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鼻水によるかぶれに効く塗り薬は?【症状別】市販薬の選び方とヒリヒリさせない予防法

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鼻水によるかぶれに効く塗り薬は?【症状別】市販薬の選び方とヒリヒリさせない予防法
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花粉症や風邪の季節、止まらない鼻水で鼻の下がヒリヒリ、真っ赤に…。「ティッシュが触れるだけで痛い!」なんて経験、ありませんか?頻繁に鼻をかむことで起こるつらい肌荒れは、見た目も気になるし、何より痛くて憂鬱ですよね。本記事では、そんな鼻水によるかぶれに悩むあなたのために、症状に合わせた市販の塗り薬の選び方から、根本的な解決を目指すための予防法まで、詳しく解説していきます。自分に合ったケア方法を見つけて、つらい鼻の下のトラブルから解放されましょう。

目次

【症状レベル別】あなたの鼻水かぶれに合う塗り薬はこれ!市販薬の選び方

【症状レベル別】あなたの鼻水かぶれに合う塗り薬はこれ!市販薬の選び方

鼻水によるかぶれと一言でいっても、その症状はさまざまです。まずはご自身の鼻の下の状態をよく観察し、症状のレベルに合った塗り薬を選ぶことが改善への近道です。ここでは、症状のレベル別にどのような市販薬を選べばよいのかを具体的に解説します。

この章で紹介する主な塗り薬のタイプは以下の通りです。

  • 【予防・軽いヒリヒリ】まずは保護・保湿!ワセリン系塗り薬
  • 【赤み・かゆみ】炎症を抑える非ステロイド系塗り薬
  • 【強い炎症・じゅくじゅく】効果の高いステロイド系塗り薬
  • 市販薬を選ぶ際の注意点

【予防・軽いヒリヒリ】まずは保護・保湿!ワセリン系塗り薬

鼻のかみすぎで、なんとなく肌がカサカサする、少しヒリヒリするといった初期症状や、これからの肌荒れを予防したいという段階であれば、まずはワセリン系の塗り薬がおすすめです。ワセリンは皮膚の表面に油分の膜を作り、外部の刺激から肌を守ってくれる役割を果たします。 ティッシュによる摩擦や、鼻水が肌に直接触れるのを防ぐことで、かぶれの悪化を防ぎます。

また、肌内部の水分の蒸発を防ぐ効果も高いため、乾燥してしまった肌の保湿にも役立ちます。 特に、不純物が少なく精製度の高い「白色ワセリン」は、刺激が少なく赤ちゃんや敏感肌の人でも使いやすいのでおすすめです。 ただし、ワセリン自体に炎症を治す効果はないため、あくまで「保護」と「保湿」が目的であると理解しておきましょう。

代表的な市販薬としては、第一三共ヘルスケアの「プロペト ピュアベール」や健栄製薬の「ベビーワセリン」などがあります。

【赤み・かゆみ】炎症を抑える非ステロイド系塗り薬

鼻の下が赤みを帯びてきて、かゆみも出てきた…という場合は、軽い炎症が起きているサインです。この段階では、肌を保護するだけでなく、起きてしまった炎症を鎮める効果のある塗り薬が必要になります。

そこでおすすめなのが、非ステロイド系の抗炎症成分が配合された塗り薬です。ステロイドに比べて作用は穏やかですが、顔などのデリケートな部分にも比較的使いやすいのが特徴です。 ウフェナマートやグリチルレチン酸といった成分が、赤みやかゆみの原因である炎症に直接アプローチしてくれます。

資生堂薬品の「イハダ プリスクリードD」や小林製薬の「キュアレアa」などがこのタイプにあたります。 ヒリヒリとした痛みや赤みが気になり始めたら、早めにこうした薬に切り替えるのがポイントです。

【強い炎症・じゅくじゅく】効果の高いステロイド系塗り薬

赤みやかゆみが強く、皮膚がめくれてじゅくじゅくしてしまっているような重い症状の場合、非ステロイド系の薬ではなかなか改善しないことがあります。その場合は、より強力に炎症を抑えるステロイド系の塗り薬の使用を検討しましょう。

ステロイドは炎症を抑える作用が非常に強く、つらい症状を短期間で和らげる効果が期待できます。 市販薬にも強さのランクがあり、顔に使用する場合は「ウィーク」や「ミディアム」といった、作用が比較的弱いものを選ぶのが原則です。 田辺三菱製薬の「コートf MD軟膏」などがこれにあたります。

