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【2025年】抗ヒスタミン薬の市販塗り薬おすすめ12選!かゆみ・湿疹への選び方を徹底解説

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【2025年】抗ヒスタミン薬の市販塗り薬おすすめ12選!かゆみ・湿疹への選び方を徹底解説
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急な虫刺されのかゆみ、つらい湿疹やじんましん…。「今すぐこのかゆみをなんとかしたい!」そんな時に頼りになるのが、薬局やドラッグストアで手軽に購入できる市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)です。しかし、いざ選ぼうとすると種類の多さに圧倒されませんか?「ステロイドは入っているの?」「子どもにも使える?」「どれが一番効くの?」そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。本記事では、つらいかゆみの原因から、症状や部位に合わせた市販の抗ヒスタミン薬の選び方、そしておすすめの商品まで、あなたの悩みに寄り添いながら詳しく解説していきます。

目次

つらいかゆみに!市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)とは?

つらいかゆみに!市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)とは?

まずは、なぜ抗ヒスタミン薬が「かゆみ」に効くのか、その仕組みから見ていきましょう。かゆみの原因を知ることで、より自分に合った薬を選べるようになりますよ。

この章では、以下の内容を解説します。

  • ヒスタミンの働きをブロックしてかゆみを抑える
  • こんな症状におすすめ
  • ステロイドとの違いは?

ヒスタミンの働きをブロックしてかゆみを抑える

虫刺されやアレルギー反応が起きると、私たちの体の中では「ヒスタミン」という物質が放出されます。 このヒスタミンが、知覚神経にある「H1受容体」という部分と結合することで、かゆみや炎症、じんましんといったアレルギー症状が引き起こされるのです。

抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンがH1受容体に結合するのをブロックする働きがあります。 つまり、かゆみの原因物質そのものを抑え込むことで、つらい症状を根本から和らげてくれる、というわけです。塗り薬は、かゆい部分に直接塗ることで、有効成分が素早く浸透し、局所的に効果を発揮してくれるのが大きなメリットです。

こんな症状におすすめ

市販の抗ヒスタミン薬の塗り薬は、さまざまな皮膚トラブルに対応できます。具体的には、以下のような症状に効果が期待できます。

  • 虫刺され: 蚊やブヨ、ダニなどに刺された後のかゆみや赤みに。
  • じんましん: 赤く盛り上がった発疹と、強いかゆみを伴う場合に。
  • 湿疹・かぶれ: 特定の物質に触れて起こる炎症やかゆみに。
  • あせも: 汗が原因で起こる、チクチクとしたかゆみや赤いブツブツに。
  • 皮膚炎: 原因がはっきりしないかゆみや炎症にも。

これらの症状に心当たりがある方は、抗ヒスタミン薬の塗り薬を試してみる価値があるでしょう。

ステロイドとの違いは?

かゆみ止めの塗り薬を探していると、「ステロイド」という言葉もよく目にしますよね。抗ヒスタミン薬とステロイドは、どちらもかゆみや炎症を抑える薬ですが、その働き方(作用機序)が異なります。

  • 抗ヒスタミン薬: かゆみの原因となる「ヒスタミン」の働きを直接ブロックします。 主に「かゆみを抑える」ことに特化しています。
  • ステロイド: 炎症を引き起こす免疫反応そのものを強力に抑える働きがあります。 そのため、かゆみだけでなく、赤みや腫れといった「炎症」が強い場合に特に効果的です。

簡単に言うと、「かゆみ」がメインの症状であれば抗ヒスタミン薬「赤み・腫れ」といった炎症が強ければステロイド、と使い分けるのが一般的です。市販薬の中には、抗ヒスタミン成分とステロイド成分の両方が配合されているものもあり、強いかゆみと炎症の両方に対応できるようになっています。


【症状・部位別】市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)の選び方

【症状・部位別】市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)の選び方

いざ薬局に行っても、たくさんの商品が並んでいて迷ってしまいますよね。ここでは、あなたにぴったりの一品を見つけるための選び方のポイントを、分かりやすく解説します。

この章では、以下の4つのポイントから選び方を解説します。

  • ①原因となる症状で選ぶ(虫刺され・あせも・湿疹など)
  • ②かゆみ以外の症状で選ぶ(赤み・腫れ・痛み)
  • ③使う部位で選ぶ(顔・体・デリケートゾーン)
  • ④剤形で選ぶ(クリーム・軟膏・ローションなど)

