夢のフロリダディズニーリゾート(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、以下WDW)への7泊9日の旅行!考えるだけでワクワクしますね。しかし、気になるのはやはり予算。本記事では、WDW7泊9日の旅行にかかる費用を徹底解説!航空券やホテル、パークチケットはもちろん、食事やお土産、さらには意外と見落としがちな諸経費まで、項目別に詳しくご紹介します。費用を抑えるコツも伝授しますので、賢く計画を立てて、最高の思い出を作りましょう!
フロリダディズニー7泊9日の予算総額はいくら?
フロリダディズニーへの7泊9日の旅行、一体いくらくらいかかるのでしょうか?結論から言うと、1人あたり約50万円から100万円以上が目安となります。ただし、これは利用する航空会社、ホテルのランク、パークチケットの種類、食事のスタイル、お土産の量などによって大きく変動します。
例えば、LCCを利用し、直営ホテルのバリュークラスに宿泊、食事はクイックサービスが中心で、お土産は控えめにする場合、50万円程度に抑えることも可能です。一方、フルサービスキャリアを利用し、デラックスクラスのホテルに宿泊、キャラクターダイニングを楽しみ、たくさんお土産を買う場合は、100万円を超えることも珍しくありません。
本記事では、この予算の内訳を詳しく見ていきながら、それぞれの項目で費用を抑えるコツをご紹介していきます。ご自身の希望や予算に合わせて、最適なプランを立てる参考にしてください。
この記事で解説する主な費用項目は以下の通りです。
- 航空券代
- ホテル代
- パークチケット代
- 食事代
- お土産代
- その他の費用(ESTA申請費、海外旅行保険料、Wi-Fiレンタル代など)
フロリダディズニー7泊9日の予算内訳|項目別に解説
ここからは、フロリダディズニー7泊9日の旅行にかかる費用を項目別に詳しく見ていきましょう。それぞれの費用を把握し、どこで節約できるかを考えることが、予算内で夢の旅行を実現するための第一歩です。
主な費用項目は以下の通りです。
- 航空券代
- ホテル代
- パークチケット代
- 食事代
- お土産代
- その他の費用
航空券代
日本からフロリダ州オーランドまでの往復航空券は、旅行費用の中でも大きな割合を占める項目の一つです。一般的にエコノミークラスで1人あたり往復15万円~30万円程度が相場ですが、利用する航空会社、経由地の有無、予約時期、そして旅行時期によって大きく変動します。
例えば、日系の航空会社(JALやANA)の直行便は高くなる傾向にあり、アメリカ系やアジア系の航空会社で経由便を利用すると比較的安く抑えられることがあります。また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は航空券が高騰し、逆に閑散期は安くなる傾向があります。
航空券を安く手に入れるコツとしては、複数の航空会社や旅行比較サイトで価格を比較検討すること、早めに予約すること、そして可能であればオフシーズンを狙うことなどが挙げられます。 Trip.comなどの旅行サイトでは、お得な航空券が見つかることもあります。
ホテル代
WDWには直営ホテルとパーク周辺の提携ホテルがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。7泊する場合のホテル代は、1泊あたり約15,000円から数十万円と、ホテルのランクや立地によって大きく異なります。
直営ホテルは、パークへのアクセスが便利で、宿泊者限定の特典(アーリーエントリーなど)があるのが魅力です。 直営ホテルは主に以下のカテゴリに分かれています。
- バリュー・リゾート: 比較的リーズナブルな価格帯(1泊約130ドル~)。 ポップ・センチュリー・リゾートやオールスター・リゾートなどがあります。
- モデレート・リゾート: 中間の価格帯(1泊約270ドル~)。 カリビアン・ビーチ・リゾートなどがあります。
- デラックス・リゾート: 豪華な設備とサービスが魅力(1泊約450ドル~)。 グランド・フロリディアン・リゾート&スパやポリネシアン・ヴィレッジ・リゾートなどがあります。
- デラックス・ヴィラ: キッチン付きの広い客室が特徴で、長期滞在やグループ旅行におすすめです。