ただし、ステロイド薬は効果が高い分、長期間の使用や誤った使い方をすると副作用のリスクもあるため、5~6日使用しても改善しない場合は使用を中止し、皮膚科を受診してください。 また、化膿している場合は、抗生物質が配合されたタイプ(例:「フルコートf」など)が適していることもあります。

市販薬を選ぶ際の注意点

市販薬を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。まず、アレルギーやかぶれの経験がある方は、配合されている成分をよく確認しましょう。特に、初めて使う薬は、念のため腕の内側などで少量を試してから顔に使うと安心です。

また、薬の形状(軟膏、クリーム、ローション)も使い心地を左右します。一般的に、軟膏はワセリンが基剤で刺激が少なく、患部を保護する効果が高いのが特徴です。 クリームは伸びが良くべたつきが少ないですが、軟膏に比べて刺激を感じることもあります。ご自身の肌の状態や好みに合わせて選びましょう。

そして最も大切なことは、市販薬を1週間程度使用しても症状が改善しない、または悪化する場合には、自己判断を続けずに必ず皮膚科を受診することです。


なぜ?鼻水で鼻の下がかぶれてしまう2大原因

なぜ?鼻水で鼻の下がかぶれてしまう2大原因

つらい鼻のかぶれを繰り返さないためには、まずその原因を正しく知ることが大切です。鼻水で鼻の下がかぶれてしまう主な原因は、大きく分けて「物理的な摩擦」と「化学的な刺激」の2つが挙げられます。この2つの原因が重なることで、肌のバリア機能が低下し、炎症が引き起こされてしまうのです。

この章では、以下の2つの原因について詳しく解説します。

  • ティッシュによる「物理的な摩擦」
  • 鼻水そのものによる「化学的な刺激」

ティッシュによる「物理的な摩擦」

鼻水が出ると、私たちは無意識にティッシュで鼻をかみます。しかし、この「鼻をかむ」という行為が、肌にとっては大きな負担となります。一日に何度も、時には何十回もティッシュで肌をこすることで、皮膚の表面にある角質層が少しずつ剥がれ落ちてしまいます。

角質層は、外部の刺激から肌を守り、内部の水分が逃げないようにする「バリア機能」の役割を担っています。 このバリア機能が摩擦によって低下すると、肌は非常にデリケートで無防備な状態になります。 そこにさらに摩擦が加わることで、赤みやヒリヒリとした痛み、つまり「かぶれ」の症状が現れてしまうのです。 特に、乾いた硬いティッシュを使っていると、そのダメージはさらに大きくなります。

鼻水そのものによる「化学的な刺激」

もう一つの原因は、鼻水自体に含まれる成分による刺激です。鼻水には、塩分やアンモニア、そしてタンパク質を分解する酵素などが含まれています。 健康な肌であれば、バリア機能によってこれらの刺激から守られていますが、ティッシュによる摩擦でバリ機能が低下した肌にとっては、これらの成分が直接的な刺激となります。

特に、鼻をかんだ後に拭ききれなかった鼻水が肌に長時間付着していると、その刺激はじわじわと肌を傷つけ、炎症を悪化させる原因となります。 鼻水が止まらない状況では、常に肌が刺激にさらされ続けることになり、かぶれが治りにくくなってしまうのです。

このように、「ティッシュによる摩擦」で肌のバリアが壊され、そこに「鼻水の成分」が追い打ちをかけることで、つらい鼻の下のかぶれは引き起こされているのです。

塗り薬の効果を高める!正しい使い方と予防法

塗り薬の効果を高める!正しい使い方と予防法

せっかく自分に合った塗り薬を選んでも、使い方や日々のケアが間違っていては、十分な効果は得られません。ここでは、塗り薬の効果を最大限に引き出すための正しい使い方と、そもそも鼻水かぶれを繰り返さないための予防法について解説します。少しの工夫で、つらい症状を早く改善し、快適な毎日を取り戻しましょう。

この章で解説するポイントはこちらです。

  • 塗り薬を塗るベストタイミング
  • 正しい塗り方のコツ
  • 鼻のかみ方を変えるだけで変わる!肌荒れ予防法

塗り薬を塗るベストタイミング

塗り薬を塗る最も効果的なタイミングは、洗顔後などの肌が清潔な状態のときです。汚れや雑菌、古い薬などが残っている上から塗っても、薬の成分がうまく浸透しません。洗顔の際は、ゴシゴシこすらず、たっぷりの泡で優しく洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。 タオルで水分を拭き取るときも、押さえるように優しく行うのがポイントです。

また、日中であれば鼻をかんだ後、夜であれば就寝前に塗るのがおすすめです。 特に就寝前は、寝ている間に肌の修復が進むため、薬の効果を得やすいゴールデンタイムと言えます。鼻をかんだ後は、その都度こまめに塗り直すことで、肌を保護し続けることができます。

