大阪のオフィス街に佇み、都会の喧騒を忘れさせてくれる神聖な空間、坐摩神社（いかすりじんじゃ）。「ざまさん」の愛称で親しまれるこの古社には、古くから私たちの暮らしを守り続けてきた、力強いスピリチュアルなパワーが満ち溢れています。 「最近、なぜか坐摩神社のことが気になる」「生活の転機を迎えている」と感じるなら、それは神様から呼ばれているサインかもしれません。
本記事では、坐摩神社が持つスピリチュアルなご利益や、神様に「呼ばれる人」の特徴、そして境内に点在するパワースポットの効果を余すところなく解説します。この記事を読めば、あなたの参拝がより深く、意味のあるものになるはずです。日々の暮らしに安らぎと活力を与えてくれる、坐摩神社のスピリチュアルな世界へご案内します。
坐摩神社が持つスピリチュアルな力とは？
大阪市中央区、高層ビルが立ち並ぶビジネス街の中心に鎮座する坐摩神社。 その歴史は古く、約1800年前に神功皇后によって創建されたと伝えられています。 ここには、私たちの生活の基盤を守護する強力なスピリチュアルな力が宿っていると言われています。一体どのような神様が祀られ、私たちにどんな恩恵をもたらしてくれるのでしょうか。
この章では、坐摩神社のスピリチュアルな力の源泉である御祭神と、その具体的なご利益について詳しく見ていきましょう。
- 坐摩大神（いかすりのおおかみ）の強力なご利益
- 五柱の神々がもたらす生活への恩恵
坐摩大神（いかすりのおおかみ）の強力なご利益
坐摩神社の御祭神は、坐摩大神（いかすりのおおかみ）と総称される五柱の神々です。 この「いかすり」という言葉の語源は、「土地や居住地を守り給う」という意味の「居所知（いかしり）」が転じたものとされています。 その名の通り、坐摩大神は私たちの住まいや生活の場を守る「居住守護」の神様として、古くから篤い信仰を集めてきました。
神武天皇が即位された際に宮中に祀られたのが起源とされ、皇居の守護神としても篤くお祀りされてきた歴史があります。 このことからも、住まいに関するあらゆる災いを防ぎ、家族の安全と平穏な暮らしを守ってくださる、非常に強力なご利益があることがわかります。引越しや新築、リフォームの際には、ぜひともご挨拶に伺いたい神様です。
さらに、坐摩大神は「旅行安全」の神様としても知られています。 万葉集には、旅立つ防人が坐摩の神に行路の安全を祈願した歌が詠まれており、古くから旅人の守り神として信仰されてきました。 出張や旅行、留学など、新たな土地へ赴く際には、道中の安全と無事を祈願することで、大きな安心感を得られるでしょう。
そして、もう一つ特筆すべきは「安産守護」のご利益です。 神功皇后が応神天皇を御安産された際に当社に祈願したという言い伝えや、明治天皇がお生まれになる際にも宮中から安産の祈願があったとされています。 これにより、安産の神様として広く知られ、今も多くの妊婦さんがご加護を求めて参拝に訪れます。
五柱の神々がもたらす生活への恩恵
坐摩大神は、以下の五柱の神様の総称です。 それぞれの神様が私たちの生活の様々な側面を守護し、豊かな恩恵をもたらしてくださいます。
- 生井神（いくいのかみ）: 生命力あふれる井戸の水の神様です。心身の浄化や癒し、リフレッシュといったスピリチュアルな効果をもたらし、内なる平和を取り戻す手助けをしてくださいます。
- 福井神（さくいのかみ）: 幸福と繁栄をもたらす井戸の水の神様。 生活の豊かさや幸運を引き寄せるご利益があるとされています。
- 綱長井神（つながいのかみ）: 深く清らかな井戸の水の神様で、釣瓶を吊るす綱が長いことに由来します。 物事を深く探求する力や、困難を乗り越えるための粘り強さを与えてくれるでしょう。
- 阿須波神（あすはのかみ）: 屋敷の足場や足下の神様であり、旅の神ともされています。 安定した生活基盤を築くことや、旅行中の足元の安全を守ってくださる神様です。
- 波比岐神（はひきのかみ）: 屋敷や庭の神様です。 家庭内の円満や、住環境の調和をもたらすご利益があるとされています。
このように、坐摩神社の神々は、私たちの生活に不可欠な「住まい」「水」「移動」といった要素を司り、日々の暮らしの隅々まで見守り、力強いご加護を与えてくださるのです。都会の真ん中にありながら、生命の根源に関わる神聖なエネルギーに満ちた、まさにスピリチュアルなパワースポットと言えるでしょう。
