「ドコモのスマホ、便利だけどプリインストールアプリが多すぎて困る…」「通知が頻繁に来てうざい！」と感じていませんか？多くのドコモユーザーが抱えるこの悩みは、スマホを快適に使う上で見過ごせない問題です。本記事では、そんなドコモのおすすめアプリやプリインストールアプリを、安全かつ効果的に整理するための具体的な方法を徹底解説します。
スマホの動作を軽くし、バッテリーの持ちを良くして、ストレスフリーなスマホライフを手に入れましょう。
ドコモおすすめアプリが「うざい」と感じる理由とは？
ドコモのスマートフォンには、購入時から多くのアプリがプリインストールされています。これらは「プリインストールアプリ」と呼ばれ、中にはユーザーにとって不要と感じるものも少なくありません。これらのアプリが「うざい」と感じられる主な理由は、スマホの動作が重くなる、バッテリー消費が激しい、そして頻繁に届く通知によるストレスが挙げられます。
特に、利用状況に合わせてアプリを推奨する「おすすめアプリ」や、AIエージェント機能を持つ「my daiz」などは、その存在感や通知の多さから不満の声が聞かれることがあります。
なぜドコモアプリは多いのか？
ドコモが多くのアプリをプリインストールする背景には、自社サービスをユーザーに利用してもらい、収益につなげるという目的があります。例えば、dポイント、d払い、dマガジンといったサービスは、ドコモユーザーにとって便利なものも多いですが、全てのユーザーが必要としているわけではありません。 これらのアプリを最初から搭載することで、ユーザーがサービスに触れる機会を増やし、利用促進を図っているのです。
しかし、その結果として、ユーザーにとっては不要なアプリが増え、スマホの使い勝手が悪くなるという側面も生まれています。
「おすすめアプリ」や「my daiz」が特にうざいと感じる理由
「おすすめアプリ」は、ユーザーの利用状況に合わせて最適なアプリやサービスを教えてくれる機能ですが、その通知が頻繁に届くことで煩わしさを感じる人が少なくありません。 また、「my daiz」は天気や交通情報、アラームなど、暮らしをサポートするAIエージェントですが、一部のユーザーからは「中継画面上での存在感が大きく邪魔」という意見もあります。
これらのアプリは、ユーザーの利便性を高めることを目指していますが、そのアプローチが時にユーザーのストレスにつながってしまうことがあるのです。
不要なドコモアプリを整理するメリット
不要なドコモアプリを整理することは、スマートフォンの利用体験を大きく向上させることにつながります。使わないアプリを放置していると、知らず知らずのうちにスマホのパフォーマンスを低下させたり、バッテリーを消耗させたりする原因となるため、積極的に整理することが大切です。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。
スマホの動作が軽くなる
プリインストールアプリの中には、バックグラウンドで常に動作しているものや、定期的に情報を更新しているものがあります。これらのアプリが無駄にメモリやCPUを使用することで、スマホ全体の動作が重くなる原因となります。不要なアプリを無効化したり削除したりすることで、これらのリソースの消費を抑え、スマホの動作を軽快にできます。
バッテリーの持ちが良くなる
バックグラウンドで動作するアプリは、少なからずバッテリーを消費します。特に、位置情報サービスを利用するアプリや、頻繁に通信を行うアプリは、バッテリーの消耗を早める原因となることがあります。不要なアプリを整理することで、これらの無駄なバッテリー消費を削減し、スマホのバッテリーを長持ちさせることが可能です。
通知のストレスが減る
「おすすめアプリ」や「dアカウント設定」など、ドコモのアプリからは様々な通知が届くことがあります。これらの通知が多すぎると、重要な情報を見落としたり、集中力を妨げられたりして、大きなストレスにつながります。不要なアプリの通知を停止することで、本当に必要な情報だけを受け取れるようになり、日々のストレスを軽減できます。
ホーム画面がスッキリする
多くのプリインストールアプリがホーム画面やアプリ一覧に並んでいると、目的のアプリを探すのに手間がかかり、視覚的なごちゃつきも気になります。不要なアプリを削除したり、ホーム画面から非表示にしたりすることで、スマホの画面を整理し、より直感的に操作できるようになります。