正しい塗り方のコツ

薬を塗るときは、まず手を清潔にしましょう。そして、薬を指先にとり、患部に「置く」ように優しくのせます。このとき、決して擦り込んだり、すり込んだりしないでください。 摩擦は症状を悪化させる大きな原因です。薬を優しくのせたら、指の腹でトントンと軽く叩き込むようにして、薄く均一に伸ばします。

特に、鼻のキワなどの細かい部分は、綿棒を使うと塗りやすいです。 たっぷり塗れば効くというものではないので、適量を守り、薄い膜を作るイメージで塗り広げましょう。

鼻のかみ方を変えるだけで変わる!肌荒れ予防法

塗り薬での治療と並行して、これ以上肌を傷つけないための予防策も非常に重要です。以下の3つのポイントを意識してみてください。

  1. 肌に優しいティッシュを選ぶ

    毎日使うティッシュは、肌触りの柔らかいものや、保湿成分が含まれている「保湿ティッシュ」を選びましょう。 少し値段は上がりますが、肌への摩擦を格段に減らすことができます。
  2. 「押さえ拭き」をマスターする

    鼻をかむときは、ゴシゴシと左右にこするのではなく、ティッシュを鼻の下に優しく当てて、鼻水を吸い取るように「押さえ拭き」するのがコツです。 これだけで物理的な刺激を大幅にカットできます。
  3. 鼻をかむ前にワセリンで保護

    鼻をかむことが分かっているときは、あらかじめ鼻の下にワセリンを薄く塗っておくのも非常に効果的です。 ワセリンが保護膜となり、ティッシュの摩擦と鼻水の刺激の両方から肌を守ってくれます。

こうした日々の小さな心がけが、つらい鼻水かぶれの予防と早期改善につながります。

これはNG?鼻水かぶれに関するよくある疑問

これはNG?鼻水かぶれに関するよくある疑問

鼻の下のかぶれに悩んでいると、「これは使ってもいいの?」「こんな時はどうすれば?」といった様々な疑問が浮かんでくるものです。間違ったケアは症状を悪化させてしまう可能性もあります。ここでは、多くの方が抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えしていきます。

鼻水のかぶれにハンドクリームやリップクリームは使える?

手元にあるからと、ハンドクリームやリップクリームで代用したくなる気持ちは分かりますが、基本的にはおすすめできません。 ハンドクリームは手に使うことを目的に作られており、顔の皮膚には刺激が強すぎる成分が含まれていることがあります。また、香料などが炎症を悪化させる可能性も否定できません。

リップクリームも同様で、特にメンソール系のスースーするタイプは、傷ついた肌には強い刺激となります。 どうしても他に塗るものがない場合の応急処置として、メンソール成分などが入っていない、シンプルな保湿系リップクリームや、無香料・無着色のハンドクリームを少量使う程度ならまだしも、継続的な使用は避けるべきです。やはり、顔用に作られたワセリンや専用の塗り薬を使用するのが最も安全で効果的です。

ステロイド系の塗り薬を顔に使っても大丈夫?

ステロイド系の塗り薬は効果が高い反面、副作用が心配で顔に使うのをためらう方も多いでしょう。結論から言うと、適切な強さのものを、適切な期間使うのであれば問題ありません。

市販されているステロイド薬には強さにランクがあり、顔などの皮膚が薄いデリケートな部分には、作用が弱い「ウィーク」または「ミディアム」ランクのものを選びます。 これらの弱いランクのステロイドであれば、副作用のリスクは比較的低いとされています。ただし、長期間(1週間以上)だらだらと使い続けたり、広範囲に塗り広げたりするのは避けるべきです。 症状が改善しない場合は、自己判断で続けずに皮膚科医に相談しましょう。

赤ちゃんの鼻水かぶれにはどの薬が使える?

赤ちゃんのデリケートな肌は、大人以上に慎重なケアが必要です。鼻水でかぶれてしまった場合、まず試したいのは純度の高い「白色ワセリン」です。 刺激がほとんどなく、肌を保護・保湿する目的で安全に使うことができます。 よだれかぶれやおむつかぶれの予防にも使われるアイテムです。

ワセリンで改善しない場合や、赤み・ただれがひどい場合は、自己判断で市販薬を使わず、必ず小児科や皮膚科を受診してください。 医師の診断のもと、赤ちゃんに合った適切な強さの塗り薬(非ステロイド系や、ごく弱いステロイド薬など)が処方されます。 特に、ステロイド薬は大人用を安易に使うと強すぎることがあるため、絶対にやめましょう。

鼻のかみすぎで鼻の中が痛い場合はどうすればいい?