坐摩神社は「呼ばれる人」しか行けない？スピリチュアルなサイン
パワースポットとして名高い神社には、「呼ばれる人しか行けない」という不思議な話が囁かれることがあります。坐摩神社も例外ではなく、特定のタイミングや状況にある人が、まるで引き寄せられるかのように参拝に導かれることがあると言われています。これは、神様があなたに何かを伝えようとしている、スピリチュアルなサインなのかもしれません。
この章では、坐摩神社に「呼ばれる」とはどういうことなのか、そして、どのような人が呼ばれやすいのか、その特徴やサインについて探っていきます。
- 人生の転機を迎えている人
- なぜか坐摩神社のことが頭から離れない時
- 白鷺（しらさぎ）に関するシンクロニシティ
人生の転機を迎えている人
坐摩神社の御祭神である坐摩大神は、住居守護や旅行安全の神様です。 そのため、引越し、転職、結婚、出産といった人生の大きな転機を迎えている人は、神様から呼ばれやすいと言われています。これらの出来事は、生活の基盤や環境が大きく変わるタイミング。まさに、坐摩大神のご神徳を最も必要とする時だからです。
新しい住まいでの生活を始める前、新しい職場へ向かう前、新しい家族を迎える前など、変化に対する期待と不安が入り混じる時期に坐摩神社のことを思い浮かべたなら、それは「これからあなたを守りますよ」という神様からの温かいメッセージかもしれません。変化を恐れず、新たな一歩を踏み出すための後押しをいただくために、ぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。
なぜか坐摩神社のことが頭から離れない時
特に理由もないのに、ふと坐摩神社の名前が浮かんだり、テレビや雑誌で偶然見かけたり、人との会話に何度も登場したり。このような経験が続く場合、それは偶然ではなく、神様があなたに意識を向けるよう促しているスピリチュアルなサインである可能性が高いです。
何か解決したい悩みがある、あるいは自分でも気づいていない心身の不調があるのかもしれません。坐摩大神は、生活の基盤を整え、心身を浄化する力を持つ神様です。 あなたが抱える問題の解決に必要なエネルギーを与え、心に平穏を取り戻す手助けをしてくださるでしょう。心がざわつく時、理由のわからない不安を感じる時にこそ、神様の呼びかけに応えて足を運んでみてください。
白鷺（しらさぎ）に関するシンクロニシティ
坐摩神社の神紋は「鷺丸（さぎまる）」と呼ばれる、白鷺をモチーフにした美しい紋です。 これは、神功皇后が坐摩神を祀る場所を選ぶ際に、白鷺の群れが集まる場所をお告げによって選んだという由緒に基づいています。 そのため、白鷺は坐摩神社の神の使い、あるいは神聖なシンボルとされています。
もし、あなたの日常生活の中で、白鷺の絵や置物を頻繁に目にしたり、実際の白鷺を見かける機会が増えたりしたら、それは坐摩神社の神様があなたを招いているサインかもしれません。白鷺は古来より縁起の良い鳥とされています。その姿を見かけた時は、坐摩神社とのご縁が深まっている証拠。神様からの歓迎のしるしと捉え、感謝の気持ちを持って参拝すると、より一層のご加護をいただけることでしょう。
【ご利益別】坐摩神社のスピリチュアルパワースポット巡り
坐摩神社の境内は、都会の中心にあるとは思えないほど清らかで神聖な空気に満ちています。 本殿だけでなく、境内には様々なご利益をいただける摂社末社が点在しており、それぞれが強力なパワースポットとなっています。ご自身の願い事に合わせ、心を込めて巡ることで、より大きなご加護をいただくことができるでしょう。
ここでは、坐摩神社を訪れた際にぜひ立ち寄りたい、スピリチュアルなエネルギーに満ちた見どころを、ご利益別にご紹介します。
- 総合運アップの「本殿」
- 火災除け・陶器商売繁盛の「火防陶器神社」
- 縁結び・商売繁盛の「大國主神社」
- 繊維業の守護神「繊維神社」
- 安産・子育ての「大江神社」
総合運アップの「本殿」
