大切に育てている観葉植物や家庭菜園に、小さな虫が飛んでいるのを見つけて「これってアブラムシ?それともコバエ?」と悩んでいませんか。見た目が似ているため見分けがつきにくく、正しい対処法が分からずに困っている方も多いのではないでしょうか。放置しておくと、植物が弱ったり、室内で大量発生したりと、厄介な事態になりかねません。本記事では、アブラムシの成虫とコバエの決定的な見分け方から、それぞれの発生原因、効果的な駆除方法、そして今後の発生を防ぐための予防策まで、詳しく解説していきます。
その虫、アブラムシの成虫?それともコバエ?見分け方を徹底解説!

植物の周りを飛ぶ小さな虫。それがアブラムシの成虫(有翅アブラムシ)なのか、コバエなのかを正確に見分けることが、効果的な対策の第一歩です。一見すると同じように見えるかもしれませんが、いくつかのポイントを押さえれば簡単に見分けることができます。まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
この章では、以下の点からアブラムシの成虫とコバエの見分け方を詳しく解説します。
- アブラムシの成虫とコバエの比較表
- 見分けるための3つのチェックポイント
これらの情報を参考に、あなたの家で飛んでいる虫の正体を突き止めてみましょう。
アブラムシの成虫とコバエの比較表
まずは、アブラムシの成虫と家庭でよく見られるコバエの主な違いを一覧表にまとめました。この表を見れば、両者の違いが一目瞭然です。
特徴 | アブラムシの成虫(有翅アブラムシ) | コバエ(代表例) |
---|---|---|
体の大きさ | 約1mm~4mm | 約2mm~5mm |
体つき | 柔らかく、丸みや紡錘形を帯びている | 種類によるが、ハエをそのまま小さくしたような形 |
色 | 黒、緑、黄色など多様 | 黒、褐色、黄赤色など |
羽 | 透明で2対(4枚)あり、体の大きさに対して比較的大きい | 通常1対(2枚) |
動き | 飛ぶ力は弱く、フワフワと漂うように飛ぶことが多い | 素早く直線的に飛ぶことが多い(特にノミバエなど) |
主な発生場所 | 植物の新芽、葉の裏、茎 | 生ゴミ、排水溝、観葉植物の土など |
集まり方 | 植物にびっしりと群生していることが多い | 発生源の周りを飛び回っている |
見分けるための3つのチェックポイント
比較表の内容を踏まえ、実際に虫を見つけたときにチェックすべき3つのポイントを解説します。
1. 虫がいる場所をチェック
まず、虫がどこにいるかを確認してください。もし、植物の新芽や葉の裏にびっしりと付着している集団がいて、その周りを同じような虫が飛んでいる場合、それはアブラムシの可能性が非常に高いです。 アブラムシは植物の汁を吸って生きているため、常に植物の近くにいます。 一方、コバエは生ゴミや排水溝、観葉植物の土など、ジメジメしてエサがある場所を好みます。 キッチンやゴミ箱の周りをブンブン飛び回っているなら、コバエの可能性が高いでしょう。
2. 飛び方をチェック
次に、その虫の飛び方を観察してみましょう。アブラムシの成虫は、自力で長距離を飛ぶほどの飛行能力はありません。 風に乗ってフワフワと漂うように飛ぶのが特徴です。対してコバエ、特にショウジョウバエやノミバエは、素早く機敏に飛び回ります。 目で追うのが大変なほどすばしっこく飛んでいたら、それはコバエだと判断して良いでしょう。
3. 体の形をよく見てみる
もし虫を捕まえることができたら、体の形をよく観察してみてください。アブラムシの成虫は、体が柔らかく、お腹がふっくらしています。 そして最も大きな特徴は、透明な羽が4枚(2対)あることです。一方、ハエの仲間であるコバエの羽は基本的に2枚(1対)です。また、アブラムシのお尻のあたりには「角状管(かくじょうかん)」と呼ばれる一対の突起があるのも特徴ですが、これは非常に小さいため肉眼での確認は難しいかもしれません。