【Android版】ドコモアプリの削除・無効化・非表示にする方法
Androidスマートフォンでは、ドコモアプリを整理するためのいくつかの方法があります。アプリの種類によって削除できるものとできないものがあるため、それぞれの状況に応じた対処法を知っておくことが大切です。
削除（アンインストール）できるアプリとできないアプリ
Androidのドコモアプリには、一般的なアプリと同じようにアンインストールできるものと、システムに深く組み込まれていてアンインストールできないものがあります。アンインストールできないアプリでも、無効化することで動作を停止させることが可能です。
削除しても問題ないドコモアプリ一覧
一般的に、以下のドコモアプリは削除してもスマートフォンの基本機能に影響を与えにくいとされています。ただし、ご自身が利用しているサービスや契約内容によっては必要な場合もあるため、削除する前に確認しましょう。
- dメニュー
- dマーケット
- My docomoアプリ
- dポイントクラブ（dポイントを利用しない場合）
- my daiz（AIエージェント機能が不要な場合）
- データ保管BOX（クラウドストレージを利用しない場合）
- dフォト（写真管理・プリントサービスを利用しない場合）
- マイマガジン（ニュース購読が不要な場合）
- はなして翻訳
- おすすめアプリ
- 遠隔サポート（利用しない場合）
- d払い（他の決済アプリを利用する場合）
- dカードアプリ（dカードを利用しない場合）
- iDアプリ（iD決済を利用しない場合）
- Disney DX（契約していない場合）
- おサイフケータイ（利用しない場合）
これらのアプリは、設定アプリの「アプリと通知」または「アプリケーション管理」から選択し、「アンインストール」または「削除」をタップすることで削除できます。
削除できないシステムアプリの対処法
「電話帳」アプリなど、一部のシステムアプリはアンインストールできません。 また、ドコモのプリインストールアプリの中にも、通常の操作では削除できないものがあります。 これらのアプリに対しては、「無効化」や「ホーム画面からの非表示」といった方法で対処します。さらに、より高度な方法として、PCと接続してADBコマンドを使用することで、強制的に無効化またはアンインストールできる場合もありますが、これは端末の動作に影響を与えるリスクがあるため、慎重な検討が必要です。
アプリを無効化する手順
アンインストールできないアプリでも、無効化することでアプリの動作を停止させ、バッテリー消費やメモリ使用を抑えることが可能です。無効化したアプリはホーム画面から消え、通知も来なくなります。
- スマートフォンの「設定」アプリを開きます。
- 「アプリと通知」または「アプリケーション管理」をタップします。
- 「すべてのアプリ」または「アプリ情報」を表示させます。
- 無効化したいドコモアプリを選択します。
- 「無効にする」または「無効化」ボタンをタップし、確認画面で「OK」を選択します。
無効化したアプリを再度利用したい場合は、同じ手順でアプリを選択し、「有効にする」をタップすれば元に戻せます。
アプリの通知を停止する手順
アプリ自体は残しておきたいけれど、通知だけを止めたい場合は、以下の手順で通知設定を変更できます。特に「おすすめアプリ」や「dアカウント設定」からの通知に悩まされている場合に有効です。
- スマートフォンの「設定」アプリを開きます。
- 「アプリと通知」または「アプリケーション管理」をタップします。
- 通知を停止したいドコモアプリを選択します。
- 「通知」をタップし、通知のオン/オフを切り替えます。
アプリによっては、通知の種類ごとに細かく設定できる場合もあります。必要に応じて、重要な通知だけを残すように調整しましょう。
ホーム画面からアイコンを非表示にする手順
アプリを削除したり無効化したりするのではなく、単にホーム画面からアイコンを消して視覚的に整理したい場合もあります。これは、ホームアプリの設定によって異なりますが、多くのAndroid端末で可能です。
- ホーム画面の何もない場所を長押しします。
