受験票送付用封筒の書き方完全ガイド!これで安心、ミスなく準備

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受験票送付用封筒の書き方完全ガイド!これで安心、ミスなく準備
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受験生の皆さん、受験票の準備は進んでいますか?意外と見落としがちなのが、受験票を受け取るための「受験票送付用封筒」の書き方です。この記事を読めば、封筒の選び方から宛名の書き方、切手代まで、受験票送付用封筒に関する全ての疑問が解決します。ミスなく準備して、安心して受験に臨みましょう!

目次

受験票送付用封筒の基本!まずはここを押さえよう

受験票送付用封筒は、大学や専門学校などから受験票を送ってもらうために、願書と一緒に提出する返信用封筒のことです。この封筒の準備を怠ると、最悪の場合、受験票が届かないなんてことも…。そうならないためにも、まずは基本的なポイントをしっかり押さえましょう。

具体的には、以下の内容について解説していきます。

  • 封筒のサイズと種類
  • 封筒の色は?
  • 筆記用具の選び方
  • 宛名の書き方(表面・裏面)
  • 切手代はいくら?
  • 「受験票在中」の朱書きは必要?

封筒のサイズと種類:指定はあるの?

受験票送付用封筒のサイズは、募集要項で指定されている場合がほとんどです。多くの場合、長形3号(12cm × 23.5cm)の封筒が指定されます。 これは、A4サイズの書類を三つ折りにしてちょうど収まるサイズです。指定がある場合は、必ずその指示に従いましょう。もし指定がない場合でも、長形3号を選んでおけばまず間違いありません。

市販の封筒で問題ありませんが、学校によっては専用の封筒が用意されていることもあります。その場合は、必ず専用封筒を使用してください。 封筒の種類としては、中身が透けにくい二重封筒や、しっかりとした厚みのあるものがおすすめです。

封筒の色:白?茶色?どっちがいいの?

封筒の色について、特に指定がない場合は白色の封筒を選ぶのが一般的で、よりフォーマルな印象を与えます。 茶封筒は事務的な用途で使われることが多いため、重要な書類である受験票の送付には白色の方が適していると言えるでしょう。 もちろん、募集要項で色の指定があれば、それに従ってください。

筆記用具の選び方:何で書けばいい?

宛名書きには、黒色の油性ボールペンまたはサインペンを使用しましょう。 水性ペンは雨などでにじんでしまう可能性があるため避けた方が無難です。 ペンの太さは、細すぎると読みにくく、太すぎると文字が潰れてしまうことがあるため、0.7mm~1.0mm程度のものがおすすめです。 消せるボールペンや鉛筆の使用は絶対に避けましょう。

宛名の書き方(表面):自分の住所と氏名を正確に!

封筒の表面には、受験票を送ってもらう自分の郵便番号、住所、氏名を正確に記入します。 書き方は縦書きが一般的ですが、横書きでも問題ありません。 ただし、大学や専門学校から指定がある場合は、その指示に従いましょう。

住所は都道府県から省略せずに、アパートやマンション名、部屋番号まで正確に記入してください。 氏名はフルネームで、読みやすい楷書で丁寧に書きましょう。自分の名前の下には「様」ではなく「行」または「宛」と書くのが一般的です。 ただし、学校によっては「様」を二重線で消して「行」や「宛」に訂正するよう指示がある場合や、逆に訂正不要な場合もあるため、募集要項をよく確認しましょう。

宛名の書き方(裏面):差出人情報は必要?

受験票送付用封筒は、自分宛に送ってもらうためのものなので、裏面に差出人情報(つまり自分の情報)を再度書く必要は基本的にありません。 ただし、募集要項に指示がある場合は、それに従ってください。送付用の封筒(願書などを入れて送る封筒)の裏面には、自分の郵便番号、住所、氏名を忘れずに記入しましょう。

切手代はいくら?:不足は絶対にNG!

切手代は、封筒のサイズや重さ、郵送方法(普通郵便、速達など)によって異なります。募集要項で指定された金額の切手を正確に貼りましょう。 金額が不足していると、受験票が届かない、あるいは返送されてしまう可能性があります。郵便料金は改定されることもあるため、必ず最新の情報を確認するか、郵便局の窓口で確認することをおすすめします。 不安な場合は、少し多めの金額の切手を貼っておくか、郵便局で直接手続きをすると安心です。

多くの場合、速達で返送されるため、速達料金を含めた金額の切手が必要になります。 募集要項をよく確認し、指定された金額の切手を過不足なく貼りましょう。

「受験票在中」の朱書きは必要?

