入社を控え、企業から届いた「入社日のご案内と持ち物について」のメール。「いよいよ社会人だ!」と気持ちが高まる一方で、「このメール、どう返信すればいいんだろう…」「持ち物で分からないことがあるけど、質問してもいいのかな?」と、不安に感じていませんか?
入社前の大切なコミュニケーションだからこそ、失礼のないように、そして良い印象を与えたいものですよね。
本記事では、そんなあなたの悩みを解決します。様々な状況に応じた返信メールの例文を10パターン用意しました。コピペして使えるので、もうメール作成で悩む必要はありません。
社会人としての第一歩を、自信を持って踏み出しましょう!
入社日の持ち物確認メール、返信は必須?

企業から入社日や持ち物に関する案内メールが届いた際、「わざわざ返信しなくてもいいかな?」と迷うかもしれません。しかし、結論から言うと返信は必須です。なぜなら、返信は社会人としての基本的なビジネスマナーだからです。
この章では、なぜ返信が必要なのか、そしていつまでに返信すれば良いのかという基本的なマナーについて解説します。
- 返信はビジネスマナーの基本
- 24時間以内の返信を心がけよう
返信はビジネスマナーの基本
企業からのメールに返信することは、「内容を確かに拝見し、承知いたしました」という意思表示になります。採用担当者は、あなたがメールをきちんと確認できたか、内容を理解したかを把握したいと考えています。返信がないと、「メールは届いているだろうか?」「入社日に向けて準備を進めてくれているだろうか?」と不安にさせてしまうかもしれません。
たった1通の返信ですが、これだけで「きちんと連絡が取れる、信頼できる人物だ」という印象を与えることができます。入社前から良好な関係を築くための、大切な第一歩だと考えましょう。たとえメール本文に「返信不要」と書かれていない限りは、必ず返信するのがマナーです。
24時間以内の返信を心がけよう
メールを確認したら、できるだけ早く返信することが大切です。理想は企業の営業時間内、遅くとも24時間以内には返信するように心がけましょう。迅速な返信は、仕事に対する意欲や熱意を示すことにも繋がります。
もし、すぐに返信できない事情がある場合でも、「メールを拝見しました。後ほど改めてご連絡いたします」といった形で、一度連絡を入れておくと、採用担当者も安心できます。深夜や早朝の返信は避け、企業の営業時間内(一般的には平日の9時~18時頃)に送るのが望ましいです。どうしても時間外になってしまう場合は、「夜分に失礼いたします」などの一言を添える配慮を忘れないようにしましょう。
【状況別】コピペで使える!返信メール例文10選

ここからは、実際に使える返信メールの例文を、様々なシチュエーション別に10パターンご紹介します。「自分の状況に合う例文が見つからない…」ということがないように、細かく分類しました。件名や宛名、本文、署名まで、そのまま使える形で作成していますので、ぜひ活用してください。
状況に合わせて少しアレンジするだけで、誰でも簡単に、マナーを守った丁寧な返信メールが作成できます。
- 【基本形】承諾の意を伝える返信例文
- 【質問あり】持ち物について確認したい場合の返信例文
- 【書類関連】提出書類について質問がある場合の返信例文
- 【日程調整】やむを得ず入社日の調整をお願いしたい場合の例文
- 【転職者向け】中途入社の場合の返信例文
- 【アルバイト・パート向け】シンプルな返信例文
- 【お礼】質問に回答をもらった後のお礼メール例文
- 【辞退】やむを得ず内定を辞退する場合の例文
- 【NG例】こんな返信は避けよう
【基本形】承諾の意を伝える返信例文
まずは最も基本的な、企業からの案内に承諾の意を伝える場合の例文です。感謝の気持ちと、入社日や持ち物について承知した旨を簡潔に伝えましょう。
件名:Re: 入社日のご案内
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇月〇日に入社予定の〇〇 〇〇(氏名)です。
この度は、入社日の詳細と持ち物についてご連絡いただき、誠にありがとうございます。
内容を拝見し、承知いたしました。
ご案内に基づき、当日は遺漏なく準備を進めてまいります。
貴社の一員として貢献できることを心より楽しみにしております。
入社日に向けて、体調管理にも万全を期してまいりますので、当日はどうぞよろしくお願いいたします。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【質問あり】持ち物について確認したい場合の返信例文
持ち物について不明な点がある場合は、この返信で質問しましょう。何が分からないのかを具体的に記載することがポイントです。
件名:Re: 入社日のご案内【質問】
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇月〇日に入社予定の〇〇 〇〇です。
入社日のご案内、誠にありがとうございます。
内容を拝見し、承知いたしました。
一点、持ち物について質問させていただきたく、ご連絡いたしました。
ご案内に「筆記用具」とございますが、シャープペンシルやボールペンの他に、ノートなども持参すべきでしょうか。
もし指定のものがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【書類関連】提出書類について質問がある場合の返信例文
年金手帳や雇用保険被保険者証など、提出書類の準備に時間がかかったり、見当たらなかったりする場合もあるでしょう。その際の質問メールの例文です。
件名:Re: 入社手続き書類のご案内【質問】
