大切に育てている美しいバラが、害虫の被害にあっていたらショックですよね。「でも、小さなお子様やペットがいるから、強い農薬は使いたくない…」そんな風に悩んでいませんか?ご安心ください。実は、農薬を使わなくてもバラを害虫から守る方法はたくさんあるのです。本記事では、ご家庭で手軽に試せる無農薬の害虫駆除方法から、そもそも害虫を寄せ付けないための予防策まで、具体的で効果的な方法を詳しく解説していきます。
【まずはコレ!】無農薬でできる!バラの代表的な害虫と駆除方法

バラには様々な害虫が発生しますが、まずは特に被害の多い代表的な害虫とその対策から見ていきましょう。早期発見・早期対応が、被害を最小限に食い止めるコツです。
この章では、以下の代表的な害虫への無農薬での対処法をご紹介します。
- アブラムシ:牛乳スプレーやてんとう虫で撃退!
- ハダニ:水や霧吹きが効果的!乾燥させない環境づくり
- チュウレンジハバチ:見つけ次第、捕殺が基本
- バラゾウムシ:新芽や蕾を守るための対策
- コガネムシ(幼虫):土の中に潜む厄介な敵への対処法
- その他の害虫(ヨトウムシ、カイガラムシなど)
アブラムシ:牛乳スプレーやてんとう虫で撃退!
春になると、バラの新芽や蕾にびっしりと群がる緑色や黒色の小さな虫、それがアブラムシです。 彼らは植物の汁を吸ってバラを弱らせるだけでなく、病気の原因となるウイルスを媒介することもあります。
アブラムシの駆除には、牛乳スプレーが非常に効果的です。牛乳と水を1:1で混ぜたものをスプレーボトルに入れ、アブラムシに直接吹きかけます。 牛乳が乾く過程で膜を作り、アブラムシの気門を塞いで窒息させる仕組みです。 散布は、牛乳が乾きやすい晴れた日の午前中に行うのがおすすめです。
また、アブラムシの天敵であるてんとう虫を味方につけるのも素晴らしい方法です。 庭にてんとう虫を見つけたら、そっとバラの近くに放してあげましょう。ナナホシテントウやナミテントウは、成虫も幼虫もたくさんのアブラムシを食べてくれます。
ハダニ:水や霧吹きが効果的!乾燥させない環境づくり
葉の裏が白っぽくカスリ状になり、元気がなくなってきたらハダニの仕業かもしれません。 ハダニは非常に小さく、肉眼では見つけにくい害虫ですが、高温で乾燥した環境を好み、あっという間に増殖します。 放置すると葉が枯れ落ち、株全体が弱ってしまいます。
ハダニは水に非常に弱いという特徴があります。 そのため、定期的に葉の裏を中心にシャワーや霧吹きで水をかける「葉水」が有効な対策になります。 特に乾燥しやすい夏場は、毎日の水やりのついでに葉水を習慣にすると、発生をかなり抑えることができます。すでに発生してしまった場合でも、勢いよく水をかけることで洗い流すことが可能です。
チュウレンジハバチ:見つけ次第、捕殺が基本
気づかないうちにバラの葉がレース状に食べられていたら、それはチュウレンジハバチの幼虫の仕業かもしれません。オレンジ色の体に黒い斑点を持つハチのような成虫が、若い枝に産卵し、孵化した幼虫が集団で葉を食害します。
チュウレンジハバチの対策は、見つけ次第、物理的に駆除するのが最も確実です。産卵している成虫を見つけたら捕殺します。枝に緑色の筋のような産卵跡を見つけたら、その部分を爪やヘラで削ぎ落としましょう。孵化してしまった幼虫は、集団でいることが多いので、葉ごと切り取って処分するのが効率的です。
バラゾウムシ:新芽や蕾を落とす厄介者
せっかく膨らんできた蕾の首が黒くなってポロリと落ちてしまう…そんな悲しい現象は、バラゾウムシが原因であることが多いです。 体長3mmほどの黒いゾウムシで、新芽や蕾に穴を開けて産卵し、その後、茎を傷つけて枯らしてしまいます。
バラゾウムシは動きが素早いですが、朝早い時間帯は活動が鈍いので、その時間帯を狙って探してみましょう。見つけたら、指でつまんで捕殺するか、下に容器を置いて枝を揺すり、落ちてきたところを捕まえます。こまめに株を観察し、被害を早期に発見することが何よりも大切です。
コガネムシ(幼虫):土の中に潜む厄介な敵への対処法
