大人気ライトノベル「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」のコミカライズ。しかし、長期休載が続き「打ち切りになったのでは?」と心配する声が聞かれます。本当に打ち切りなのでしょうか?
本記事では、漫画版「ロクアカ」の現状、休載理由、そして気になる再開の可能性について、最新情報を交えながら徹底的に解説します!ファンならずとも気になるその真相に迫ります。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典の漫画は打ち切りではない!休載の真相
結論から言うと、漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」は打ち切りではありません🙅♀️。現在も月刊少年エースでの連載籍は残っており、あくまで「休載」という扱いです。多くのファンが心配していますが、まずは安心してください。
長期間にわたって新しい話が掲載されていないため、「もう連載されないのでは…」「事実上の打ち切り?」といった不安の声が上がるのも無理はありません。ですが、公式からは明確に「休載」と発表されており、打ち切りという告知は一切出ていないのです。ファンとしては、今はただ静かに再開を待つ、という状況になります。
- 休載の公式発表
- 休載期間はどれくらい?
- 打ち切りと誤解される理由
休載の公式発表
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の休載は、KADOKAWA発行の「月刊少年エース」誌上および公式サイトにて正式に発表されました。
発表によると、休載の理由は作画を担当されている常深アオサ先生の体調不良によるものです。創作活動には心身の健康が不可欠であり、先生の回復を待つための措置となります。
具体的な発表時期としては、2021年頃から休載に入っている模様です。当初は一時的な休養かと思われましたが、結果的に期間が長引いているのが現状と言えるでしょう。
編集部からは、先生の体調回復を最優先とし、万全の状態で連載を再開できるよう努めるといった旨のコメントも出ています。ファンとしては、先生の健康を気遣いつつ、復帰を待ち望む声が多く上がっています。無理はしてほしくない、でも早く読みたい、複雑な心境ですね。
休載期間はどれくらい?
休載期間は、2021年から数えると、既に3年以上に及びます (2025年4月現在)。これだけ長い期間が経過すると、読者としては「本当に再開するのだろうか?」と不安になるのも当然のことです。
漫画の連載が数年にわたって休載するケースは、実は決して珍しいことではありません。作家さんの体調や、創作上の都合、その他の事情によって長期休載となる人気作品は過去にも多く存在します。
例えば、「HUNTER×HUNTER」や「NANA」、「ベルセルク」など、誰もが知る名作であっても、様々な理由で年単位の休載期間を経ている例は枚挙にいとまがありません。「ロクアカ」漫画版も、今は辛抱強く待つべき時なのかもしれませんね。
打ち切りと誤解される理由
では、なぜ「打ち切り」というデマや噂が広まってしまったのでしょうか。主な理由としては、やはり休載期間の長さが挙げられます。
数ヶ月程度の休載であれば、「先生、お大事に」で済むことが多いですが、年単位での休載となると、どうしてもネガティブな憶測が飛び交いやすくなります。
加えて、休載理由が「体調不良」という、回復時期の見通しが立ちにくいものである点も、不安を煽る一因となっている可能性があります。具体的な病状が公表されないことも多く、読者としては状況が掴めないため、「もしかしたら深刻な状況なのでは…」と考えてしまうのです。
さらに、現代ならではの理由として、SNSなどでの情報拡散の速さも影響しています。一部の不確かな情報や個人の憶測が、まるで確定情報かのように「打ち切り」という断定的な言葉で広まってしまうケースも見受けられます。
しかし、繰り返しになりますが、公式からの打ち切り発表はありません。あくまで休載という状況を正しく認識することが重要です。
漫画が長期休載している具体的な理由