なぜ飛ぶの?羽の生えたアブラムシ(有翅アブラムシ)の正体

「アブラムシって飛ばない虫じゃなかったの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。普段よく目にするアブラムシは羽のない「無翅型」ですが、特定の条件下で羽の生えた「有翅型(ゆうしがた)」の成虫が出現します。この有翅アブラムシが、コバEと間違われやすいのです。
この章では、以下の点について解説します。
- アブラムシが羽を持つ理由
- アブラムシの驚異的な繁殖力とライフサイクル
羽が生えるメカニズムを知ることで、アブラムシの生態への理解が深まり、より効果的な対策につながります。
アブラムシが羽を持つ理由
アブラムシが羽を持つ主な理由は、生息環境が悪化したときに新しい場所へ移動するためです。 具体的には、以下のような状況で有翅アブラムシが発生しやすくなります。
- 個体数の増加: 1つの植物にアブラムシが増えすぎて、エサである汁が足りなくなると、新しい餌場を求めて羽のある個体が生まれます。
- 寄生植物の栄養状態の悪化: 寄生している植物が枯れ始めたり、栄養状態が悪くなったりすると、子孫を残すために別の健康な植物へ移動する必要が出てきます。
- 季節の変化: 秋になり気温が下がってくると、冬を越すために交尾相手を探したり、越冬に適した植物に移動したりするために有翅アブラムシが現れます。
つまり、羽の生えたアブラムシを見つけたということは、その植物でのアブラムシの繁殖が進んでいるサインとも言えるのです。
アブラムシの驚異的な繁殖力とライフサイクル
アブラムシが厄介な害虫とされる最大の理由は、その驚異的な繁殖力にあります。春から秋にかけての暖かい時期、アブラムシはメスだけで子どもを産む「単為生殖」を行います。 しかも、卵ではなく直接幼虫を産む「卵胎生」なので、生まれてからわずか10日ほどで成虫になり、また子どもを産み始めます。
このサイクルにより、1匹のメスが気付いたときには数百匹の大群になっていることも珍しくありません。 そして、個体数が増えすぎると前述の通り有翅アブラムシが発生し、被害が他の植物へと一気に拡大してしまうのです。 この繁殖サイクルの速さが、アブラムシ対策を難しくしている大きな要因です。早期発見、早期駆除がいかに重要かが分かります。
家庭でよく見るコバエの種類と発生源

一口に「コバエ」と言っても、実はいくつかの種類がいます。種類によって好む場所や食べ物が異なるため、正体を知ることで発生源を特定しやすくなります。家庭でよく見かける代表的なコバエは以下の4種類です。
この章では、以下のコバエの種類とそれぞれの特徴について解説します。
- ショウジョウバエ
- ノミバエ
- チョウバエ
- クロバネキノコバエ
それぞれの特徴を理解し、的確な対策を行いましょう。
ショウジョウバエ
キッチンで最もよく見かけるのが、このショウジョウバエです。体長は2〜3mm程度で、目が赤いのが大きな特徴です。 名前の通り、熟した果物や野菜、お酒、調味料などの発酵臭が大好きで、生ゴミに群がります。 飲み残しのジュースやお酒の缶、食べかすなどを放置していると、あっという間に発生してしまいます。
ノミバエ
ノミバエは体長2mm程度で、背中が丸まっており、素早く歩き回ったり、跳ねるように動いたりするのが特徴です。 名前の由来もその動きがノミに似ていることから来ています。非常に食性が広く、生ゴミや腐った植物、動物のフンなど、あらゆるものをエサにします。 厄介なことに、食品に潜り込んで産卵することもあるため、衛生面で特に注意が必要なコバエです。
チョウバエ
チョウバエは体長5mm程度とコバエの中では比較的大きく、ハート型の羽を持ち、体全体が毛で覆われているのが特徴です。 浴室や洗面所、トイレの排水溝など、水回りのヘドロやぬめりを栄養源にして発生します。 日中は壁などに静止していることが多く、夜になると活動的になります。不潔な場所で発生するため、病原菌を運ぶ可能性も指摘されています。
