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キクイムシの糞?床の木くずの正体と完全駆除・予防法をプロが解説

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キクイムシの糞?床の木くずの正体と完全駆除・予防法をプロが解説
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ふと床を見ると、見慣れない木くずのような粉が…。掃除してもまた現れるその粉、もしかしたら「キクイムシの糞」かもしれません。放置すると、大切な家具や家の構造にまで被害が及ぶ可能性があり、不安になりますよね。本記事では、その粉の正体を見極める方法から、自分でできる駆除方法、再発させないための予防策まで、徹底的に解説します。この記事を読めば、キクイムシの悩みから解放されるはずです。

目次

その木くず、キクイムシの糞かも?特徴と見分け方

その木くず、キクイムシの糞かも?特徴と見分け方

床に落ちている粉が本当にキクイムシの糞なのか、まずは正しく見極めることが重要です。ここでは、キクイムシの糞の具体的な特徴や、他の虫の糞との見分け方を詳しく解説します。心当たりがないか、チェックしてみてください。

この章で解説するポイントは以下の通りです。

  • キクイムシの糞は「きな粉」のようにサラサラで細かい
  • シロアリや他の虫の糞との違い【比較表】
  • 糞が見つかりやすい場所は?

キクイムシの糞は「きな粉」のようにサラサラで細かい

キクイムシの糞の最大の特徴は、非常に粒子が細かく、まるで「きな粉」や小麦粉のようにサラサラしていることです。 これは、キクイムシの幼虫が木材を食べた後に排出するフンと、成虫が木材から脱出する際に出る木くずが混ざったものであるため、「フラス」とも呼ばれます。 指でつまんでみると、ザラザラとした感触はほとんどなく、パウダー状であることがわかります。

色は、食害している木材の色によって白っぽいものから淡黄色、淡褐色まで様々です。 もし、フローリングや木製家具の近くに、直径1mm~2mm程度の小さな穴が開いていて、その下にこのような粉が山のように積もっていたら、キクイムシの被害を強く疑うべきサインと言えるでしょう。

シロアリや他の虫の糞との違い【比較表】

家屋の木材を食べる害虫はキクイムシだけではありません。特にシロアリは被害が深刻化しやすいため、糞の違いを理解しておくことが大切です。ここでは、キクイムシと他の害虫の糞(木くず)の特徴を比較表にまとめました。

虫の種類糞(木くず)の特徴穴の大きさ
キクイムシきな粉のように非常に細かい粉状(サラサラ)。木くずと糞が混ざっている。 約1~2mm
シロアリ(カンザイシロアリ)砂粒状で硬く、乾燥している。大きさが揃っていることが多い。木くずは混ざらない。 不規則な大きさの穴。糞を出すための小さな穴がある。
ナガシンクイムシキクイムシより粗い粉状。比較的大きな糞が混じる。 約2.5~4mm
クロアリ木くずの他に、土や砂、虫の死骸などが混ざっている。 巣の入り口として不規則な穴。

シロアリの中でも、特に外来種のアメリカカンザイシロアリは乾燥した木材を好み、糞を外に排出する習性があるためキクイムシと間違えやすいです。しかし、糞が砂粒のようにザラザラしていればシロアリの可能性が高いでしょう。 シロアリは建物の構造材を食害し、耐震性を著しく低下させる危険な害虫なので、判断に迷った場合はすぐに専門家へ相談することをおすすめします。

糞が見つかりやすい場所は?

キクイムシの糞(フラス)は、幼虫が成虫になって木材から出てくるときに、その脱出孔の真下に山のようにこぼれ落ちます。 そのため、糞を見つけることはキクイムシの発生場所を特定する重要な手がかりになります。

特に注意して確認すべき場所は以下の通りです。

  • フローリングの床
  • 木製の家具(タンス、本棚、ベッドフレームなど)の周りや下
  • 壁や柱の根元
  • 押し入れやクローゼットの内部
  • 巾木(壁と床の境目にある部材)の下

キクイムシは、ラワン材やナラ材、ケヤキ、竹材といった広葉樹を好みます。 一方で、スギやヒノキなどの針葉樹はあまり好みません。 ご自宅の建材や家具にこれらの木材が使われている場合は、特に注意深く点検してみてください。