①原因となる症状で選ぶ(虫刺され・あせも・湿疹など)

まず大切なのは、何が原因でかゆいのか、ということです。原因によって適した薬も変わってきます。

  • 虫刺され: 蚊やダニなどによるかゆみには、抗ヒスタミン成分に加えて、スーッとする清涼感成分(l-メントール、dl-カンフル)が入っているものがおすすめです。 かゆみを紛らわせ、心地よい使用感が得られます。
  • あせも: 汗による刺激が原因なので、抗ヒスタミン成分でかゆみを抑えつつ、炎症を鎮める成分(グリチルレチン酸など)が配合されたものが良いでしょう。 また、肌を清潔に保つ殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)が入っていると、悪化を防ぐのに役立ちます。
  • 湿疹・かぶれ: 炎症を伴うことが多いので、抗ヒスタミン成分だけでなく、抗炎症成分(ウフェナマート、グリチルレチン酸など)や、症状が強ければ弱いランクのステロイドが配合されたものも選択肢になります。
  • じんましん: 突然広がるかゆみには、抗ヒスタミン成分が主体のシンプルな塗り薬が適しています。 広範囲に塗りやすい、のびの良いクリームやローションタイプが便利です。

②かゆみ以外の症状で選ぶ(赤み・腫れ・痛み)

かゆみだけでなく、他の症状も出ていませんか?かゆみ以外の症状にも注目して選ぶことが、早期改善への近道です。

  • 赤み・腫れが強い場合: これは「炎症」が起きているサインです。抗ヒスタミン成分だけでは力不足なことも。そんな時は、ステロイド成分が配合された塗り薬を選びましょう。 市販薬のステロイドには強さにランクがありますが、まずは「ミディアム」や「ウィーク」といった比較的マイルドなものから試すのが安心です。
  • 痛みやかき壊しがある場合: かゆくてつい掻いてしまい、ヒリヒリ痛む…。そんな時は、局所麻酔成分(リドカインなど)が配合されているものがおすすめです。 かゆみと痛みの両方を鎮めてくれます。また、掻き壊した傷口から細菌が入るのを防ぐため、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノールなど)や抗生物質(フラジオマイシン硫酸塩など)が配合されたものも有効です。

③使う部位で選ぶ(顔・体・デリケートゾーン)

薬を塗る場所も重要な選択基準です。皮膚の薄さや敏感さは、部位によって大きく異なります。

  • 顔・目の周り: 皮膚が非常に薄くデリケートなため、ステロイド成分の入っていない(非ステロイド)ものや、ごく弱いランクのステロイド配合薬を選びましょう。 「顔にも使える」と明記されている製品を選ぶとより安心です。
  • 体(腕・足など): 比較的皮膚が丈夫な部位なので、症状に合わせて幅広いタイプの薬が使えます。強いかゆみや炎症があれば、ステロイド配合薬も選択肢に入ります。
  • デリケートゾーン: 粘膜に近く、刺激に敏感な部分です。必ず「デリケートゾーン用」と記載のある、専用の製品を使用してください。 殺菌成分や、かぶれを抑える成分が配合されているものが多く、しみない工夫がされています。

④剤形で選ぶ(クリーム・軟膏・ローションなど)

塗り薬には様々な「剤形」があり、それぞれに使用感や適した患部の状態が異なります。好みの使用感や塗る場所に合わせて選びましょう。

  • クリーム: のびが良く、べたつきが少ないのが特徴。 広範囲に塗りやすく、多くの症状に使いやすい万能タイプです。ただし、ジュクジュクした患部にはしみることもあります。
  • 軟膏: 油性の基剤で、患部を保護する効果が高いのが特徴。 皮膚への刺激が少なく、ジュクジュクした患部にも、カサカサした患部にも使えます。べたつきが気になる場合もあります。
  • ローション: さらっとした液体タイプで、べたつきが全くありません。 頭皮など毛の生えている場所や、広範囲にさっと塗りたい時に便利です。アルコールを含むものが多く、傷があるとしみることがあります。
  • ジェル: 透明で速乾性があり、塗った後が目立ちにくいのが特徴。 クリームと同様、べたつきが苦手な方におすすめです。

【厳選】かゆみに効く!市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)おすすめ12選

【厳選】かゆみに効く!市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)おすすめ12選

ここまでの選び方を踏まえて、薬局やドラッグストアで実際に購入できるおすすめの市販薬を、タイプ別に12種類ご紹介します。あなたの症状や使いたい部位に合うものがきっと見つかるはずです。

