最近、特定の数字をよく見かけたり、急に神社へ行きたくなったりしていませんか？もしかしたら、それは日本神話の根源神、国常立尊（くにとこたちのみこと）があなたに送っているスピリチュ-アルなサインかもしれません。この記事では、国常立尊とはどのような神様なのか、そのスピリチュ-アルな意味から、私たちに送られるサイン、そして驚くべきご利益まで、詳しく解説していきます。あなたの人生が好転するきっかけが、ここにあるかもしれません。
国常立尊とは？スピリチュ-アルな視点で知る根源神の正体
国常立尊という神様の名前を聞いたことがありますか？日本神話の中でも特に重要でありながら、謎多き存在として知られています。ここでは、国常立尊がどのような神様なのか、そのスピリチュ-アルな本質に迫ります。
この章で解説する内容は以下の通りです。
- 日本神話における始まりの神
- スピリチュ-アルな意味とエネルギー
- 厳しい？それとも優しい？国常立尊の神格
国常立尊の持つ力強いエネルギーを感じ、あなたの人生をより良い方向へ導くヒントを見つけていきましょう。
日本神話における始まりの神
国常立尊は、『古事記』や『日本書紀』といった日本神話において、天地開闢（てんちかいびゃく）の際に現れた非常に古い神様です。 『日本書紀』では、一番最初に現れた神とされており、まさに日本の神々の根源ともいえる存在です。 そのお名前は「国が常に立ち続ける」という意味を持ち、国土そのものの永遠性や安定を象徴しています。
神話の中では、具体的な物語は多く語られず、登場してすぐに姿を隠したとされるミステリアスな一面も持っています。 しかし、その存在感は絶大で、後世の様々な信仰、特に伊勢神道や吉田神道などで宇宙の根源神として重要視されるようになりました。 私たちが住むこの日本の大地、そのものの神様と考えると、その壮大さが感じられるのではないでしょうか。
スピリチュ-アルな意味とエネルギー
スピリチュ-アルな世界において、国常立尊は「創造」「始まり」「基盤」のエネルギーを司る神様とされています。何か新しいことを始めようとするとき、事業を立ち上げるとき、あるいは人生の転機において、その強力なエネルギーが後押しをしてくれると言われています。
また、国常立尊は地球の核や大地そのものを象徴する神様であるため、グラウンディングの力が非常に強いのが特徴です。グラウンディングとは、地に足をつけ、現実をしっかりと生きる力のこと。情報過多で心が揺れ動きがちな現代において、国常立尊のエネルギーと繋がることは、自分軸を確立し、どっしりと構えて物事に取り組むための大きな助けとなるでしょう。心がざわつく時や不安な時は、裸足で大地を踏みしめ、国常立尊のエネルギーを感じてみるのもおすすめです。
厳しい？それとも優しい？国常立尊の神格
国常立尊は、非常に厳格な神様であるという側面も伝えられています。 一説には、その厳格さゆえに他の神々から疎まれ、鬼門（北東）の方角に封印されたという伝説（艮の金神伝説）もあるほどです。 このことから、「怖い神様」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、その厳しさは、本質的な愛に基づいています。それは、子供の成長を願う親が、時に厳しく躾けるのと似ています。国常立尊は、私たちが本来の魂の道から逸れることなく、まっすぐに成長できるよう、時に厳しい試練を与え、不要なものを断ち切る手助けをしてくれるのです。その厳しさの奥にある深い愛と慈悲を感じ取ることができたとき、国常立尊はあなたの人生における最も頼もしい味方となってくれるでしょう。
見逃さないで！国常立尊からのスピリチュ-アルなサイン5選
ふとした日常の中に、実は神様からのメッセージが隠されていることがあります。特に、始まりの神である国常立尊は、人生の転機や新たなステージへ進むべき時に、様々なサインを送ってくれると言われています。ここでは、国常立尊に呼ばれている時に現れる代表的なスピリチュ-アルなサインを5つご紹介します。
この章で解説する内容は以下の通りです。
- 龍や蛇、自然に関するシンクロニシティが頻発する
- 「始まり」を強く意識させられる出来事が起こる
- 強い浄化作用を感じる（体調の変化や人間関係の整理）
- 富士山や磐座（いわくら）など、特定の場所に強く惹かれる
- 夢に国常立尊や関連するシンボルが現れる