- 「ホーム設定」や「ウィジェット」「壁紙」などのメニューが表示されるので、「ホーム設定」またはそれに類する項目をタップします。
- 「アプリ一覧の表示設定」や「アイコン非表示」といった項目を探し、非表示にしたいアプリにチェックを入れるか、設定をオフにします。
「docomo LIVE UX」などの特定のホームアプリでは、アイコンの非表示ができない場合もあります。 その場合は、別のホームアプリを導入することも検討してみましょう。
【iPhone版】ドコモアプリの削除・通知停止方法
iPhoneの場合、Androidに比べてプリインストールアプリの削除や管理は比較的シンプルです。ドコモのアプリも、基本的には一般的なアプリと同様の方法で対処できます。
アプリを削除する手順
iPhoneでドコモアプリを削除する方法は、非常に簡単です。
- 削除したいアプリのアイコンを長押しします。
- アイコンが揺れ始めたら、左上に表示される「−（マイナス）」マークをタップします。
- 「Appを削除」または「Appを取り除く」を選択し、確認画面で「削除」をタップします。
一部のシステムアプリ（App Store、メッセージ、カメラなど）は削除できませんが、ドコモの提供するアプリのほとんどは削除可能です。 誤って削除してしまっても、App Storeから再ダウンロードすれば元に戻せます。
アプリの通知を停止する手順
iPhoneでも、個別のアプリの通知を停止できます。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「通知」をタップします。
- 通知を停止したいドコモアプリを探してタップします。
- 「通知を許可」のトグルをオフに切り替えます。
これにより、そのアプリからの通知が一切届かなくなります。必要に応じて、通知スタイルやサウンドなどを細かく設定することも可能です。
ドコモアプリを整理する際の注意点
ドコモアプリの整理はスマホを快適にする良い方法ですが、いくつか注意すべき点があります。誤った操作は、思わぬトラブルにつながる可能性もあるため、以下のポイントをしっかり確認しましょう。
必要なアプリまで削除・無効化しない
ドコモアプリの中には、dポイントクラブやd払いなど、普段から利用している便利なサービスもあります。また、My docomoアプリのように、契約内容の確認や料金照会に使う重要なアプリもあります。 削除や無効化を行う前に、そのアプリが本当に不要なものか、ご自身の利用状況をよく確認することが大切です。もし迷う場合は、まずは通知を停止したり、ホーム画面から非表示にしたりするなど、影響の少ない方法から試すことをおすすめします。
有料サービスは別途解約が必要
dマガジンやdアニメストアなど、ドコモが提供する有料サービスに関連するアプリを削除しても、サービスの契約自体は解約されません。アプリを削除しただけでは料金が発生し続けるため、不要な有料サービスは別途My docomoやドコモショップで解約手続きを行いましょう。
ADBコマンド利用のリスク
通常の操作では削除や無効化ができないシステムアプリに対して、PCと接続してADBコマンドを使用する方法が紹介されることがあります。 この方法は強力ですが、誤ったコマンドを実行すると、スマートフォンの動作が不安定になったり、最悪の場合、起動しなくなる「文鎮化」のリスクがあります。 ADBコマンドの利用は、専門知識を持つ上級者向けの方法であり、実施する場合は自己責任で行う必要があります。
不安な場合は、無理にこの方法を試すのではなく、無効化や非表示といった安全な方法に留めるのが賢明です。
よくある質問
ドコモアプリに関するよくある質問とその回答をまとめました。
- ドコモのいらないアプリはどれですか？
- ドコモのプリインストールアプリは削除できますか？
- ドコモのおすすめアプリの通知を消すには？
- ドコモのアプリを無効化するとどうなりますか？
- ドコモのアプリを非表示にする方法は？
- my daizは削除しても大丈夫ですか？
- docomo Application Managerの通知を止めるには？
ドコモのいらないアプリはどれですか？
「いらない」と感じるアプリは個人の利用状況によって異なりますが、一般的にdマーケット系アプリ（dブック、dミュージックなど）、my daiz、はなして翻訳、おすすめアプリ、遠隔サポートなどは、利用しない場合に削除・無効化を検討しやすいアプリです。