キクイムシの糞を放置する危険性|被害は家全体に広がる

キクイムシの糞を放置する危険性|被害は家全体に広がる

「小さな虫だし、少しの木くずくらいなら大丈夫だろう」と軽く考えてはいけません。キクイムシの糞を見つけたということは、すでに木材の内部で被害が進行している証拠です。放置すれば、被害はどんどん拡大し、取り返しのつかない事態になりかねません。

この章で解説するポイントは以下の通りです。

  • 糞は被害のサイン!木材内部がボロボロに
  • 家の強度が低下する恐れも【放置は危険】
  • 人体に直接的な害はないが…

糞は被害のサイン!木材内部がボロボロに

キクイムシの被害で恐ろしいのは、目に見えない木材の内部で食害が進行することです。 成虫が産み付けた卵からかえった幼虫は、約10ヶ月もの間、木材の内部をトンネルのように掘り進みながら成長します。 表面には小さな穴しか見えなくても、内部はスポンジのようにスカスカになっているケースが少なくありません。

そして、成虫になったキクイムシは再び木材の表面に穴を開けて産卵します。このサイクルが繰り返されることで、一つの家具や床から、家中の木材へと被害がどんどん広がっていくのです。 気づいたときには、大切な家具がボロボロになっていた、という悲劇も起こり得ます。

家の強度が低下する恐れも【放置は危険】

キクイムシの被害は、家具だけにとどまりません。フローリングはもちろん、床を支える根太(ねだ)や大引(おおびき)、さらには柱や梁といった建物の構造上重要な部分にまで被害が及ぶことがあります。 構造材の内部が食い荒らされて強度が低下すると、床が沈んだり、軋んだりする原因になります。

最悪の場合、地震などの際に建物の安全性が損なわれる危険性もゼロではありません。 また、住宅の資産価値が大幅に下落する原因にもなります。 「たかが虫」と侮らず、糞を見つけたら被害が深刻化する前に、迅速に対処することが極めて重要です。

人体に直接的な害はないが…

キクイムシは人を刺したり咬んだり、吸血したりすることはありません。また、毒を持っているわけでもなく、アレルギー反応を引き起こすという報告もほとんどありません。 そのため、人体に直接的な健康被害を及ぼす心配は基本的にないと言えます。

しかし、家の中に虫がいるという不快感や、いつ被害が広がるか分からないという不安は、大きな精神的ストレスになります。 また、毎日木くずを掃除しなければならない手間も馬鹿になりません。安心して快適な生活を送るためにも、早期の駆除が望まれます。

キクイムシの糞を見つけたら?自分でできる駆除方法

キクイムシの糞を見つけたら?自分でできる駆除方法

キクイムシの被害がまだ部分的で、範囲が狭い場合は、自分で駆除することも可能です。正しい手順で対処すれば、被害の拡大を食い止めることができます。ここでは、自分でできる駆除方法をステップごとに詳しく解説します。

この章で解説するポイントは以下の通りです。

  • STEP1: 被害範囲の特定
  • STEP2: 殺虫剤の準備【おすすめ殺虫剤3選】
  • STEP3: 殺虫剤の注入と散布
  • STEP4: 穴を塞いで再発防止
  • くん煙剤は効果が薄い?

STEP1: 被害範囲の特定

まずは、どこまで被害が広がっているのかを正確に把握しましょう。糞が落ちている場所を中心に、周辺の木材をくまなくチェックします。直径1~2mmの小さな穴(虫孔)がないか、ライトを当てながら丁寧に探してください。 ドライバーの先などで軽く突いてみて、簡単に崩れるような場所があれば、内部の食害が進んでいる可能性があります。被害箇所をマスキングテープなどでマーキングしておくと、後の作業がスムーズになります。

STEP2: 殺虫剤の準備【おすすめ殺虫剤3選】

キクイムシの駆除には、細いノズルが付いたエアゾールタイプの殺虫剤が効果的です。 木材の内部に潜む幼虫に直接薬剤を届けることができます。ホームセンターやインターネット通販で手軽に購入できます。