これらのサインに心当たりがないか、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
龍や蛇、自然に関するシンクロニシティが頻発する
国常立尊は、龍神そのものであるという説があるほど、龍と深い関わりを持つ神様です。 そのため、国常立尊からのサインとして、龍や蛇に関するシンクロニシティ（意味のある偶然の一致）が頻繁に起こることがあります。
例えば、以下のような経験はありませんか？
- 空に龍のような雲（龍雲）をよく見かける
- 龍や蛇の絵、置物、アクセサリーなどがやたらと目につく
- 神社で白い蛇に遭遇する
- 夢に龍や蛇が出てくる
これらの現象は、国常立尊があなたのそばにいて、その力強いエネルギーで守護していることを示しています。特に、何か新しいことを始めようとしている時にこれらのサインが現れたら、それは「そのまま進みなさい」という強力な後押しと捉えて良いでしょう。
「始まり」を強く意識させられる出来事が起こる
根源神であり、創造のエネルギーを司る国常立尊は、「始まり」のタイミングでサインを送ってくることが非常に多いです。人生の大きな岐路に立たされた時や、新しいステージへの移行期に、あなたの意識を「始まり」へと向けさせるような出来事が起こります。
具体的には、転職や引っ越し、新しい学びの開始、あるいは人間関係における新たな出会いなど、環境が大きく変わるような出来事が立て続けに起こるかもしれません。一見すると大変な状況に思えるかもしれませんが、これは国常立尊があなたを次のステージへと導いている証拠です。変化を恐れずに受け入れ、新しい一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
強い浄化作用を感じる（体調の変化や人間関係の整理）
国常立尊のエネルギーは非常にパワフルで、強力な浄化作用を持っています。そのため、国常立尊と繋がると、好転反応として心身に様々な変化が現れることがあります。
例えば、急な発熱や眠気、だるさといった体調の変化が起こることがあります。これは、体内に溜まったネガティブなエネルギーが排出されている証拠です。また、人間関係の整理が起こることも少なくありません。これまで親しくしていた人との間に突然距離ができたり、逆にご縁が切れたと思っていた人と再会したり…。これは、あなたの魂の成長にとって不要になった関係が終わり、新たなステージに必要なご縁が結ばれる過程で起こる自然な現象です。辛いと感じることもあるかもしれませんが、全てはより良い未来のために必要な浄化作用だと捉えましょう。
富士山や磐座（いわくら）など、特定の場所に強く惹かれる
国常立尊は、大地のエネルギーが凝縮された場所に鎮まっているとされています。そのため、国常立尊に呼ばれている時は、特定のパワースポットに強く惹かれるようになります。
特に、富士山や磐座（神様が宿るとされる大きな岩）、あるいは太古の自然が残るような山奥の神社などに、無性に行きたくなるという感覚を覚えるかもしれません。もし、特定の場所の名前が何度も頭に浮かんだり、写真や映像を見て心が揺さぶられたりするなら、それは国常立尊があなたをその場所へ招いているサインです。ぜひ時間をとって訪れてみてください。そこで新たな気づきやエネルギーを得られるはずです。
夢に国常立尊や関連するシンボルが現れる
夢は、潜在意識や高次元からのメッセージを受け取るための重要なツールです。国常立尊は、夢を通じて私たちに重要なメッセージを伝えてくることがあります。
直接、国常立尊と思われる威厳のある神様の姿で現れることもあれば、龍、蛇、巨大な木、山、岩など、国常立尊を象徴するシンボルとして登場することもあります。夢の内容をはっきりと覚えていなくても、目が覚めた時に荘厳な感覚や、力強いエネルギーを感じたのであれば、それは国常立尊からのコンタクトである可能性が高いです。夢で受け取ったメッセージの意味を深く考えてみることで、現状を打破するためのヒントが見つかるかもしれません。
国常立尊のすごいご利益とは？人生を好転させる神の力
日本神話の根源神である国常立尊は、その壮大な神格にふさわしい、非常に強力なご利益を授けてくださる神様です。そのご利益は多岐にわたりますが、特に私たちの人生の基盤を整え、力強く前進させてくれるエネルギーに満ちています。ここでは、国常立尊からいただける代表的なご利益について詳しく解説します。
この章で解説する内容は以下の通りです。
