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【もう怖くない!】ゴキブリの対処法を徹底解説!遭遇時の退治から二度と見ないための予防策まで

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【もう怖くない!】ゴキブリの対処法を徹底解説!遭遇時の退治から二度と見ないための予防策まで
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突如として現れる黒い影、ゴキブリ。その姿を見るだけで、一瞬にして凍り付いてしまうという方も多いのではないでしょうか。あの素早い動きと不気味な存在感は、私たちの平穏な日常を脅かす、まさに恐怖の対象です。しかし、もう怯える必要はありません。本記事では、ゴキブリに遭遇してしまった際の正しい対処法から、二度とゴキブリの姿を見なくて済むための徹底的な予防策まで、網羅的に解説します。正しい知識を身につけ、今日からゴキブリのいない快適な生活を取り戻しましょう。

目次

緊急事態!ゴキブリに遭遇した時の正しい対処法

緊急事態!ゴキブリに遭遇した時の正しい対処法

目の前にゴキブリが現れた時、パニックにならず冷静に対処することが重要です。突然の遭遇で心臓が跳ね上がる気持ちはよく分かりますが、まずは深呼吸をして落ち着きましょう。ここでは、状況に応じた最適な退治方法と、その後の処理について詳しく解説します。いざという時のために、しっかりと頭に入れておきましょう。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • まずは落ち着いて!状況別・最適な退治方法
  • 退治後の処理も重要!死骸の片付け方と消毒

まずは落ち着いて!状況別・最適な退治方法

ゴキブリとの遭遇は突然です。その瞬間に手元に何があるかで、対処法は変わってきます。一番確実なのは殺虫スプレーですが、もし手元にない場合でも、代用できるものはいくつかあります。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解し、その場で最も効果的な手を選びましょう。焦って中途半端な攻撃をすると、ゴキブリを刺激して逃げられたり、思わぬ方向に飛んできたりすることもあるため注意が必要です。

殺虫スプレーがある場合

もし手元にゴキブリ用の殺虫スプレーがあるなら、それが最も効果的で安全な対処法です。ゴキブリに向けて、ためらわずに数秒間、直接噴射しましょう。最近の殺虫スプレーは非常に強力で、即効性の高い成分が含まれているため、ゴキブリの動きを素早く止めることができます。噴射する際は、ゴキブリとの距離を適切に保ち、風上から噴射するのがコツです。また、ゴキブリは少しのダメージでは死なないこともあるため、動きが完全に止まるまで油断せずに噴射を続けてください。ノズル付きのスプレーであれば、家具の隙間などに逃げ込んだゴキブリにも薬剤を届けやすいのでおすすめです。使用後は、部屋の換気を忘れずに行いましょう。

殺虫スプレーがない場合(洗剤、熱湯など)

殺虫スプレーが手元にない場合でも、諦める必要はありません。家庭にあるもので代用が可能です。例えば、食器用洗剤やシャンプーなどを水で薄めてスプレーボトルに入れ、ゴキブリに吹きかけると効果があります。これは、洗剤に含まれる界面活性剤がゴキブリの呼吸器官である気門を塞ぎ、窒息させるためです。即効性も期待でき、薬剤を使いたくない方にもおすすめの方法です。また、60度以上の熱湯をかけるのも非常に効果的です。ゴキブリは高温に弱いため、熱湯をかければ即死させることができます。ただし、床や家具が傷んだり、火傷をしたりする危険性があるため、場所を選んで慎重に行ってください。特に、電化製品の近くでは絶対に使用しないでください。

叩いて退治する場合の注意点

丸めた新聞紙やスリッパなどで叩き潰すのは、原始的ですが有効な方法の一つです。しかし、この方法には注意が必要です。ゴキブリの体液には病原菌が含まれている可能性があり、叩き潰した際にそれらが周囲に飛び散る恐れがあります。特に、メスのゴキブリがお腹に卵(卵鞘)を抱えていた場合、潰した衝撃で卵が散らばり、かえって被害を拡大させてしまう危険性もゼロではありません。もし叩いて退治する場合は、ティッシュペーパーなどを何枚か重ねて上から叩き、体液が飛び散らないように工夫しましょう。そして、退治後は必ずその場所をアルコールなどで消毒することが重要です。