ステロイドなし|顔や子供にも使いやすいタイプ

まずは、デリケートな顔や小さなお子様にも比較的使いやすい、ステロイド成分無配合の塗り薬からご紹介します。マイルドな効き目で、日常的なかゆみに備えておくと安心です。

興和 新レスタミンコーワ軟膏

かゆみの原因にシンプルに効く!
有効成分は抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミン塩酸塩のみという、とてもシンプルな処方の塗り薬です。 余計な成分が入っていないため、幅広いかゆみに安心して使えます。やわらかく、のびの良い乳剤性の軟膏で、広範囲にも塗りやすいのが特徴。 無香料・無着色で、赤ちゃんからお年寄りまで、家族みんなのかゆみ止めとして常備しておきたい一品です。

ロート製薬 メンソレータムADクリームm

乾燥によるかゆみに!Wのかゆみ止め成分配合
乾燥が原因で起こる、カサカサ肌のかゆみに着目したクリームです。抗ヒスタミン成分のジフェンヒドラミンに加え、かゆみを鎮めるクロタミトン、血行を促進するビタミンE誘導体などを配合。 しっとりとした使用感で、かゆみを抑えながら乾燥した肌にうるおいを与えてくれます。お風呂上りなど、体が温まってかゆみが出やすいタイミングでの使用もおすすめです。

小林製薬 キュアレアa

顔のかぶれ・かゆみに!目の周りにも使える
化粧品や花粉、乾燥などが原因で起こる顔の湿疹・皮膚炎を治療するお薬です。 炎症を元から鎮める非ステロイド性の抗炎症成分ウフェナマートと、かゆみを抑える抗ヒスタミン成分ジフェンヒドラミンを配合。 ステロイド、メントール、香料、着色料、アルコールが無配合で、皮膚が薄く敏感な目の周りにも使えるのが最大のポイントです。メイクでかぶれやすい方や、花粉の季節に肌が荒れがちな方の強い味方になります。

ステロイド配合|強いかゆみ・炎症を伴う場合に

虫刺されや湿疹などで、赤みや腫れがひどく、かゆみが我慢できない…。そんな時には、炎症をしっかり抑えるステロイド配合の塗り薬が頼りになります。

田辺三菱製薬 フルコートf

化膿してジュクジュクした患部に
優れた抗炎症作用を持つステロイド成分「フルオシノロンアセトニド」と、化膿を防ぐ抗生物質「フラジオマイシン硫酸塩」を配合。 かき壊してしまったり、ジュクジュクしてしまったりした湿疹・皮膚炎に高い効果を発揮します。 刺激の少ない軟膏タイプで、患部をしっかり保護します。

第一三共ヘルスケア オイラックスPZリペアクリーム

つらいかゆみと炎症を素早く鎮める
炎症を鎮めるステロイド成分「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」に加えて、かゆみを素早く抑える「クロタミトン」、局所麻酔成分「リドカイン」などを配合。 複数の成分が多角的にアプローチし、しつこいかゆみや赤みに優れた効果を発揮します。サラッとした使用感のクリームタイプで、べたつきが苦手な方にもおすすめです。

シオノギヘルスケア リンデロンVs軟膏

医療用と同成分!ストロングランクのステロイド
医療用医薬品としても広く使われている「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合した市販薬です。 市販のステロイド薬の中では最も強い「ストロング」ランクに分類され、つらい湿疹や皮膚炎、かぶれなどの炎症をしっかり鎮めます。 保湿力の高い軟膏タイプで、患部を保護する効果もあります。

スーッとする清涼感タイプ|虫刺されのかゆみに

蚊などに刺された後のかゆみは、冷やすと和らぐことがあります。スーッとした清涼感のある塗り薬は、かゆみの感覚を紛らわしてくれる効果も期待できます。

池田模範堂 液体ムヒS2a

シャープな清涼感でかゆみを素早くオフ!
炎症を抑えるステロイド成分「デキサメタゾン酢酸エステル」と、かゆみを抑える「ジフェンヒドラミン塩酸塩」を配合。 それに加えて、l-メントールとdl-カンフルによる強い清涼感が、塗った瞬間にかゆみを忘れさせてくれます。手を汚さずにサッと塗れる液体タイプで、夏のアウトドアシーンなどで大活躍間違いなしです。