一方、パーク周辺の提携ホテルは、直営ホテルに比べて宿泊費を抑えられる場合があり、無料のシャトルバスや朝食が付いているホテルもあります。 Booking.comなどのホテル予約サイトで比較検討してみましょう。
ホテル代を抑えるコツとしては、バリュークラスの直営ホテルやパーク周辺の提携ホテルを選ぶ、旅行時期を閑散期にする、旅行代理店のパッケージツアーを利用するなどが考えられます。ミッキーネットのようなディズニー専門の旅行代理店では、お得なプランが見つかることもあります。
パークチケット代
WDWには4つのテーマパーク(マジックキングダム、エプコット、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム)があり、それぞれに入園チケットが必要です。 7泊9日の場合、パークホッパーオプション(1日に複数のパークに入園可能)を付けるか、ベースチケット(1日に1パークのみ入園可能)にするかで料金が変わってきます。
パークチケットの料金は日数やオプションによって異なり、例えば4日間のベースチケットで1人あたり約7万円程度です。 チケットは公式サイトや、Klookなどの割引サイトで購入できます。 時期によっては割引プロモーションが行われることもあります。
パークチケット代を抑えるコツとしては、滞在日数や体力に合わせて必要な日数分のチケットを購入する、パークホッパーオプションを付けるかどうか慎重に検討する、割引サイトやプロモーションを利用するなどが挙げられます。
食事代
WDWでの食事は、クイックサービスレストラン、テーブルサービスレストラン、キャラクターダイニングなど、様々な選択肢があります。1日あたりの食費の目安は、1人あたり5,000円~15,000円程度です。 フロリダの物価は日本よりも高い傾向があるため、特にテーブルサービスレストランやキャラクターダイニングを利用すると食費は高くなります。
キャラクターダイニングは、ミッキーやプリンセスたちに会える人気のレストランですが、料金は比較的高めです(例:シンデレラズ・ロイヤルテーブルの朝食で大人74ドル程度)。 事前予約が必須なので、計画的に予約しましょう。
食費を抑えるコツとしては、クイックサービスレストランを積極的に利用する、ホテルに持ち帰って部屋で食べる、スーパーマーケットで食材を購入して自炊する(キッチン付きのヴィラタイプホテル宿泊の場合)、ダイニングプランを利用する(提供されている場合)などが考えられます。 また、日本からお米やインスタント食品を持参するのも一つの方法です。
お土産代
WDWには魅力的なお土産がたくさんあり、ついつい買いすぎてしまうことも。お土産代の予算は個人差が大きいですが、数万円程度を見込んでおくと良いでしょう。WDW限定のグッズや、名前入りのイヤーハット、スターバックスとのコラボグッズなどが人気です。
注意点として、アメリカのお土産は日本のように個包装になっているものが少ないため、ばらまき用のお土産を探すのは少し難しいかもしれません。
お土産代を抑えるコツとしては、事前に欲しいものをリストアップしておく、予算を決めておく、セール品をチェックするなどが挙げられます。
その他の費用
航空券、ホテル、パークチケット、食事、お土産以外にも、以下のような費用がかかります。
- ESTA(電子渡航認証システム)申請費: アメリカ入国にはESTAの事前申請が必要です。申請料は21ドルです(2024年5月現在)。
- 海外旅行保険料: 万が一の病気やケガ、盗難などに備えて加入しておきましょう。7泊9日の場合、数千円から1万円程度が目安です。
- Wi-Fi・通信費: 海外用Wi-FiルーターのレンタルやSIMカードの購入、eSIMの利用などで、1日あたり数百円から1,500円程度かかります。
- 空港からホテルまでの交通費: オーランド国際空港(MCO)からWDWまでの移動手段としては、シャトルバス(Mears Connectなど)やタクシー(Uber、Lyftなど)があります。 往復で数千円から1万円程度見ておきましょう。
- 現地での交通費: WDW内の移動は、バス、モノレール、ボート、スカイライナーなどが無料で利用できます。
- チップ: アメリカではチップの習慣があります。レストランやタクシー、ホテルのポーターなどに渡すチップも予算に入れておきましょう。
これらの費用も考慮して、全体の予算を計画することが大切です。
フロリダディズニー7泊9日の予算を抑えるコツ