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇 〇〇です。
入社手続きに関する書類のご案内、ありがとうございます。
内容を確認いたしました。
提出書類の「年金手帳」についてですが、現在手元に見当たらず、再発行の手続きが必要な状況です。再発行に2週間ほどかかるとのことで、ご指定の期日までの提出が難しい可能性がございます。
大変恐縮なのですが、提出期限を延長いただくことは可能でしょうか。
もしくは、基礎年金番号通知書など、代わりになる書類での対応が可能でしたらご教示いただけますと幸いです。
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【日程調整】やむを得ず入社日の調整をお願いしたい場合の例文
やむを得ない事情で、提示された入社日に出社できない場合もあるかもしれません。その際は、正直に理由を伝え、代替案を提示するのがマナーです。
件名:Re: 入社日のご案内【入社日調整のお願い】
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
内定をいただきました〇〇 〇〇です。
この度は、入社日のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変申し上げにくいのですが、ご提示いただきました〇月〇日の入社が、現職の引き継ぎの都合上、難しい状況でございます。
つきましては、誠に勝手なお願いで恐縮ですが、入社日を〇月〇日以降でご調整いただくことは可能でしょうか。
こちらの都合で大変申し訳ございませんが、ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【転職者向け】中途入社の場合の返信例文
転職者の場合、即戦力としての活躍が期待されています。入社後の意欲を改めて伝えることで、より良い印象に繋がります。
件名:Re: 入社日のご案内
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
この度、お世話になります〇〇 〇〇です。
入社日および当日の持ち物について、ご連絡いただきありがとうございます。
ご提示いただきました内容にて、承知いたしました。
これまでの経験を活かし、一日でも早く貴社の戦力となれるよう精一杯努力してまいります。
入社後は、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【アルバイト・パート向け】シンプルな返信例文
アルバイトやパートの場合でも、返信は丁寧に行いましょう。正社員の場合よりも少し簡潔な内容でも問題ありません。
件名:Re: 初回出勤日のご連絡
〇〇店
店長 〇〇様
お世話になります。
先日、採用のご連絡をいただきました〇〇 〇〇です。
初回出勤日と持ち物について、ご連絡ありがとうございます。
内容、承知いたしました。
〇月〇日(〇)〇時に、伺わせていただきます。
これからお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【お礼】質問に回答をもらった後のお礼メール例文
質問に対して担当者から返信があったら、必ずお礼のメールを送りましょう。これで一連のやり取りが気持ちよく完了します。
件名:Re: Re: 入社日のご案内【質問】
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇 〇〇です。
お忙しい中、持ち物に関するご質問にご回答いただき、誠にありがとうございました。
詳細にご教示いただき、疑問点が解消いたしました。
ご丁寧にありがとうございました。
入社日を楽しみにしております。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【辞退】やむを得ず内定を辞退する場合の例文
様々な事情で内定を辞退せざるを得ない場合もあります。誠意をもって、お詫びと感謝の気持ちを伝えましょう。
件名:内定辞退のご連絡/〇〇 〇〇
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
先日、内定のご連絡をいただきました〇〇 〇〇です。
この度は、入社日のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
大変恐縮なのですが、一身上の都合により、この度の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、このようなご連絡となり、誠に申し訳ございません。
本来であれば、直接お伺いしてお詫びすべきところではございますが、メールでのご連絡となりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
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〇〇 〇〇(ふりがな)
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇 X-X-X
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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【NG例】こんな返信は避けよう
良かれと思ってしたことが、かえってマイナスの印象を与えてしまうことも。ここでは、避けるべきNGな返信例を紹介します。
件名:無題
〇〇様
了解です!
持ち物、OKです。
当日、よろしくお願いします!