興和 ウナコーワエースL

W処方でかゆみと炎症をブロック
毛虫、ダニ、ムカデなどの毒虫によるしつこいかゆみや炎症にも対応できる処方です。抗炎症成分「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)」と、かゆみを抑える「ジフェンヒドラミン塩酸塩」を配合。 局所麻酔成分「リドカイン」も含まれており、かゆみの伝わりをブロックします。広範囲に塗りやすい液タイプです。

ロート製薬 メンソレータム ジンマート

じんましんのブツブツ・かゆみに
3つのかゆみ止め成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロタミトン、リドカイン)が、じんましんのしつこいかゆみを鎮めます。 さらに、清涼感成分のl-メントール、血行を促進するトコフェロール酢酸エステル、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールも配合。炎症を抑え、肌を清潔に保ちながら、つらい症状を和らげます。

デリケートゾーンのかゆみに

非常に敏感なデリケートゾーンのかゆみには、専用の薬を選ぶことが大切です。しみたり、かぶれたりしないよう、肌にやさしい処方のものを選びましょう。

小林製薬 フェミニーナ軟膏S

デリケートゾーンのかゆみ・かぶれに
局所麻酔成分「リドカイン」と抗ヒスタミン成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩」が、つらいかゆみを素早く鎮めます。 殺菌成分「イソプロピルメチルフェノール」が雑菌の発生を抑え、低刺激性で肌にやさしい軟膏タイプ。生理用品によるかぶれや、おりもの、汗ムレなど、女性特有のデリケートな悩みに寄り添ってくれるお薬です。

池田模範堂 デリケアエムズ(M’s)

男性の股間のかゆみ・かぶれに
男性のデリケートエリアのかゆみに着目した製品です。 2種類のかゆみ止め成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロタミトン)と抗炎症成分(グリチルレチン酸)、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール)を配合。クールな爽快感で、ムレて熱を持った患部のかゆみを心地よく鎮めます。べたつかないクリームタイプです。

新新薬品工業 フィーメリナクール

クール感としっとり感を両立
かゆみを抑えるリドカインとジフェンヒドラミン、炎症を抑えるグリチルレチン酸、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、血行を促進するトコフェロール酢酸エステルを配合。 スーッとしたクール感がありながら、クリームタイプでしっとりとした使い心地です。デリケートゾーンの不快な症状をトータルでケアします。

市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)を使う際の注意点

市販の抗ヒスタミン薬(塗り薬)を使う際の注意点

市販薬は手軽に利用できる反面、使い方を誤ると症状が悪化したり、思わぬ副作用を招いたりすることもあります。安全に、そして効果的に使用するために、以下の点に注意してください。

この章では、以下の3つの注意点を解説します。

  • 使用前にパッチテストを
  • 5~6日使用しても改善しない場合は病院へ
  • 副作用はある?

使用前にパッチテストを

特に肌が敏感な方や、初めて使う薬の場合は、本格的に使用する前にパッチテストを行うことをおすすめします。 やり方は簡単です。二の腕の内側など、皮膚の柔らかい部分に薬を少量(1円玉大程度)塗り、そのまま1日様子を見ます。塗った部分に赤みやかゆみ、発疹などの異常が出なければ、問題なく使用できる可能性が高いです。

もし異常が現れた場合は、その薬はあなたの肌に合わない可能性があります。すぐに使用を中止し、水で洗い流してください。面倒に感じるかもしれませんが、顔などの目立つ場所にかぶれが広がってしまうのを防ぐためにも、大切な一手間です。

5~6日使用しても改善しない場合は病院へ

市販薬は、あくまで一時的な症状を緩和するためのものです。5~6日間使用しても症状が全く改善しない、あるいはかえって悪化するような場合は、自己判断での使用を中止し、必ず皮膚科を受診してください。

市販薬では対応できない、より強い治療が必要な皮膚疾患であったり、かゆみの原因が他にある(内臓疾患など)可能性も考えられます。専門医の診断を受け、適切な治療を受けることが、根本的な解決につながります。「たかがかゆみ」と軽視せず、長引く場合は早めに専門家を頼りましょう。

副作用はある?