まずは、坐摩大神がお祀りされている本殿へ参拝しましょう。ここは神社の中心であり、最も強いスピリチュアルなエネルギーが集まる場所です。居住守護、旅行安全、安産守護といったご利益はもちろんのこと、生活全般の基盤を安定させ、あらゆる物事を良い方向へ導いてくださる総合的な運気アップのご利益をいただけます。
日々の暮らしへの感謝を伝え、これからの平穏無事を祈願することで、心が洗われ、新たな活力が湧いてくるのを感じられるはずです。拝殿の前に立ち、静かに目を閉じれば、ざわついた心が落ち着き、神様との繋がりを深く感じることができるでしょう。特に、人生の転機や新しいことを始める前には、必ずご挨拶をしておきたい場所です。
火災除け・陶器商売繁盛の「火防陶器神社」
境内社のひとつである「火防陶器神社（ひぶせとうきじんじゃ）」は、その名の通り、火災から人々を守る火防（ひぶせ）の神様と、陶器の神様がお祀りされています。 江戸時代から続く「大阪せともの祭」はこの神社の祭礼で、多くの陶器商から篤い信仰を集めてきました。
スピリチュアルな観点では、災いの火種を消し、情熱の炎をコントロールする力をいただけるとも言われています。怒りや嫉妬といったネガティブな感情に悩まされている時や、仕事への情熱を良い方向に向けたい時に参拝すると、心の平穏を取り戻し、物事を冷静に進めるための助けとなるでしょう。また、陶器関係のお仕事はもちろん、ものづくりに関わる方にもおすすめのパワースポットです。
縁結び・商売繁盛の「大國主神社」
出雲大社でも有名な大國主大神（おおくにぬしのおおかみ）がお祀りされている神社です。大國主大神は、縁結びの神様として絶大な人気を誇りますが、そのご利益は恋愛だけでなく、仕事や友人関係など、あらゆる「ご縁」を結んでくださるものです。
新しい人間関係を築きたい、良いビジネスパートナーと巡り会いたいと願う方には、特におすすめです。また、商売繁盛の神様としても知られる事代主神（ことしろぬしのかみ、えびす様）と、医薬の神様である少彦名神（すくなひこなのかみ）も合祀されており、商売の成功や健康長寿のご利益も期待できます。 人との繋がりを大切にし、豊かな人生を送りたいと願うすべての人に力を貸してくださるでしょう。
繊維業の守護神「繊維神社」
坐摩神社が鎮座する船場・本町エリアは、古くから繊維問屋街として栄えてきました。 その地にある「繊維神社」は、日本の織物の祖神とされる天羽槌雄神（あめのはづちおのかみ）と天棚機姫神（あめのたなばたひめのかみ）をお祀りしています。
アパレル関係やデザイン関係のお仕事に従事されている方はもちろん、物事を織りなすように、コツコツと努力を積み重ねて目標を達成したいと願う方にもご利益があると言われています。創造性を高めたい時や、複雑な問題を解決するための糸口を見つけたい時に参拝すると、良いインスピレーションを授かることができるかもしれません。
安産・子育ての「大江神社」
坐摩神社の主祭神のご利益とも深く関わる、安産と子育てのパワースポットが「大江神社」です。こちらには、坐摩神社の創祀に深く関わった神功皇后（じんぐうこうごう）と、その御子である應神天皇（おうじんてんのう）、そして忠臣であった武内宿禰（たけのうちのすくね）がお祀りされています。
神功皇后が應神天皇を無事に出産されたことから、安産や子授け、そして子どもの健やかな成長にご利益があるとされています。これから親になる方、現在子育てに奮闘中の方はもちろん、家族の絆を深めたいと願う方にも温かいご加護を授けてくださるでしょう。母と子を守る、優しくも力強いエネルギーに満ちた場所です。
坐摩神社のスピリチュアル効果を高める参拝方法
せっかく坐摩神社という強力なパワースポットを訪れるのですから、そのスピリチュアルな効果を最大限に享受したいものです。神様への敬意を払い、心を込めて参拝することで、神様との繋がりはより深まり、願いも届きやすくなります。作法は単なる形式ではなく、心を整え、神聖なエネルギーを受け取るための準備なのです。
ここでは、坐摩神社のスピリチュアルなご利益をさらに高めるための参拝方法や心構えについて、いくつかのコツをご紹介します。
- 珍しい「三ツ鳥居」のくぐり方と意味
- 参拝前に心身を清める手水舎の作法
- 神様への感謝を伝える心構え
