「モンスター娘のお医者さん」の漫画が打ち切りになったって本当？楽しみにしていたのに、続きが読めなくてモヤモヤしている…。そんな風に感じていませんか？人気作品だったはずなのに、なぜ急に終わってしまったのか、その理由が気になりますよね。
本記事では、漫画版『モンスター娘のお医者さん』が打ち切りと噂される真相を徹底的に調査しました。打ち切りと言われる理由から、原作ライトノベルやアニメの状況、そして物語の続きを楽しむ方法まで、あなたの疑問に全てお答えします。この記事を読めば、作品の現状がスッキリと理解できるはずです。
【結論】漫画『モンスター娘のお医者さん』は打ち切り？真相を解説
多くの方が気になっている「モンスター娘のお医者さん」の漫画版は、公式な発表はないものの、事実上の打ち切りと見て間違いないでしょう。コミックスが2巻で止まっており、続刊が出る気配がないのが現状です。 楽しみにしていたファンにとっては、非常に残念なお知らせかもしれません。
しかし、なぜ「打ち切り」という結論に至るのでしょうか。また、物語の続きはどうなってしまったのでしょうか。本章では、まず結論として漫画版が事実上の打ち切りである根拠と、物語の全体像について解説します。
- 漫画版は事実上の打ち切り状態
- 原作ライトノベルは完結済み
- 物語の結末は原作で読める
漫画版は事実上の打ち切り状態
漫画版『モンスター娘のお医者さん』は、徳間書店の「COMICリュウWEB」にて2018年2月から2019年12月まで連載されていました。 しかし、コミックスは2020年3月13日に発売された2巻を最後に、新しい巻は刊行されていません。 公式サイトや作者から連載終了や打ち切りに関する明確なアナウンスはありませんが、連載終了から長い年月が経過していること、そして原作のストックが十分に残っているにも関わらず続編が描かれていない状況から、事実上の打ち切りと判断するのが妥当です。
人気作品が突然終わってしまうと、「何か問題があったのでは？」と勘ぐってしまいますよね。しかし、明確な理由が語られていないため、ファンの間では様々な憶測が飛び交っているのが実情です。
原作ライトノベルは完結済み
漫画版の続きが気になる方にとって、朗報があります。原作である折口良乃先生のライトノベルは、2022年3月に発売された11巻をもって、すでに堂々の完結を迎えています。 漫画版では描かれなかった物語の続き、そしてグレンとサーフェたちの物語の結末まで、全てが描かれています。
漫画で物語の途中で止まってしまい、消化不良を感じている方も、原作を読めばその後の展開をしっかりと追うことができます。物語の結末を知りたいという方は、ぜひ原作ライトノベルを手に取ってみてください。
物語の結末は原作で読める
漫画版は残念ながら途中で終わってしまいましたが、物語そのものが未完で終わったわけではありません。原作ライトノベルを読めば、主人公グレンの医師としての成長や、彼を取り巻くモンスター娘たちとの関係、そしてリンド・ヴルムに巻き起こる事件の顛末まで、物語の全てを知ることができます。
漫画の作画が好きで読み始めた方にとっては、文章で物語を追うことに少し抵抗があるかもしれません。しかし、Zトン先生の魅力的なイラストも多数収録されており、キャラクターたちの生き生きとした姿を想像しながら読み進めることができるでしょう。 打ち切りという残念な結果にはなりましたが、物語の結末まで見届けられる手段が残されているのは、ファンにとって幸いなことと言えます。
漫画『モンスター娘のお医者さん』が打ち切りと言われる3つの理由
公式な発表がないにもかかわらず、なぜ漫画版『モンスター娘のお医者さん』は「打ち切り」と噂されているのでしょうか。その背景には、いくつかの明確な理由が存在します。ファンが「これは打ち切りでは？」と感じてしまうのも無理はない状況なのです。