退治後の処理も重要!死骸の片付け方と消毒

ゴキブリを無事に退治できたとしても、それで終わりではありません。死骸の処理を適切に行うことが、衛生管理上非常に重要です。ゴキブリの死骸やフンは、アレルギーの原因となるアレルゲンを含んでいる可能性があります。絶対に素手で触らず、ティッシュペーパーやビニール手袋を使って死骸をつまみ、ビニール袋に入れてしっかりと口を縛ってから捨てましょう。死骸があった場所は、菌が残っている可能性があるため、アルコール除菌スプレーなどを吹きかけて、きれいに拭き取っておくことを強くおすすめします。この一手間が、二次被害を防ぎ、清潔な環境を保つことに繋がります。


二度と見たくない!ゴキブリを寄せ付けない徹底予防策

二度と見たくない!ゴキブリを寄せ付けない徹底予防策

一度ゴキブリの恐怖を味わうと、「もう二度とあの姿は見たくない」と心から願うはずです。ゴキブリ対策で最も重要なのは、実は「退治」よりも「予防」にあります。ゴキブリが好む環境をなくし、家への侵入を許さないことで、遭遇する確率を劇的に下げることができます。ここでは、誰でも今日から始められる、効果的な予防策を具体的にご紹介します。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • ゴキブリの侵入経路を完全にシャットアウト!
  • ゴキブリが住みにくい環境を作る
  • 駆除グッズを活用した予防策

ゴキブリの侵入経路を完全にシャットアウト!

ゴキブリは、私たちが想像する以上に小さな隙間からでも侵入してきます。成虫でも数ミリの隙間があれば通り抜けられると言われています。まずは、家中のあらゆる隙間を徹底的にチェックし、物理的に侵入経路を塞ぐことが予防の第一歩です。どこから入ってくるのかを知り、対策を講じましょう。

玄関・窓・ベランダ

玄関や窓は、ゴキブリの主要な侵入経路の一つです。ドアの開閉時や、網戸の小さな破れ、サッシの隙間などから侵入してきます。対策として、ドアや窓の開けっ放しは極力避け、開閉は素早く行いましょう。網戸に破れやほつれがないか定期的に確認し、もし見つけたら専用の補修シールなどですぐに修理してください。また、窓のサッシと網戸の間に隙間ができやすい場合は、隙間テープを貼ることで侵入を防ぐことができます。ベランダには物を置きすぎず、植木鉢の受け皿に水が溜まらないようにするなど、ゴキブリが隠れたり、水を飲んだりする場所をなくすことも大切です。

換気扇・エアコンのドレンホース

キッチンやお風呂の換気扇も、ゴキブリの格好の侵入経路です。換気扇が止まっている間に、羽の隙間から侵入してくることがあります。これを防ぐためには、換気扇用のフィルターを取り付けるのが効果的です。フィルターはホコリなどもキャッチしてくれるので、換気扇内部の汚れ防止にもなり一石二鳥です。また、意外と見落としがちなのが、エアコンの室外機に繋がっているドレンホースです。ゴキブリはこのホースを伝って室内へ侵入することがあります。ホームセンターなどで販売されているドレンホース用の防虫キャップを取り付けるだけで、簡単に侵入を防ぐことができますので、ぜひ対策しておきましょう。

排水溝

キッチン、洗面所、お風呂場の排水溝も、ゴキブリが下水から上がってくるルートになります。特に古い建物の場合、排水管の構造によっては侵入されやすくなっています。排水溝には、髪の毛や食べ物のカスが溜まりやすく、それらがゴキブリのエサや産卵場所になることもあります。こまめに掃除をして清潔に保つことが基本ですが、夜間など使用しない時間帯は、排水溝のフタを閉めたり、栓をしたりするだけでも侵入防止に繋がります。また、排水管のS字トラップに水が溜まっている(封水)ことで下水からの侵入を防いでいますが、長期間家を空けるなどで水が蒸発すると効果がなくなるため注意が必要です。

ゴキブリが住みにくい環境を作る

ゴキブリは「エサ」「水」「隠れ家」の3つが揃う場所を好んで住み着きます。つまり、これらの条件を一つでもなくすことができれば、ゴキブリにとって魅力のない、住みにくい環境になるわけです。日々の少しの心がけで、ゴキブリが寄り付かない家を作ることができます。

エサを与えない(食べ物・生ゴミの管理)