珍しい「三ツ鳥居」のくぐり方と意味
坐摩神社の入口でまず目を引くのが、大小3つの鳥居が組み合わさった全国的にも珍しい「三ツ鳥居」です。 この鳥居は、神域への入口を示す結界であり、ここをくぐることで俗世から神聖な世界へと足を踏み入れることになります。くぐる際には、まず中央で一礼するのが丁寧な作法です。
三ツ鳥居は、中央の大きな鳥居が主祭神、左右の小さな鳥居が脇の神様や眷属神を表しているとも言われ、多くの神様が私たちを迎えてくださっていることを象徴しています。鳥居をくぐる前に立ち止まり、これから神様の領域に入らせていただくという謙虚な気持ちで一礼することで、心構えが整い、神社の清らかなエネルギーをスムーズに受け取ることができるようになります。参拝を終えて境内を出る際にも、社殿の方を向き直って一礼することを忘れないようにしましょう。
参拝前に心身を清める手水舎の作法
鳥居をくぐったら、拝殿に進む前に必ず手水舎（てみずしゃ・ちょうずや）で心身を清めましょう。これは、外の世界でついた穢れを祓い、清らかな状態で神様の前に進むための大切な儀式です。
正しい作法は以下の通りです。
- 右手で柄杓（ひしゃく）を取り、水を汲みます。
- まず左手を清めます。
- 柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
- 再び右手に柄杓を持ち替え、左の手のひらに水を受け、その水で口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないように注意しましょう。
- 口をすすぎ終えたら、もう一度左手を清めます。
- 最後に、柄杓を立てて残った水で柄の部分を洗い流し、元の場所に戻します。
一連の動作を、最初に汲んだ一杯の水で行うのが美しい作法とされています。この一連の流れを丁寧に行うことで、心も身体もすっきりと清められ、神様と向き合う準備が整います。
神様への感謝を伝える心構え
拝殿の前に着いたら、いよいよ神様へのご挨拶です。お賽銭を静かに入れ、鈴を鳴らし、「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼します。ここで最も大切なのは、お願い事をする前に、まず日々の暮らしへの感謝を伝えることです。
「いつもお守りいただき、ありがとうございます」という感謝の気持ちを先に伝えることで、神様との間に良好な関係が築かれます。その上で、自分の名前と住所を心の中で伝え、具体的なお願い事を簡潔に述べましょう。願い事というよりは、「〇〇を成し遂げられるよう、お力添えください」といった誓いや決意表明に近い形が望ましいです。
参拝は神様との対話です。一方的に要求するのではなく、敬意と感謝の心を持つことで、あなたの真摯な思いはきっと神様に届き、力強い後押しをいただけるはずです。
「行ってはいけない」は嘘？坐摩神社にまつわるスピリチュアルな噂の真相
インターネットで坐摩神社について調べると、「行ってはいけない」という気になるキーワードを目にすることがあるかもしれません。これほどご利益豊かで由緒ある神社に対して、なぜこのようなネガティブな噂が立つのでしょうか。結論から言うと、これは全くの誤解であり、心配する必要はありません。
この章では、なぜ「行ってはいけない」という噂が生まれたのか、その背景を解説し、安心して参拝できる理由を明らかにします。
- エネルギーが強すぎる？相性の問題
- 心構えができていないと「呼ばれない」だけ
- 正しい知識を持てば誰でも歓迎される
エネルギーが強すぎる？相性の問題
坐摩神社は、摂津国一宮にも数えられる格式高い神社であり、そのエネルギーは非常に強力です。 パワースポットによっては、そのエネルギーが強すぎるために、訪れた人との相性によっては、体調に変化を感じたり、不思議な体験をしたりすることが稀にあります。これが「行ってはいけない」という噂の一因になった可能性があります。
しかし、これは神社が人を拒絶しているわけではありません。単に、その人の心身の状態と神社のエネルギーが一時的に合わなかっただけと考えられます。もし参拝中に気分が悪くなるなど異変を感じたら、無理をせず休憩するか、日を改めて参拝するのがよいでしょう。体調が万全の時に改めて訪れれば、心地よく神社のエネルギーを感じられるはずです。
