで硬化し、その後2度目を塗って再度硬化させます。硬化時間は各1分程度です。
STEP4:トップジェルを塗って硬化
カラーが硬化したら、仕上げのトップジェルを塗ります。ベース&トップコートを再度使用します。
カラーが剥がれないように、爪全体をコーティングするように塗りましょう。特に爪の先端(エッジ)は剥がれやすい部分なので、忘れずに塗るのが長持ちさせるコツです。少しぷっくりするように塗ると、サロンのようなツヤツヤの仕上がりになります。 塗り終わったら、ライトで1〜2分、少し長めに硬化させます。
STEP5:未硬化ジェルの拭き取りと保湿
最後に仕上げの工程です。トップジェルを硬化させた後、表面にベタつき(未硬化ジェル)が残っている場合は、エタノール(またはジェルクリーナー)を染み込ませたキッチンペーパーやワイプで優しく拭き取ります。 強くこすると曇りの原因になるので注意してください。 セリアの「ノンワイプトップコート」を使用した場合は、この拭き取りは不要です。
最後に、ネイルオイルを爪の根元に塗り、指先全体をマッサージするように保湿すれば、美しいセルフジェルネイルの完成です!
意外と知らない?ジェルネイルのオフに必要なものと手順

ジェルネイルはマニキュアのように除光液で簡単に落とすことはできません。専用のリムーバーを使って、正しくオフする必要があります。無理に剥がすと自爪を傷つけてしまうので、必ず手順を守りましょう。オフに必要なものも、ほとんどセリアで揃えることができます。
この章では、オフに必要なものと、その手順について解説します。
- オフに必要なもの
- オフの手順
オフに必要なもの
ジェルネイルをオフするために、以下のアイテムを準備しましょう。
- ジェルネイルリムーバー(アセトン入り):ジェルを溶かすための専用液です。セリアでも購入可能です。
- ファイル(粗めのもの):ジェルの表面を削るために使います。100〜150グリット程度の粗いものがおすすめです。
- コットン:リムーバーを染み込ませるために使います。
- アルミホイル:コットンを爪に固定するために使います。コットンがセットになった専用のホイルもセリアで販売されています。
- ウッドスティック or プッシャー:ふやけたジェルを取り除くために使います。
- ネイルオイル:オフ後の保湿に使います。
オフの手順
準備ができたら、以下の手順でオフを進めていきましょう。
- ジェルの表面を削る:まず、ファイルでトップジェルの表面を削ります。カラージェルが少し見えるくらいまで削ると、リムーバーが浸透しやすくなります。自爪まで削らないように注意してください。
- リムーバーを染み込ませて巻く:コットンにジェルネイルリムーバーをたっぷりと染み込ませ、爪の上に置きます。
- アルミホイルで指を包む:リムーバーが蒸発しないように、指先をアルミホイルでぴったりと包み、10〜15分ほど置きます。
- ジェルを取り除く:時間が経ったらアルミホイルとコットンを外し、ふやけて浮き上がったジェルをウッドスティックやプッシャーで優しく剥がします。 一度で取りきれない場合は、無理にこすらず、もう一度2と3の工程を繰り返してください。
- 保湿する:全てのジェルが取れたら、手を洗い、ネイルオイルやハンドクリームでしっかりと保湿ケアをしましょう。
セリアのジェルネイルに関するよくある質問