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」が長期休載に至った背景には、作画担当者の健康問題という、やむを得ない事情が存在します。ここでは、その具体的な理由について、公式発表を基に詳しく解説します。ファンとして状況を理解し、応援するためにも知っておきたいポイントです。
- 作画担当・常深アオサ先生の体調不良
- 休載発表時の状況
- 編集部からのコメント
作画担当・常深アオサ先生の体調不良
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の休載理由は、作画を担当されている常深アオサ(つねみ あおさ)先生の体調不良です。これは月刊少年エース編集部から公式に発表されている情報であり、憶測ではありません。
具体的な病名や症状については公表されていません。これはプライベートな情報であるため、詳細が伏せられるのは当然のことと言えるでしょう。我々読者としては、憶測で騒ぎ立てるのではなく、静かに回復を祈るべきです。
漫画家という職業は、華やかなイメージとは裏腹に、非常に過酷な労働環境にあることが多いと言われます。締め切りに追われる厳しいスケジュール管理、長時間同じ姿勢での緻密な作画作業、アシスタントとの連携、そして何より面白い作品を生み出し続けなければならないプレッシャー。これらは心身共に大きな負担となります。常深先生も、連載のプレッシャーや日々の疲労が蓄積していたのかもしれません。
ファンとしては、先生の健康状態を心配するとともに、一日も早い回復を願うばかりです。無理を押して連載を再開するよりも、まずはしっかりと療養していただき、心身ともに万全な状態を取り戻していただくことが最も大切だと考えられます。
休載発表時の状況
休載が発表されたのは、2021年頃の「月刊少年エース」誌上でした。それまで順調に連載が続いていただけに、突然の休載発表に多くのファンが驚き、心配の声を寄せました。
休載に入る直前まで、漫画版は原作のストーリーを丁寧に追いながら、常深先生の美麗な作画で多くのファンを魅了していました。キャラクターの表情、迫力ある魔術戦、どれもが高く評価されていました。それだけに、休載の知らせは読者にとって非常に残念なものでした。
発表当初は、休載期間について具体的な目処は示されませんでした。「当面の間」や「しばらくの間」といった表現が使われることが多く、これは体調不良による休載では一般的な対応です。回復次第で再開を目指すというニュアンスでした。
しかし、結果的にその「当面の間」が予想以上に長期化しているのが現在の状況です。編集部も、先生の体調を最優先に考え、慎重に状況を見守っている段階なのでしょう。
編集部からのコメント
休載発表に際し、月刊少年エース編集部からは、読者と関係者へのお詫びとともに、常深アオサ先生の体調回復を最優先する旨のコメントが出されています。
「常深先生には十分な休養を取っていただき、万全な状態で再び皆様に作品をお届けできるよう、編集部としてもサポートしてまいります」といった内容の声明が一般的です。これは、作家の健康を守り、長期的に作品のクオリティを維持するためには当然の対応と言えます。目先の連載よりも、作家の将来と作品の質を重視する姿勢の表れです。無理な連載続行は、作家を疲弊させ、結果的に作品にとっても良い結果を招きません。
編集部としても、人気作品である「ロクアカ」漫画版の連載をこのまま終わらせたいとは考えていないはずです。多くの読者が待ち望んでいることを理解しているでしょう。今はただ、常深先生の回復を待ち、連載再開に向けて可能な限りの準備を進めている段階だと考えられます。ファンも編集部の姿勢を理解し、焦らず、静かに吉報を待つことが求められます。
漫画の連載再開はいつ?今後の可能性を探る
休載理由が作画担当の常深アオサ先生の体調不良であることは理解できましたが、ファンとして最も知りたいのはやはり「いつになったら連載が再開されるのか?」という切実な疑問でしょう。残念ながら現時点では未定ですが、状況を整理し、今後の可能性について考察してみましょう。
- 公式からの続報は?
- 考えられる再開のパターン
- ファンが今できること
公式からの続報は?