ゴキブリは雑食性で、人間の食べこぼし、生ゴミ、油汚れ、髪の毛やホコリまで、何でもエサにします。ゴキブリにエサを与えないためには、食べ物の管理を徹底することが最も重要です。食品は密閉容器に入れて保管し、調理後や食事の後はすぐに片付け、食べこぼしや油汚れを残さないようにしましょう。特に、キッチンのコンロ周りやシンクは念入りに掃除してください。生ゴミは、フタ付きのゴミ箱に捨て、臭いが漏れないようにビニール袋の口をしっかり縛りましょう。可能であれば、ゴミ出しの日までベランダなど屋外で保管するのが理想です。

隠れ家をなくす(整理整頓・段ボールの処分)

ゴキブリは暗くて暖かく、湿気の多い狭い場所を好んで隠れ家にします。例えば、家具の裏、電化製品の内部、そして意外な盲点が段ボールです。段ボールの断面の波状の隙間は、ゴキブリにとって絶好の隠れ家であり、産卵場所にもなります。また、保温性・保湿性にも優れているため、ゴキブリが非常に好む環境です。宅配便などで届いた段ボールは、家に長期間放置せず、すぐに処分する習慣をつけましょう。また、部屋の中に物が散らかっていると、それだけゴキブリの隠れ家が増えることになります。不要なものを処分し、部屋を整理整頓して、風通しの良いスッキリとした空間を保つことが、ゴキブリを寄せ付けないための重要なポイントです。

湿度を管理する

ゴキブリは湿度の高い環境を好みます。特に、キッチン、洗面所、お風呂場などの水回りは湿度が高くなりやすく、ゴキブリが発生しやすい場所です。これらの場所では、こまめに換気を行い、湿気を溜めないように心がけましょう。換気扇を回したり、窓を開けたりするだけでなく、使用後にお風呂場の壁や床の水滴を拭き取るだけでも効果があります。また、押し入れやクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿剤を置くのもおすすめです。家全体の湿度を適切に管理することで、ゴキブリにとって居心地の悪い環境を作ることができます。

駆除グッズを活用した予防策

侵入経路を塞ぎ、住みにくい環境を作った上で、さらに駆除グッズを併用することで、予防効果は格段に高まります。市販されている様々なグッズの特性を理解し、効果的に使用しましょう。

ベイト剤(毒餌)の選び方と効果的な設置場所

ベイト剤(毒餌剤、置き餌とも呼ばれる)は、ゴキブリ予防の定番アイテムです。ゴキブリが好む成分で誘き寄せ、殺虫成分を含んだエサを食べさせることで駆除します。このタイプの最大のメリットは、エサを食べたゴキブリが巣に帰って死に、その死骸やフンを他のゴキブリが食べることで、巣ごと駆除する連鎖効果(ドミノ効果)が期待できる点です。設置場所は、ゴキブリが通りそうな場所、隠れそうな場所が効果的です。具体的には、キッチンのシンク下、冷蔵庫の裏や下、コンロ台の周辺、洗面所、トイレの隅、家具の隙間などが挙げられます。製品によって有効期間が異なるため、定期的に交換することを忘れないようにしましょう。

くん煙剤を使うタイミングと注意点

くん煙剤(または、くん蒸剤)は、煙や霧状の殺虫成分を部屋の隅々まで行き渡らせることで、家具の裏など、手の届かない場所に隠れているゴキブリを一網打尽にできる強力なアイテムです。効果を最大限に引き出すためには、使用するタイミングが重要です。ゴキブリの活動が活発になる前の、春先(5月~6月頃)に一度使用し、さらに卵から孵化する時期を考慮して、その2~3週間後にもう一度使用すると、より効果的です。使用する際は、火災報知器やガス警報器が反応しないようにカバーをかけ、食器や食品、ペットや観葉植物は部屋の外に出すなど、製品の説明書に記載されている注意事項を必ず守ってください。使用後は、十分に換気を行い、掃除機をかけてゴキブリの死骸を処理しましょう。