送付用の封筒(願書などを入れて送る封筒)には、中身が重要な書類であることを示すために「願書在中」や「受験票請求書在中」などと朱書き(赤字で書くこと)するのが一般的です。 これは、郵便局員や学校の担当者に中身の重要性を伝え、丁寧な取り扱いを促すためです。朱書きは、封筒の表面、宛名の左下(縦書きの場合)または右下(横書きの場合)に、枠で囲んで記載します。

一方、受験票送付用封筒(返信用封筒)には、通常「受験票在中」と朱書きする必要はありません。 これは、学校側が受験票を入れて送り返す際に、必要に応じて記載するためです。ただし、募集要項に指示がある場合は、その指示に従ってください。


受験票送付用封筒の準備ステップ

ここまで、受験票送付用封筒の基本的な書き方や注意点について解説してきました。次に、実際に封筒を準備する際の手順をステップごとに見ていきましょう。落ち着いて一つ一つ確認しながら進めれば、間違うことはありません。

準備のステップは以下の通りです。

  • 募集要項の確認
  • 必要物品の準備
  • 宛名の記入
  • 切手の貼付
  • 最終チェック

ステップ1:募集要項を徹底確認!

何よりもまず、受験する学校の募集要項を隅々まで確認することが最も重要です。 封筒のサイズ、色、記載事項、切手代など、学校によって細かく指定されている場合があります。自己判断せずに、必ず募集要項の指示に従いましょう。不明な点があれば、学校の入試課などに問い合わせるのが確実です。

ステップ2:必要なものを揃えよう

募集要項で確認した内容に基づき、必要なものを準備します。具体的には以下の通りです。

  • 封筒: 指定されたサイズ・色のもの。
  • 筆記用具: 黒色の油性ボールペンまたはサインペン。
  • 切手: 指定された金額のもの。
  • 定規: 朱書きの枠線を引く場合などに使用。
  • のりまたは両面テープ: 切手を貼る際に使用。スティックのりは剥がれやすいことがあるので注意が必要です。

これらの物品は、文房具店や郵便局、コンビニエンスストアなどで購入できます。

ステップ3:丁寧に宛名を記入する

準備が整ったら、いよいよ宛名を記入します。焦らず、一文字一文字丁寧に、読みやすい字で書きましょう。 書き損じた場合は、修正液や修正テープは使用せず、新しい封筒に書き直すのがマナーです。 下書きをしてから清書するのも良いでしょう。

表面には自分の郵便番号、住所、氏名(「行」または「宛」をつける)を正確に記入します。 裏面は基本的に何も記入しませんが、指示があればそれに従います。

ステップ4:切手を正しく貼る

宛名の記入が終わったら、切手を貼ります。切手は封筒の表面、左上に貼るのが一般的です。 剥がれないように、のりや両面テープでしっかりと貼り付けましょう。 切手の金額が不足していないか、再度確認してください。

ステップ5:最終チェックを忘れずに!

全ての記入と切手の貼付が終わったら、最後に必ず全体を見直しましょう。以下の点をチェックしてください。

  • 募集要項の指示通りになっているか?
  • 郵便番号、住所、氏名に間違いはないか?
  • 切手の金額は正しいか?しっかり貼られているか?
  • 文字は読みやすく丁寧に書かれているか?
  • 汚れやシワはないか?

この最終チェックが、ミスを防ぐための重要なポイントです。 家族や先生など、第三者にも確認してもらうと、より安心です。

送付用封筒(願書を入れる封筒)の書き方と注意点

受験票送付用封筒と合わせて、願書などを入れて送る「送付用封筒」の準備も必要です。こちらの封筒の書き方や注意点についても、しっかりと確認しておきましょう。基本的なマナーは受験票送付用封筒と共通する部分も多いですが、いくつか異なる点もあります。

ここでは、以下の項目について解説します。

  • 封筒の選び方(サイズ・色)
  • 宛名の書き方(表面)
  • 差出人の書き方(裏面)
  • 「願書在中」の朱書き
  • 封の仕方と「〆」マーク
  • 郵送方法の選び方