クロバネキノコバエ
観葉植物の周りを飛んでいるコバエの多くは、このクロバネキノコバE(またはキノコバエ)です。体長は2mm程度で、黒っぽく細長い体をしています。 その名の通り、観葉植物の土に含まれる腐葉土や有機肥料、そこに生えるキノコ(菌類)をエサにして繁殖します。 植物自体を直接加害することは少ないですが、大量に発生すると見た目が不快なだけでなく、土の中で根を食害することもあります。
【シーン別】アブラムシとコバエの効果的な駆除方法

虫の正体が判明したら、次はいよいよ駆除です。アブラムシとコバエでは効果的な駆除方法が異なります。薬剤を使いたくない場合の方法から、市販のアイテムを使った手軽な方法まで、状況に合わせて最適な対策を選びましょう。
この章では、以下の駆除方法を具体的に紹介します。
- アブラムシの駆除方法
- コバエの駆除方法
それぞれの害虫に特化した方法で、確実に数を減らしていきましょう。
アブラムシの駆除方法
アブラムシは繁殖力が非常に高いため、見つけたらすぐに対処することが重要です。
薬剤を使わない方法
- 手や歯ブラシで取り除く: 発生初期で数が少ない場合は、指でつまんだり、使い古しの歯ブラシでこすり落としたりするのが最も手軽です。
- 粘着テープで貼り取る: ガムテープなどの粘着面をアブラムシに軽く押し当てて、貼り付けて取り除く方法も効果的です。
- 水で洗い流す: ホースやスプレーで勢いよく水をかけて洗い流します。葉の裏までしっかり狙うのがコツです。
- 牛乳スプレー: 牛乳を水で薄めずにスプレーボトルに入れ、アブラムシに直接吹きかけます。牛乳が乾くときに膜が収縮し、アブラムシを窒息させる効果があります。 晴れた日の午前中に行い、散布後は牛乳が腐敗しないよう水で洗い流すのがポイントです。
- 石鹸水スプレー: 水に無添加の石鹸を少量溶かしたものを吹きかける方法も、窒息効果が期待できます。 こちらも使用後は水で洗い流しましょう。
- 天敵を利用する: テントウムシはアブラムシの天敵です。 幼虫も成虫もアブラムシを食べてくれるので、庭で見かけたら駆除せずに見守りましょう。
薬剤を使う方法
- スプレータイプの殺虫剤: 即効性があり、見つけたアブラムシをすぐに駆除できます。野菜や果物にも使える、食品成分由来の製品も市販されています。
- 粒剤タイプの殺虫剤: 植物の株元にまくタイプの薬剤です。 成分が根から吸収され、植物全体に行き渡るため、効果が長期間持続します。 汁を吸ったアブラムシを駆除できるため、予防効果も高いです。
コバエの駆除方法
コバエは発生源を断つことが最も重要ですが、飛んでいる成虫を駆除することも大切です。
手作りトラップ
- めんつゆトラップ: ショウジョウバエに特に効果的です。
- ペットボトルの底や浅い容器に、めんつゆと水を1:1の割合で入れます。
- 台所用洗剤を数滴加えます。
- コバエが発生している場所(キッチンなど)に置きます。
めんつゆの匂いでコバエをおびき寄せ、洗剤の界面活性剤でコバEの体の油分を分解し、溺れさせて駆除する仕組みです。 1週間程度で交換しましょう。
市販の駆除グッズ
- 捕獲タイプの殺虫剤: コバエが好む香りで誘い込み、容器の中の粘着シートやゼリーで捕獲するタイプです。 キッチンなど、殺虫スプレーを使いにくい場所での使用におすすめです。
- スプレータイプの殺虫剤: 飛んでいるコバエに直接噴射して駆除します。発生源となりやすいゴミ箱や排水溝にスプレーしておくと、予防効果も期待できます。
- 観葉植物専用のミスト: 観葉植物の土から発生するキノコバエには、植物に直接使える専用の殺虫ミストが効果的です。
もう悩まない!アブラムシとコバエを寄せ付けない予防策

