ビューカードの解約を考えているけれど、手続きの方法や注意点が分からなくて不安…そんな悩みを抱えていませんか?本記事では、ビューカード解約前に必ず確認すべき注意点から、具体的な解約手順、解約に伴うデメリット、そしてよくある質問まで、あなたの疑問を解消するために必要な情報を徹底的に解説します。後悔しないスムーズな解約のために、ぜひ最後までお読みください。
ビューカード解約前に必ず確認!後悔しないための重要チェックリスト
ビューカードの解約手続きを進める前に、いくつか確認しておくべき重要なポイントがあります。これらを怠ると、貯めたポイントが失効したり、思わぬ請求が発生したりする可能性があります。解約後に「しまった!」とならないよう、以下の点をしっかりチェックしましょう。
- JRE POINTは失効する?ポイントの使い道と移行方法
- 年会費は返金される?解約のベストタイミング
- 公共料金やサブスクの支払い変更は必須!
- Suica機能付きカードの残高とオートチャージ設定
- ETCカード・家族カードも同時解約に
- 定期券機能付きビューカードの注意点
これらの注意点を一つずつ詳しく見ていきましょう。
JRE POINTは失効する?ポイントの使い道と移行方法
ビューカードの利用で貯まるJRE POINTは、ビューカードを解約すると原則として失効してしまいます。せっかく貯めたポイントが無駄にならないよう、解約前に使い切るか、他のJRE POINT口座へ移行する手続きが必要です。
ポイントの使い道としては、商品への交換、Suicaへのチャージ、提携ポイントへの交換などがあります。JRE POINT WEBサイトで利用可能な交換先を確認し、解約前に使い切ることをおすすめします。
もし、ビューカード以外にもJRE POINTに対応したカード(JRE POINTカードなど)やアプリ(JRE POINTアプリなど)をお持ちの場合は、ポイントをそちらに移行できる可能性があります。ただし、移行手続きには条件がある場合や、手続きに時間がかかる場合があるため、早めにJRE POINT WEBサイトやビューカードセンターで確認しましょう。解約手続きと並行して、ポイントの移行手続きも忘れずに行うことが重要です。
年会費は返金される?解約のベストタイミング
ビューカードには年会費がかかるカードが多く存在します。解約を検討する際、気になるのが年会費の扱いです。結論から言うと、一度支払った年会費は、原則として返金されません。年会費は、カード発行月の翌々月(または翌月)に請求されるのが一般的です。
そのため、解約のタイミングによっては、年会費を支払った直後に解約することになり、損した気分になるかもしれません。年会費の請求月を確認し、その請求月が来る前に解約手続きを完了させるのが、最も無駄のないタイミングと言えるでしょう。例えば、年会費請求が6月の場合、5月中に解約手続きを終えるのが理想的です。
ただし、解約を急ぐあまり、後述する公共料金の支払い変更などを忘れてしまうと、かえって面倒なことになります。年会費のタイミングだけでなく、他の注意点も考慮した上で、最適な解約時期を見極めることが大切です。
公共料金やサブスクの支払い変更は必須!
ビューカードを公共料金(電気、ガス、水道など)や携帯電話料金、インターネット料金、サブスクリプションサービスなどの継続的な支払いに設定している場合、解約前に必ず支払い方法を変更する必要があります。これを忘れて解約してしまうと、支払いが滞り、サービスの利用停止や延滞料金の発生につながる恐れがあります。
解約を決めたら、まずビューカードで支払っているサービスをリストアップしましょう。そして、各サービスの提供会社に連絡し、支払い方法を別のクレジットカードや口座振替などに変更する手続きを行ってください。手続きには時間がかかる場合もあるため、余裕を持って対応することが重要です。全ての支払い変更が完了したことを確認してから、ビューカードの解約手続きに進むようにしましょう。
Suica機能付きカードの残高とオートチャージ設定
ビューカードの中には、Suica機能が搭載されているものが多くあります。これらのカードを解約する場合、Suica残高とオートチャージ設定について注意が必要です。
まず、Suica残高は、解約前に使い切るか、別のSuicaカードやモバイルSuicaに残高を移行する必要があります。ビューカードのSuica機能は、解約と同時に利用できなくなります。駅のATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」などで残高を確認し、ゼロにしておきましょう。払い戻しは原則できません。
次に、オートチャージ機能を利用している場合は、解約前にオートチャージ設定を解除する必要があります。これもVIEW ALTTEで手続き可能です。解除しないまま解約すると、意図しないタイミングでチャージが試みられ、エラーが発生する可能性があります。特に、モバイルSuicaにビューカードを登録してオートチャージ設定している場合は、モバイルSuicaアプリ上での設定変更も忘れずに行いましょう。