忌避剤(ゴキブリが嫌う匂い)の活用

忌避剤は、ゴキブリが嫌う匂いを発することで、家に寄せ付けなくする効果が期待できるアイテムです。殺虫成分を含まない天然成分(ハッカ油、アロマなど)を使用した製品も多く、小さなお子様やペットがいるご家庭でも比較的安心して使用できます。ゴキブリが侵入してきそうな玄関、窓際、換気扇の近くや、ゴキブリに住み着かれたくない食器棚の中などに設置するのがおすすめです。ただし、忌避剤の効果は殺虫剤ほど強力ではなく、効果の範囲も限定的です。あくまでも、他の予防策と組み合わせる補助的な対策として活用するのが良いでしょう。ハッカ油を水で薄めてスプレーボトルに入れ、網戸などに吹きかけるのも手軽で効果的な方法の一つです。

それでもゴキブリが出てしまう…プロに頼むという選択肢

それでもゴキブリが出てしまう…プロに頼むという選択肢

自分でできる限りの対策をしても、ゴキブリが繰り返し出てきてしまう…。そんな時は、一人で悩まずにプロの力を借りるという選択肢も検討してみましょう。害虫駆除の専門業者は、ゴキブリの生態を知り尽くしており、素人では難しい根本的な原因の特定と駆除を行ってくれます。費用はかかりますが、その分、確実な効果と安心感を得ることができます。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • 害虫駆除業者に依頼するメリット・デメリット
  • 業者の選び方と料金相場
  • 依頼から駆除までの流れ

害虫駆除業者に依頼するメリット・デメリット

プロに依頼するかどうかを決める前に、そのメリットとデメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。メリットとしては、まず駆除効果の高さと即効性が挙げられます。専門的な薬剤や機材を使用し、ゴキブリの巣や発生源を特定して徹底的に駆除するため、市販の駆除剤とは比べ物にならない効果が期待できます。また、再発防止のためのアドバイスや、保証期間を設けている業者も多く、長期的な安心に繋がります。自分でゴキブリの姿を見たり、死骸を処理したりする必要がないという精神的な負担の軽減も大きなメリットでしょう。
一方、デメリットはやはり費用がかかることです。駆除料金は決して安くはありません。また、業者によっては作業中に一時的に家を空ける必要があったり、薬剤の匂いが気になったりすることもあります。信頼できる業者を選ばないと、高額な請求をされたり、十分な効果が得られなかったりするトラブルに繋がる可能性もあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

業者の選び方と料金相場

信頼できる害虫駆除業者を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、見積もりが無料で、作業内容や料金体系を事前に詳しく説明してくれる業者を選びましょう。複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討する「相見積もり」がおすすめです。その際、料金の安さだけで選ぶのではなく、実績や口コミ、保証の有無などを総合的に判断することが重要です。また、「公益社団法人日本ペストコントロール協会」の会員であるかどうかも、信頼性を測る一つの基準になります。
料金相場は、建物の広さや被害状況、作業内容によって大きく異なりますが、一般的な家庭の場合、1回の駆除で2万円~5万円程度が目安となります。定期管理契約を結ぶ場合は、月額数千円から1万円程度が相場です。見積もり以外の追加料金が発生しないかどうかも、契約前に必ず確認しておきましょう。

依頼から駆除までの流れ

害虫駆除業者に依頼する場合の一般的な流れを把握しておくと、スムーズに進めることができます。まず、電話やウェブサイトから問い合わせを行い、被害状況や建物の情報などを伝えます。その後、業者が実際に家を訪れて現地調査と見積もりを行います。この時に、ゴキブリの種類、発生源、侵入経路などを特定し、具体的な駆除プランと料金が提示されます。内容に納得できれば契約となり、作業日を決定します。
駆除作業当日は、専門のスタッフが訪問し、ベイト剤の設置や薬剤の散布など、計画に基づいた作業を行います。作業時間は通常1~2時間程度です。作業後は、今後の対策や注意点についてのアドバイスがあり、保証期間内であれば、万が一ゴキブリが再発した場合に無料で再施工してくれるアフターフォローがあるのが一般的です。これで、プロによる徹底的なゴキブリ対策が完了となります。

【種類別】ゴキブリの特徴と効果的な対策

【種類別】ゴキブリの特徴と効果的な対策

一口にゴキブリと言っても、日本家屋でよく見かけるものにはいくつかの種類があり、それぞれ生態や好む場所が異なります。敵を知ることは、効果的な対策を立てる上で非常に重要です。ここでは、代表的なゴキブリの種類とその特徴、そして厄介なゴキブリの卵について解説します。ご自宅で現れたゴキブリがどの種類か分かれば、より的を絞った対策が可能になります。

この章では、以下の点について詳しく見ていきます。

  • 日本でよく見るゴキブリの種類
  • ゴキブリの卵を見つけたら?