(署名なし)
【NGポイント】
- 件名が「無題」や「Re:」だけだと、何のメールか分かりにくい。
- 宛名が「〇〇様」だけだと、会社名や部署名が抜けており失礼。
- 「了解です」「OKです」といった言葉遣いはフランクすぎる。
- 絵文字や顔文字の使用は避ける。
- 署名がないと、誰からのメールかすぐに判断できない。
失敗しない!返信メール作成の5つのポイント

例文を参考にすれば、大きな失敗をすることはありません。しかし、さらに好印象を与えるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、返信メールを作成する際に特に注意したい5つのポイントを解説します。これらの点を意識するだけで、メールの質が格段に上がります。
- ポイント1:件名は「Re:」を消さずに返信
- ポイント2:正しい宛名の書き方
- ポイント3:本文は簡潔に分かりやすく
- ポイント4:質問はまとめて聞くのがマナー
- ポイント5:署名を忘れずに記載する
ポイント1:件名は「Re:」を消さずに返信
企業からのメールに返信する際は、件名の「Re:」を消さずにそのまま返信するのが基本マナーです。 「Re:」が付いていることで、採用担当者はどのメールに対する返信なのかを一目で把握できます。毎日多くのメールを処理する担当者への配慮にも繋がります。
もし、件名に自分の名前や用件を付け加える場合は、「Re: 入社日のご案内【〇〇大学 〇〇 〇〇】」のように、「Re:」の後に追加すると、より丁寧な印象になります。
ポイント2:正しい宛名の書き方
宛名は、メールの顔とも言える重要な部分です。会社名、部署名、担当者名の順に、正式名称で正確に記載しましょう。 (株)などと略さず、「株式会社」と書くのがマナーです。
担当者の名前が分かっている場合は「人事部 〇〇様」、分からない場合は「採用ご担当者様」と記載します。会社や部署宛に送る場合は「株式会社〇〇 人事部 御中」のように「御中」を使います。「御中」と「様」は併用しないように注意しましょう。
ポイント3:本文は簡潔に分かりやすく
入社への意気込みを伝えたい気持ちは分かりますが、長すぎる文章は担当者の負担になります。本文は要点を押さえ、簡潔で分かりやすい文章を心がけましょう。
伝えたいことは、
- メールへのお礼
- 内容を承知した旨
- 質問事項(あれば)
- 入社への意欲や結びの挨拶
の4点です。これらを基本構成とし、適度に改行を入れるなど、読みやすさも意識すると良いでしょう。
ポイント4:質問はまとめて聞くのがマナー
持ち物や書類、当日の服装など、疑問点が複数ある場合もあるでしょう。その際は、何度もメールを送るのではなく、一度のメールでまとめて質問するのがマナーです。
質問事項は、「1. 〇〇について」「2. △△について」のように箇条書きにすると、相手も回答しやすくなります。質問する前に、送られてきたメールや添付ファイルを再度よく読み返し、すでに記載されていないかを確認することも忘れないようにしましょう。
ポイント5:署名を忘れずに記載する
メールの最後には、必ず署名を入れましょう。署名は、あなたが誰であるかを明確にするための名刺のような役割を果たします。
記載すべき項目は以下の通りです。
- 氏名(ふりがな)
- 住所(郵便番号から)
- 電話番号
- メールアドレス
これらの情報を毎回入力するのは大変なので、メールソフトの署名設定機能を使って、あらかじめ登録しておくことをおすすめします。
これで安心!入社日までに準備すべき持ち物リスト

メールの返信が無事に済んだら、次はいよいよ入社日に向けた準備です。企業から指示された持ち物は当然ですが、それ以外にも「これを持っておくと便利!」というアイテムがあります。ここでは、入社日に持っていくと良いものをリストアップしました。万全の準備で、気持ちよく初日を迎えましょう。
- 【必須】会社から指示された持ち物
- 【基本】社会人としての必須アイテム
- 【あると便利】好印象につながるアイテム
【必須】会社から指示された持ち物
まずは、企業からの案内メールに記載されている持ち物を最優先で準備します。これらは入社手続きに不可欠なものがほとんどなので、絶対に忘れないようにしましょう。
- 入社承諾書、雇用契約書などの提出書類
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
- 雇用保険被保険者証(転職者の場合)
- 源泉徴収票(転職者の場合)
- 給与振込先の口座情報がわかるもの(通帳やキャッシュカードのコピーなど)