ここでは、特におすすめの殺虫剤を3つご紹介します。

商品名特徴主な有効成分
キクイムシコロリ(吉田製油所)キクイムシ専用に開発された殺虫剤。金属製のロングノズルで穴の奥まで薬剤を注入しやすい。予防効果も期待できる。 ピレスロイド系
エバーウッドP-400(住化エンバイロメンタルサイエンス)キクイムシの他、シロアリにも効果がある。針状ノズルが付属し、小さな穴にも注入可能。臭いが少ないタイプ。 ペルメトリン、d-T80-フタルスリン
虫コロリアース(アース製薬)約150種類の害虫に効く汎用性の高い殺虫剤。すき間ノズルを使えばキクイムシの穴にも対応可能。 ピレスロイド系

これらの殺虫剤は、木材の内部にいる幼虫を直接駆除するために使用します。使用する際は、必ず商品の注意書きをよく読み、換気を十分に行いながら作業してください。

STEP3: 殺虫剤の注入と散布

殺虫剤の準備ができたら、いよいよ駆除作業です。以下の手順で進めてください。

  1. 虫孔への注入: 発見した全ての穴に、殺虫剤のノズルをしっかりと差し込み、薬剤を注入します。 薬剤が奥まで届くように、数秒間噴射し続けましょう。
  2. 周辺への散布: 穴の周りや、巾木の下、家具の接合部など、成虫が潜んでいそうな隙間にも薬剤をスプレーしておきます。 これにより、外に出てきた成虫を駆除し、再産卵を防ぎます。
  3. 繰り返し行う: 1時間ほど時間を置いた後、①と②の作業を2~3回繰り返すと、より効果的です。

作業中は、薬剤を吸い込んだり、皮膚に付着したりしないよう、マスクや手袋を着用することを強くおすすめします。

STEP4: 穴を塞いで再発防止

殺虫剤の処理が終わったら、開いている穴を木工用パテや爪楊枝などで塞ぎます。 これには2つの目的があります。1つは、薬剤を内部に閉じ込めて効果を高めるため。もう1つは、もし内部に生き残りがいた場合に、新たな穴が開くことで再発を早期に発見できるためです。

見た目が気になる場合は、床や家具の色に近い色のパテを選ぶと良いでしょう。この一手間が、完全な駆除と再発防止に繋がります。

くん煙剤は効果が薄い?

部屋全体の害虫を駆除する「くん煙剤(バルサンなど)」は、キクイムシ駆除に使えるのでしょうか。結論から言うと、くん煙剤だけでは根本的な解決は難しいです。

くん煙剤の煙は、木材の内部に潜んでいる幼虫には届きません。 部屋の中を飛んでいる成虫を駆除する効果はありますが、すでに産卵が終わっている可能性も高く、一時的な対策にしかならないのです。駆除の基本は、あくまでも虫孔への直接的な薬剤注入であることを覚えておきましょう。

自分での駆除は難しい?専門業者に依頼する判断基準と費用相場

自分での駆除は難しい?専門業者に依頼する判断基準と費用相場

「自分でやってみたけど、まだ糞が出てくる」「被害範囲が広くて手に負えない」そんな時は、無理せずプロの駆除業者に相談するのが賢明です。専門家ならではの知識と技術で、キクイムシを徹底的に駆除してくれます。

この章で解説するポイントは以下の通りです。

  • 業者に依頼すべきケースとは?
  • 駆除業者の作業内容
  • キクイムシ駆除の費用相場
  • 失敗しない駆除業者の選び方【3つのポイント】

業者に依頼すべきケースとは?

