英語学習で「badly」の比較級や最上級について疑問を感じたことはありませんか?「worse」や「worst」という形は知っていても、形容詞の「bad」と同じ変化をするため、どのように使い分ければ良いのか迷ってしまう方も少なくありません。
本記事では、「badly」の比較級・最上級の正しい使い方を、具体的な例文を交えながら徹底解説します。さらに、混同しやすい「bad」との違いや、効果的な覚え方のコツまでご紹介します。この記事を読めば、「badly」の比較級・最上級に関する悩みを解決し、自信を持って使いこなせるようになるでしょう。
badlyの比較級・最上級は不規則変化!基本を押さえよう
「badly」は英語の副詞であり、その比較級と最上級は不規則な変化をします。まずは、「badly」がどのような単語で、どのように変化するのか、その基本をしっかりと理解しましょう。
badlyの基本情報:副詞としての意味と役割
「badly」は「悪く」「ひどく」「下手に」といった意味を持つ副詞です。動詞や形容詞、他の副詞を修飾し、その動作や状態の程度が「悪い」ことを表します。例えば、「He sings badly.(彼は歌が下手だ。)」のように使われます。
また、文脈によっては「非常に」「とても」といった強調の意味で使われることもあります。例えば、「I badly need a vacation.(私はひどく休暇が必要だ。)」のように、切実に何かを必要としている状況を表現する際に用いられます。 このように、「badly」は単に「悪い」だけでなく、幅広いニュアンスを持つ便利な副詞です。
badlyの比較級は「worse」、最上級は「worst」
「badly」の比較級は「worse」、最上級は「worst」となります。これは、規則的な変化(-erや-estを付ける)ではなく、不規則に変化するパターンです。 英語にはこのような不規則変化をする単語がいくつか存在するため、個別に覚える必要があります。
比較級の「worse」は「より悪く」「もっとひどく」という意味で、二つの物事を比較する際に使われます。一方、最上級の「worst」は「最も悪く」「一番ひどく」という意味で、三つ以上の物事やグループの中で最も悪い状態を表す際に用いられます。
badlyの比較級・最上級の例文で使い方を理解しよう
「badly」の比較級「worse」と最上級「worst」の具体的な使い方を例文で確認しましょう。これらの例文を通じて、それぞれの表現がどのような状況で使われるのかを理解することが、正確な英語表現を身につけるコツです。
比較級「worse」の例文
- His performance today was worse than yesterday.(今日の彼のパフォーマンスは昨日よりも悪かった。)
- The car runs worse after the repair.(修理の後、その車は以前よりも調子が悪くなった。)
- She felt worse after hearing the news.(その知らせを聞いて、彼女は気分がさらに悪くなった。)
最上級「worst」の例文
- He played the worst of all the musicians.(彼は全てのミュージシャンの中で最も下手な演奏をした。)
- Of all the candidates, she performed the worst.(全ての候補者の中で、彼女が最もひどいパフォーマンスだった。)
- The team performed the worst in the entire season.(そのチームはシーズン全体で最もひどい成績だった。)
「bad」と「badly」の比較級・最上級の違いを明確に

「badly」の比較級・最上級が「worse」「worst」であることは理解できましたが、形容詞の「bad」も同じ変化をするため、多くの学習者が混乱しやすいポイントです。ここでは、この二つの単語の違いと、それぞれの比較級・最上級の使い分けを明確にしましょう。
形容詞「bad」の比較級・最上級も「worse」「worst」
形容詞の「bad」は「悪い」「ひどい」といった意味を持ち、名詞を修飾します。例えば、「a bad day(悪い日)」や「bad news(悪い知らせ)」のように使われます。 この「bad」も、比較級は「worse」、最上級は「worst」と不規則に変化します。
つまり、「badly」と「bad」は品詞が異なるにもかかわらず、比較級と最上級の形が同じなのです。この共通点が、英語学習者にとって混乱を招く主な原因となります。
「bad」と「badly」の使い分けが混乱の元
「bad」は形容詞なので名詞を修飾したり、be動詞やlook, feelなどの連結動詞の後に来て主語の状態を表したりします。一方、「badly」は副詞なので、動詞や形容詞、他の副詞を修飾します。 この品詞の違いを意識することが、正しい使い分けの第一歩です。
例えば、「He is bad.」は「彼は悪い人だ。」と彼の性質を表しますが、「He behaved badly.」は「彼は悪く振る舞った。」と彼の行動の様子を表します。比較級・最上級になってもこの品詞の役割は変わらないため、文中で何が修飾されているのかを常に意識することが大切です。
「bad」の比較級・最上級の例文
- This movie is worse than the last one.(この映画は前作よりも悪い。)
- My headache is worse today than it was yesterday.(昨日よりも今日は頭痛がひどい。)
- This is the worst coffee I’ve ever tasted.(これは私が今まで飲んだ中で最悪のコーヒーだ。)
- That was the worst mistake.(それは最も悪い間違いだった。)
「feel bad」と「feel badly」:ニュアンスの違いを解説
「feel bad」と「feel badly」は、どちらも「気分が悪い」という意味で使われることがありますが、厳密にはニュアンスが異なります。この違いを理解することで、より自然な英語表現が可能になります。
「feel bad」は、形容詞の「bad」が使われており、「気分が悪い」「体調が悪い」「後悔している」といった感情や体調の状態を表します。文法的には連結動詞「feel」の後に形容詞が来る形が一般的です。
一方、「feel badly」は副詞の「badly」が使われており、直訳すると「触覚が悪い」という意味になります。しかし、アメリカ英語の口語では「feel bad」と同じように「気分が悪い」「後悔している」という意味で使われることも少なくありません。 文法的には「feel bad」が推奨されますが、日常会話では「feel badly」も耳にするでしょう。
ただし、フォーマルな場面では「feel bad」を使うのがより適切です。
badlyの比較級・最上級を効果的に覚えるコツ