塗り薬は、飲み薬に比べて全身への影響が少なく、副作用は起こりにくいとされています。 しかし、ゼロではありません。最も多いのは、塗った部分に起こる接触皮膚炎(かぶれ)です。 薬の成分そのものや、基剤(軟膏やクリームのベースとなる物質)が肌に合わない場合に、赤み、かゆみ、ブツブツなどが現れることがあります。

また、ステロイド配合薬の場合は、長期間、広範囲に使い続けると、皮膚が薄くなる(皮膚萎縮)、ニキビができやすくなる(ステロイドざ瘡)、毛細血管が浮き出て見える(毛細血管拡張)などの局所的な副作用が起こる可能性があります。 そのため、市販のステロイド薬は、漫然と長期間使い続けるのではなく、症状が改善したら使用を中止することが大切です。添付文書をよく読み、用法・用量を守って正しく使用しましょう。

抗ヒスタミン薬の市販塗り薬に関するよくある質問

抗ヒスタミン薬の市販塗り薬に関するよくある質問

Q. 抗ヒスタミン薬の塗り薬は毎日使っても大丈夫ですか?

A. 症状がある間は、用法・用量の範囲内で毎日使用しても問題ありません。ただし、市販薬を5~6日使用しても症状が改善しない場合は、使用を中止して皮膚科を受診してください。 症状が良くなったら、使用を中止するか、使用回数を減らしていきましょう。漫然と長期間使い続けるのは避けるべきです。

Q. 妊娠中や授乳中に使える市販の塗り薬はありますか?

A. 妊娠中や授乳中は、薬の使用に特に注意が必要です。塗り薬は飲み薬に比べて体内に吸収される量は少ないですが、自己判断で使用するのは避け、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。 特に、ステロイド配合薬の使用については、専門家の指示を仰ぐことが重要です。比較的リスクが低いとされる薬もありますが、安全を第一に考えましょう。

Q. 抗ヒスタミン薬の飲み薬と塗り薬は併用できますか?

A. じんましんのように全身にかゆみが広がる場合など、飲み薬と塗り薬の併用が効果的なケースもあります。 しかし、薬の成分が重複することで、眠気などの副作用が強く出てしまう可能性も考えられます。 特に、第一世代抗ヒスタミン薬は眠気の副作用が出やすいことで知られています。 併用を考える場合は、自己判断で行わず、医師または薬剤師に相談し、指示に従ってください。

Q. 顔にも使えますか?

A. 顔の皮膚は薄くデリケートなため、使用できる薬は限られます。 基本的には「顔への使用OK」と明記されている製品や、ステロイド成分の入っていない(非ステロイド)の薬を選びましょう。 ステロイド配合薬を顔に使用したい場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。自己判断で強いステロイドを塗ると、副作用のリスクが高まります。

Q. 最強の市販かゆみ止めはどれですか?

A. 「最強」の定義は症状によって異なります。炎症(赤み・腫れ)が非常に強い場合は、市販薬で最も強いランクである「ストロング」クラスのステロイド配合薬(例:リンデロンVs、フルコートfなど)が効果的です。 一方で、乾燥によるかゆみであれば保湿成分が豊富なもの、虫刺されであれば清涼感のあるものが適しているなど、一概には言えません。ご自身の症状をよく見極め、それに合った成分が配合された薬を選ぶことが、結果的に「最強」の効果をもたらします。

まとめ

まとめ
  • 抗ヒスタミン薬はかゆみの原因「ヒスタミン」をブロックする。
  • 虫刺され、じんましん、湿疹、あせもなどに効果的。
  • 炎症が強い場合はステロイド、かゆみ主体なら抗ヒスタミン薬。
  • 選び方の基本は「症状」「部位」「剤形」の3つ。
  • 虫刺されには清涼感タイプがおすすめ。
  • 湿疹・かぶれには抗炎症成分配合のものを選ぶ。
  • 顔やデリケートゾーンには専用の、刺激の少ない薬を使用する。
  • クリームは万能、軟膏は保護力、ローションはさらっと。
  • ステロイドなしの薬は顔や子供にも使いやすい。
  • 「新レスタミンコーワ軟膏」はシンプルな処方で安心。
  • 強いかゆみ・炎症にはステロイド配合薬が頼りになる。
  • 「リンデロンVs」は医療用と同成分のストロングランク。
  • 使用前にパッチテストを行うと、かぶれのリスクを減らせる。
  • 5~6日使っても良くならない場合は皮膚科を受診する。
  • 副作用は少ないが、用法・用量を守って正しく使うことが大切。
【2025年】抗ヒスタミン薬の市販塗り薬おすすめ12選!かゆみ・湿疹への選び方を徹底解説

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