成虫は花や葉を食害し、幼虫は土の中で根を食べて株を弱らせる、非常に厄介な害虫がコガネムシです。 特に鉢植えの場合、幼虫による根の食害は深刻で、気づいたときには手遅れになっていることも少なくありません。
土の中にいる幼虫の無農薬での完全な駆除は難しいですが、予防策として、成虫が飛来する初夏から夏にかけて、株元を不織布やマルチング材で覆い、産卵を防ぐ方法があります。また、土壌環境を整えることで、コガネムシの幼虫が育ちにくい環境を作ることも大切です。ニームケーキ(ニームオイルを搾った後の粕)を土に混ぜ込むと、忌避効果が期待できると言われています。
その他の害虫(ヨトウムシ、カイガラムシなど)
夜の間に葉や花を食い荒らすヨトウムシ(夜盗虫) や、枝に白や茶色のカイガラの様なものが付着するカイガラムシ など、バラには他にも様々な害虫がつきます。ヨトウムシは昼間は土の中に隠れているため、夜に見回って捕殺するのが効果的です。カイガラムシは成虫になると硬い殻で覆われて薬剤が効きにくくなるため、幼虫が発生する時期を狙うか、古い歯ブラシなどでこすり落とすのが確実な方法です。
自宅で簡単!手作りできる無農薬スプレーの作り方と使い方

市販の薬剤に頼らなくても、身近な材料で害虫対策用のスプレーを手作りすることができます。ここでは、代表的な無農薬スプレーの作り方と、その効果、使用する際の注意点について詳しく解説します。
この章で紹介する手作りスプレーは以下の通りです。
- 牛乳スプレー:アブラムシを窒息させる
- 木酢液・竹酢液スプレー:害虫忌避と土壌改良に
- ニームオイルスプレー:食欲減退・脱皮阻害で害虫を抑制
- 唐辛子・ニンニクエキス:害虫が嫌う成分で寄せ付けない
- 【注意点】手作りスプレーを使う上でのポイント
牛乳スプレー:アブラムシを窒息させる
先ほども紹介した牛乳スプレーは、アブラムシ対策の定番です。
作り方はとても簡単で、牛乳と水を1対1の割合で混ぜるだけ。 これをスプレーボトルに入れ、アブラムシが発生している場所にたっぷりと吹きかけます。牛乳が乾くときにできる膜がアブラムシの体を覆い、呼吸をできなくして窒息死させるという仕組みです。
効果を最大限に引き出すためには、よく晴れた日の午前中に散布し、しっかりと乾かすことが重要です。 ただし、散布した牛乳をそのままにしておくと、腐敗して悪臭の原因になったり、カビが発生したりすることがあります。 散布した日の夕方には、水で軽く洗い流しておくと安心です。
木酢液・竹酢液スプレー:害虫忌避と土壌改良に
木酢液や竹酢液は、木炭や竹炭を焼くときに出る煙を冷却して液体にしたもので、独特の燻製のような香りが特徴です。 この香りを害虫が嫌うため、忌避剤として効果を発揮します。
使用する際は、製品に記載されている希釈倍率を守って水で薄めてから使います。一般的に、害虫予防としては500倍から1000倍程度に薄めて、週に1回ほど定期的に葉面散布します。 木酢液には殺菌効果や、土壌中の有用な微生物を増やして土壌を改良する効果も期待できるため、植物自体の健康促進にも繋がります。
ただし、濃度が濃すぎると植物の生育を阻害してしまう可能性があるので、必ず規定の倍率を守って使用してください。
ニームオイルスプレー:食欲減退・脱皮阻害で害虫を抑制
ニームオイルは、「ニーム」というインド原産の樹木の種子から抽出されるオイルです。 アザディラクチンという成分が含まれており、害虫がこれを摂取すると食欲がなくなり、正常な脱皮ができなくなって死に至ります。
即効性はありませんが、害虫の繁殖サイクルを断ち切ることで、徐々に数を減らしていく効果が期待できます。また、人やペット、そして益虫にはほとんど影響がないため、安心して使用できるのが大きなメリットです。
使用方法は、製品によって異なりますが、一般的には水で1000倍から2000倍に薄めて使用します。 オイルなので水と混ざりにくい性質があるため、展着剤(石鹸水などで代用可)を少量加えると、葉に均一に付着しやすくなります。
唐辛子・ニンニクエキス:害虫が嫌う成分で寄せ付けない
