大人気漫画「血界戦線」。その独特の世界観と魅力的なキャラクターで多くのファンを魅了していますが、「打ち切りになったのでは？」という噂を耳にしたことはありませんか？
本記事では、その噂の真相から、シリーズ構成、現在の連載状況、そして作品の魅力まで、気になる情報を徹底的に解説します！
【結論】血界戦線の漫画は打ち切りではない！現在の連載状況
まず結論からお伝えします。血界戦線の漫画は打ち切りではありません！ 現在も物語は続いており、多くのファンが最新話を心待ちにしています。では、なぜ打ち切り説が浮上したのか、そして今はどうなっているのか、詳しく見ていきましょう。
血界戦線は、現在第3部となる「血界戦線 Beat 3 Peat」が、集英社の季刊漫画雑誌「ジャンプSQ.RISE」にて好評連載中です。月刊誌ではなく季刊誌での連載のため、発売ペースは年に4回となりますが、物語は着実に進んでいます。打ち切りどころか、新たな展開にファンは胸を躍らせている状況なのです。
掲載誌の変更や第2部の完結などが重なり、一部で「打ち切りなのでは？」と心配する声が上がったようですが、それは誤解です。安心してください、ライブラのメンバーたちの戦いはまだ終わっていません！
なぜ「血界戦線 漫画 打ち切り」の噂が広まったのか？
「打ち切りではない」と聞いても、なぜそんな噂が流れたのか気になりますよね。その背景にはいくつかの理由が考えられます。主な原因を探ってみましょう。
本章では、打ち切りと誤解された理由として、以下の点を解説します。
- 理由1：掲載誌の移籍
- 理由2：「Back 2 Back」の完結
- 理由3：休載が多いと感じる？季刊連載の実情
理由1：掲載誌の移籍
血界戦線の連載は、複数の雑誌を移籍してきた経緯があります。これが「打ち切り？」とファンを心配させた一因と考えられます。
最初のシリーズ（無印）は、2009年に月刊誌「ジャンプSQ.」で連載を開始しました。その後、2010年から「ジャンプSQ.19」へ移籍。しかし、この「ジャンプSQ.19」が2015年に休刊となります。
雑誌の休刊となれば、普通は連載終了（打ち切り）を心配しますよね。しかし、血界戦線は新たな掲載誌へ移籍することになります。
第2部となる「血界戦線 Back 2 Back」は、2015年から新雑誌「ジャンプSQ.CROWN」（季刊）で連載がスタートしました。ところが、この「ジャンプSQ.CROWN」も2018年に休刊。
そして、現在の連載誌である「ジャンプSQ.RISE」（季刊）へと再び移籍し、第2部「Back 2 Back」の連載が継続、完結。そしてそのまま第3部「Beat 3 Peat」の連載が始まりました。
このように、掲載していた雑誌が二度も休刊し、その都度移籍するという経緯は、事情を知らない読者から見れば「連載が不安定なのでは？」「打ち切りなのでは？」という不安を掻き立てる要因になったと言えるでしょう。実際には、雑誌の休刊に伴う移籍であり、作品自体の人気や評価による打ち切りではありませんでした。
理由2：「Back 2 Back」の完結
もう一つの大きな理由が、第2部「血界戦線 Back 2 Back」が2022年に完結したことです。
「Back 2 Back」は全10巻にわたる長期シリーズであり、物語としても一つの区切りを迎えました。最終話掲載時や単行本最終巻の発売時には、「完結」という情報が大きく報じられました。
この「完結」という言葉だけが独り歩きしてしまい、「血界戦線シリーズ全体が終わった」「つまり打ち切り？」と勘違いしてしまった人がいたとしても不思議ではありません。
しかし、これはあくまで第2部の完結です。作者の内藤泰弘先生は「Back 2 Back」最終巻のあとがきで、明確に第3部「Beat 3 Peat」の構想があること、そして連載を続ける意思を示していました。
そして予告通り、「Back 2 Back」完結から間もなく、「ジャンプSQ.RISE」にて第3部「Beat 3 Peat」の連載がスタートしたのです。
シリーズの一部が「完結」したことを、シリーズ全体の「終了」や「打ち切り」と捉えてしまったことが、誤解を招いた大きな要因の一つと言えます。