2025年4月現在、連載再開に関する具体的な公式発表はありません。
月刊少年エースの公式サイトや公式X(旧Twitter)、KADOKAWAの関連サイトなどを定期的にチェックしても、残念ながら「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の漫画連載再開に関する新しい情報は出ていない状況が続いています。年単位での音沙汰なしは、ファンをやきもきさせる要因となっています。
休載が長期化しているだけに、編集部としても慎重にならざるを得ないのかもしれません。体調不良からの復帰は、本人のペースが最も重要であり、外部から具体的な時期を明言することは難しいでしょう。中途半端な情報を出すことで、かえってファンを混乱させたり、期待を煽りすぎて後で失望させてしまうことを避けている可能性も考えられます。
再開の目処が立った段階で、正式なアナウンスがあると信じたいところです。今は焦らず、公式からの情報を待つのが賢明と言えるでしょう。
考えられる再開のパターン
長期休載からの連載再開に向けては、いくつかのパターンが考えられます。どれになるかは誰にも分かりませんが、可能性として整理してみましょう。
- 常深アオサ先生の復帰による連載再開: これがファン、編集部、原作者、そして何より常深先生ご自身にとっても最も望ましい、理想的な形です。常深先生の体調が回復し、再び執筆が可能になれば、中断したところから連載が再開されるでしょう。しかし、前述の通り、復帰時期は全くの未定です。
- 作画担当者を変更して連載再開: 休載がさらに長期化した場合、あるいは残念ながら常深先生の復帰が困難となった場合に、作画担当者を変えて連載を再開するという選択肢も理論上は考えられます。過去にも、原作付きの漫画で、やむを得ない事情で作画担当者が交代した例は存在します。しかし、これまでの常深先生の作風への評価やファンからの支持を考えると、この判断は非常に難しく、慎重さが求められるでしょう。絵柄が変わることに抵抗を感じるファンも少なくないはずです。
- 休載のまま、事実上の終了(打ち切り): ファンとしては考えたくない、最も残念な可能性です。常深先生の体調が回復せず、作画担当者の変更も様々な理由で難しい場合、連載が再開されないまま、明確な告知なく終了となる(あるいは、後になって正式に終了が発表される)ケースです。しかし、公式に「打ち切り」と発表されていない以上、現時点でこの可能性を断定するのは早計であり、希望を捨てるべきではありません。
どのパターンになるかは、今後の常深先生の回復状況と、KADOKAWAおよび月刊少年エース編集部の判断次第と言えます。ファンとしては、やはり①のパターン、常深先生の元気な復帰を強く願っていることでしょう🙏。
ファンが今できること
連載再開を待ち望むファンとして、やきもきする気持ちはよく分かります。しかし、その気持ちを行動に移す際には、少し立ち止まって考えることも大切です。今、ファンとしてできることは何でしょうか。
- 常深アオサ先生の回復を心から応援する: まずは、常深先生の健康を気遣い、心身の回復を静かに願うことです。SNSなどで温かい応援メッセージを送ることも、もしかしたら先生の励みになるかもしれません。ただし、連載再開を過度に催促するような言動は絶対に控えましょう。プレッシャーを与えることは、回復の妨げになりかねません。
- 公式情報を辛抱強く待つ: 不確かな情報やSNS上の噂に惑わされず、月刊少年エースやKADOKAWAからの公式発表を待ちましょう。憶測で騒ぐのは避けたいものです。
- 既刊コミックスや原作ライトノベルを楽しむ: 休載期間は、これまでの物語を振り返る良い機会です。既刊の漫画版1巻から16巻までを読み返したり、まだ読んでいない場合は原作ライトノベルを読み進めるのも良いでしょう。作品の世界観をより深く楽しむことができます。
- 作品への変わらぬ「愛」を示す: コミックスを購入したり、関連グッズを手に取る、友人におすすめするなど、作品への変わらぬ応援の気持ちを示すことも、出版社や作者への間接的なサポートにつながります💪。「待っているファンがいる」ことを示すのは大切です。
焦らず、騒がず、作品と作者へのリスペクトを持って、いつか来るであろう再開の日を待つことが、ファンとして最も望ましい姿勢と言えるでしょう。
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の魅力と現状