ここでは、セリアのジェルネイルに関して、初心者の方が疑問に思いがちな点をQ&A形式でまとめました。始める前の不安や疑問を解消しておきましょう。
セリアのジェルネイルはどこのコーナーにある?
セリアのジェルネイル関連商品は、主に化粧品やネイル用品がまとめられているコーナーにあります。 店舗のレイアウトによって異なりますが、マニキュアやネイルシール、つけ爪などが置かれている場所を探してみてください。人気商品のため、品切れになっているカラーも多いので、見つけたら早めに購入するのがおすすめです。
ライトもセリアで買える?
はい、セリアでLEDライトを購入できます。 以前は330円(税込)のスタンドタイプなどが主流でしたが、最近では110円(税込)のハンディタイプも登場し、さらに手軽に始められるようになりました。 まずは110円のライトから試してみて、本格的に続けたくなったら、よりワット数の高いライトを検討するのも良いでしょう。
持ちはどのくらい?長持ちさせるコツは?
セリアのジェルネイルの持ちは、塗る前の下準備や塗り方、日常生活での指先の使い方によって個人差がありますが、丁寧に施術すれば2〜3週間程度持つという声が多く聞かれます。 長持ちさせるコツは、以下の通りです。
- プレパレーションを丁寧に行う:特に甘皮処理と油分除去は重要です。
- 爪の先端(エッジ)までしっかり塗る:ベース、カラー、トップの各工程で先端まで塗ることで、先端からの剥がれを防ぎます。
- ジェルをはみ出させない:皮膚にはみ出したまま硬化させると、リフト(浮き)の原因になります。
- 水仕事の際はゴム手袋をする:長時間水に触れると、ジェルがふやけて剥がれやすくなります。
- 爪先を道具のように使わない:シールを剥がしたり、缶のプルタブを開けたりする際に爪先を使うのは避けましょう。
アレルギーが心配…注意点は?
ジェルネイルには、アレルギーを引き起こす可能性のある化学物質(HEMAなど)が含まれていることがあります。 セリアのジェルネイルを使用してアレルギーを発症したという報告も一部で見られます。 アレルギーを防ぐための注意点は以下の通りです。
- ジェルを皮膚に付けない:はみ出した場合は硬化前に必ず拭き取ってください。
- 換気を行う:ジェルネイルの施術中は、部屋の窓を開けるなどして十分に換気しましょう。
- 体調の良い時に行う:免疫力が落ちていると、アレルギー反応が出やすくなることがあります。
- 異常を感じたらすぐに使用を中止する:かゆみ、赤み、腫れなどの異常が現れた場合は、すぐにジェルをオフし、必要であれば皮膚科を受診してください。
最近では、アレルギーの原因となりうるHEMAが含まれていない「HEMAフリー」のベースジェルもセリアから発売されているので、心配な方はそちらを選ぶと良いでしょう。
ダイソーやキャンドゥのジェルネイルとの違いは?
同じ100円ショップのダイソーやキャンドゥでも、ジェルネイル用品が販売されています。 各社の主な違いは以下の通りです。
- セリア:カラーバリエーションが最も豊富で、くすみカラーやシアー系など、トレンドをおさえた絶妙な色味が多いのが特徴です。 テクスチャーはサラサラ系で、初心者でも塗りやすいと評判です。
- ダイソー:ベーシックなカラーに加え、TGC(東京ガールズコレクション)とのコラボカラーなど、話題性のある商品展開が魅力です。 ボトルが大きく、容量が多い傾向にあります。
- キャンドゥ:他社にはないユニークなカラーや、ペンシルタイプのジェルネイルなど、個性的なアイテムが見つかることがあります。 テクスチャーは比較的もったりとしており、ぷっくりとした仕上がりになりやすいです。
どのショップのジェルも110円(税込)なので、それぞれの店舗を覗いてみて、好みの色や使いやすいアイテムを探すのも楽しいですよ。
まとめ

- セリアではジェルネイルに必要な道具がほとんど揃う。
- 最低限必要なのはライト、ベース&トップ、カラージェル、下準備用品。
- ライトは110円(税込)から購入可能で非常に手軽。
- ベースとトップが1本になったジェルがあり経済的。
- カラーバリエーションは100均の中でも特に豊富。
- 持ちを良くするにはプレパレーション(下準備)が最重要。
- ファイルの使い分けで仕上がりが変わる。
- 甘皮処理と油分除去は丁寧に行うこと。
- ジェルは薄く2度塗りするのがキレイに仕上げるコツ。
- はみ出したジェルは硬化前に必ず拭き取ること。
- オフにはアセトン入りの専用リムーバーが必要。
- 無理に剥がさず、正しい手順でオフすることが大切。
- ネイルパーツを使えばデザインの幅が広がる。
- アレルギーのリスクもあるため、換気やパッチテストを推奨。
- ダイソーやキャンドゥとの違いを理解し、使い分けるのもおすすめ。