理由3：休載が多いと感じる？季刊連載の実情
「なんだか最近、血界戦線の新刊が出ないな…」「休載が多いのかな？」と感じている方もいるかもしれません。これも打ち切り説に繋がりやすい誤解の一つです。
現在「血界戦線 Beat 3 Peat」が連載されている「ジャンプSQ.RISE」は、季刊誌です。つまり、年に4回（1月、4月、7月、10月頃）しか発売されません。
週刊誌や月刊誌に慣れている読者にとっては、次の話を読むまでに3ヶ月も間が空くため、「連載が止まっているのでは？」「休載が多いのでは？」と感じてしまう可能性があります。
しかし、これは雑誌の刊行ペースに合わせた通常の連載スケジュールであり、作者の都合による頻繁な休載ではありません。
もちろん、作者の体調や取材などで臨時休載となる可能性はゼロではありませんが、基本的には季刊のペースでコンスタントに連載は続いています。
この季刊連載というペースを知らないと、「なかなか話が進まない」「もしかして打ち切り間近？」といった不安を感じてしまうかもしれませんが、実際は雑誌の特性によるものなのです。
血界戦線の漫画シリーズを時系列で解説
「血界戦線」は、実は複数のシリーズに分かれています。打ち切りの噂を理解する上でも、このシリーズ構成を知っておくことが重要です。ここでは、各シリーズを時系列順に解説します。
血界戦線の物語は、大きく以下の3つの部で構成されています。
- 第1部：血界戦線 (無印) – 物語の始まり
- 第2部：血界戦線 Back 2 Back – 深まる謎と戦い
- 第3部：血界戦線 Beat 3 Peat – 現在連載中の最新章
第1部：血界戦線 (無印) – 物語の始まり
記念すべき最初のシリーズです。2009年から「ジャンプSQ.」および「ジャンプSQ.19」で連載されました。単行本は全10巻で完結しています。
物語は、かつてニューヨークと呼ばれた街が、異界と現世が交わる「ヘルサレムズ・ロット」へと変貌した世界が舞台。ひょんなことから世界の均衡を守る秘密結社「ライブラ」に入団することになった少年レオナルド・ウォッチを中心に、個性豊かなメンバーたちの活躍が描かれます。
この第1部では、主要キャラクターの登場と紹介、ヘルサレムズ・ロットという異常な都市の日常と、そこで巻き起こる様々な事件がオムニバス形式で語られます。後のシリーズに繋がる伏線も散りばめられており、血界戦線の基礎となる重要なシリーズです。
スタイリッシュなアクション、独特なセリフ回し、魅力的なキャラクターたちが確立され、多くのファンを獲得しました。アニメ化されたのも主にこの第1部のエピソードが中心です。
第2部：血界戦線 Back 2 Back – 深まる謎と戦い
第1部の続編として、2015年から「ジャンプSQ.CROWN」および「ジャンプSQ.RISE」で連載され、2022年に全10巻で完結しました。
基本的な設定やキャラクターは第1部を引き継ぎつつ、より物語の核心に迫るようなエピソードや、キャラクターの過去や内面を深掘りする話が多く描かれました。
ヘルサレムズ・ロットを揺るがす大きな事件や、ライブラメンバーそれぞれが抱える問題に焦点が当てられ、よりシリアスで重厚なストーリー展開が増えています。もちろん、内藤先生らしいユーモアやド派手なアクションも健在です。
特に最終章に向けては、レオナルドの「神々の義眼」を巡る謎や、ヘルサレムズ・ロットの成り立ちに関わるような、壮大な物語が展開されました。このシリーズの「完結」が、打ち切りと誤解される一因となったのは前述の通りです。
第3部：血界戦線 Beat 3 Peat – 現在連載中の最新章
そして現在、「ジャンプSQ.RISE」にて連載されているのが、この第3部「血界戦線 Beat 3 Peat」です。「Back 2 Back」完結後、2022年の秋からスタートしました。
「Back 2 Back」の物語を引き継ぎ、ヘルサレムズ・ロットで繰り広げられるライブラの新たな戦いを描いています。タイトルにある「Beat 3 Peat」が何を意味するのか、今後の展開に注目が集まっています。