長期休載中の漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」ですが、連載されていた期間においては、常深アオサ先生による美麗な作画と、原作の魅力を損なわない丁寧なストーリーテリングで、多くのファンを魅了してきました。ここでは、漫画版ならではの魅力やこれまでの展開、そして現在の状況を改めて振り返ります。
- 漫画版ならではの表現
- これまでのあらすじ(ネタバレ注意)
- 最新刊の情報
- 原作ライトノベルとの比較
漫画版ならではの表現
常深アオサ先生の作画は、キャラクターの魅力を最大限に引き出していると高く評価されています。原作の三嶋くろね先生のイラストの雰囲気も大切にしつつ、漫画としての表現力を加えています。
特に、ツンデレ優等生のヒロインシスティーナ=フィーベルの豊かな表情や、もう一人のヒロインルミア=ティンジェルの健気さ、そして主人公グレン=レーダスの普段のだらしなく頼りない姿と、いざという時に見せる圧倒的な格好良さのギャップが、生き生きと描かれています✨。読者はキャラクターたちの感情の機微を、絵を通してよりダイレクトに感じ取ることができます。
また、原作の重要な要素である魔術戦の描写も漫画版の大きな見どころです。ライトノベルでは文章で説明される複雑な魔術の詠唱や効果、攻防の駆け引きが、漫画では視覚的に、迫力満点に描かれます。詠唱時の文字演出や魔術が炸裂するエフェクト、キャラクターたちのダイナミックなアクションなど、漫画ならではの表現によって、戦闘シーンがよりスリリングに、そして分かりやすく伝わってきます。
コマ割りや構図も練られており、原作の持つスピーディーで飽きさせないストーリー展開を損なうことなく、読者を物語の世界に引き込む力があります。原作ファンからも「作画が良い」「イメージ通り」といった声が多く聞かれ、コミカライズとして非常に成功している例と言えるでしょう。
これまでのあらすじ(ネタバレ注意)
漫画版は、原作ライトノベルのストーリーを比較的忠実に、丁寧に追いかける形で構成されています。大きな流れとしては以下の通りです。
舞台は、魔術が広く認知・利用されている世界のアルザーノ帝国。その帝国でも最高峰とされるアルザーノ帝国魔術学院に、ある日、代役として非常勤講師グレン=レーダスが赴任してきます。しかし、彼は授業を自習にする、居眠りするなど、およそ教師とは思えない「ロクでなし」っぷりを発揮。生徒会長も務める優等生システィーナは、そんなグレンに強く反発します。
しかし、生徒たちが学院を狙うテロ事件や謎の組織《天の智慧研究会》の陰謀に巻き込まれると、グレンは普段の姿からは想像もつかない圧倒的な魔術の腕前と洞察力を見せ、生徒たちを守り抜きます。実は彼は、かつて帝国宮廷魔導士団に所属し、《愚者(ザ・フール)》のコードネームで恐れられた凄腕の魔術師だったのです。
システィーナや、グレンを「先生」と慕う心優しい少女ルミア(彼女にも大きな秘密があります)、そしてクラスメイトたちとの絆を深めながら、グレンは様々な事件に立ち向かっていきます。
休載前の段階では、原作ライトノベルで言うところの第5巻にあたる「フェジテ最悪の三日間」と呼ばれる大きな事件のエピソードの途中までが描かれていました。新たな重要キャラクターであるリィエル=レイフォードの登場や、彼女にまつわる秘密、そして宿敵である《天の智慧研究会》との本格的な対立が始まろうとする、物語が大きく動き出す非常に重要な局面での休載となっています。まさに「これから!」というところで止まっているため、続きが気になって仕方ないファンが多いのです。
最新刊の情報
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の最新刊は第16巻です。
発売されたのは2020年10月26日であり、この記事を書いている2025年4月現在、これ以降の新刊は発売されていません。実に4年半近く新刊が出ていない計算になり、休載期間の長さがここからも分かります。
第16巻では、前述の「フェジテ最悪の三日間」のストーリーが進行中です。魔術競技祭の裏でうごめく陰謀、リィエルの抱える問題、そしてそれに立ち向かうグレン、システィーナ、ルミアたちの姿が描かれています。緊迫した展開が続き、まさに佳境といったところで16巻は終わっています。
連載が再開されれば、この第16巻の続きから物語が描かれることになります。多くのファンが、17巻の発売、そして物語の続きを心待ちにしている状況です。
まだ漫画版を読んだことがない方や、途中までしか読んでいない方は、この休載期間中に既刊の1巻から16巻までを一気に読んでみるのも良いでしょう。各種電子書籍ストアなどでも手軽に購入・閲覧することができます。連載再開に向けて、物語をおさらいしておくのもおすすめです。