厄介な害虫との戦いは、駆除よりも予防が肝心です。アブラムシやコバエが発生しにくい環境を普段から作っておくことで、悩みを根本から解決できます。日々のちょっとした心がけで、大きな違いが生まれます。
この章では、今日から実践できる予防策を具体的に紹介します。
- アブラムシの予防策
- コバエの予防策
これらの対策を習慣にして、快適な空間を維持しましょう。
アブラムシの予防策
アブラムシは、特定の環境を好んで発生します。その好む環境を作らないことが最大の予防策です。
- 風通しと日当たりを良くする: アブラムシは湿気が多く、風通しの悪い場所を好みます。植物の葉が密集している場合は、適度に剪定して風通しを確保しましょう。
- 窒素肥料を控える: 肥料の三大要素の一つである窒素は、与えすぎると植物の葉や茎が軟弱に育ち、アブラムシの好むアミノ酸が増加してしまいます。 肥料は規定量を守り、与えすぎに注意しましょう。
- 防虫ネットをかける: 家庭菜園などで野菜を育てている場合は、目の細かい防虫ネットで物理的にアブラムシの飛来を防ぐのが非常に効果的です。
- 光の反射を利用する: アブラムシはキラキラした光を嫌う習性があります。 植物の株元にシルバーマルチやアルミホイルを敷いておくと、光が乱反射してアブラムシが寄り付きにくくなります。
- 黄色い粘着シートを設置する: アブラムシは黄色に集まる習性があるため、黄色い粘着シートを植物の近くに設置しておくと、飛来したアブラムシを捕獲できます。
- 天敵を味方につける: ナナホシテントウなどの天敵を呼び寄せるような、多様な植物のある環境づくりも長期的な予防につながります。
コバエの予防策
コバエの予防は、エサとなる発生源を徹底的に断つことに尽きます。
- 生ゴミの管理を徹底する: 生ゴミはコバエの最大の発生源です。
- 水分をよく切ってから捨てる。
- 新聞紙に包んだり、ビニール袋に入れてしっかり口を縛る。
- 蓋付きのゴミ箱を使用する。
- ゴミはこまめに捨てる。
- 水回りを清潔に保つ: キッチンの排水溝や三角コーナー、浴室の排水口は、チョウバエなどの発生源になります。 こまめに掃除して、ぬめりやヘドロを溜めないようにしましょう。
- 食べ物や飲み物を放置しない: 食べ残しや飲み残しはすぐに片付けましょう。 特にアルコール類はショウジョウバエを誘引するので、空き缶は中をすすいでから捨てることが大切です。
- 観葉植物の管理を見直す: キノコバエの発生を防ぐために、以下の点に注意しましょう。
- 水のやりすぎに注意し、土が常に湿った状態になるのを避ける。
- 受け皿に溜まった水はこまめに捨てる。
- 土の表面を赤玉土や砂利などの無機質な用土で覆うと、産卵を防ぐ効果があります。
- 有機肥料ではなく、化成肥料を使う。
- 侵入経路を塞ぐ: 網戸の破れを補修したり、窓やドアの隙間を隙間テープで塞いだりして、外からの侵入を防ぎましょう。
よくある質問

ここでは、アブラムシやコバエに関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式でお答えします。
アブラムシとコバエ、両方に効く殺虫剤はありますか?
結論から言うと、「アブラムシとコバエの両方に効果がある」と明確に謳っている単一の殺虫剤は、見つけるのが難しいのが現状です。なぜなら、アブラムシは植物の汁を吸う「吸汁性害虫」、コバエは食品や腐敗物に集まる「不快害虫」であり、生態や効果的な成分が異なるためです。
ただし、広範囲の虫に効果があるタイプの殺虫スプレーであれば、飛んでいるコバエと植物についているアブラムシの両方を駆除できる可能性はあります。しかし、植物に使用する場合は、その植物への使用が許可されているか(適用作物か)を必ず確認してください。 間違った使い方をすると、植物を傷めてしまう可能性があります。基本的には、それぞれ専用の駆除剤を使用するのが最も安全で効果的です。
牛乳スプレーは本当に効くの?注意点は?