- あらゆる物事を始める「創造」と「発展」のエネルギー
- 悪縁を断ち切る強力な「浄化」と「厄除け」
- 揺るぎない自分軸を築く「自己基盤の確立」
- 事業の成功や繁栄をもたらす「商売繁盛」
これらのご利益を知ることで、あなたが今抱えている悩みや願いに対して、国常立尊がどのように力を貸してくださるのかが分かるはずです。
あらゆる物事を始める「創造」と「発展」のエネルギー
国常立尊は、天地開闢の際に最初に現れた神様であり、「始まり」と「創造」を司ります。 このため、何か新しいことを始めたいと願う人にとって、これ以上ないほど心強い味方となってくれます。
例えば、
- 起業や独立、新規事業の立ち上げ
- 新しい趣味や勉強の開始
- 企画やアイデアの創出
- 子宝に恵まれたいという願い
など、ゼロから何かを生み出し、それを育てていきたいという場面で、国常立尊は強力な推進力とインスピレーションを与えてくださいます。行き詰まりを感じた時や、最初の一歩が踏み出せない時に祈りを捧げることで、道が開けるかもしれません。
悪縁を断ち切る強力な「浄化」と「厄除け」
国常立尊の持つエネルギーは非常にパワフルで、あらゆる不浄を祓い清める力を持っています。その厳格な神格は、悪縁や腐れ縁、ネガティブなエネルギーを断ち切る際に絶大な効果を発揮します。
人間関係の悩み、ストーカー被害、悪癖や依存症からの脱却など、自分自身の力だけでは断ち切ることが難しいと感じる問題に直面した時、国常立尊は力強い後押しをしてくださいます。 また、厄年や運気が低迷していると感じる時の厄除け、災難除けにも大きなご利益があるとされています。心身を浄化し、新たなスタートを切りたいと願う人にとって、非常に頼りになる存在です。
揺るぎない自分軸を築く「自己基盤の確立」
「国が常に立ち続ける」というお名前の通り、国常立尊は「基盤を固める」ご利益に優れています。 これは物理的な国土の安定だけでなく、私たちの精神的な土台、つまり「自分軸」を確立することにも繋がります。
周りの意見に流されやすい、自分の決定に自信が持てない、将来への不安で心が揺れ動いてしまう…。そんな悩みを抱えている人は、国常立尊のエネルギーと繋がることで、地に足のついた、どっしりとした安定感を得ることができるでしょう。自分自身の信念を貫き、何事にも動じない強い心を育む手助けをしてくださいます。グラウンディングを意識し、国常立尊に祈ることで、人生の荒波を乗り越えるための確固たる土台が築かれるはずです。
事業の成功や繁栄をもたらす「商売繁盛」
国土の安泰と発展を司る国常立尊は、商売繁盛や事業繁栄にも大きなご利益をもたらします。 特に、農業、漁業、林業といった大地や自然の恵みに関わる仕事や、不動産業、建設業など、土地に根差した事業を守り育ててくださると言われています。
もちろん、それ以外の業種であっても、事業の基盤を固め、永続的な発展を願う経営者や個人事業主にとって、心強い守護神となってくださいます。会社の安泰、従業員の幸福、そして事業の永続的な繁栄を願う際に、ぜひお参りしたい神様の一柱です。
全国のパワースポット！国常立尊を祀る有名な神社
国常立尊の力強いエネルギーを感じ、ご利益をいただきたいと思ったら、実際に祀られている神社へ足を運ぶのが一番です。国常立尊を主祭神とする神社は多くはありませんが、古くから聖地とされる場所や、重要な神社で配祀神として祀られています。ここでは、国常立尊とご縁を結ぶことができる代表的な神社をいくつかご紹介します。
この章でご紹介する神社は以下の通りです。
- 【三重】伊勢神宮 外宮（豊受大神宮）
- 【岐阜】位山（くらいやま）
- 【京都】大本神苑
- 【山梨】富士山（小御嶽神社）
それぞれの神社の特徴や、国常立尊との関わりについて解説していきます。
【三重】伊勢神宮 外宮（豊受大神宮）
日本の神社の中心である伊勢神宮。その外宮（げくう）である豊受大神宮の主祭神は、食物や産業の神様である豊受大御神ですが、実はその奥にある多賀宮（たかのみや）のご祭神は豊受大御神の荒御魂（あらみたま）とされています。そして、伊勢神道においては、この豊受大御神は国常立尊と同一、あるいは深い関わりがあるとされています。
外宮は「衣食住」を司る神様であり、私たちの生活の基盤を守ってくださる場所です。まさに国土の根源神である国常立尊の神格と通じるものがあります。伊勢神宮に参拝する際は、内宮だけでなく、ぜひ外宮にも足を運び、多賀宮までお参りして、その根源的なエネルギーを感じてみてください。