夢のフロリダディズニー旅行、少しでも費用を抑えたいですよね。ここでは、予算を賢く節約するための具体的なコツをいくつかご紹介します。
費用を抑えるためのポイントは以下の通りです。
- 旅行時期を工夫する
- 航空券とホテルを賢く選ぶ
- 食事の費用を抑える
- お土産は計画的に
- 無料のサービスや特典を活用する
旅行時期を工夫する(オフシーズンを狙う)
フロリダディズニーの旅行費用は、時期によって大きく変動します。一般的に、夏休みや年末年始、春休みなどの繁忙期は航空券もホテルも高くなります。逆に、1月~2月(年末年始を除く)や9月~11月初旬(サンクスギビング前)などのオフシーズンは、比較的費用を抑えることができます。
特に1月~2月は閑散期とされ、航空券が安くなる傾向があります。 また、ハリケーンシーズン(一般的に6月~11月)は天候のリスクがありますが、費用が抑えられることもあります。ただし、天候には十分注意が必要です。
気候的には、11月から5月頃までが過ごしやすいと言われています。 イベントも考慮しつつ、予算と相談しながら最適な時期を選びましょう。
航空券とホテルを賢く選ぶ
航空券は、LCC(格安航空会社)の利用や、経由便を選択することで費用を抑えられる場合があります。また、複数の航空会社や旅行比較サイト(スカイスキャナー、Googleフライトなど)で価格を比較し、早めに予約するのがおすすめです。
ホテルは、WDW直営ホテルのバリュークラスや、パーク周辺の提携ホテルを選ぶと宿泊費を抑えられます。 直営ホテルの場合でも、ミッキーネットなどの代理店を利用したり、公式サイトのプロモーションをチェックしたりすると、お得なプランが見つかることがあります。
個人手配にするか、旅行代理店のパッケージツアーを利用するかも比較検討しましょう。パッケージツアーの方がお得な場合もあります。
食事の費用を抑える
WDWでの食事は、工夫次第で費用を抑えることができます。
- クイックサービスレストランの活用: テーブルサービスレストランよりも比較的安価で、手軽に食事を済ませられます。
- 持参・自炊: 日本からお菓子やインスタント食品を持参したり、キッチン付きのホテルであればスーパーで食材を購入して自炊したりするのも有効です。
- ダイニングプランの検討: WDW直営ホテル宿泊者向けに提供されることがあるダイニングプランは、事前に食事代をパッケージ化できるため、予算管理がしやすくなる場合があります。
- 無料の水: パーク内のクイックサービスレストランでは、無料の氷水をもらうことができます。水筒を持参して活用しましょう。
お土産は計画的に
お土産は、ついつい買いすぎて予算オーバーになりがちな項目です。事前に誰に何を買うかリストアップし、おおよその予算を決めておくと良いでしょう。また、本当に欲しいものだけを選ぶように心がけ、衝動買いを避けることも大切です。
パーク内だけでなく、ディズニースプリングスという無料エリアにも多くのショップがあるので、まとめてチェックするのもおすすめです。
無料のサービスや特典を活用する
WDWでは、様々な無料のサービスや特典が提供されています。
- WDW内の無料交通機関: バス、モノレール、ボート、ディズニー・スカイライナーなどを利用すれば、パーク間やホテル間の移動に費用はかかりません。
- 直営ホテル宿泊者特典: アーリー・テーマパーク・エントリー(一般ゲストより早くパークに入場できる)などの特典を活用すれば、時間を有効に使えます。
- 無料のエンターテイメント: パーク内で行われるパレードやショー、ディズニースプリングスでの無料イベントなどを楽しむのも良いでしょう。
これらのコツを参考に、賢く予算を管理して、フロリダディズニー旅行を満喫してください。
フロリダディズニー7泊9日モデルコースと予算感
ここでは、フロリダディズニー7泊9日のモデルコースの一例と、それぞれの過ごし方における大まかな予算感をご紹介します。あくまで一例ですので、ご自身の興味や体力に合わせてアレンジしてください。
モデルコースの概要は以下の通りです。
- 1日目:移動日・ホテルチェックイン
- 2日目:マジックキングダム
- 3日目:エプコット
- 4日目:ハリウッドスタジオ
- 5日目:アニマルキングダム
- 6日目:予備日・ウォーターパーク・ディズニースプリングスなど
- 7日目:お土産購入・ホテル周辺散策
- 8日目:移動日