はい、牛乳スプレーはアブラムシ駆除に効果が期待できます。 牛乳が乾燥する際に膜を作り、アブラムシの呼吸器官である気門を塞いで窒息させるという仕組みです。 農薬を使いたくない場合に手軽に試せる方法として知られています。
ただし、使用する際にはいくつかの注意点があります。
- 晴れた日の午前中に散布する: 牛乳がしっかりと乾く必要があるため、湿度の高い日や雨の日は効果が薄れます。
- 原液のまま使用する: 薄めると効果が弱まる可能性があるため、原液での使用がおすすめです。
- 植物全体にしっかりかける: アブラムシに直接かからないと効果がないため、葉の裏などにもまんべんなくスプレーしましょう。
- 散布後は水で洗い流す: そのまま放置すると、牛乳が腐敗して悪臭を放ったり、カビが発生したりする原因になります。 乾いてアブラムシが駆除できたことを確認したら、必ず水で綺麗に洗い流してください。
観葉植物の土からコバエが…どうすればいい?
観葉植物の土から発生するコバエは、主に「クロバネキノコバエ」や「キノコバエ」の仲間です。 以下の対策を試してみてください。
- 土の表面を乾燥させる: 水やりの頻度を減らし、土の表面が乾いている状態を保ちましょう。コバエは湿った環境を好むため、これだけでも発生を抑制できます。
- 土の表面を無機用土で覆う: 赤玉土の小粒や化粧砂、バーミキュライトなど、無機質の用土で土の表面を2〜3cm覆います。 これにより、成虫が土に卵を産み付けるのを物理的に防ぎます。
- 発生源の土を取り除く: 大量に発生している場合は、鉢の表土を数センチ取り除き、新しい土に入れ替えるのも効果的です。
- 専用の殺虫剤を使う: 「観葉植物用」や「コバエ用」と書かれた、植物に使える殺虫剤を土にスプレーしたり、株元に置くタイプの駆除剤を使用します。
- めんつゆトラップは効きにくい: キノコバエは腐葉土などを好むため、発酵臭に集まるショウジョウバエ向けのめんつゆトラップはあまり効果がありません。
これらの対策を組み合わせることで、効果的に駆除・予防することができます。
アブラムシはなぜアリと仲が良いのですか?
植物にアブラムシがいると、アリも一緒にいる光景をよく見かけます。これは、両者が「共生関係」にあるためです。
アブラムシは植物の汁を吸った後、お尻から「甘露(かんろ)」と呼ばれる甘い排泄物を出します。 アリはこの甘露が大好きで、エサとして利用しています。 その見返りとして、アリはアブラムシの天敵であるテントウムシやヒラタアブなどを追い払い、アブラムシを守るのです。 まるで牧場の牛と人間のような関係で、アリがアブラムシを世話している状態です。そのため、アブラムシを駆除したい場合は、アリも一緒に対策が必要になることがあります。
まとめ

- アブラムシの成虫は羽が4枚で弱々しく飛ぶ。
- コバエは羽が2枚で素早く飛ぶのが特徴。
- 虫がいる場所(植物の上か、生ゴミ周りか)が見分けるポイント。
- 羽のあるアブラムシは、個体数が増えたサイン。
- アブラムシは単為生殖で爆発的に増える。
- 家庭のコバエは主に4種類、発生源が異なる。
- ショウジョウバエは生ゴミ、チョウバエは水回りを好む。
- キノコバエは観葉植物の土から発生する。
- アブラムシ駆除には牛乳スプレーや薬剤が有効。
- コバエ駆除にはめんつゆトラップや専用殺虫剤が効果的。
- アブラムシ予防は風通しと窒素肥料の管理が重要。
- コバエ予防は発生源となる生ゴミや汚れの除去が第一。
- 観葉植物の土の過湿はコバエの温床になる。
- 牛乳スプレーは使用後に必ず洗い流すこと。
- アブラムシとアリは甘露を介した共生関係にある。