- 印鑑(シャチハタ不可の場合が多いので要確認)
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
書類はクリアファイルにまとめておくと、折れたり汚れたりするのを防げます。 前日までに全て揃っているか、必ず確認しましょう。
【基本】社会人としての必須アイテム
次に、特に指示がなくても持っていくべき、社会人としての基本的なアイテムです。これらは、いつ必要になっても困らないように、常にカバンに入れておく習慣をつけると良いでしょう。
- A4サイズの書類が入るカバン: 配布される資料などを綺麗に持ち帰るために必須です。
- 筆記用具・メモ帳: 教わったことをすぐにメモする姿勢は好印象を与えます。
- 腕時計: スマートフォンを時計代わりに使うのは避けましょう。
- ハンカチ・ティッシュ: 身だしなみとして基本中の基本です。
- スマートフォン・携帯電話: 緊急連絡用に必要ですが、マナーモード設定は忘れずに。
- 名刺入れ: 初日から名刺を支給される場合に備えましょう。
【あると便利】好印象につながるアイテム
最後に、必須ではないものの、持っていると何かと役立ち、周りへの配慮もできるアイテムです。準備に余裕があれば、ぜひ揃えておきましょう。
- 折りたたみ傘: 急な雨に対応できます。
- モバイルバッテリー: スマートフォンの充電切れを防ぎます。
- 簡単なエチケット用品(歯ブラシセット、制汗シートなど): 清潔感を保つために。
- 予備のストッキング(女性の場合): 万が一の伝線に備えます。
- 常備薬: 普段から服用している薬がある場合は忘れずに。
これらの準備をしっかりしておくことで、心に余裕が生まれ、入社初日の緊張も少し和らぐはずです。
よくある質問

Q. メールを送る時間帯はいつがいいですか?
A. 企業の営業時間内(一般的には平日の9時~18時頃)に送るのが最も望ましいです。 採用担当者も勤務時間中にメールを確認するため、この時間帯であればスムーズに読んでもらえる可能性が高いです。やむを得ず時間外に送信する場合は、「夜分遅くに失礼いたします」や「早朝に失礼いたします」といった一文を添える配慮をすると、丁寧な印象になります。
Q. 担当者の名前が分からない場合はどうすればいいですか?
A. 担当者の部署名までしか分からない、または部署名も不明な場合は、「株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様」のように記載します。 担当者名が不明でも失礼にはあたりませんので、心配する必要はありません。「〇〇株式会社 御中」として会社全体を宛先にする方法もありますが、「採用ご担当者様」とする方が、誰に読んでほしいメールなのかが明確になります。
Q. 返信不要と書かれていた場合も返信すべきですか?
A. メール本文に「ご返信には及びません」「返信不要です」といった記載がある場合は、基本的に返信する必要はありません。 企業側が、返信の手間を省くための配慮として記載しているケースがほとんどです。しかし、どうしてもお礼を伝えたい、または質問があるといった場合は、件名に【返信不要の件】などと書き添えた上で、簡潔に用件を伝えても良いでしょう。
Q. 電話で連絡が来た場合はどうすればいいですか?
A. 電話で入社日や持ち物の連絡を受けた場合は、その場で復唱して内容を確認し、お礼を伝えれば問題ありません。しかし、もし聞き取れなかった点や、後から疑問点が出てきた場合は、改めてメールで問い合わせるのが良いでしょう。その際は、「先ほどお電話にてご連絡いただきました〇〇です。一点確認させていただきたく、メールいたしました。」のように、電話があった旨を伝えるとスムーズです。
まとめ

- 入社日の持ち物確認メールには必ず返信する。
- 返信は24時間以内、企業の営業時間内が基本。
- 件名は「Re:」を消さずに用件と氏名を入れると親切。
- 宛名は会社名・部署名・担当者名を正確に記載する。
- 本文は感謝と承諾の意を簡潔に伝える。
- 質問がある場合は一度のメールでまとめて聞く。
- メールの最後には必ず署名を入れる。
- 状況に応じた例文を参考に、丁寧な文章を心がける。
- NG例のようなフランクすぎる表現は避ける。
- 入社への意欲を伝える一文を入れると好印象。
- 持ち物リストを活用し、忘れ物がないように準備する。
- 書類はクリアファイルにまとめておくと丁寧。
- 基本的なビジネスマナーを守り、良い第一印象を築く。
- 不明点は遠慮なく、しかし丁寧に質問する姿勢が大切。
- 万全の準備で、自信を持って入社日を迎えよう。