ETCカード・家族カードも同時解約に
ビューカードに付帯してETCカードや家族カードを発行している場合、本会員のビューカードを解約すると、これらの付帯カードも原則として同時に解約となります。ETCカードを利用している方は、解約後に高速道路の料金所でバーが開かず、思わぬトラブルになる可能性があります。新しいETCカードを用意するか、別の支払い方法に変更しておく必要があります。
家族カードを利用しているご家族にも、カードが使えなくなることを事前に伝え、必要であれば別のカードを手配するなどの対応が必要です。解約手続きを行う前に、付帯カードの有無を確認し、利用している場合は代替手段を確保しておくことが重要です。
定期券機能付きビューカードの注意点
ビューカードの中には、Suica定期券機能が付帯しているものもあります。このタイプのカードを解約する場合、特に注意が必要です。
まず、定期券の有効期間が残っている状態でビューカードを解約すると、その定期券は利用できなくなります。解約前に、定期券の有効期限を確認しましょう。有効期間が残っている場合は、解約手続きの前に、みどりの窓口などで定期券情報を別のSuicaカードやモバイルSuicaに移し替えるか、払い戻しの手続きを行う必要があります。
払い戻しには手数料がかかる場合があります。また、定期券情報の移し替えや払い戻しには、ビューカード本体が必要になることが多いため、カードを破棄する前に必ず手続きを完了させてください。定期券機能付きビューカードの解約は、他のカードよりも慎重に進める必要があります。
ビューカードの解約手続き方法を解説
ビューカードの解約手続きは、主に電話で行います。残念ながら、Webサイトからのオンライン手続きはできません。ここでは、具体的な解約手順について解説します。
- 電話での解約手順 (ビューカードセンター)
- 郵送での解約手順 (退会届の入手方法と送付先)
- Webでの解約はできない?
ご自身の状況に合わせて、適切な方法で手続きを進めましょう。
電話での解約手順 (ビューカードセンター)
最も一般的な解約方法は、ビューカードセンターへの電話連絡です。手元に解約したいビューカードを用意して、以下の番号に電話をかけましょう。
ビューカードセンター(紛失・盗難・解約のお問い合わせ)
電話番号: 03-6685-4888
受付時間: 9:00~17:30(年中無休)
オペレーターに繋がったら、「カードを解約したい」旨を伝えます。本人確認のため、氏名、生年月日、登録している電話番号、カード番号などを聞かれますので、正確に答えられるように準備しておきましょう。オペレーターの指示に従って手続きを進めれば、電話口で解約手続きが完了します。
なお、電話が繋がりにくい場合もありますので、時間に余裕を持ってかけることをおすすめします。特に、お昼休みや夕方の時間帯は混雑が予想されます。
郵送での解約手順 (退会届の入手方法と送付先)
電話での手続きが難しい場合や、書面での手続きを希望する場合は、郵送による解約も可能です。この場合、「退会届」を入手し、必要事項を記入してビューカードセンターへ郵送する必要があります。
退会届は、以下の方法で入手できます。
- ビューカードセンターへ電話して取り寄せる: 上記の電話番号に連絡し、退会届の郵送を依頼します。
- 駅のATM「VIEW ALTTE」で資料請求する: 一部のVIEW ALTTEでは、資料請求メニューから退会届を取り寄せることが可能です。(ただし、全てのVIEW ALTTEで対応しているわけではありません)
退会届が手元に届いたら、氏名、住所、カード番号などの必要事項を正確に記入・捺印し、同封の返信用封筒(または指定された宛先)へ郵送します。郵送の場合、書類がビューカードセンターに到着し、処理が完了するまでに時間がかかります。年会費の請求月が近い場合などは、電話での解約の方が確実です。
送付先は退会届に記載されていますが、不明な場合はビューカードセンターに確認しましょう。
Webでの解約はできない?
残念ながら、2025年5月現在、ビューカードの解約手続きはWebサイト上では行えません。他のクレジットカード会社ではWeb完結で解約できるケースも増えていますが、ビューカードの場合は電話または郵送での手続きが必要です。
ビューカードの会員向けWebサービス「VIEW’s NET」がありますが、こちらでも解約手続きはできません。VIEW’s NETでは利用明細の確認やポイント交換などは可能ですが、解約に関しては対応していないため注意が必要です。
将来的にはWebでの解約に対応する可能性もありますが、現時点では電話か郵送のいずれかの方法を選択する必要があります。
ビューカード解約によるデメリットとは?