封筒の選び方:サイズと色

送付用封筒は、願書やその他の提出書類を折らずに入れられるサイズを選びます。一般的には角形2号(24cm × 33.2cm)の封筒が使われます。 これならA4サイズの書類をクリアファイルに入れた状態でも余裕をもって封入できます。学校から専用の封筒が提供されている場合は、必ずそれを使用しましょう。

色については、受験票送付用封筒と同様に、白色の封筒を選ぶのが無難で、より丁寧な印象を与えます。 茶封筒でも問題ないとされることもありますが、重要な書類を送る際には白色の方が適しているという意見が多いです。

宛名の書き方(表面):学校名と部署名を正確に

封筒の表面には、送付先である学校の郵便番号、住所、学校名、学部・学科名、担当部署名(例:入試課、教務課など)を正確に記入します。 住所は都道府県から省略せずに書き、学校名や部署名も正式名称で記載しましょう。

宛名の最後には「御中」をつけます。 「〇〇大学 行」と印刷されている場合は、「行」を二重線で消して、その左隣または下に「御中」と書き直します。 担当者名が分かっている場合は「〇〇様」としますが、通常は部署宛に送るので「御中」を使用します。 「御中」と「様」を併用しないように注意しましょう(例:「〇〇大学御中 △△様」は誤り)。

差出人の書き方(裏面):自分の情報を忘れずに

封筒の裏面には、差出人である自分の郵便番号、住所、氏名を記入します。 これは、万が一郵便物が届けられなかった場合に返送してもらうために非常に重要です。 表面の宛名よりも少し小さめの文字で、中央下部または左下に縦書きで記入するのが一般的です。 横書きの場合は、左下に記入します。

「願書在中」の朱書きを忘れずに!

送付用封筒の表面には、「願書在中」または「入学願書在中」と朱書きし、四角で囲みましょう。 これは、郵便局や学校側が他の郵便物と区別し、重要書類として慎重に扱ってもらうための大切な印です。 縦書きの場合は宛名の左下、横書きの場合は右下に記載するのが一般的です。

封の仕方と「〆」マーク:しっかり封緘

書類を全て入れたら、封筒のフラップ(ふた)をのりや両面テープでしっかりと閉じます。セロハンテープは剥がれやすいことがあるため、避けた方が良いでしょう。 封をしたら、フラップと封筒本体の境目に「〆」または「封」という封字を書くのが丁寧なマナーです。 これは、途中で開封されていないことを示すための印です。

郵送方法の選び方:確実な方法で

願書のような重要な書類は、普通郵便ではなく、「簡易書留」または「特定記録郵便」で送るのが一般的で、多くの学校で推奨または指定されています。 これらの方法は、郵便物の引受けと配達が記録され、追跡サービスも利用できるため、万が一の紛失リスクを減らすことができます。 締切間近の場合は、「速達」を利用することも検討しましょう。 郵送方法は募集要項で指定されている場合があるので、必ず確認してください。

インターネット出願の場合の受験票

近年、インターネットで出願手続きを行う大学や専門学校が増えています。インターネット出願の場合、受験票の受け取り方が従来の郵送とは異なる場合があります。主な受け取り方法としては、以下の3つのパターンが考えられます。

それぞれのパターンについて見ていきましょう。

  • 自分で印刷する
  • 郵送で送られてくる
  • 試験会場で受け取る

自分で印刷するケース

最も一般的なのは、出願サイトのマイページなどから受験票のPDFファイルをダウンロードし、自分で印刷する形式です。 この場合、プリンターが必要になります。自宅にプリンターがない場合は、コンビニエンスストアのプリントサービスなどを利用しましょう。 印刷する際は、A4サイズの白い紙に、縮小や拡大をせず、指定された通りに印刷することが重要です。 印刷した受験票には、証明写真を貼り付ける必要がある場合が多いので、指示をよく確認してください。

郵送で送られてくるケース

インターネット出願であっても、従来通り、学校から受験票が郵送されてくる場合もあります。 この場合は、出願手続き完了後、学校からの郵送を待つことになります。出願時に登録した住所に間違いがないか、再度確認しておきましょう。受験票が届くまでの期間は学校によって異なりますが、試験日が近づいても届かない場合は、早めに学校に問い合わせることが大切です。

試験会場で受け取るケース

数は少ないですが、試験当日に試験会場で受験票を受け取るケースもあります。この場合、事前に受験番号などがメールで通知されることが多いです。当日は、本人確認書類など、指定された持ち物を忘れずに持参しましょう。どのような形で受け取るにしても、必ず募集要項や出願サイトの案内をよく確認し、指示に従ってください。

よくある質問(FAQ)

ここでは、受験票送付用封筒の書き方に関して、受験生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。疑問点を解消して、スッキリした気持ちで準備を進めましょう。

Q1. 封筒を書き間違えたらどうすればいいですか?