原作ライトノベルとの比較
漫画版は、原作ライトノベルのストーリーラインを大切にしながら描かれていますが、媒体の違いによる特徴や、コミカライズならではの工夫が見られます。
- 視覚的な魅力の向上: ライトノベルでは文章で表現されるキャラクターの細かな表情の変化、服装のデザイン、魔術の具体的なイメージ、戦闘シーンの迫力などが、漫画では常深先生の美麗なイラストによって具体的に描かれます。これにより、読者はキャラクターや世界観をより鮮明に、直感的にイメージしやすくなっています。特にキャラクターの魅力は、漫画版でさらに増していると感じるファンも多いでしょう。
- エピソードの取捨選択と構成: 漫画という限られたページ数で物語を進めるため、原作の全ての描写やサブエピソードを拾うことはできません。一部の細かな描写が省略されたり、エピソードの順番が入れ替わるなど、漫画として読みやすいように構成が調整される場合があります。ただし、「ロクアカ」漫画版に関しては、物語の本筋に影響を与えるような大きな改変は少なく、原作の重要な要素はしっかりと押さえられています。原作ファンも比較的安心して読める丁寧な作りになっています。
- ストーリーの進行ペース: 一般的に、ライトノベルのコミカライズは、原作よりもストーリーの進行ペースがゆっくりになる傾向があります。漫画版16巻までの内容は、原作ライトノベルでいうと第5巻の途中あたりに相当します。原作は既に24巻まで刊行されているため、漫画版は原作のストーリーのごく一部を描いている段階と言えます。
原作ライトノベルと漫画版は、それぞれに異なる魅力を持っています。原作を読んでから漫画版を読むと、文章で想像していたシーンが絵になる楽しさがありますし、漫画版を読んでから原作を読むと、キャラクターの心理描写や設定の深い部分を知ることができます。両方を楽しむことで、「ロクアカ」の世界をより多角的に、深く味わうことができるでしょう。
原作ライトノベルやアニメ版の状況
漫画版の休載が続いている間も、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の世界は他のメディアで動き続けています。原作ライトノベルや、過去に放送されたアニメ版は現在どうなっているのでしょうか。これらの情報を知ることで、作品全体の今後の展開への期待感も変わってくるかもしれません。
- 原作ライトノベルの最新情報と完結は?
- アニメ第1期の振り返り
- アニメ第2期の可能性は?
原作ライトノベルの最新情報と完結は?
漫画版が長期休載している一方で、物語の根幹である羊太郎先生による原作ライトノベル版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」は、現在も刊行が続いています📚。
KADOKAWAのファンタジア文庫レーベルから出版されており、2024年11月には本編の第24巻が発売されました。これはファンにとって嬉しいニュースですね。さらに、本編では描かれない日常や過去のエピソードを集めた短編集である「追憶教典(メモリーレコード)」も12巻まで刊行されており、作品世界を補完しています。
物語は、漫画版が休載している第5巻以降も大きく進展しており、現在はクライマックスに向けて佳境に入っていると言われています。主人公グレン=レーダスと、彼を取り巻くシスティーナ、ルミア、リィエルといった仲間たちの成長、そして宿敵である《天の智慧研究会》との最終決戦や、世界の根幹に関わる謎に迫る壮大な展開が描かれており、ますます目が離せない状況です。
現時点(2025年4月)では完結はしていません。しかし、作者の羊太郎先生は近刊のあとがきなどで、物語のゴール地点、つまり最終的な結末を見据えて執筆している旨のコメントをされています。いつ最終巻を迎えるのか、ファンは固唾を飲んで見守っていますが、物語がしっかりと完結に向かっていることは確かなようです。
漫画版の続きがどうしても気になる!という方は、この機会に原作ライトノベルを読んでみることを強くおすすめします。漫画が休載している間のストーリーを一足先に知ることができますし、より詳細な設定やキャラクターの心情描写に触れることで、作品への理解が深まるはずです。
アニメ第1期の振り返り
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」は、その人気からメディアミックス展開も行われ、2017年4月から6月にかけて、全12話のテレビアニメが放送されました。