不規則変化をする「badly」の比較級・最上級を覚えるのは、少し骨が折れるかもしれません。しかし、いくつかのコツを押さえることで、より効率的に記憶に定着させられます。ここでは、効果的な学習方法をご紹介します。
不規則変化動詞と一緒に覚える方法
英語には「badly」のように不規則変化をする単語が他にもあります。例えば、「good – better – best」や「well – better – best」などが挙げられます。これらの不規則変化をする単語をグループとしてまとめて覚えると、効率的です。
例えば、以下のような表を作成し、視覚的に整理するのも良い方法です。
| 原級 | 比較級 | 最上級 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|---|---|
| bad | worse | worst | 形容詞 | 悪い、ひどい |
| badly | worse | worst | 副詞 | 悪く、ひどく、下手に |
| good | better | best | 形容詞 | 良い |
| well | better | best | 副詞 | 良く、上手に |
このように関連付けて覚えることで、個々の単語の記憶が強化され、混同しにくくなります。
例文を声に出して繰り返し練習する
文法ルールを理解するだけでなく、実際に声に出して例文を練習することが、記憶を定着させる上で非常に重要です。例文を繰り返し音読することで、自然な英語のリズムや語感を養うことができます。
例えば、「His performance was worse than yesterday.」や「This is the worst movie ever.」といった例文を何度も口に出して言ってみましょう。自分で文章を作ってみるのも良い練習になります。実際に使ってみることで、知識が「使えるスキル」へと変わっていくでしょう。
間違いやすいポイントを意識して学習する
「badly」の比較級・最上級を学習する上で、特に注意すべきは「bad」との混同です。両者が同じ「worse」「worst」という形を取るため、品詞の違いを意識せずに使うと誤った表現になる可能性があります。
また、「badder」や「more bad」といった誤った比較級の形を使わないように注意しましょう。 これらの間違いやすいポイントを事前に把握し、意識的に正しい形を使う練習をすることで、文法的な誤りを減らすことができます。練習問題に取り組んだり、自分で作った英文を添削してもらったりするのも効果的です。
よくある質問

- badlyの比較級はなぜworseなのですか?
- badlyの最上級はなんですか?
- badとbadlyの比較級・最上級は同じですか?
- worseとworstの使い分けを教えてください。
- 「より悪く」を英語で表現するにはどうすればいいですか?
badlyの比較級はなぜworseなのですか?
badlyの比較級がworseになるのは、英語の不規則変化によるものです。badlyは副詞ですが、その原形である形容詞のbadも不規則に変化し、比較級がworse、最上級がworstとなります。この二つの単語が同じ不規則変化のパターンに従うため、badlyの比較級もworseとなるのです。
badlyの最上級はなんですか?
badlyの最上級はworstです。比較級のworseと同様に、これも不規則変化による形です。worstは「最も悪く」「一番ひどく」という意味で、三つ以上の物事やグループの中で最も悪い状態を表す際に使われます。
badとbadlyの比較級・最上級は同じですか?
はい、bad(形容詞)とbadly(副詞)の比較級・最上級はどちらも同じ形になります。比較級はworse、最上級はworstです。 このため、文中でどちらの品詞として使われているのかを判断し、適切に使い分けることが重要です。
worseとworstの使い分けを教えてください。
worseは比較級で、二つの物事を比べて「より悪い」「もっとひどい」と表現する際に使います。例えば、「Today’s weather is worse than yesterday’s.(今日の天気は昨日より悪い。)」のように使います。
一方、worstは最上級で、三つ以上の物事やグループの中で「最も悪い」「一番ひどい」と表現する際に使います。例えば、「This is the worst movie I’ve ever seen.(これは私が今まで見た中で最悪の映画だ。)」のように使います。
「より悪く」を英語で表現するにはどうすればいいですか?
「より悪く」を英語で表現する場合、主に「worse」を使います。これは「badly」の比較級であり、動作や状態が以前よりも悪化していることを示します。例えば、「He performed worse than expected.(彼は予想よりも悪く振る舞った。)」のように使えます。
まとめ
- 「badly」は「悪く」「ひどく」を意味する副詞である。
- 「badly」の比較級は「worse」、最上級は「worst」と不規則変化する。
- 「worse」は二つの物事を比較して「より悪く」を表す。
- 「worst」は三つ以上の物事の中で「最も悪く」を表す。
- 形容詞「bad」も比較級「worse」、最上級「worst」と同じ形を取る。
- 「bad」は名詞や主語の状態を修飾する形容詞である。
- 「badly」は動詞や形容詞、他の副詞を修飾する副詞である。
- 「feel bad」は体調や感情の悪さを表す。
- 「feel badly」は口語で「feel bad」と同じ意味で使われることもあるが、文法的には「feel bad」が推奨される。
- 「badly」は「非常に」「とても」といった強調の意味でも使われる。
- 不規則変化する単語はグループで覚えると効率的である。
- 例文を声に出して繰り返し練習することが記憶定着のコツである。
- 「badder」や「more bad」は誤った表現なので使わない。
- 品詞の違いを意識して使い分けることが重要である。
- 疑問点は積極的に調べて解決することが英語力向上の道である。