本章では、打ち切り説が流れる主な理由を3つのポイントに絞って詳しく解説していきます。これらの理由を知ることで、作品を取り巻く状況がより深く理解できるでしょう。
- コミックスが2巻で止まっているから
- 原作ストックは十分にあるのに続刊がないから
- 公式からの明確なアナウンスがないから
理由1：コミックスが2巻で止まっているから
打ち切りと言われる最も大きな理由は、コミックスの刊行がわずか2巻で止まっていることです。 漫画版の第1巻は2018年に、第2巻は2020年3月に発売されました。 しかし、それ以降、新刊は発売されていません。通常、人気があり連載が継続している作品であれば、1年に1〜2冊のペースで新刊が発売されるのが一般的です。何年も新刊が出ていないという事実は、連載が終了した、あるいは中断したと考えるのが自然でしょう。
特に、アニメ化もされたほどの知名度がある作品が、たった2巻で終わってしまうのは異例です。 この短い巻数が、多くの読者に「打ち切られたのではないか」という印象を与えてしまいました。
理由2：原作ストックは十分にあるのに続刊がないから
漫画版が刊行された当時、原作のライトノベルはまだ連載途中であり、物語のストックは十分にありました。漫画版2巻で描かれたのは、原作ライトノベルの2巻あたりまでの内容です。原作は全11巻で完結しているため、漫画化できるストーリーはまだまだ大量に残っていたのです。
原作に続きがあるにも関わらず、漫画の連載が終わってしまった。この状況は、「人気がなかったから打ち切られた」「何かトラブルがあったのでは」といった憶測を呼ぶ原因となりました。物語の続きを描く余地がありながら続刊が出ないことは、計画的な終了ではなく、何らかの事情による中断、つまり「打ち切り」であったことを強く示唆しています。
理由3：公式からの明確なアナウンスがないから
ファンを最も混乱させているのが、出版社や作者から「なぜ連載が終わったのか」についての明確な説明がないことです。通常、漫画が完結する際には「ご愛読ありがとうございました！」といった形で最終回であることが告知されたり、コミックスの最終巻でその旨が示されたりします。しかし、『モンスター娘のお医者さん』の漫画版には、そうしたアナウンスが見当たりません。
突然ぷつりと連載が途絶え、何の説明もないまま放置されている状態。これが、読者の間で「打ち切り」という噂が広まり、確定情報のように扱われる最大の要因となっています。もし円満な形での連載終了であれば、何らかの告知があるはずです。その沈黙が、かえって打ち切り説の信憑性を高めてしまっているのです。
『モンスター娘のお医者さん』の作品概要
ここで改めて、『モンスター娘のお医者さん』がどのような作品なのか、その魅力と概要についておさらいしておきましょう。人間と魔族が共存する世界で繰り広げられる、心温まるメディカルファンタジー。その独特な世界観と魅力的なキャラクターたちが、多くのファンを惹きつけました。
本章では、作品の基本情報である原作、漫画、アニメについて、それぞれの特徴を解説します。この概要を知ることで、なぜ多くのファンが漫画版の打ち切りを惜しんでいるのかが理解できるはずです。
- 原作：折口良乃によるライトノベル
- 漫画：鉄巻とーますによるコミカライズ
- アニメ：2020年に放送
原作：折口良乃によるライトノベル
『モンスター娘のお医者さん』の原作は、折口良乃先生によるライトノベルです。 イラストは、魅力的なモンスター娘のイラストで高い人気を誇るZトン先生が担当しています。 集英社のダッシュエックス文庫から2016年6月に第1巻が刊行され、2022年3月に発売された第11巻で完結しました。