【岐阜】位山（くらいやま）
岐阜県高山市に位置する位山は、古くから霊山として崇められてきたパワースポットです。山全体がご神体とされ、巨石が点在する神秘的な雰囲気に包まれています。この位山は、国常立尊が降臨した地であるという伝説が残っており、山中には国常立尊を祀る遥拝所などがあります。
登山道は整備されていますが、本格的な登山となるため、しっかりとした準備が必要です。大自然の中で国常立尊の壮大なエネルギーと深く繋がりたいと願う、健脚な方におすすめの聖地です。山頂付近にある天の岩戸や、数々の巨石群からは、太古の地球のエネルギーを感じることができるでしょう。
【京都】大本神苑
京都府綾部市と亀岡市にある大本神苑は、新宗教「大本」の聖地です。大本では、国常立尊を「艮の金神（うしとらのこんじん）」として非常に重要視しており、この世の立て替え立て直しを行う根源神としてお祀りしています。
信者でなくとも参拝は可能で、特に綾部の「梅松苑（ばいしょうえん）」や亀岡の「天恩郷（てんおんきょう）」は、美しく整備された庭園や荘厳な神殿があり、清らかな気に満ちています。国常立尊の厳しくも愛に満ちた神格を、特に強く感じられる場所と言えるでしょう。スピリチュ-アルな探求を深めたい方にとって、多くの気づきを与えてくれる場所となるはずです。
【山梨】富士山（小御嶽神社）
日本一の霊山である富士山。その富士山信仰の中心的な神様は木花咲耶姫命（このはなさくやひめのみこと）ですが、富士山五合目にある小御嶽（こみたけ）神社では、磐長姫命（いわながひめのみこと）と共に、国常立尊も祀られていると伝えられています。
小御嶽は、現在の富士山が噴火して形成される以前からあった古い山であり、まさに大地の土台となる場所です。ここに国土の根源神である国常立尊が祀られているのは、非常に理にかなっていると言えるでしょう。富士山の壮大なエネルギーを感じながら参拝することで、自分自身の基盤を固め、新たな一歩を踏み出すための大きな力をいただけることでしょう。
国常立尊と深く繋がるためのスピリチュ-アルな方法
国常立尊という偉大な神様の存在を知り、そのご利益や祀られている神社について理解を深めたところで、次はいよいよ「どうすれば国常立尊と深く繋がることができるのか」という実践的な方法についてお伝えします。特別な能力は必要ありません。日々の意識や行動を少し変えるだけで、誰でも国常立尊の力強いサポートを受け取ることができるようになります。
この章で解説する内容は以下の通りです。
- 神社での正しい参拝作法と心構え
- 祝詞を奏上して感謝の気持ちを伝える
- 日常生活でできる！グラウンディングを意識する
これらの方法を実践し、国常立尊との絆を深めていきましょう。
神社での正しい参拝作法と心構え
国常立尊を祀る神社へ参拝する際は、敬意と感謝の心を持つことが何よりも大切です。厳格な神様であるからこそ、礼儀を尽くすことで、より深く応えてくださいます。
- 鳥居の前で一礼：鳥居は神域への入り口です。俗世との境界線ですので、心を整え、一礼してからくぐりましょう。参道の中央は神様の通り道（正中）とされるため、端を歩くのがマナーです。
- 手水舎で心身を清める：手と口をすすぎ、心身の穢れを祓います。これは単なる形式ではなく、神様にお会いする前に自分自身を清めるという大切な儀式です。
- 拝殿では心を込めて：お賽銭は静かに入れ、二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。お願い事をする前に、まずは「国常立尊、いつもお見守りいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えましょう。その上で、自分の名前、住所を心の中で述べ、具体的な願い事を伝えます。大切なのは、他力本願ではなく「目標達成のために努力しますので、どうかお力添えください」という決意表明の姿勢です。
真摯な態度は、必ず神様に届きます。
祝詞を奏上して感謝の気持ちを伝える
祝詞（のりと）とは、神様への感謝や祈りを伝えるための言葉です。国常立尊とより深く繋がりたいと願うなら、祝詞を奏上することをおすすめします。祝詞を唱えることで、自身の波動が高まり、神様と繋がりやすくなると言われています。
国常立尊に捧げる祝詞はいくつかありますが、代表的なものに「ひふみ祝詞」があります。 この祝詞は、日月神示を降ろした神が国常立尊であるとされ、非常に強い力を持つと言われています。