連載開始からまだ日は浅いですが（※2025年4月現在）、既に単行本も刊行され始めており、新たなキャラクターや、これまでのシリーズでは語られなかった謎に迫るような展開が期待されています。
季刊連載のため、ゆっくりとしたペースではありますが、物語は確実に進んでいます。ファンにとっては、この最新シリーズの動向こそが最大の関心事であり、打ち切りとは程遠い状況であることがわかります。
血界戦線の漫画はどこで読める？掲載誌と単行本情報
「打ち切りじゃないなら読みたい！」と思った方へ。血界戦線の漫画を読む方法について、掲載誌と単行本情報をまとめました。
現在の連載状況と、過去シリーズを読む方法について解説します。
- 掲載誌：ジャンプSQ.RISE – 季刊連載
- 単行本情報 – 各シリーズの巻数と購入方法
掲載誌：ジャンプSQ.RISE – 季刊連載
現在連載中の最新シリーズ「血界戦線 Beat 3 Peat」は、集英社発行の季刊漫画雑誌「ジャンプSQ.RISE（ジャンプスクエアライズ）」に掲載されています。
「ジャンプSQ.RISE」は、年に4回、1月・4月・7月・10月の下旬頃に発売されます。（発売日は変動する可能性があるので、公式サイトなどで確認するのが確実です）。
全国の書店や、Amazonなどのオンラインストア、電子書籍ストアなどで購入できます。確実に手に入れたい場合は、予約するか、発売日をチェックしておくと良いでしょう。
最新話をいち早く読みたい方は、この「ジャンプSQ.RISE」を追いかけるのがおすすめです。他の人気作品も連載されているので、読み応えのある雑誌ですよ。
単行本情報 – 各シリーズの巻数と購入方法
過去のシリーズや、連載中の「Beat 3 Peat」をまとめて読みたい場合は、単行本（コミックス）が便利です。
- 第1部「血界戦線」：全10巻（完結）
- 第2部「血界戦線 Back 2 Back」：全10巻（完結）
- 第3部「血界戦線 Beat 3 Peat」：既刊3巻（2025年4月現在、連載中）
これらの単行本は、全国の書店やオンラインストア（Amazon、楽天ブックスなど）、電子書籍ストア（Kindle、コミックシーモア、ebookjapanなど）で購入可能です。
特に第1部と第2部は完結しているので、一気読みするのもおすすめです。中古書店などで探してみるのも良いでしょう。
また、集英社の漫画アプリ「ゼブラック」や「少年ジャンプ＋」などでも、一部の話が無料で読めたり、単行本を購入できたりする場合がありますので、チェックしてみてください。
アニメ「血界戦線」との関連性や違い
血界戦線はアニメ化もされており、そちらから作品を知った方も多いでしょう。アニメと原作漫画の関係性や違いについて解説します。
アニメは原作の魅力を引き継ぎつつ、独自の要素も加えて制作されました。
- アニメのシーズンと原作の対応範囲
- アニメオリジナル要素と原作の違い
アニメのシーズンと原作の対応範囲
アニメ「血界戦線」は、これまでに2期制作・放送されています。
- アニメ第1期「血界戦線」（2015年放送）：主に原作漫画の第1部「血界戦線」のエピソードをベースに構成されています。ただし、後述するアニメオリジナルキャラクターやストーリーも含まれています。
- アニメ第2期「血界戦線 & BEYOND」（2017年放送）：こちらも主に原作漫画の第1部、そして第2部「Back 2 Back」の序盤のエピソードから選ばれて構成されています。第1期よりも原作の個別エピソードに焦点を当てた作りになっています。
つまり、アニメで描かれているのは、原作シリーズ全体から見ると主に第1部の内容が中心で、第2部「Back 2 Back」の後半や、現在連載中の第3部「Beat 3 Peat」の内容はまだアニメ化されていません。
アニメを見て面白かった方は、ぜひ原作漫画を読んでみてください。アニメで描かれなかったエピソードや、その後の物語を知ることができますよ。
アニメオリジナル要素と原作の違い
アニメ版「血界戦線」は、原作の雰囲気を忠実に再現しつつも、いくつかのアニメオリジナルの要素が加えられています。特に第1期で顕著です。