日本でよく見るゴキブリの種類

日本国内の家屋で問題となるゴキブリは、主に「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」の3種類です。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

クロゴキブリ

クロゴキブリは、その名の通り光沢のある黒色をしており、体長は30~40mmほどになる大型のゴキブリです。成虫は飛ぶことができ、屋外と屋内を行き来する性質があります。主に屋外の植え込みや排水溝などに生息していますが、エサや暖かい場所を求めて網戸の隙間や玄関などから屋内に侵入してきます。比較的寒さに強く、日本全国に分布しています。一般家庭で「ゴキブリが出た!」という場合、このクロゴキブリであることが多いです。対策としては、屋外からの侵入経路を塞ぐことが特に重要になります。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは、体長10~15mmほどの小型のゴキブリで、黄褐色をしています。クロゴキブリと違い、飛ぶことはほとんどありません。寒さに非常に弱いため、暖房設備が整ったビルや飲食店、集合住宅などの暖かい屋内で繁殖します。一度住み着くと、繁殖力が非常に旺盛で、あっという間に数が増えてしまうのが特徴です。電化製品の内部など、暖かくて狭い場所を好みます。このゴキブリが家で発生した場合、ベイト剤(毒餌)やくん煙剤などを使い、徹底的に駆除する必要があります。飲食店などから荷物と一緒に持ち込まれるケースも少なくありません。

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリは、クロゴキブリに似ていますが、やや小型で光沢のない黒褐色をしています。体長は25~35mmほどです。元々は日本の在来種で、屋外の朽ち木や落ち葉の下などに生息しています。クロゴキブリと同様に屋外から侵入してくることがありますが、屋内で繁殖することは比較的少ないとされています。主に東日本の寒い地域に多く生息しているのが特徴です。対策はクロゴキブリと同様に、屋外からの侵入を防ぐことが基本となります。

ゴキブリの卵を見つけたら?

ゴキブリの卵は、「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれる、小豆のような形をした硬いカプセルに収められています。この卵鞘一つの中に、クロゴキブリなら20~30個、チャバネゴキブリなら30~40個もの卵が入っています。もし、この卵鞘を家の中で見つけてしまったら、それはゴキブリがその場所に住み着き、繁殖している証拠です。卵鞘は殺虫剤が効きにくいため、見つけたら絶対に放置してはいけません。ティッシュなどで潰し、中の卵ごとビニール袋に入れてしっかりと口を縛って捨てるか、トイレに流してしまうのが確実です。潰すことに抵抗がある場合は、60度以上の熱湯をかけることでも駆除できます。卵鞘は、キッチンの隅や棚の裏、段ボールの中など、暗くて暖かい場所に産み付けられることが多いので、念入りにチェックしましょう。

よくある質問

よくある質問

赤ちゃんやペットがいても安全なゴキブリ対策は?

赤ちゃんやペットがいるご家庭では、殺虫成分の入ったスプレーやくん煙剤の使用はためらわれますよね。その場合は、薬剤を使わない対策を中心に行いましょう。まず、ゴキブリの侵入経路を隙間テープなどで物理的に塞ぐことが最も安全で効果的です。また、ゴキブリが嫌うハッカ油やアロマをスプレーにして網戸や玄関に吹きかける忌避対策もおすすめです。万が一ゴキブリが出てしまった時のために、食器用洗剤を薄めたものをスプレーボトルに入れておくと、窒息させて駆除することができます。粘着シートタイプの捕獲器も、薬剤を使っていないので比較的安全ですが、赤ちゃんやペットが触れない場所に設置するよう注意が必要です。

ゴキブリを叩いて潰すと菌が飛び散るって本当?

はい、本当です。ゴキブリは下水やゴミの中など不衛生な場所を動き回っているため、体や脚にサルモネラ菌や大腸菌などの病原菌を付着させている可能性があります。そのため、叩き潰した際に体液が飛び散ると、これらの菌も一緒に周囲に拡散してしまう恐れがあります。また、ゴキブリの死骸やフンはアレルギーの原因となるアレルゲンにもなります。どうしても叩いて退治するしかない場合は、体液が飛び散らないようにティッシュなどで厚く覆ってから叩き、処理後は必ずアルコールなどでその場所を消毒するようにしてください。

1匹見たら100匹いるというのは本当?