アニメーション制作は「アルスラーン戦記」や「東京リベンジャーズ」なども手掛けるライデンフィルムが担当しました。内容は、原作ライトノベルの第1巻から第5巻までのエピソードを基に構成されました。これは、ちょうど漫画版が休載に入る直前のエピソードあたりまでを描いたことになります。
キャストも豪華で、主人公グレン=レーダス役を斉藤壮馬さん、システィーナ=フィーベル役を藤田茜さん、ルミア=ティンジェル役を宮本侑芽さんが演じるなど、人気と実力を兼ね備えた声優陣がキャラクターに命を吹き込みました🎤。
特に、斉藤壮馬さん演じるグレンの、普段のやる気のない「ロクでなし」な声色と、戦闘シーンで見せるシリアスで頼もしい声色の演じ分けは、原作ファンからも高く評価されました。
アニメーションのクオリティも全体的に高く、魔術戦のアクションシーンも迫力たっぷりに描かれました。鈴木このみさんが歌うオープニングテーマ「Blow out」や、システィーナ、ルミア、リィエルの声優3名が歌うエンディングテーマ「Precious You☆」も作品の世界観によくマッチしており、アニメを盛り上げました。
Blu-ray&DVDも全6巻で発売されており、各種動画配信サービス(dアニメストア、U-NEXTなど ※配信状況は時期により変動します)でも視聴可能な場合があります。まだアニメ版を見たことがない方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。動いて喋るグレンたちを見るのは、また違った楽しさがありますよ。
アニメ第2期の可能性は?
アニメ第1期が原作5巻までの内容であり、かつ好評だったことを考えると、第2期を望む声は放送終了から現在に至るまで非常に多いです。原作にはまだまだ魅力的なエピソードがたくさん残っていますからね!しかし、残念ながら現時点(2025年4月)でアニメ第2期の制作は正式に発表されていません。
アニメの続編制作が決定されるかどうかは、様々な要因が絡み合って決まります。第2期制作の可能性を考える上で、いくつかのポイントを見てみましょう。
- 原作ストックの量: これは十分すぎるほどあります。原作ライトノベルは24巻まで刊行されており、アニメ1期で消化したのはわずか5巻分。単純計算でも、あと3~4クール分のアニメ化が可能なストーリーボリュームがあります。特に6巻以降は物語がさらにスケールアップし、面白さを増していくため、アニメ化すれば間違いなく盛り上がるはずです。
- 人気と商業的成功: アニメ続編の最も重要な要素の一つが、第1期の商業的な成功度です。具体的には、Blu-ray/DVDの売上枚数、関連グッズの売れ行き、原作ライトノベルの販売部数への貢献度などが判断材料となります。「ロクアカ」第1期の売上は、爆発的ヒットとまでは言えないものの、続編制作が検討されるラインには達していたという見方もあります。根強い人気は維持していると考えられます。
- 制作側の事情: アニメ制作会社(ライデンフィルム)や主要スタッフのスケジュール、そして製作委員会(KADOKAWAなど)の意向も大きく影響します。人気作品の続編は、同じスタッフ・キャストで制作されることが望ましいですが、数年経つとそれぞれの状況も変わってきます。
- 時間経過とタイミング: アニメ第1期の放送から既に8年近く経過している点は、無視できないマイナス要因です。時間が経つほど、続編制作への機運は薄れがちになります。ただし、近年では「はたらく魔王さま!!」のように10年近く経ってから続編が制作された例もあるため、完全に可能性が潰えたわけではありません。
- 漫画版の休載状況: コミカライズ版の長期休載が、アニメ化を含むメディアミックス展開全体の企画進行に、何らかの影響を与えている可能性も否定できません。原作、漫画、アニメが連動して盛り上がるのが理想的な形ですが、その一角が止まっている状況は、新たな展開への判断を難しくしているかもしれません。
総合的に見て、アニメ第2期の可能性はゼロではないものの、現時点では不透明と言わざるを得ません。ファンとしては、原作ライトノベルや関連商品を応援し続け、「まだこれだけ人気があるんだぞ!」という熱意を示しつつ、気長に吉報を待つしかなさそうです。いつか嬉しい知らせが届くことを願いましょう!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 漫画 打ち切りに関するよくある質問
ロクでなし魔術講師と禁忌教典の漫画は何巻まで出ていますか?
漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」は、2025年4月現在、第16巻まで発売されています。
第16巻は2020年10月26日に発売されたのが最後で、作画担当の常深アオサ先生の体調不良による長期休載のため、続刊は出ていません。早く17巻が読みたいですね。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典の漫画の休載理由は?
休載理由は、作画を担当されている常深アオサ先生の体調不良です。
これは月刊少年エース編集部から公式に発表されています。先生の体調回復を最優先とし、現在は連載が中断されている状態です。決して打ち切りではありませんので、ご安心ください。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典は何年に放送されましたか?
テレビアニメ版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」は、2017年4月から6月にかけて放送されました。
全12話で構成され、原作ライトノベルの第1巻から第5巻までの内容がアニメ化されています。もう一度見返したくなる面白さです。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典の作者は誰ですか?
原作ライトノベルの作者は羊太郎(ひつじたろう)先生です。
原作イラストは、ホロライブのキャラクターデザインなどでも有名な三嶋くろね先生が担当しています。
そして、現在休載中の漫画版の作画は常深アオサ(つねみ あおさ)先生が担当されています。
常深アオサ先生の他の作品は?
常深アオサ先生は、「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」のコミカライズで広く知られていますが、過去には富士見書房(現KADOKAWA)の「ドラゴンエイジ」にて、「東京レイヴンズ RED REBOOT」(原作:あざの耕平)という「東京レイヴンズ」のスピンオフコミカライズを連載されていました(こちらは短期連載でした)。
美麗で繊細、かつ迫力のあるアクション描写も得意とされる漫画家さんです。
休載中に原作を読むべき?
はい、漫画版の続きが気になるなら、ぜひ原作ライトノベルを読むことを強くおすすめします👍。
漫画版は原作5巻あたりまでの内容で休載していますが、原作ライトノベルは既に24巻まで刊行されており、物語は漫画版の遥か先まで進んでいます。
グレンたちのその後の活躍、新たなキャラクターの登場、深まる世界の謎など、漫画版で描かれていない魅力的なエピソードが満載です。漫画の再開を待つ間、原作で物語を追いかけることで、「ロクアカ」の世界をより深く、長く楽しむことができますよ。
まとめ
本記事では、漫画版「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の打ち切り説の真相、休載理由、そして今後の展望について、関連情報も交えながら詳しく解説しました。最後に、この記事でお伝えした重要なポイントを箇条書きでまとめます。
- 漫画版「ロクアカ」は打ち切りではない。
- 公式発表は「休載」であり連載籍は存続。
- 休載理由は作画担当・常深アオサ先生の体調不良。
- 休載期間は2021年から3年以上と長期化。
- 現時点で連載再開の時期は未定。
- 公式からの打ち切り発表は一切出ていない。
- 打ち切りという噂は休載期間の長さが主な原因。
- 漫画版コミックスの最新刊は第16巻(2020年10月発売)。
- 漫画版は原作ライトノベル5巻途中の内容。
- 常深先生の美麗な作画が漫画版の大きな魅力。
- 原作ライトノベル(羊太郎作)は現在も刊行中。
- 原作最新刊は本編24巻(2024年11月発売)。
- 原作ライトノベルはまだ完結していない。
- テレビアニメ第1期は2017年に全12話で放送。
- アニメ第2期の制作発表は現在(2025年4月)ない。
- ファンは公式情報を待ち、作者と作品を応援しよう。