最も大きな違いは、アニメオリジナルキャラクターであるホワイトとブラック（本名：ウィリアム・マクベス）兄妹の存在です。彼らはアニメ第1期のストーリーの中心的な役割を担っており、彼らを巡る物語はアニメ独自の展開となっています。
このオリジナルストーリーは、原作のオムニバス形式のエピソードを繋ぎ合わせ、1クールのアニメとしてまとめるための軸として機能しました。感動的な結末は多くの視聴者の心を打ちましたが、原作には登場しないキャラクターとストーリーである点は知っておく必要があります。
一方、アニメ第2期「血界戦線 & BEYOND」は、オリジナル要素は控えめになり、より原作の個々のエピソードを丁寧に描くことに重点が置かれました。そのため、原作ファンからも評価が高いシーズンとなっています。
どちらのシーズンも、原作の持つスタイリッシュさやアクション、キャラクターの魅力を見事に映像化しています。原作とは少し違った視点や展開を楽しめるのも、アニメ版の魅力と言えるでしょう。
作者・内藤泰弘先生について
「血界戦線」という唯一無二の世界を生み出したのは、漫画家の内藤泰弘（ないとう やすひろ）先生です。先生の経歴や作風についてご紹介します。
内藤先生のこれまでの歩みと、その作品に共通する魅力に迫ります。
- 内藤泰弘先生の経歴と代表作
- 内藤泰弘先生が生み出す独特の作風と魅力
内藤泰弘先生の経歴と代表作
内藤泰弘先生は、1967年生まれの漫画家です。
大学卒業後、住宅販売会社勤務やゲーム会社（セガ）でのプランナー経験などを経て、漫画家としてデビューしました。異色の経歴を持つクリエイターですね。
内藤先生の名前を一躍有名にしたのが、「トライガン」（TRIGUN）です。1995年から「月刊少年キャプテン」で連載開始、その後掲載誌を移籍し「トライガン・マキシマム」として「ヤングキングアワーズ」で連載され、完結しました。
「トライガン」は、遠い未来の砂漠の惑星を舞台にしたガンアクション漫画で、”ラブ＆ピース”を掲げる伝説のガンマン、ヴァッシュ・ザ・スタンピードの物語です。シリアスなストーリーと派手なアクション、そして深いテーマ性で人気を博し、二度にわたってアニメ化（1998年版と2023年の「TRIGUN STAMPEDE」）されるなど、今なお多くのファンを持つ代表作です。
そして、「トライガン・マキシマム」完結後に連載を開始したのが、「血界戦線」です。ヘルサレムズ・ロットという混沌とした都市を舞台に、異能の力を持つ者たちの戦いを描く本作もまた、内藤先生らしい魅力にあふれ、大ヒット作となりました。
他にも、ゲーム「ガングレイヴ」のキャラクター・メカニックデザインを手掛けるなど、多方面で活躍されています。
内藤泰弘先生が生み出す独特の作風と魅力
内藤泰弘先生の作品には、共通する独特の魅力があります。
まず挙げられるのが、独創的で緻密な世界観設定です。「トライガン」の荒廃した惑星ノーマンズランド、「血界戦線」の混沌都市ヘルサレムズ・ロットなど、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを持つ舞台設定が特徴です。
次に、スタイリッシュでダイナミックなアクション描写。特に銃撃戦や特殊能力を用いた戦闘シーンは、コマ割りや構図、効果線の使い方などが非常に巧みで、迫力満点です。キャラクターたちの動きや決めポーズも格好良く、読者を魅了します。
また、個性豊かで人間味あふれるキャラクター造形も魅力の一つ。普段はお調子者でも決めるところは決める主人公（ヴァッシュやクラウス）、クールな二枚目、強力な敵役、愛すべき脇役たちまで、一度見たら忘れられないキャラクターが数多く登場します。彼らの過去や内面が丁寧に描かれることも多く、物語に深みを与えています。
そして、シリアスな展開の中に散りばめられたユーモア。絶望的な状況やハードな戦いの合間に、クスッと笑えるコミカルなシーンやセリフが挿入され、独特の緩急を生み出しています。これも内藤作品の大きな特徴と言えるでしょう。