唐辛子の辛み成分であるカプサイシンや、ニンニクの匂い成分であるアリシンは、多くの害虫が嫌う成分です。これらを利用して、手作りの忌避剤を作ることができます。
作り方の一例として、唐辛子数本とニンニクひとかけを細かく刻み、水500mlに入れて煮出し、冷ましてから濾して使います。木酢液に漬け込んでエキスを抽出する方法も効果的です。 これをスプレーボトルに入れ、バラ全体に散布します。
これらのエキスは、あくまで害虫を「寄せ付けにくくする」ためのもので、殺虫効果はあまり期待できません。そのため、他の駆除方法と組み合わせて、予防的に使用するのがおすすめです。
【注意点】手作りスプレーを使う上でのポイント
手作りの無農薬スプレーは安全性が高い一方で、いくつか注意すべき点があります。
- 必ずパッチテストを行う: いきなり株全体に散布するのではなく、まずは数枚の葉で試して、薬害が出ないか確認しましょう。
- 作り置きはしない: 天然素材のため腐敗しやすく、効果も落ちてしまいます。使うたびに必要な分だけ作るようにしてください。
- 散布の時間帯を選ぶ: 葉に液体が残ったまま強い日差しに当たると、葉焼けを起こす原因になります。日中の暑い時間帯を避け、朝方や夕方の涼しい時間帯に散布しましょう。
- 葉の裏にもしっかりと: 害虫は葉の裏に隠れていることが多いです。散布する際は、葉の表だけでなく裏側にもしっかりと液体がかかるように意識してください。
害虫を寄せ付けない!無農薬でできる予防策

害虫が発生してから駆除するのは大変な作業です。最も理想的なのは、そもそも害虫が発生しにくい環境を作ること。ここでは、農薬に頼らずにバラを害虫から守るための、日頃からできる予防策についてご紹介します。
この章では、以下の予防策について解説します。
- バラを健康に育てるのが最大の予防策
- 益虫を味方につけるガーデニング
- コンパニオンプランツを活用する
- 黄色い粘着シートで飛来する害虫を捕獲
バラを健康に育てるのが最大の予防策
人間が健康だと病気にかかりにくいのと同じで、バラも健康に育てば病害虫への抵抗力が高まります。 弱っている株は害虫のターゲットになりやすいため、まずはバラそのものを元気に育てることが、何よりの害虫対策になります。
日当たりと風通しの良い場所で管理する
多くのバラは日光を好みます。日当たりが悪いと光合成が十分にできず、株が軟弱に育ってしまいます。また、風通しが悪いと湿気がこもり、病気や害虫が発生しやすくなります。 特に、うどんこ病や黒星病といったカビが原因の病気は、多湿な環境で広がりやすいです。鉢植えの場合は、鉢と鉢の間隔を十分に空け、風が通り抜けるように配置しましょう。
適切な水やりと肥料
水のやりすぎは根腐れの原因となり、逆に水切れは株を弱らせます。土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。肥料も重要ですが、特に窒素分が多い肥料をやりすぎると、葉や茎が柔らかく茂りすぎてしまい、アブラムシなどの害虫を呼び寄せやすくなります。 製品の規定量を守り、バランスの良い肥料を適切な時期に与えることが大切です。
剪定で風通しを良くする
混み合った枝や古い枝を適切に剪定することで、株全体の風通しと日当たりが良くなります。 これにより、病害虫が隠れる場所を減らし、発生しにくい環境を作ることができます。また、株の内部まで光が当たることで、健全な生育を促す効果もあります。
益虫を味方につけるガーデニング
庭には、害虫を食べてくれる「益虫」と呼ばれる心強い味方がたくさんいます。農薬は害虫だけでなく、これらの益虫も殺してしまいます。 益虫が活躍できる環境を整えることで、自然の力で害虫の発生を抑えることができます。
てんとう虫:アブラムシの天敵
アブラムシを食べてくれる益虫の代表格が、てんとう虫です。 ナナホシテントウやナミテントウは、幼虫も成虫もアブラムシを大好物とします。庭でてんとう虫を見かけたら、大切にしましょう。益虫を呼び込むためには、餌となるアブラムシを完全にゼロにしないことも、ある意味では重要です。