以下のような状況であれば、専門業者への依頼を強くおすすめします。

  • 被害範囲が広い: 複数の部屋や、床の広範囲にわたって穴や糞が見られる。
  • 毎年発生する: 自分で駆除しても、翌年の同じ時期になると再び発生する。
  • 建物の構造部分に被害がある: 床下や柱、梁など、建物の基礎となる部分に被害が疑われる。
  • 自分で駆除する時間や自信がない: 作業の手間や、薬剤使用への不安がある。

特に建物の構造材に被害が及んでいる場合、放置すると家の安全性に関わります。 少しでも不安を感じたら、まずは無料の現地調査や見積もりを依頼してみましょう。

駆除業者の作業内容

専門業者が行うキクイムシ駆除は、一般的に以下のような流れで進められます。

  1. 被害状況の調査: 専門家の目で被害の範囲や進行度を正確に診断します。
  2. 養生: 薬剤が周囲に飛散しないよう、家具や床をシートで保護します。
  3. 薬剤処理: 被害箇所に専用の機材を使って薬剤を注入・塗布します。状況によっては、床下に薬剤を散布したり、燻蒸処理を行ったりすることもあります。
  4. 穴の補修: 駆除後に虫孔をパテなどで塞ぎます。
  5. 作業後の清掃: 作業場所をきれいに清掃して完了です。

プロは、市販されていない強力な薬剤や専用の機材を使用するため、より確実で高い駆除効果が期待できます。

キクイムシ駆除の費用相場

気になる駆除費用ですが、被害の範囲や状況、作業内容によって大きく変動します。あくまで一般的な目安ですが、10㎡(約6畳)あたり10,000円~30,000円程度が相場とされています。

ただし、被害が床下や壁の内部など広範囲に及んでいる場合は、これ以上の費用がかかることもあります。 正確な料金を知るためには、複数の業者から見積もりを取り、料金と作業内容を比較検討することが重要です。

失敗しない駆除業者の選び方【3つのポイント】

安心して任せられる優良な業者を選ぶために、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  1. 実績と専門性: キクイムシ駆除の実績が豊富か、ウェブサイトなどで確認しましょう。害虫駆除全般を扱う業者よりも、キクイムシやシロアリなど木材害虫を専門にしている業者の方が、より深い知識と技術を持っている可能性があります。
  2. 明確な見積もり: 作業内容と料金の内訳が詳細に記載された見積書を提示してくれるか確認します。「一式」などの曖昧な表記ではなく、何にいくらかかるのかが明確な業者は信頼できます。追加料金が発生する可能性についても、事前に説明があるかどうかがポイントです。
  3. 保証とアフターフォロー: 駆除後の保証制度があるか必ず確認しましょう。 万が一再発した場合に、無償で再施工してくれる保証があれば安心です。保証期間や内容もしっかりと確認しておくことが大切です。

害虫駆除110番などの全国対応の業者は、24時間365日相談を受け付けており、現地調査や見積もりが無料の場合が多いので、まずは気軽に相談してみるのも一つの手です。

もう悩まない!キクイムシの発生を元から断つ予防策

もう悩まない!キクイムシの発生を元から断つ予防策

一度キクイムシを駆除しても、再発してしまっては意味がありません。キクイムシがなぜ発生するのかを理解し、寄せ付けない環境を作ることが根本的な解決に繋がります。ここでは、今日からできる効果的な予防策をご紹介します。

この章で解説するポイントは以下の通りです。

  • キクイムシはどこから来る?主な発生原因
  • 予防に効果的な3つの対策

キクイムシはどこから来る?主な発生原因

家の中でキクイムシが発生する主な原因は、キクイムシの卵や幼虫が潜んだ木材や家具を屋内に持ち込んでしまうことです。 新しく購入した木製家具や、建築時に使用された建材に潜んでいた幼虫が、家の中で成虫となって繁殖してしまうケースがほとんどです。

特に、輸入木材であるラワン材や、ナラ、ケヤキなどの広葉樹を使った家具は注意が必要です。 また、成虫は5月~8月頃に活発に活動し、夜間に飛び回って産卵場所を探します。 近隣でリフォーム工事などが行われている場合は、窓から飛来して侵入する可能性も考えられます。

予防に効果的な3つの対策

キクイムシの被害を未然に防ぎ、再発させないためには、以下の3つの対策が効果的です。

対策1: 塗装やニスで産卵を防ぐ

キクイムシのメスは、木材の表面にある導管(水の通り道)に卵を産み付けます。 そのため、家具やフローリングの表面をニスや塗料でコーティングしてしまうのが非常に有効な予防策です。 塗膜によって導管が塞がれるため、メスは卵を産み付けることができなくなります。 新しい木製家具を購入した際や、無塗装の木材を使用している場合は、予防的に塗装を施すことをおすすめします。