これらの要素が組み合わさり、内藤泰弘先生にしか描けない、唯一無二の作品世界が構築されているのです。「血界戦線」が打ち切りとは無縁の人気を保っているのも、この圧倒的なオリジナリティと面白さがあるからこそと言えます。
「血界戦線」の魅力とは？ファンを惹きつける理由
打ち切りの心配がないどころか、多くのファンに愛され続けている「血界戦線」。その魅力は一体どこにあるのでしょうか？ファンを惹きつけてやまない理由を探ります。
多くの読者がハマる、血界戦線ならではのポイントをご紹介します。
- 唯一無二の世界観と混沌都市ヘルサレムズ・ロット
- 個性が爆発する魅力的なキャラクターたち
- スタイリッシュでド派手なアクションシーン
唯一無二の世界観と混沌都市ヘルサレムズ・ロット
血界戦線の最大の魅力の一つは、「ヘルサレムズ・ロット」という街が持つ圧倒的な世界観です。
かつてのニューヨークが一夜にして崩落し、異界（ビヨンド）と現世が繋がり生まれたこの街は、人間と異界の住人が共存する、まさに混沌（カオス）の坩堝。
日常的に超常現象や怪事件が発生し、高層ビルの隣に異形の建造物がそびえ立ち、奇妙な姿形の異界人が闊歩する。そんな非日常が日常となった街の描写は、ディストピア的でありながらどこかエネルギッシュで、読者を一気に物語の世界へ引き込みます。
この街でなければ起こりえないような事件や、異界の文化・技術などが次々と登場し、ページをめくるたびに新しい驚きがあります。「次に何が起こるかわからない」というワクワク感が、読者を飽きさせません。
この濃密でオリジナリティあふれる世界観こそが、血界戦線を他の作品とは一線を画す存在にしていると言えるでしょう。
個性が爆発する魅力的なキャラクターたち
血界戦線のもう一つの大きな魅力は、登場するキャラクターたちの強烈な個性です。
主人公のレオナルド・ウォッチは、特殊な能力「神々の義眼」を持つものの、戦闘能力は低いごく普通の少年。しかし、その優しさやいざという時の度胸で、困難な状況を切り抜けていきます。読者が感情移入しやすい等身大の主人公です。
彼が所属する秘密結社「ライブラ」のメンバーは、揃いも揃って超個性的。リーダーのクラウス・V・ラインヘルツは、屈強な紳士でありながら圧倒的な戦闘力を誇り、その言動にはカリスマ性があります。銀髪の美形ザップ・レンフロは、口が悪く女好きのトラブルメーカーですが、戦闘センスは抜群。他にも、人狼、魚人、吸血鬼対策専門家など、種族も能力もバラバラなメンバーが、それぞれのやり方で街の平和を守ろうと奮闘します。
敵役たちもまた、一筋縄ではいかない魅力的なキャラクターばかり。彼らの背景や目的が描かれることで、単なる悪役ではない深みが生まれています。
デザインも性格も能力も、一度見たら忘れられないキャラクターたちが繰り広げる掛け合いや共闘シーンは、本作の大きな見どころです。お気に入りのキャラクターを見つけて応援するのも、楽しみ方の一つですね。😄
スタイリッシュでド派手なアクションシーン
内藤泰弘先生の真骨頂とも言えるのが、スタイリッシュでド派手なアクションシーンです。
「血界戦線」では、ライブラメンバーが持つ特殊な戦闘術「血法（けっぽう）」や、異界の存在が使う超常能力、そして銃火器などが入り乱れる、ダイナミックでスピード感あふれるバトルが繰り広げられます。
クラウスの「ブレングリード流血闘術」、ザップの「斗流血法・カグツチ」、スティーブンの「エスメラルダ式血凍道」など、キャラクターごとに異なる戦闘スタイルはどれも個性的で格好良い！✨ 技名を叫びながら繰り出される必殺技の数々は、少年漫画的な熱さも感じさせます。
内藤先生の卓越した画力と構成力により、複雑なアクションシーンも非常に分かりやすく、かつ迫力満点に描かれています。コマ割りや擬音の使い方も独特で、まるで映画を見ているかのような臨場感を味わえます。
混沌とした街で繰り広げられる、ハイセンスでぶっ飛んだアクション。これが血界戦線の大きな魅力であり、多くの読者を熱狂させている理由の一つなのです。
よくある質問
ここでは、「血界戦線」に関して、特に漫画や打ち切りの噂に関連してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. 血界戦線の漫画は何巻まで出ていますか？