クモやカマキリも大切なパートナー
見た目が苦手という方もいるかもしれませんが、クモやカマキリも様々な害虫を捕食してくれる頼もしいハンターです。 クモは巣を張って飛んでくる虫を捕らえ、カマキリは大きな幼虫なども捕食してくれます。むやみに駆除せず、庭の生態系の一員として見守ってあげましょう。
コンパニオンプランツを活用する
コンパニオンプランツとは、一緒に植えることでお互いによい影響を与え合う植物のことです。バラの近くに特定のハーブなどを植えることで、害虫を遠ざける効果が期待できます。
例えば、ミントやチャイブ、ニンニクなどは、その強い香りでアブラムシを遠ざける効果があると言われています。また、マリーゴールドの根には、土の中のネコブセンチュウを抑制する効果があるとされています。見た目にも華やかになり、一石二鳥の対策です。
黄色い粘着シートで飛来する害虫を捕獲
アブラムシやコナジラミなど、一部の害虫は黄色に誘引される性質があります。 この習性を利用して、黄色の粘着シートをバラの近くに設置しておくと、飛んできた害虫を物理的に捕獲することができます。
これは特に、害虫が発生し始める春先に設置しておくと、初期の発生を抑えるのに効果的です。ただし、益虫や他の虫もくっついてしまうことがあるので、設置場所や期間には注意が必要です。
どうしても駆除できない…そんな時の最終手段

これまでご紹介した無農薬の方法を試しても、どうしても害虫の勢いが止まらない、被害が拡大してしまう…そんなケースもあるかもしれません。大切なバラを守るため、やむを得ず薬剤の使用を検討する際の考え方と、注意点について解説します。
この章では、以下の点について解説します。
- 比較的安全性の高い農薬(有機JAS適合など)の紹介
- 農薬を使う際の注意点(使用時期、回数、周辺への配慮)
比較的安全性の高い農薬(有機JAS適合など)の紹介
「農薬」と聞くと、化学合成された強力なものをイメージしがちですが、中には天然由来の成分で作られ、有機JAS規格(オーガニック栽培)でも使用が認められているような、比較的環境への負荷が少ない製品もあります。
例えば、脂肪酸グリセリドを主成分とする「ベニカマイルドスプレー」 や、オレイン酸ナトリウムを主成分とする「オレート液剤」 などは、害虫の体を物理的に覆って窒息させるタイプで、耐性がつきにくいとされています。これらの製品は、食品由来の成分でできているため、化学合成農薬に抵抗がある方でも、選択肢の一つとして考えやすいでしょう。
また、土に混ぜ込むタイプの薬剤として知られる「オルトラン粒剤」は、浸透移行性で効果の持続期間が長いですが、益虫にも影響を与える可能性があることを理解しておく必要があります。
農薬を使う際の注意点(使用時期、回数、周辺への配慮)
やむを得ず農薬を使用する場合は、その効果を最大限に引き出し、同時にリスクを最小限に抑えるために、以下の点を必ず守ってください。
- ラベルをよく読む: 対象となる害虫や病気、正しい希釈倍率、使用回数の制限など、製品のラベルに記載されている情報を必ず確認し、厳守します。
- 適切な時間帯に散布する: 手作りスプレーと同様に、日中の高温時を避け、風のない穏やかな日の朝方や夕方に散布しましょう。
- 防護具を着用する: 安全性の高い農薬であっても、マスクや手袋、長袖の服などを着用し、薬剤を吸い込んだり皮膚に付着したりしないように注意が必要です。
- 周辺への配慮を忘れない: 風向きに注意し、近隣の住宅や洗濯物、通行人などに薬剤がかからないように細心の注意を払いましょう。また、ペットや子供が散布した場所に近づかないように配慮することも大切です。
- 同じ薬剤を使い続けない: 同じ系統の殺虫剤を連続して使用すると、害虫に薬剤抵抗性がついてしまい、効果が薄れてしまうことがあります。 作用の異なる複数の薬剤を交互に使用する「ローテーション散布」を心がけると、より効果的です。
よくある質問

牛乳スプレーはかけた後どうすればいいですか?