- 9日目:帰国
1日目:日本出発~オーランド到着、ホテルチェックイン
いよいよ夢のフロリダへ!長時間のフライトを経てオーランド国際空港(MCO)に到着します。空港からは予約しておいたシャトルバスやタクシーでホテルへ向かい、チェックイン。この日は無理せず、早めに休息を取りましょう。ホテルのダイニングで軽く夕食をとるか、ルームサービスを利用するのも良いでしょう。
予算感(移動・軽食):数千円~1万円程度(空港からの交通費、夕食代)
2日目:マジックキングダムを満喫
WDWの象徴ともいえるマジックキングダムへ!シンデレラ城をバックに記念撮影をしたら、人気アトラクションやパレード、夜の花火「ハッピリー・エバー・アフター」を楽しみましょう。食事はクイックサービスを中心に、キャラクターダイニングを予約しておくのもおすすめです。
予算感(パークチケット、食事、お土産):2万円~4万円程度
3日目:エプコットで未来と世界旅行体験
未来都市をテーマにした「フューチャー・ワールド」と、世界11カ国のパビリオンが並ぶ「ワールド・ショーケース」の2つのエリアからなるエプコット。アトラクションはもちろん、各国の料理やお酒を味わうのも楽しみの一つです。夜にはラグーンで行われるショー「ルミナス・ザ・シンフォニー・オブ・アス」も必見です。
予算感(パークチケット、食事、お土産):2万円~4万円程度
4日目:ハリウッドスタジオで映画の世界へ
映画の世界がテーマのハリウッドスタジオ。「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」や「トイ・ストーリーランド」など、人気映画をモチーフにしたエリアやアトラクションが満載です。迫力満点のスタントショーや、夜のショー「ファンタズミック!」も見逃せません。
予算感(パークチケット、食事、お土産):2万円~4万円程度
5日目:アニマルキングダムで大自然と冒険
動物たちとの出会いや、スリル満点のアトラクションが楽しめるアニマルキングダム。「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」では、映画『アバター』の幻想的な世界を体験できます。夜には生命の木「ツリー・オブ・ライフ」が美しくライトアップされます。
予算感(パークチケット、食事、お土産):2万円~4万円程度
6日目:予備日・ウォーターパーク・ディズニースプリングスなど
この日は少しゆっくり過ごすのも良いでしょう。もう一度行きたいパークへ行く、ホテルのプールでリラックスする、ウォーターパーク(ブリザード・ビーチまたはタイフーン・ラグーン)で遊ぶ、あるいはショッピングやグルメが楽しめる「ディズニースプリングス」を散策するのもおすすめです。
予算感(アクティビティ、食事、お土産):1万円~3万円程度
7日目:お土産購入・ホテル周辺散策・帰国準備
旅行も終盤。買い忘れたお土産をディズニースプリングスやホテルのショップで購入したり、ホテルの施設を楽しんだりして過ごしましょう。夜は荷造りをして、翌日の帰国に備えます。
予算感(食事、お土産):1万円~3万円程度
8日目:オーランド出発~機中泊
ホテルをチェックアウトし、オーランド国際空港へ。日本への帰路につきます。思い出を胸に、機内での時間を過ごしましょう。
予算感(ホテルから空港までの交通費、軽食):数千円程度
9日目:日本到着
長旅お疲れ様でした!日本に到着です。時差ボケに気を付けて、ゆっくり休みましょう。
上記はあくまで一例であり、パークチケットの種類(ベースチケットかパークホッパーか)、食事のスタイル(クイックサービス中心か、テーブルサービスやキャラクターダイニングを多く利用するか)、お土産の量などによって予算は大きく変わります。ご自身の希望に合わせて計画を立ててください。
フロリダディズニー旅行の準備|持ち物リストと注意点
フロリダディズニー旅行を最大限に楽しむためには、事前の準備が欠かせません。ここでは、必要な持ち物と注意しておきたいポイントをまとめました。
準備のポイントは以下の通りです。
- 必需品リスト
- あると便利なものリスト
- 服装について
- アプリの準備
- ESTAとパスポート
必需品リスト
まずは、絶対に忘れてはいけないものをチェックしましょう。
- パスポート: 残存有効期間を確認しましょう。