【ひふみ祝詞】
「ひふみ よいむなや こと もちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか うおえ にさりへて のますあせゑほれけ」
神社で奏上するのが最も良いですが、自宅の神棚や静かな場所で、心を込めて唱えるだけでも大丈夫です。言葉の意味が分からなくても、その言霊（ことだま）があなたの祈りを神様へ届けてくれます。
日常生活でできる！グラウンディングを意識する
国常立尊は、大地の神様であり、グラウンディングのエネルギーを司ります。神社に行けない日でも、日常生活の中でグラウンディングを意識することで、国常立尊との繋がりを保つことができます。
- 裸足で土や芝生の上を歩く：アーシングとも呼ばれ、地球のエネルギーを直接体に取り込むことができます。公園の芝生や、自宅の庭などで試してみてください。
- 自然の中に身を置く：森林浴や登山、海辺の散歩など、定期的に自然と触れ合う時間を作りましょう。特に、大きな木に触れたり、岩の上に座ったりすると、大地のエネルギーを感じやすくなります。
- 瞑想：静かに座り、自分の意識を地球の中心へと下ろしていくイメージをします。足の裏から根が生えて、地球の中心としっかりと繋がる感覚を味わってみましょう。
これらの行動は、心を落ち着かせ、自分軸を安定させる効果もあります。忙しい毎日の中に、ぜひ取り入れてみてください。
あなたも呼ばれている？国常立尊とご縁がある人の特徴
国常立尊は、誰にでも平等にエネルギーを注いでくださる神様ですが、特にご縁が深く、そのサポートを受けやすい人がいると言われています。もしあなたがこれから挙げる特徴に当てはまるなら、国常立尊に呼ばれているのかもしれません。ご自身の性格や生き方と照らし合わせながら、読み進めてみてください。
この章で解説する内容は以下の通りです。
- 使命感や強い意志を持っている
- ０から１を生み出す仕事をしている
- 自然を愛し、大切にしている
- 孤独を恐れず、自分を信じることができる
これらの特徴は、国常立尊の神格と深く共鳴するものです。
使命感や強い意志を持っている
国常立尊は、この国や世界をより良くしようという、壮大な意志を持つ神様です。そのため、「世のため人のために何かを成し遂げたい」という強い使命感や、社会貢献への意識が高い人と深く共鳴します。
自分の利益だけでなく、周りの人々や社会全体が良くなることを願って行動している人、あるいは、困難な状況にあっても自分の信念を曲げずに突き進む強い意志を持っている人は、国常立尊から力強いサポートを受けやすいでしょう。もしあなたが「自分には何かやるべきことがあるはずだ」という感覚を抱いているなら、それは国常立尊からの呼びかけかもしれません。
０から１を生み出す仕事をしている
天地開闢の際に現れた「始まりの神」である国常立尊は、無から有を生み出す創造のエネルギーを司ります。 そのため、クリエイティブな仕事や、新しい価値を創造する役割を担っている人と非常に相性が良いです。
例えば、
- 起業家、経営者
- アーティスト、デザイナー、作家
- 研究者、開発者
- 企画、プランナー
など、前例のないことに挑戦し、新しいものを世に送り出す仕事をしている人は、国常立尊からインスピレーションや物事を推し進める力を授かりやすいと言えます。産みの苦しみを感じた時にこそ、国常立尊に祈りを捧げてみると、新たな道が開けるかもしれません。
自然を愛し、大切にしている
国常立尊は、国土そのもの、地球そのものを象徴する神様です。そのため、自然を心から愛し、その恩恵に感謝し、環境を大切にしようと努めている人を常に見守っています。
登山やキャンプ、ガーデニングが好きな人、環境問題に関心がある人、動物や植物との触れ合いを大切にしている人は、無意識のうちに国常立尊と繋がっている可能性があります。自然の中で過ごすことで心が癒されたり、エネルギーが湧いてきたりする感覚は、国常立尊からの恵みとも言えるでしょう。その感謝の気持ちを忘れずに行動することで、さらに深いご加護を得られるはずです。
孤独を恐れず、自分を信じることができる
国常立尊は、神話の中で最初に現れた「独神（ひとりがみ）」であり、その厳格さゆえに他の神々から孤立したという伝説も持つ、孤高の存在です。 このことから、周りに流されることなく、たとえ一人になっても自分の信じる道を突き進むことができる人に、強く共感し、力を貸してくださると言われています。