「1匹見たら100匹いると思え」という言葉は、ゴキブリの繁殖力の高さを警告する言葉としてよく使われますが、必ずしも文字通り100匹いるわけではありません。これは、ゴキブリが集団で生活する習性があり、1匹見つかったということは、その近くに他の個体や巣が隠れている可能性が高い、という意味です。特に、繁殖力が旺盛なチャバネゴキブリの場合は、この言葉が現実味を帯びてきます。屋外から迷い込んできたクロゴキブリが1匹だけというケースもありますが、油断は禁物です。家の中で1匹でも見かけたら、それは危険信号と捉え、ベイト剤を設置するなど、早めの対策を講じることを強くおすすめします。

ゴキブリは飛ぶの?

はい、飛びます。ただし、全てのゴキブリが上手に飛べるわけではありません。日本でよく見かけるクロゴキブリの成虫は、羽を使って滑空するように飛ぶことができます。しかし、常に飛び回っているわけではなく、基本的には壁や床を這って移動し、危険を感じた時などに突発的に飛ぶことが多いです。一方、チャバネゴキブリは羽を持っていますが、飛ぶ能力はほとんどなく、高いところから低いところへ滑空する程度です。ゴキブリが飛ぶ姿は非常に恐ろしいですが、人間をめがけて攻撃してくるわけではないので、パニックにならず冷静に対処しましょう。

アパートやマンションでの効果的な対策は?

アパートやマンションなどの集合住宅では、自分の部屋だけ対策しても、隣や上下の階からゴキブリが侵入してくる可能性があります。そのため、戸建て以上に侵入経路対策が重要になります。玄関ドアの隙間、ベランダの窓、エアコンのドレンホース、換気扇などを徹底的に塞ぎましょう。ベランダは隣の部屋と繋がっていることが多いため、仕切り板の下の隙間なども要注意です。また、ベイト剤を設置して、万が一侵入してきたゴキブリを駆除できるようにしておくことも効果的です。それでも改善しない場合は、管理会社や大家さんに相談し、建物全体での駆除を検討してもらうのも一つの方法です。

ゴキブリが出やすい家の特徴は?

ゴキブリが出やすい家には、いくつかの共通した特徴があります。まず、「食べ物のカスや生ゴミが放置されている」「油汚れが多い」など、エサが豊富な家です。次に、「物が散らかっていて隠れる場所が多い」「段ボールが置きっぱなしになっている」など、ゴキブリの隠れ家が多い家も危険です。さらに、「湿気が多く、ジメジメしている」環境もゴキブリに好まれます。建物の構造としては、「築年数が古い」「近くに飲食店や公園、ゴミ捨て場がある」「1階の部屋」なども、ゴキブリが出やすい条件と言えるでしょう。これらの特徴に心当たりがある場合は、掃除や整理整頓、湿気対策を重点的に行うことが大切です。

まとめ

まとめ
  • ゴキブリ遭遇時は殺虫スプレーが最も効果的。
  • スプレーがない時は洗剤や熱湯で代用可能。
  • 叩き潰す際は菌の飛散に注意し、後で消毒する。
  • 退治後の死骸は素手で触らず、袋に入れて捨てる。
  • 予防の基本は侵入経路を物理的に塞ぐこと。
  • 玄関、窓、換気扇、ドレンホースの隙間をチェック。
  • 食べ物や生ゴミの管理を徹底し、エサを与えない。
  • 部屋を整理整頓し、ゴキブリの隠れ家をなくす。
  • 特に段ボールはすぐに処分する習慣をつける。
  • こまめな換気や除湿剤で湿度を管理する。
  • ベイト剤(毒餌)は巣ごと駆除する効果が期待できる。
  • くん煙剤は隠れたゴキブリの一掃に効果的。
  • 赤ちゃんやペットがいる家は薬剤を使わない対策を。
  • 1匹見つけたら、他にも潜んでいる可能性を疑う。
  • 自力で無理な場合はプロの駆除業者に相談する。
【もう怖くない!】ゴキブリの対処法を徹底解説!遭遇時の退治から二度と見ないための予防策まで

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