- ESTA(電子渡航認証システム): 事前にオンラインで申請・承認を得ておく必要があります。 承認されたESTAのコピーを印刷しておくと安心です。
- 航空券(eチケット): 印刷したものと、スマートフォンなどにも保存しておきましょう。
- クレジットカード: アメリカはカード社会なので、複数枚あると安心です。
- 現金(米ドル): チップや少額の支払いに必要です。
- 海外旅行保険証: 万が一の事態に備えて必ず加入し、保険証券を持参しましょう。
- 常備薬: 普段服用している薬や、酔い止め、胃腸薬、痛み止めなど。
- スマートフォンと充電器: My Disney Experienceアプリの利用や連絡手段として必須です。 モバイルバッテリーもあると便利です。
- 着替え: 滞在日数分+予備。下着や靴下も忘れずに。
- 変換プラグ・変圧器: 日本の電化製品を使用する場合に必要になることがあります。アメリカの電圧は120V、プラグはAタイプが主流です。
あると便利なものリスト
必須ではないけれど、あると旅行がより快適になるアイテムです。
- 日焼け止め、帽子、サングラス: フロリダの日差しは強いので、紫外線対策は万全に。
- 雨具(折り畳み傘、レインコート): フロリダはスコールが降ることがあります。
- 羽織るもの: 屋内は冷房が効いていることが多いので、体温調節用に。
- 歩きやすい靴(スニーカーなど): 広大なパークを歩き回るので、履き慣れた靴がおすすめです。 複数足あると、雨で濡れた時などに便利です。
- 水筒・空のペットボトル: パーク内で給水できる場所があるので、飲み物代の節約になります。
- ジップロックやビニール袋: 濡れたものを入れたり、お菓子を小分けにしたりと何かと役立ちます。
- ウェットティッシュ・手指消毒ジェル: 食事の前やアトラクションの後に。
- エコバッグ: お土産などで荷物が増えた時に便利です。
- 洗濯用品(洗剤、洗濯バサミなど): 長期滞在の場合、ホテルで洗濯できると荷物を減らせます。
- カメラ: たくさんの思い出を残しましょう。
服装について
フロリダの気候は年間を通して温暖ですが、季節によって服装の準備が異なります。
- 夏(6月~9月頃): 高温多湿で、日差しも強烈です。通気性の良い夏服を中心に、帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。スコールに備えて雨具も用意しましょう。
- 春・秋(3月~5月、10月~11月頃): 比較的過ごしやすい気候ですが、朝晩は冷え込むこともあります。半袖に加えて、薄手の長袖や羽織るものがあると安心です。
- 冬(12月~2月頃): 日中は暖かい日もありますが、朝晩は冷え込み、時には日本の冬のように寒くなることもあります。重ね着できる服装や、ジャケット、セーターなどを用意しましょう。
パーク内はたくさん歩くので、動きやすい服装と履き慣れた靴が基本です。
My Disney Experienceアプリの準備
WDWを満喫するためには、「My Disney Experience」という公式アプリが必須です。 事前にダウンロードし、アカウントを作成しておきましょう。このアプリでできることは多岐にわたります。
- パークチケットやホテルの予約情報の確認・紐付け
- パークの運営時間やショーのスケジュールの確認
- アトラクションの待ち時間確認
- ジーニー・プラス(有料の待ち時間短縮サービス)の利用
- モバイルオーダー(一部レストランで飲食物を事前に注文・決済できるサービス)
- レストランの予約
- バーチャルキュー(一部人気アトラクションの仮想列に並ぶシステム)の取得
日本にいる間に使い方に慣れておくと、現地でスムーズに活用できます。
ESTAとパスポートの再確認
出発前に、パスポートの有効期限とESTAの申請状況を必ず再確認してください。パスポートは、アメリカ入国時に有効である必要があります(一般的には帰国日まで有効なもの)。ESTAは一度承認されると通常2年間有効ですが、パスポートの有効期限が切れるとESTAも無効になります。
これらの準備をしっかり行い、安心してフロリダディズニー旅行に出発しましょう!
よくある質問
フロリダディズニー7泊9日の予算や計画について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1. フロリダディズニー旅行のベストシーズンはいつですか?
