かつて「国民の恋人」と称され、数々の映画やドラマで活躍した女優の十朱幸代さん。「最近見かけないけど、どうしているの?」「もしかして引退したの?」といった疑問や、中には「生きているの?」といった心配の声も聞かれます。本記事では、そんな十朱幸代さんの現在の活動状況や、過去の様々な噂の真相について、詳しくお伝えします。最近では死亡説を一蹴し、朗読劇で復帰されたという明るいニュースも飛び込んできました。どうぞ最後までご覧ください。
十朱幸代さんの現在と活動状況

多くのファンが気になる十朱幸代さんの「今」。ご安心ください、十朱幸代さんはご健在で、2025年現在も女優として活動されています。一時期、メディアへの露出が減ったことで様々な憶測が飛び交いましたが、精力的に活動を再開されています。ここでは、十朱幸代さんの現在の活動状況について詳しく見ていきましょう。
朗読劇での復帰と死亡説を一蹴
2025年5月、十朱幸代さんは朗読劇「燃えよ剣~土方歳三に愛された女、お雪~」の取材会に登場し、SNSなどで囁かれていた死亡説を一蹴しました。 約5年間、表立った活動を控えていた時期があったため、心配の声が上がっていましたが、この復帰報道は多くのファンを安心させました。取材会では、82歳とは思えない矍鑠とした姿を見せ、女優としての矜持を語っています。 この朗読劇は、2013年に初演され、再演を重ねてきた人気作品で、十朱さん自身も「今回が打ち止めです」と語りつつ、作品への深い思い入れを明かしています。
長らく公の場に姿を見せなかった理由については、「何もしていなかった」と語り、SNSでの自身の死亡説を知り「これじゃいけない」と復帰を決意したと明かしています。 健康面については不安はないものの、「背が9センチも縮んだ」といったお茶目な告白もされています。 今後の活動についても、「見向きもされなくなったらそのまま自然に消えればいい。やりたいならどんどんしゃしゃり出ればいい。引退とかそんな宣言はいらない」と、生涯女優としての姿勢を示されました。
現在の主な活動内容
十朱幸代さんの現在の主な活動としては、前述の朗読劇のような舞台活動が中心となっているようです。2018年に石原さとみさん主演のドラマ「高嶺の花」に出演して以降、テレビドラマへの出演は確認されていませんが、女優としての活動は継続されています。 また、過去にはYouTubeチャンネルにゲスト出演したり、自伝を執筆したりと、多岐にわたる活動も行っています。 80代を迎えてもなお、その美貌と精力的な活動は多くの人々を驚かせています。
特に2018年に出版された自伝『愛し続ける私』では、自身の女優人生や恋愛について赤裸々に綴り、大きな話題となりました。 このように、舞台や執筆活動などを通じて、十朱幸代さんは今もなお多くのファンに影響を与え続けています。
所属事務所について
十朱幸代さんは、現在も芸能事務所「株式会社アクターズ・セブン」に所属しています。 長年にわたり第一線で活躍されてきた大女優が、しっかりと事務所に所属し活動を続けていることは、ファンにとっても心強い情報と言えるでしょう。
十朱幸代さんのプロフィール