対策2: 湿気対策で発生しにくい環境に

キクイムシは、湿度の高い環境を好む傾向があります。 部屋の湿度を適切に管理することも、発生予防に繋がります。定期的に窓を開けて換気を行い、空気の通りを良くすることを心がけましょう。特に梅雨の時期や、結露しやすい北側の部屋などは注意が必要です。除湿器や乾燥剤を活用するのも良い方法です。

対策3: キクイムシが好まない木材を選ぶ

これから家具を購入する際は、キクイムシが好まない木材を選ぶという視点も重要です。キクイムシは、デンプン質が豊富な広葉樹(ラワン、ナラ、ケヤキ、キリなど)を好みます。 一方で、スギやヒノキといった針葉樹は、キクイムシの被害に遭いにくいとされています。 また、購入時に「防虫処理済み」と表示されている家具を選ぶのも確実な対策の一つです。

キクイムシの糞に関するよくある質問

キクイムシの糞に関するよくある質問

Q. キクイムシの糞の掃除方法は?

A. キクイムシの糞(フラス)は非常に細かい粉末状なので、掃除機で吸い取るのが最も効率的です。糞が積もっていた場所やその周辺は、殺虫剤をスプレーした後に固く絞った雑巾で拭き取ると良いでしょう。ただし、掃除をしても再び同じ場所に糞が積もるようであれば、まだ内部にキクイムシが活動している証拠なので、駆除作業を再度行うか、専門業者に相談する必要があります。

Q. 賃貸物件でキクイムシが発生した場合、費用は誰が負担する?

A. 賃貸物件でキクイムシが発生した場合の駆除費用については、その発生原因によって負担者が変わるため、一概には言えません。入居前から建材に潜んでいたなど、建物自体に原因がある場合は大家さん(貸主)の負担となる可能性が高いです。一方で、入居者が持ち込んだ家具から発生した場合は、入居者(借主)の負担となる可能性があります。まずは管理会社や大家さんに状況を報告し、相談することが重要です。

Q. キクイムシの成虫を見つけたらどうすればいい?

A. 成虫を見つけたら、市販の殺虫スプレーなどで直接駆除してください。1匹見つけたということは、他にも潜んでいる可能性が高いです。成虫は5月~8月頃に木材から出てきて産卵活動を行うため、見つけ次第駆除することで被害の拡大を防ぐことができます。 また、成虫がいた場所の近くに、糞や小さな穴がないか詳しくチェックしてみてください。

Q. キクイムシに刺されることはありますか?

A. いいえ、キクイムシが人を刺したり、咬んだりすることはありません。 人間の血を吸うこともなく、毒も持っていません。主な被害はあくまで木材に対してであり、人体に直接的な危害を加えることはないので、その点は安心してください。

まとめ

まとめ
  • キクイムシの糞は「きな粉」のような細かい粉末状です。
  • 糞は木材内部で被害が進行しているサインです。
  • 放置すると家具や家の強度が低下する危険があります。
  • シロアリの糞は砂粒状で、キクイムシの糞とは異なります。
  • 被害が軽度なら、市販の殺虫剤で自分で駆除可能です。
  • 駆除の基本は、穴への殺虫剤注入です。
  • くん煙剤だけでは、内部の幼虫は駆除できません。
  • 被害が広範囲な場合や再発する場合は業者に相談しましょう。
  • 駆除業者の費用相場は10㎡あたり1万円~3万円程度です。
  • 業者選びは実績・見積もり・保証の3点が重要です。
  • 主な発生原因は、幼虫が潜んだ木材の持ち込みです。
  • 予防には、木材の塗装やニスが非常に効果的です。
  • 部屋の換気や除湿で、発生しにくい環境を作りましょう。
  • 家具選びでは、スギやヒノキなどの針葉樹がおすすめです。
  • キクイムシは人体に直接的な害はありません。
キクイムシの糞?床の木くずの正体と完全駆除・予防法をプロが解説

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