物語の舞台は、かつて戦争をしていた人間と魔族が共存する街「リンド・ヴルム」。主人公である人間族の医師グレン・リトバイトが、ラミア族の助手サーフェンティット・ネイクス（サーフェ）と共に、様々な種族のモンスター娘たちを診察し、治療していくというストーリーです。 種族ごとに異なる体の構造や生態を真摯に考察した医療描写と、グレンとモンスター娘たちの心温まる交流やラブコメ要素が大きな魅力となっています。
漫画：鉄巻とーますによるコミカライズ
原作の人気を受けて、漫画版『モンスター娘のお医者さん』が制作されました。作画を担当したのは、こちらもモンスター娘の描写に定評のある鉄巻とーます先生です。 徳間書店のウェブコミックサイト「COMICリュウWEB」にて、2018年2月から連載が開始されました。
鉄巻とーます先生の美麗な作画によって、原作のキャラクターたちが生き生きと描かれ、多くのファンを獲得しました。特に、診察シーンの少しセクシーな描写も、原作の雰囲気を忠実に再現しつつ、漫画ならではの表現で魅力的に描かれています。 しかし、前述の通り、コミックスは2巻で刊行がストップしており、物語の途中で終わってしまっているのが非常に惜しまれる点です。
また、本編とは別に、グレンの学生時代を描いたスピンオフ漫画『モンスター娘のお医者さん0（ゼロ）』も存在します。こちらは木村光博先生が作画を担当し、集英社から全2巻で刊行されています。
アニメ：2020年に放送
『モンスター娘のお医者さん』は2020年7月から9月にかけて、テレビアニメも放送されました。 監督は『ラブひな』や『ゼロの使い魔』で知られる岩崎良明氏、アニメーション制作は『ぼくたちは勉強ができない』などを手掛けたアルボアニメーションが担当しました。
動いて喋るモンスター娘たちの可愛らしさや、丁寧な医療描写が好評を博し、原作ファン、アニメファン双方から高い評価を得ました。 アニメは全12話で、原作ライトノベルの3巻あたりまでの内容が描かれています。 アニメの放送によって作品の知名度はさらに高まり、これが漫画版の続刊を期待する声を一層大きくする要因にもなりました。
漫画『モンスター娘のお医者さん』の続きはどこから読める？
漫画版が事実上の打ち切りとなり、「あの後の展開はどうなるの？」と気になっている方も多いでしょう。幸いなことに、物語の続きを知る方法はちゃんと用意されています。漫画で描かれた範囲とその後の物語について、どこから読み始めれば良いのかを解説します。
本章を読めば、スムーズに物語の続きに入っていくことができます。漫画の感動をそのままに、グレンとサーフェたちの物語を最後まで見届けましょう。
- 漫画版は原作の2巻途中まで
- 続きは原作ライトノベル3巻から
漫画版は原作の2巻途中まで
まず、漫画版が原作のどこまでを描いているのかを正確に把握しておきましょう。鉄巻とーます先生による漫画版『モンスター娘のお医者さん』は、全2巻で刊行されています。 その内容は、原作ライトノベルの第1巻と第2巻の途中までに相当します。
具体的には、闘技場のケンタウロス「ティサリア」のエピソードや、水路街のマーメイド「ルララ」のエピソード、そして医者嫌いのフレッシュゴーレム「苦無」のエピソードなどが描かれています。 漫画2巻の最後は、苦無の治療が一段落し、リンド・ヴルムを揺るがす大きな事件の序章が始まるところで終わっています。 まさに、物語がこれから大きく動き出すという、非常に気になる場面で中断している形です。
続きは原作ライトノベル3巻から
漫画版の続きを読みたい場合は、原作ライトノベルの第3巻から読み始めるのがおすすめです。 漫画版の2巻で描かれたエピソードの直後から物語が始まるため、スムーズに続きを読むことができます。
原作3巻以降では、漫画では描かれなかったハーピーの里での産卵騒動や、竜闘女スカディが抱える重大な病、そして人間と魔族の間に横たわる根深い問題など、よりシリアスで壮大な物語が展開されていきます。もちろん、グレンとサーフェ、そして彼を取り巻くモンスター娘たちとのラブコメもさらに加速していきます。