十朱幸代さんの輝かしい経歴や人物像について、改めてご紹介します。彼女の魅力の源泉を探ってみましょう。
本名・生年月日・年齢
十朱幸代さんの本名は、小倉幸子(おぐら ゆきこ)さんです。 生年月日は1942年(昭和17年)11月23日で、2025年5月現在、82歳です。 80代とは思えない若々しさと美貌を保ち続けていることは、多くのメディアでも度々取り上げられています。
出身地と家族構成
十朱幸代さんの出身は、東京府東京市日本橋区(現・東京都中央区)です。 父親は、同じく俳優として活躍された十朱久雄(とあけ ひさお)さんです。 十朱久雄さんは、軽妙洒脱な演技で多くの映画に出演し、個性派の脇役俳優として知られています。 娘である幸代さんが女優の道に進んだのも、父親の影響が大きかったのかもしれません。 幼少期は、父親の仕事の都合で奈良県で過ごした時期もあるようです。
ご自身の結婚や子供については、後ほど詳しく触れますが、独身でいらっしゃいます。 現在は愛犬と充実した日々を送られているとの情報もあります。
デビューのきっかけと若い頃の活躍
十朱幸代さんは中学生の頃からモデルとして活動を始め、その後、父親について見学に訪れたNHKでスカウトされたのがきっかけで芸能界入りしました。 1958年、NHKのテレビドラマ『バス通り裏』で本格的に女優デビューを果たします。 このドラマは人気を博し、十朱幸代さんの名前も一躍お茶の間に知れ渡ることとなりました。
その愛らしいルックスと確かな演技力で、すぐに人気女優の仲間入りを果たし、「国民の恋人」と称されるほどの人気ぶりでした。 若い頃の画像を見ると、その美貌と可憐さは今も語り継がれるほどです。 映画デビューは1959年の『惜春鳥』で、以降、数多くの映画やテレビドラマ、舞台で活躍し、その地位を不動のものとしました。
代表作
十朱幸代さんの代表作は数多く、映画、テレビドラマ、舞台と多岐にわたります。以下に主な作品をいくつかご紹介します。
- テレビドラマ
- 『バス通り裏』
- 『黄金の日日』
- 『かりん』
- 『北条時宗』
- 『高嶺の花』
- 映画
- 『震える舌』(1980年) – ブルーリボン賞主演女優賞受賞
- 『花いちもんめ。』(1985年) – ブルーリボン賞主演女優賞受賞
- 『夜汽車』(1987年)
- 『蛍川』(1987年)
- 『極道の妻たちII』(1987年)
- 『日本一短い「母」への手紙』(1995年) – 日本アカデミー賞主演女優賞受賞
- ラジオ
- ニッポン放送『いってらっしゃい』初代パーソナリティ
これらの作品以外にも、数えきれないほどの映画やドラマ、舞台に出演されており、その演技力は高く評価され、数々の賞も受賞されています。 特に、朗読劇「華岡青洲の妻」や「燃えよ剣」は、近年の代表的な舞台活動として知られています。
十朱幸代さんの結婚や恋愛について

「国民の恋人」とまで言われた十朱幸代さん。そのプライベート、特に結婚や恋愛事情は多くの関心を集めてきました。「恋多き女」とも称された彼女の恋愛遍歴や結婚観について見ていきましょう。
結婚歴と現在の状況
十朱幸代さんは、これまでに結婚歴はなく、現在も独身です。 過去には事実婚状態にあったとされるお相手もいましたが、入籍という形は取られませんでした。 2018年に出版された自伝『愛し続ける私』の中でも、自身の恋愛観や結婚について触れられています。 ひとりでいることの自由さ、何ものにも代えがたいと語っており、愛犬との生活を大切にされているようです。
過去の恋愛遍歴
十朱幸代さんは、その華やかな女優人生とともに、数々の著名人との恋愛が報じられてきました。「恋多き女」と称されることもありましたが、ご本人は恋愛に対してオープンな姿勢を見せていたようです。 17歳の頃から俳優の小坂一也さんと15年間にわたり交際し、事実婚状態だったことは有名です。 当時は「女優としてスタートしたばかりなので、結婚はしない」と決めていたと語っています。
その他にも、様々な方とのロマンスが噂されましたが、特に大きな注目を集めたのが、歌手の西城秀樹さんとの交際でした。
西城秀樹さんとの関係
十朱幸代さんと西城秀樹さんの交際は、当時大きな話題となりました。 1989年頃、NHKのドラマでの共演がきっかけで交際に発展したと言われています。 十朱さんが47歳、西城さんが35歳(当時)と、12歳の年齢差も注目されました。 結婚秒読みとも報じられましたが、残念ながら破局に至りました。
破局の理由については、西城さんの家族の反対や年齢差などが挙げられていますが、真相はご本人たちのみぞ知るところです。 十朱さんは自伝の中で、西城秀樹さんとの恋愛についても触れており、彼への想いを綴っています。 西城さんが亡くなられた際には、その悲しみを乗り越え、自伝で彼との関係を語ったことが「弔辞の代わり」とも報じられました。
十朱幸代さんの病気や手術の噂について