心構えができていないと「呼ばれない」だけ
「呼ばれる人しか行けない」という話が転じて、「行ってはいけない」という解釈に繋がった可能性も考えられます。これは、神様を敬う気持ちや、参拝に対する真摯な心構えができていない人は、そもそも神社にご縁が繋がりにくい、という意味合いです。
例えば、冷やかし半分や、ただの観光気分で訪れようとすると、不思議と道に迷ったり、急用ができたりして、なかなかたどり着けないことがあるかもしれません。これは神様が罰を与えているのではなく、「今はそのタイミングではありませんよ」と優しく教えてくれているのです。神社は神聖な場所であるという意識を持ち、敬意を払う心構えがあれば、神様はいつでも温かく迎えてくださいます。
正しい知識を持てば誰でも歓迎される
結論として、坐摩神社が「行ってはいけない」場所であるという事実は一切ありません。むしろ、坐摩大神は私たちの生活の基盤を守り、日々の安全と平穏を願ってくださる、非常に慈悲深い神様です。
大切なのは、神社の御由緒や御祭神について少しでも理解し、感謝と敬意の気持ちを持って参拝することです。どのような神様が祀られていて、どのようなご利益があるのかを知ることで、参拝はより意味深いものになります。この記事で紹介したような知識を持って訪れれば、あなたは坐摩大神から大いに歓迎され、その力強いご加護を存分に受け取ることができるでしょう。
坐摩神社で授かりたい！スピリチュアルなご利益があるお守り・御朱印
坐摩神社への参拝を終えたら、神様とのご縁の証として、そして日々の暮らしの中でご加護を感じるために、お守りや御朱印を授与していただくのがおすすめです。坐摩神社には、そのご利益を象徴する様々なお守りや、神紋である白鷺が美しい御朱印が用意されています。
ここでは、特にスピリチュアルな力が宿るとされる人気のお守りと、参拝の記念にいただきたい御朱印についてご紹介します。
- ご利益を身近に感じる人気のお守り
- 神紋「鷺丸」が美しい御朱印
ご利益を身近に感じる人気のお守り
坐摩神社には、多岐にわたるご利益に対応したお守りがありますが、特に人気が高いものをいくつかご紹介します。
- 錦袋御守: 坐摩神社の総合的なご利益をいただきたい方におすすめのお守りです。神紋である白鷺「鷺丸」が美しく刺繍されており、常に身につけることで、あらゆる災いから身を守り、日々の生活の安泰をもたらしてくれるでしょう。
- 旅行安全御守: 出張や旅行、転勤など、家を離れる機会が多い方に最適です。道中の安全はもちろん、旅先での良縁や無事を祈願してくれます。古くから旅人の神として信仰されてきた坐摩大神の力が込められています。
- 安産鈴守: 安産祈願で有名な坐摩神社ならではのお守りです。 優しい音色の鈴が、母子の心身を癒し、穏やかな出産をサポートしてくれると言われています。ご祈祷を受けると授与品としてもいただけますが、お守り単体で受けることも可能です。
- 火要鎮（ひようちん）のお守り: 境内社の火防陶器神社で授与されるお守りで、「火の用心」を意味します。 物理的な火災だけでなく、怒りや災いの火種からも守ってくれるスピリチュアルなご利益が期待できます。
これらのお守りを身につけることで、常に神様がそばで見守ってくださっているという安心感を得ることができ、日々の生活に前向きなエネルギーをもたらしてくれます。
神紋「鷺丸」が美しい御朱印
御朱印は、神様とのご縁を結んだ証となる大切なものです。坐摩神社の御朱印は、中央に「坐摩神社」と墨書きされ、右上に神紋である「鷺丸」の印が押されています。 この白鷺がデザインされた印は、坐摩神社の由緒を物語るものであり、非常に神聖で美しいものです。
また、境内社の「火防陶器神社」の御朱印もいただくことができます。 さらに、期間限定で授与される特別なデザインの御朱印もあり、例えば「菊と向かい鷺」の御朱印は、皇室の菊紋を神使である白鷺が守るデザインで、坐摩大神のご神徳を力強く表しています。