牛乳スプレーは、散布後に牛乳が乾くことで効果を発揮します。 そのため、散布後すぐに洗い流す必要はありません。しかし、そのまま放置すると腐敗して悪臭やカビの原因になる可能性があるため、散布した日の夕方か翌朝に、水で軽く洗い流すことをおすすめします。
木酢液の匂いが気になるのですが…
木酢液には独特の燻製のような香りがあり、これを苦手と感じる方もいるかもしれません。 匂いは散布後しばらくすると薄れていきますが、気になる場合は、散布する時間帯を早朝にする、ご近所への配慮として風の強い日は避けるなどの工夫をすると良いでしょう。また、製品によっては香りがマイルドなものもあります。
てんとう虫はどこで手に入りますか?
てんとう虫は、益虫として販売されていることもありますが、基本的には自然に庭に来てくれるのを待つのが一般的です。てんとう虫が好む環境、つまり餌となるアブラムシが多少いることや、隠れ家となるような多様な植物がある庭を目指すことで、自然と集まってきやすくなります。殺虫剤を使わないことが、てんとう虫を呼び込む第一歩です。
無農薬栽培に向いているバラの品種はありますか?
はい、あります。バラの品種改良は進んでおり、病気や害虫に強い「耐病性」に優れた品種が数多く作出されています。特に、ドイツのコルデス社やタンタウ社、フランスのメイアン社などが作出する近年の品種には、うどんこ病や黒星病に非常に強いものが多くあります。苗を選ぶ際に、品種紹介で「耐病性が高い」「初心者向け」と書かれているものを選ぶと、無農薬栽培の成功率が高まります。
害虫と益虫の見分け方は?
代表的な例として、てんとう虫が挙げられます。アブラムシを食べるナナホシテントウやナミテントウは、体がツヤツヤしているのが特徴です。 一方で、ジャガイモやナスなどの葉を食べる害虫のニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)は、体全体が細かい毛で覆われていて、ツヤがないのが特徴です。 庭の虫が害虫か益虫か分からない場合は、むやみに駆除せず、一度調べてみることをおすすめします。
まとめ

- 農薬を使わなくてもバラの害虫対策は可能です。
- アブラムシには牛乳スプレーやてんとう虫が効果的です。
- ハダニは乾燥を嫌うため、葉水で予防・駆除できます。
- チュウレンジハバチやバラゾウムシは捕殺が基本です。
- コガネムシ幼虫対策には産卵防止が有効です。
- 木酢液やニームオイルは予防的な効果が期待できます。
- 手作りスプレーは使用上の注意点を守ることが大切です。
- バラを健康に育てることが最大の予防策になります。
- 日当たりと風通しの良い環境を整えましょう。
- 適切な水やりと肥料管理が株を強くします。
- 剪定は病害虫の隠れ家を減らす効果があります。
- てんとう虫などの益虫は大切なパートナーです。
- コンパニオンプランツの活用もおすすめです。
- どうしても駆除できない場合は安全性の高い農薬も選択肢になります。
- 農薬使用時はラベルをよく読み、ルールを守りましょう。