A1. 気候が良く、比較的費用も抑えられるのは、11月~12月上旬や、1月下旬~2月、9月~10月頃です。 ただし、ハリケーンシーズン(6月~11月)や、クリスマス、イースターなどの大型連休は混雑し、料金も高くなる傾向があります。 イベント内容やご自身の予算、休みの取りやすさなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
Q2. WDWの直営ホテルに泊まるメリットは何ですか?
A2. 直営ホテルに宿泊するメリットは多数あります。パークへの無料交通機関(バス、モノレール、ボート、スカイライナー)が充実している点、アーリー・テーマパーク・エントリー(一般ゲストより30分早くパークに入園できる特典)がある点などが大きいです。 また、デラックスリゾート宿泊者限定で、エクステンデッド・イブニング・テーマパーク・アワー(閉園後も特定のパークで遊べる特典)が利用できる場合もあります。 ディズニーの世界観に浸れるテーマ性の高いホテルが多いのも魅力です。
Q3. パークチケットはどこで買うのがお得ですか?
A3. パークチケットは、WDWの公式サイト、またはKlookやミッキーネットなどの公認販売代理店で購入できます。 時期によっては割引プロモーションが行われていることもあるので、複数のサイトを比較検討するのがおすすめです。旅行代理店のパッケージツアーに含まれている場合もあります。
Q4. WDW内でWi-Fiは使えますか?
A4. はい、WDWの各テーマパークや直営ホテルの多くのエリアで無料Wi-Fiが利用可能です。 ただし、接続状況が不安定な場合もあるため、常に安定した通信環境が必要な場合は、海外用Wi-FiルーターのレンタルやSIMカードの購入を検討すると良いでしょう。
Q5. 食費を抑える方法はありますか?
A5. 食費を抑える方法はいくつかあります。クイックサービスレストランを中心に利用する、日本から軽食やインスタント食品を持参する、スーパーで食材を購入して自炊する(キッチン付きホテルの場合)、無料の水を利用するなどが効果的です。 ダイニングプランが提供されている場合は、利用を検討するのも良いでしょう。
Q6. 7泊9日で4つのパークを全て回れますか?
A6. はい、7泊9日あれば、4つの主要テーマパーク(マジックキングダム、エプコット、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム)を十分に楽しむことができます。 各パークに1日ずつ割り当て、残りの日を移動や休憩、ウォーターパーク、ディズニースプリングスなどに充てると、ゆとりのあるスケジュールで満喫できるでしょう。
Q7. 英語が苦手でも楽しめますか?
A7. 英語が流暢でなくても、十分に楽しむことは可能です。 パーク内の案内表示は分かりやすく、多くのキャストは親切に対応してくれます。スマートフォンの翻訳アプリなども活用できます。また、一部のホテルやゲストリレーションでは日本語通訳サービスが提供されている場合もあります。 不安な場合は、日本語対応のある旅行会社のツアーを利用するのも一つの方法です。
Q8. 子供連れの場合、気をつけることはありますか?
A8. お子様連れの場合は、休憩を多めに取り、無理のないスケジュールを心がけましょう。 ベビーカーのレンタルサービスや、各パークにあるベビーケアセンター(授乳やおむつ替えが可能)を活用すると便利です。アトラクションには身長制限があるものもあるので、事前に確認しておきましょう。また、迷子対策として、お子様に連絡先を書いたカードを持たせておくなどの準備も大切です。
まとめ
- フロリダディズニー7泊9日の予算目安は1人約50万円から100万円以上。
- 航空券は時期や航空会社で大きく変動、LCCや経由便も検討。
- ホテルは直営バリュークラスや提携ホテルで費用を抑えられる。
- パークチケットは日数やオプションを吟味し、割引もチェック。
- 食事はクイックサービス活用や持参で節約可能。
- お土産は事前にリストアップし、予算内で計画的に購入。
- ESTA申請費、海外旅行保険、Wi-Fi代などの諸経費も忘れずに。
- オフシーズン(1-2月、9-11月初旬)は比較的安い。
- 無料の交通機関や直営ホテル特典を有効活用する。
- My Disney Experienceアプリは必須、事前に準備。
- パスポートとESTAの有効期限を再確認。
- 服装は季節に合わせ、歩きやすい靴を選ぶ。
- 7泊9日あれば4パークを十分に楽しめる。
- 英語が苦手でも楽しめる工夫がある。
- 子供連れは休憩を多めに、無理のない計画を。