一時期、十朱幸代さんに関して「重病説」や「死亡説」、さらには「両足切断」といった衝撃的な噂が流れました。 これらの噂はどこから来たのでしょうか?そして、現在の健康状態はどうなのでしょうか?
過去の病気や手術の真相
十朱幸代さんは、2010年頃に両足首の大手術を経験されています。 これは、若い頃から舞台などで無理を重ね、足首の捻挫を繰り返していたことが原因で、くるぶしが変形し、長年痛みを抱えていたためです。 手術は、ご自身の腰の骨を一部切り取って足首に移植するというもので、11時間にも及ぶ大手術だったそうです。 手術後は半年ほど車椅子での生活を余儀なくされ、その後も約1年間のリハビリ生活を送りました。
この手術と療養期間が、メディアへの露出が減った時期と重なり、「重病説」や「死亡説」、さらには「半身不随」といった根も葉もない噂に繋がったと考えられます。 しかし、これらはあくまで噂であり、両足切断といった事実もありません。
現在の健康状態
大変な手術を乗り越え、現在の十朱幸代さんはお元気です。 2025年5月の朗読劇の取材会でも、82歳とは思えない矍鑠とした姿を見せています。 健康面に不安はないとご自身でも語っており、女優活動を続けられるほど回復されています。 一時的に活動を休止していた時期もありましたが、それは手術とリハビリのためであり、現在は元気に過ごされていることを改めてお伝えします。
若さの秘訣
80代を迎えてもなお、驚くほどの美貌と若々しさを保ち続けている十朱幸代さん。その秘訣は何なのでしょうか?ご本人のインタビューなどから、いくつかのポイントが明らかになっています。
- 食生活: 毎朝必ず卵、バナナ、ヨーグルト、きな粉、しょうがの黒糖煮、海藻類などを摂取。果物は皮ごと食べるなど、体に良いとされる情報には敏感で、積極的に取り入れているそうです。
- 運動: 30代の頃からスポーツクラブに通い、エクササイズを続けています。現在も週に3回はジムに通っているとのこと。運動のおかげで、若い頃とほぼ同じ体のサイズを維持しており、足の手術後の回復も早かったと語っています。
- 睡眠: 運動することで寝つきが良くなり、睡眠の質も向上するよう心がけているそうです。
- 精神的な充実: 恋愛を大切にし、人生でいちばん素敵な感情だと語っています。 また、愛犬との生活や友人との交流も、日々の活力になっているようです。
これらの日々の積み重ねが、十朱幸代さんの輝きを支えているのですね。
よくある質問

十朱幸代さんに関して、多くの方が疑問に思われる点をQ&A形式でまとめました。
十朱幸代は現在何をしていますか?
十朱幸代さんはご健在で、2025年現在も女優として活動されています。 最近では、2025年5月に朗読劇「燃えよ剣~土方歳三に愛された女、お雪~」の取材会に登場し、元気な姿を見せました。 舞台活動を中心に、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
十朱幸代は何歳ですか?
十朱幸代さんは1942年11月23日生まれで、2025年5月現在、82歳です。
十朱幸代に息子はいますか?
十朱幸代さんに息子さんはいらっしゃいません。生涯独身を貫かれています。 映画『この子を残して』や『螢川』では母親役を演じられましたが、実生活ではお子さんはいらっしゃらないようです。
十朱幸代の若い頃は?
十朱幸代さんは、1958年にNHKドラマ『バス通り裏』でデビューし、瞬く間に人気女優となりました。 その愛らしいルックスと確かな演技力から「国民の恋人」と称され、絶大な人気を誇りました。 若い頃の写真は、今見てもその美しさが際立っています。
十朱幸代の代表作は?
十朱幸代さんの代表作には、映画『震える舌』、『花いちもんめ。』、『夜汽車』、『極道の妻たちII』、テレビドラマ『バス通り裏』、『黄金の日日』などがあります。 数々の賞も受賞されており、日本を代表する女優の一人です。
十朱幸代の病気は?
十朱幸代さんは、2010年頃に両足首の骨移植という大手術を受けました。 これは長年の無理がたたったもので、一時期は車椅子生活も経験されましたが、現在は回復し、元気に活動されています。 死亡説や重病説はデマです。
十朱幸代は結婚していますか?
いいえ、十朱幸代さんは結婚しておらず、現在も独身です。 過去には事実婚状態のお相手もいましたが、入籍はされていません。
十朱幸代の父親は誰ですか?
十朱幸代さんの父親は、俳優の十朱久雄(とあけ ひさお)さんです。 多くの映画やドラマで名脇役として活躍されました。
まとめ

- 十朱幸代さんはご健在で、現在も女優として活動中です。
- 2025年5月、朗読劇で約5年ぶりに公の場に復帰しました。
- 死亡説や重病説はデマであり、ご本人が否定しています。
- 現在の年齢は82歳です(2025年5月時点)。
- これまでに結婚歴はなく、独身です。
- 過去に両足首の大手術を経験しましたが、現在は回復しています。
- 父親は俳優の十朱久雄さんです。
- 息子さんはいらっしゃいません。
- 若い頃は「国民の恋人」と称されるほどの人気でした。
- 代表作は映画『震える舌』『花いちもんめ。』など多数あります。
- 現在は舞台活動を中心に活躍されています。
- 所属事務所は株式会社アクターズ・セブンです。
- 若さの秘訣は食生活、運動、睡眠、そして精神的な充実です。
- 自伝『愛し続ける私』も出版されています。
- 今後も女優としての活躍が期待されます。