物語は全11巻で完結しており、最後まで読めばグレンとサーフェたちの物語の結末をしっかりと見届けることができます。 漫画の続きが気になっていた方は、ぜひ原作ライトノベルを手に取ってみてください。
よくある質問
ここでは、『モンスター娘のお医者さん』に関して、ファンの方々からよく寄せられる質問にお答えします。漫画の打ち切り理由以外にも、アニメの続編や原作の完結、作品をお得に楽しむ方法など、気になるポイントはたくさんありますよね。これらの疑問を解消して、より深く作品世界を楽しんでいきましょう。
漫画『モンスター娘のお医者さん』はなぜ完結したのですか？
漫画版『モンスター娘のお医者さん』は、公式には「完結」ではなく、2巻で刊行が止まっている状態です。 これが事実上の「打ち切り」と見なされています。その明確な理由は公表されていませんが、一般的に漫画の連載が中断する理由としては、掲載誌の都合、単行本の売上不振、作画担当者の健康問題やスケジュールの都合などが考えられます。 アニメ化されるほどの人気作であったため、売上不振が直接的な原因とは考えにくいかもしれませんが、様々な要因が複合的に絡み合った結果、連載継続が困難になった可能性があります。 正確な理由は不明ですが、原作ストックがあるにも関わらず続かなかったことから、計画的な終了ではなかったと推測されます。
『モンスター娘のお医者さん』のアニメ2期はありますか？
残念ながら、2025年7月現在、アニメ『モンスター娘のお医者さん』の第2期の制作は発表されていません。 アニメは2020年に放送され好評を博しましたが、続編に関する公式なアナウンスはない状況です。
アニメの続編が制作されるかどうかは、円盤（Blu-ray/DVD）の売上や配信サービスの再生数、原作や関連グッズの売上などが大きく影響します。 原作はすでに完結しており、物語のストックは十分にあるため、可能性がゼロというわけではありませんが、現時点では2期の放送を期待するのは難しいかもしれません。続報を待つしかありません。
原作小説は完結していますか？
はい、原作のライトノベルは2022年3月25日に発売された第11巻をもって完結しています。 物語は綺麗に締めくくられており、主人公グレンとヒロインのサーフェたちの物語の結末までしっかりと描かれています。 漫画やアニメで物語の途中までしか知らないという方は、ぜひ原作を読んで、彼らの物語の最後まで見届けてあげてください。
『モンスター娘のお医者さん』の漫画はどこで読めますか？
漫画版『モンスター娘のお医者さん』は、各電子書籍ストアで購入して読むことができます。例えば、ピッコマ、LINEマンガ、コミックシーモア、Amebaマンガなどで配信されています。 これらのプラットフォームでは、無料試し読みができる場合も多いので、まずはお試しで読んでみるのも良いでしょう。 また、紙のコミックスは全国の書店やオンライン書店、中古書店などで手に入れることが可能です。
まとめ
- 漫画版は公式発表はないが事実上の打ち切り状態。
- 打ち切り理由はコミックスが2巻で止まっているため。
- 原作ストックが十分にも関わらず続刊がないのも理由の一つ。
- 公式からの連載終了に関する明確なアナウンスがない。
- 原作ライトノベルは全11巻で既に完結済み。
- 物語の結末は原作ライトノベルで知ることができる。
- 漫画版は鉄巻とーます先生による美麗な作画が魅力。
- 2020年にはテレビアニメも放送され人気を博した。
- 漫画版は原作ライトノベルの2巻途中までの内容。
- 漫画の続きは原作ライトノベルの3巻から読める。
- アニメ2期の制作は現在発表されていない。
- グレンの学生時代を描くスピンオフ漫画『0（ゼロ）』もある。
- 漫画は各種電子書籍ストアで読むことが可能。
- 打ち切りの明確な理由は不明だが複合的な要因が推測される。
- 物語自体は完結しているので安心して続きを追える。