集団の中で少し浮いてしまうことがある、自分の考えをなかなか理解してもらえない、それでも自分の内なる声に従って生きていきたい…。そんな風に感じている人は、国常立尊と深いご縁があるかもしれません。その孤独感は、あなたが特別な使命を持っている証拠でもあります。自分を信じ、まっすぐに進むあなたを、国常立尊は誰よりも力強く応援してくださるでしょう。
国常立尊のスピリチュ-アルに関するよくある質問
ここまで国常立尊について深く掘り下げてきましたが、まだいくつか疑問が残っている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、国常立尊のスピリチュ-アルな側面に関して、特に多く寄せられる質問にお答えしていきます。
国常立尊の真言はありますか？
真言は、主に密教で用いられる仏様の言葉であり、神道における神様には基本的に真言はありません。しかし、神仏習合の影響や、スピリチュ-アルな世界での解釈として、国常立尊に対応するとされる言葉が存在します。一説には「おんまか しりえい じりべい そわか」という言葉が挙げられることがありますが、これは仏教的な要素が強いものです。 神道に則って国常立尊と繋がりたい場合は、前述した「ひふみ祝詞」などの祝詞を奏上するのが一般的です。 大切なのは、形式にこだわりすぎず、心からの敬意と感謝を込めて祈ることです。
国常立尊は龍神と関係がありますか？
はい、非常に深い関係があるとされています。国常立尊は、日本列島そのものが御神体である龍神だという説や、地球創生の中心となって働いた龍神であるという説があります。 日本の国土が龍のような形をしていることも、この説を裏付けていると言えるでしょう。 そのため、国常立尊からのサインとして龍雲が現れたり、龍神を祀る神社で国常立尊の気配を感じたりすることがあります。国常立尊を意識することは、龍神とのご縁を深めることにも繋がると言えるでしょう。
国常立尊はなぜ隠された神なのですか？
国常立尊が神話の中で登場してすぐに「身を隠した」と記されていることや、他の神々に比べて祀られている神社が少ないことから、「隠された神」と言われることがあります。 その理由には諸説あります。一説には、その厳格すぎる統治を他の神々が嫌い、鬼門の方角へ追放（封印）してしまったという「艮の金神」伝説が有名です。 また、あまりに根源的で強大なエネルギーを持つため、人々が直接その力に触れることが畏れ多いとされた、という解釈もあります。しかし、隠されているからこそ、その存在に気づき、繋がろうとする者には、より深い次元で力を貸してくれるとも言われています。
国常立尊の歓迎のサインはありますか？
国常立尊を祀る神社などで歓迎されている時には、いくつかの分かりやすいサインが現れることがあります。例えば、参拝しようとすると急に風が吹いてきたり、霧が晴れたり、太陽の光が射してきたりといった天候の変化が挙げられます。 また、境内やその道中で鹿や蛇、蝶といった動物に会うのも歓迎のサインとされています。 特に、国常立尊は自然そのものを象徴する神様なので、自然現象を通じたサインが多いのが特徴です。心地よい風や清々しい空気の変化を感じたら、それは国常立尊があなたを歓迎してくれている証拠と受け取って良いでしょう。
まとめ
- 国常立尊は日本神話の根源神で、国土の永遠性を象徴する。
- スピリチュ-アル的には「創造」「始まり」「基盤」のエネルギーを持つ。
- 厳格な神格の奥には、深い愛と慈悲が存在する。
- 龍や蛇に関するシンクロは、国常立尊からの代表的なサイン。
- 「始まり」を意識させる出来事や、強い浄化作用もサインの一つ。
- ご利益は創造発展、悪縁切り、自己基盤の確立、商売繁盛など多岐にわたる。
- 伊勢神宮外宮や位山、富士山などで祀られている。
- 参拝時は感謝の心を伝え、祝詞を奏上すると繋がりやすい。
- 日常生活でのグラウンディングが、国常立尊との絆を深める。
- 強い使命感を持つ人や、０から１を生み出す人と相性が良い。
- 自然を愛し、孤独を恐れない精神性を持つ人と深く共鳴する。
- 真言はなく、祝詞を奏上するのが一般的。
- 龍神と非常に深い関係があり、同一視されることもある。
- 厳格さゆえに「隠された神」となったという伝説がある。
- 参拝時の風や光、動物との遭遇は歓迎のサイン。