ドコモのプリインストールアプリは削除できますか？
一部のドコモプリインストールアプリは、通常のAndroid設定からアンインストールできます。しかし、システムに深く組み込まれているアプリは削除できません。削除できないアプリは「無効化」することで、動作を停止させることが可能です。
ドコモのおすすめアプリの通知を消すには？
「おすすめアプリ」からの通知は、「docomo Application Manager」というシステムアプリから送られてくることが多いです。完全に通知をオフにするのは難しい場合もありますが、設定アプリの「アプリと通知」から「docomo Application Manager」を選択し、通知設定を「重要なお知らせだけ通知する」などに変更することで、通知の頻度を減らせます。
ドコモのアプリを無効化するとどうなりますか？
アプリを無効化すると、そのアプリは動作を停止し、ホーム画面やアプリ一覧からアイコンが非表示になります。バックグラウンドでのバッテリー消費やメモリ使用も抑えられ、通知も来なくなります。スマホの動作が軽くなり、バッテリーの持ちが良くなるメリットがあります。
ドコモのアプリを非表示にする方法は？
Androidの場合、設定アプリの「ホーム設定」からアプリ一覧の表示設定を変更したり、一部のホームアプリではアイコン非表示機能を利用したりすることで、ホーム画面からアプリのアイコンを非表示にできます。 iPhoneの場合は、アプリを長押しして「ホーム画面から取り除く」を選択することで、アプリライブラリには残しつつホーム画面から非表示にできます。
my daizは削除しても大丈夫ですか？
my daizは、AIエージェント機能や情報配信サービスを利用しないのであれば、削除または無効化してもスマートフォンの基本機能に大きな影響はありません。 ただし、my daiz NOWの表示がホーム画面に残る場合は、別途ホーム設定から非表示にする必要があります。
docomo Application Managerの通知を止めるには？
docomo Application Managerはドコモアプリの管理やアップデートを行うシステムアプリのため、完全に通知を止めるのは難しい場合があります。設定アプリから通知設定を変更し、通知の頻度を減らすのが現実的な方法です。また、このアプリのバックグラウンド制限を行うと、ドコモアプリの更新ができなくなる可能性があるので注意が必要です。
まとめ
- ドコモのプリインストールアプリは、スマホの動作を重くしたり、バッテリーを消耗させたり、通知でストレスを与えたりする原因となることがあります。
- 不要なドコモアプリを整理することで、スマホの動作が軽くなり、バッテリーの持ちが良くなるメリットがあります。
- 通知のストレスが減り、ホーム画面がスッキリと整理されるため、より快適なスマホ利用が可能です。
- Androidでは、アプリの種類に応じて「削除（アンインストール）」「無効化」「通知停止」「ホーム画面からの非表示」といった方法で対処できます。
- 削除しても問題ないドコモアプリは、dマーケット系、my daiz、おすすめアプリなどが挙げられます。
- 削除できないシステムアプリは、無効化することで動作を停止させられます。
- アプリの通知は、設定アプリから個別にオン/オフを切り替えることで停止できます。
- ホーム画面のアイコンは、ホーム設定から非表示にすることが可能です。
- iPhoneでは、アプリのアイコンを長押しして「Appを削除」または「Appを取り除く」で簡単に削除できます。
- iPhoneの通知停止も、設定アプリの「通知」から個別に設定できます。
- アプリを整理する際は、必要なアプリまで削除・無効化しないように注意しましょう。
- 有料サービスに関連するアプリを削除しても、サービスの契約は別途解約が必要です。
- ADBコマンドによる強制的な削除は、端末に不具合が生じるリスクがあるため、慎重な検討が求められます。
- my daizやおすすめアプリの通知は、設定で頻度を減らすことが可能です。
- 定期的なアプリの整理は、スマホを常に最適な状態で使うためのコツです。