A. 2025年4月現在、血界戦線の漫画単行本は以下の通りです。
- 第1部「血界戦線」：全10巻（完結）
- 第2部「血界戦線 Back 2 Back」：全10巻（完結）
- 第3部「血界戦線 Beat 3 Peat」：既刊3巻（連載中）
シリーズ合計では23巻が刊行されています。第3部は現在も連載中のため、今後も巻数は増えていきます。
Q. 血界戦線 Back 2 Backは何巻で完結しましたか？
A. 第2部「血界戦線 Back 2 Back」は、全10巻で完結しました。最終10巻は2022年4月に発売されています。この完結が、シリーズ全体の終了や打ち切りと誤解されることがありましたが、あくまで第2部の区切りであり、物語は第3部へと続いています。
Q. 血界戦線 Beat 3 Peatの単行本は出ていますか？
A. はい、出ています。第3部「血界戦線 Beat 3 Peat」の単行本は、2025年4月現在、3巻まで発売されています。最新刊の情報は、集英社の公式サイトやオンラインストアなどでご確認ください。季刊連載のため、単行本の発売ペースも比較的ゆっくりになります。
Q. 血界戦線のアニメは原作のどこまでですか？
A. アニメは2期制作されていますが、どちらも主に原作漫画の第1部「血界戦線」のエピソードを中心に構成されています。第2期「血界戦線 & BEYOND」では、第2部「Back 2 Back」の序盤のエピソードも一部含まれています。
原作第1部の全てのエピソードがアニメ化されたわけではなく、また第2部「Back 2 Back」の大部分や第3部「Beat 3 Peat」はまだアニメ化されていません。
Q. 血界戦線のアニメ3期は制作されますか？
A. 2025年4月現在、アニメ「血界戦線」の第3期に関する公式な発表はありません。
アニメ第2期「血界戦線 & BEYOND」の放送終了から時間が経っていますが、原作ストック（特に第2部後半や第3部）は十分にあります。作品の人気も根強いため、ファンからは3期制作を期待する声が多く上がっています。今後の公式発表に期待しましょう。
Q. ジャンプSQ.RISEはどこで買えますか？季刊誌の発売日は？
A. 「ジャンプSQ.RISE」は、全国の書店、コンビニエンスストア（一部）、Amazonなどのオンラインストア、電子書籍ストアなどで購入できます。
発売日は年4回で、通常は1月・4月・7月・10月の下旬頃です。具体的な発売日は集英社の公式サイトやSNSなどで告知されますので、チェックすることをおすすめします。
Q. 内藤泰弘先生の他の漫画には何がありますか？
A. 内藤泰弘先生の代表作としては、「血界戦線」の他に「トライガン」（および続編の「トライガン・マキシマム」）が非常に有名です。こちらも国内外で高い人気を誇り、アニメ化もされています。
デビュー初期の作品や短編なども存在します。また、前述の通りゲーム「ガングレイヴ」のデザインなども手掛けています。
まとめ
「血界戦線 漫画 打ち切り」という噂の真相と、作品の現状について解説してきました。最後に、記事の重要なポイントをまとめます。
- 血界戦線の漫画は打ち切りではない。
- 現在は第3部「Beat 3 Peat」が連載中。
- 掲載誌は季刊「ジャンプSQ.RISE」。
- 打ち切りと誤解された理由は掲載誌移籍。
- もう一つの理由は第2部「Back 2 Back」の完結。
- 季刊連載のため発行ペースは年4回。
- シリーズは第1部、第2部、第3部の構成。
- 第1部「血界戦線」は全10巻で完結。
- 第2部「Back 2 Back」も全10巻で完結。
- 第3部「Beat 3 Peat」は既刊3巻（連載中）。
- 単行本は書店や電子書籍で購入可能。
- アニメは主に原作第1部の内容。
- アニメ第1期にはオリジナル要素あり。
- 作者は内藤泰弘先生。
- 作品の魅力は世界観、キャラ、アクション。
この記事で、「血界戦線」の打ち切りに関する疑問や不安が解消され、作品の魅力を再確認していただけたなら幸いです。これからも続くライブラの活躍を、ぜひ一緒に追いかけましょう！