鼻のかみすぎで痛くなるのは、鼻の下だけではありません。鼻の入り口や内部の粘膜が傷ついて、ヒリヒリ痛むこともあります。この場合も、基本的には鼻の下のケアと考え方は同じです。

まずは、これ以上傷つけないように優しく鼻をかむことが大前提です。その上で、鼻の入り口付近の乾燥や痛みが気になる部分に、綿棒などを使ってワセリンを優しく塗って保護しましょう。 鼻の奥深くまで塗る必要はありません。入り口付近を保湿・保護するだけで、乾燥や摩擦による痛みを和らげることができます。

もし、炎症がひどく痛みが強い場合や、できものができてしまった場合は、鼻の中の炎症に対応した市販薬(例:ロート製薬「メンソレータム メディクイックN軟膏」など)もありますが、症状が続くようなら耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。

市販薬を1週間使ってもダメなら皮膚科へ

市販薬を1週間使ってもダメなら皮膚科へ

セルフケアは手軽で便利ですが、万能ではありません。市販の塗り薬を試しても症状が一向に良くならない、あるいはかえって悪化しているように感じる場合は、何か他の原因が隠れている可能性も考えられます。自己判断でケアを続けることが、かえって症状を長引かせ、跡に残してしまうリスクにも繋がります。ここでは、皮膚科を受診すべきタイミングとその目安について解説します。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • 皮膚科を受診するべき症状の目安
  • 皮膚科ではどんな治療をするの?

皮膚科を受診するべき症状の目安

「このくらいで病院に行くのは大げさかな?」と迷うこともあるかもしれません。しかし、以下のような症状が見られる場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

  • 市販薬を5~6日使っても、全く改善が見られない
  • 赤み、かゆみ、痛みがどんどん強くなっている
  • 患部がじゅくじゅくして、黄色いかさぶたや膿が出ている(細菌感染の疑い)
  • かぶれの範囲が広がってきた
  • 痛みが強くて、日常生活や睡眠に支障が出ている
  • 毎年同じ時期に、ひどい肌荒れを繰り返している

特に、細菌による二次感染を起こしている場合、市販のステロイド薬だけでは悪化させてしまう可能性があります。専門医の目で正しく診断してもらうことが、適切な治療への第一歩です。

皮膚科ではどんな治療をするの?

皮膚科を受診すると、まずは医師が患部の状態を詳しく診察し、症状の原因を診断します。多くの場合、治療の基本は塗り薬による薬物療法となります。

症状に合わせて、市販薬よりも効果の高い医療用のステロイド外用薬や、細菌感染を伴っている場合には抗生物質入りの軟膏などが処方されます。 また、かゆみが非常に強い場合には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬が併用されることもあります。

さらに、医師からは薬の正しい塗り方に加えて、スキンケアの方法や日常生活での注意点など、根本的な改善に向けた具体的なアドバイスももらえます。 自分の肌の状態を正しく把握し、専門家のアドバイスのもとで治療を進めることが、つらい鼻水かぶれから一日も早く解放されるための最も確実な方法と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

鼻水によるつらいかぶれと塗り薬について解説してきましたが、最後に重要なポイントを箇条書きでまとめます。

  • 鼻水かぶれは「摩擦」と「鼻水の刺激」が原因です。
  • 症状が軽い場合はワセリンで保護・保湿しましょう。
  • 赤みやかゆみには非ステロイド系抗炎症薬がおすすめです。
  • 炎症が強い場合は弱いランクのステロイド薬を検討します。
  • 薬は清潔な肌に優しく塗るのが基本です。
  • 擦り込まず、薄い膜を作るように塗り広げましょう。
  • 鼻をかむ時は「押さえ拭き」を心がけてください。
  • 肌に優しい保湿ティッシュを選ぶことが大切です。
  • 鼻をかむ前にワセリンを塗ると予防になります。
  • ハンドクリームやリップクリームでの代用は避けましょう。
  • 赤ちゃんのケアはまずワセリン、ひどい場合は小児科へ。
  • 鼻の中の痛みもワセリンで優しく保護できます。
  • 市販薬で1週間改善しなければ皮膚科を受診してください。
  • 黄色い膿などが出たら細菌感染のサインです。
  • 専門医の診断のもと、適切な治療を受けることが完治への近道です。

これらのポイントを参考に、ご自身の症状に合った適切なケアを行い、つらい鼻の下のトラブルを乗り越えましょう。

鼻水によるかぶれに効く塗り薬は?【症状別】市販薬の選び方とヒリヒリさせない予防法

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