A1. 書き間違えた場合は、修正液や修正テープは使用せず、新しい封筒に書き直すのが基本です。 特に宛名や自分の住所など、重要な部分は丁寧に書きましょう。どうしても新しい封筒が用意できない場合は、二重線で訂正し訂正印を押す方法もありますが、見栄えが悪くなるため、できる限り新しい封筒を使用することをおすすめします。

Q2. 返信用封筒に自分の名前を書くとき、「様」と「行」どっち?

A2. 自分の名前の下には「行」または「宛」と書くのが一般的です。 学校から送られてくる際に、学校側が「行」を二重線で消して「様」と訂正して送ってくれます。ただし、学校によっては最初から「様」と書くよう指示がある場合や、印刷されている「様」を訂正しないよう指示がある場合もありますので、募集要項をよく確認してください。

Q3. 切手はどこで買えますか?

A3. 切手は、郵便局の窓口や、一部のコンビニエンスストアで購入できます。 郵便局であれば、正確な料金を教えてもらえるので安心です。コンビニエンスストアでは、取り扱っている切手の種類が限られている場合があるので注意が必要です。

Q4. 受験票が届かない場合はどうすればいいですか?

A4. 試験日が近づいても受験票が届かない場合は、速やかに受験する学校の入試課などに問い合わせましょう。 郵送事故の可能性や、手続き上の不備があった可能性も考えられます。問い合わせる際には、出願番号などを伝えられるように準備しておくとスムーズです。

Q5. 封筒に入れる書類の順番はありますか?

A5. 募集要項に書類を入れる順番が指定されている場合は、その指示に従いましょう。特に指定がない場合は、送付状(添え状)を一番上にし、次に願書、その他の証明書類、という順番で入れるのが一般的です。 ただし、受験票送付用封筒(返信用封筒)は、他の書類とは別にして、折らずに入れられるように配慮すると良いでしょう。クリアファイルなどを使用して、書類が折れ曲がらないようにするのもマナーです。 ただし、クリアファイルが不要と指示されている場合もあります。

Q6. 複数の学校に出願する場合、封筒は使い回してもいいですか?

A6. 絶対にやめましょう。 宛名や差出人情報、必要な切手代などは学校ごとに異なります。 それぞれの学校の指示に従い、個別の封筒を用意してください。混同を避けるためにも、1校ずつ丁寧に準備することが大切です。

Q7. 封筒の糊付けはスティックのりでも大丈夫ですか?

A7. スティックのりは手軽で便利ですが、粘着力が弱く、郵送途中で剥がれてしまう可能性があります。 特に重要な書類を送る際には、液体のりや両面テープなど、より強力なものを使用することをおすすめします。しっかりと封緘することが大切です。

Q8. 「受験票在中」の朱書きはボールペンでもいいですか?

A8. 朱書きは、赤色のサインペンや筆ペンなど、目立つ筆記用具を使用するのが一般的です。 赤色のボールペンでも間違いではありませんが、文字が細く目立ちにくい場合があります。はっきりと読めるように、ある程度の太さのあるペンで書くことをおすすめします。

まとめ

  • 受験票送付用封筒は募集要項の指示に従う。
  • 多くは長形3号、白色の封筒が一般的。
  • 筆記用具は黒の油性ボールペンかサインペン。
  • 宛名は自分の住所・氏名を正確に、「行」か「宛」で。
  • 切手代は不足なく、指定通りに貼付。
  • 送付用封筒は角形2号、白色が基本。
  • 送付用封筒の宛名は学校名・部署名+「御中」。
  • 送付用封筒の裏には自分の情報を記載。
  • 送付用封筒には「願書在中」と朱書き。
  • 封はしっかり、「〆」マークを忘れずに。
  • 郵送は簡易書留や特定記録郵便が安心。
  • インターネット出願の受験票は印刷か郵送が多い。
  • 書き損じは新しい封筒に書き直す。
  • 不明点は学校に確認する。
  • 最終チェックを怠らない。
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