御朱印をいただく際は、まず本殿への参拝を済ませてから社務所へ向かうのがマナーです。御朱印帳を見返すたびに、参拝した時の清々しい気持ちや神様とのご縁を思い出し、日々の活力とすることができるでしょう。
坐摩神社の基本情報（アクセス・駐車場・参拝時間）
坐摩神社への参拝を計画する際に役立つ、アクセス方法、駐車場の有無、参拝時間といった基本的な情報をご案内します。大阪の都心部にありながら、アクセスしやすいのも坐摩神社の魅力の一つです。
アクセス
- 電車でのアクセス:
- 大阪メトロ 御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町駅」15番出口から徒歩約2〜3分
- 「本町駅」21番出口から徒歩約3分
大阪の主要駅からのアクセスが非常に良く、気軽に立ち寄ることができます。
- 車でのアクセス:
- 阪神高速1号環状線「信濃橋出口」からすぐ
駐車場
境内に参拝者用の駐車場があります（普通車5台程度）。 ただし、台数に限りがあるため、満車の場合は周辺のコインパーキングを利用することになります。 周辺には多数のコインパーキングがありますが、確実性を求めるなら予約制の駐車場サービスを利用するのも良いでしょう。
参拝時間（開門時間）
- 平日: 7:30～17:30
- 土日祝日: 7:30～17:00
御朱印・ご祈祷受付時間
- 9:00～17:00
※祭事などにより時間が変更になる場合があるため、公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。
連絡先
- 住所: 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3号
- 電話番号: 06-6251-4792
よくある質問
坐摩神社の読み方は？
坐摩神社の正式な読み方は「いかすりじんじゃ」です。 しかし、地元では親しみを込めて「ざまじんじゃ」や「ざまさん」と呼ばれることが多く、どちらの呼び方も広く知られています。
坐摩神社のご利益は何ですか？
坐摩神社の主なご利益は、「住居守護」「旅行安全」「安産守護」の三つです。 御祭神である坐摩大神が、私たちの生活の基盤である住まいを守り、旅の安全を保障し、子宝と安産を授けてくださるとされています。
坐摩神社のお祭りはいつですか？
坐摩神社の大きなお祭りとして、毎年7月21日から23日にかけて行われる「夏祭」があります。 この期間中、境内社の火防陶器神社の祭礼である「大阪せともの祭」も同時に開催され、多くの人々で賑わいます。
坐摩神社に駐車場はありますか？
はい、境内に参拝者用の無料駐車場が数台分（普通車5台程度）用意されています。 ただし、満車の場合も多いため、公共交通機関の利用が推奨されます。車で訪れる際は、周辺のコインパーキングの場所も事前に確認しておくと安心です。
坐摩神社の御朱印はどこでいただけますか？
御朱印は、境内の西側にある社務所でいただくことができます。 受付時間は午前9時から午後5時までです。坐摩神社の御朱印のほか、境内社である「火防陶器神社」の御朱印も授与しています。
坐摩神社はなぜ「ざまさん」と呼ばれるのですか？
「坐摩」という漢字を音読みすると「ざま」となることから、親しみを込めて「ざまさん」や「ざまじんじゃ」と呼ばれるようになりました。 正式名称の「いかすり」よりも、この愛称の方が地元では広く浸透しています。
まとめ
- 坐摩神社は住居守護・旅行安全・安産にご利益がある。
- 御祭神は坐摩大神と総称される五柱の神様。
- 「いかすり」の語源は居住地を守る「居所知」から。
- 人生の転機を迎えている人は神様に呼ばれやすい。
- 白鷺は神の使いとされ、見かけるのは吉兆のサイン。
- 境内には火防陶器神社など多くのパワースポットがある。
- 入口の「三ツ鳥居」は全国的にも珍しい。
- 参拝は感謝の気持ちを伝えることが大切。
- 「行ってはいけない」という噂は全くの誤解。
- エネルギーが強いので相性や体調は考慮すると良い。
- 神紋「鷺丸」が美しいお守りや御朱印が人気。
- 安産祈願のお守りや腹帯も有名。
- 大阪メトロ「本町駅」から徒歩すぐとアクセス良好。
- 駐車場は境内にあるが台数が少ない。
- 地元では「ざまさん」の愛称で親しまれている。