ビューカードを解約することによる注意点だけでなく、いくつかのデメリットも存在します。解約後に後悔しないためにも、これらの点を理解しておきましょう。
- 再入会時の審査について
- キャンペーン特典が受けられなくなる可能性
- Suica関連サービスの利便性低下
これらのデメリットを踏まえた上で、本当に解約が必要かどうかを最終判断することをおすすめします。
再入会時の審査について
一度ビューカードを解約した後、再びビューカードが必要になった場合、新規入会時と同様に審査が行われます。過去にビューカードを持っていたからといって、必ずしも再入会できるとは限りません。解約後の期間や、他のクレジットカードの利用状況、収入状況などによっては、審査に通らない可能性もあります。
また、短期間での入退会を繰り返している場合、審査において不利になる可能性も指摘されています。もし将来的にビューカードを利用する可能性があるなら、年会費が無料のビューカード(ビックカメラSuicaカードなど、条件付き無料のものも含む)であれば、解約せずに保持しておくという選択肢も検討する価値があるでしょう。
キャンペーン特典が受けられなくなる可能性
ビューカードでは、新規入会者向けや既存会員向けに、ポイントアップキャンペーンや利用特典などを随時実施しています。一度解約してしまうと、当然ながらこれらのキャンペーンや特典の対象外となります。
特に、魅力的な入会キャンペーンが実施されている時期に解約してしまうと、再入会した際に同じキャンペーンが適用されない可能性があります。また、ビューカード会員限定の優待サービス(特定の店舗での割引など)も利用できなくなります。これらの特典を頻繁に利用していた方にとっては、解約によるデメリットは大きいと言えるでしょう。
Suica関連サービスの利便性低下
ビューカードの大きな特徴の一つは、Suica機能やオートチャージ機能との連携による利便性の高さです。ビューカードを解約すると、これらのサービスが利用できなくなります。
特にオートチャージ機能は、改札で残高不足を気にする必要がなく、非常に便利です。ビューカード以外のクレジットカードでもオートチャージ設定は可能ですが、ビューカードほどポイント還元率が高くない場合が多いです。また、モバイルSuicaへのチャージでも、ビューカードならポイントが多く貯まります。
Suica定期券機能付きビューカードを利用していた場合は、定期券の購入や更新の手間も変わってきます。日常的にSuicaやモバイルSuica、オートチャージを利用している方にとっては、ビューカード解約による利便性の低下は大きなデメリットとなる可能性があります。
ビューカード解約に関するよくある質問 (Q&A)
ここでは、ビューカードの解約に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
ビューカードの解約は電話でできますか?
はい、ビューカードの解約は電話で手続き可能です。ビューカードセンター(03-6685-4888、9:00~17:30 年中無休)に連絡し、オペレーターに解約したい旨を伝えてください。手元に解約したいビューカードを用意しておくとスムーズです。
ビューカードの解約はWebサイトからできますか?
いいえ、残念ながらビューカードの解約手続きはWebサイトからは行えません。会員向けサイト「VIEW’s NET」でも解約はできません。解約方法は電話または郵送(退会届の提出)のみとなります。
ビューカードを解約すると年会費は返金されますか?
いいえ、一度支払った年会費は、原則として返金されません。年会費の請求月を確認し、その請求月が来る前に解約手続きを完了させるのが、年会費を無駄にしないためのタイミングとなります。
ビューカードを解約するとJRE POINTはどうなりますか?
ビューカードを解約すると、貯まっているJRE POINTは原則として失効します。解約前にポイントを使い切るか、他のJRE POINT口座へ移行する手続きが必要です。JRE POINT WEBサイトなどで確認し、早めに手続きしましょう。
ビューカードのSuica残高はどうなりますか?
Suica機能付きビューカードの場合、解約するとSuica機能も利用できなくなります。Suica残高は解約前に使い切るか、別のSuicaカードやモバイルSuicaに移し替える必要があります。駅のATM「VIEW ALTTE」などで残高をゼロにしておきましょう。原則として払い戻しはできません。
ビューカードのオートチャージはどうなりますか?
オートチャージ機能を利用している場合は、ビューカード解約前に設定を解除する必要があります。駅のATM「VIEW ALTTE」やモバイルSuicaアプリ(モバイルSuicaに登録している場合)で解除手続きを行ってください。解除しないまま解約すると、エラーが発生する可能性があります。
ビューカードの解約に必要なものは何ですか?
電話で解約する場合は、手元に解約したいビューカードを用意してください。本人確認のためにカード番号や個人情報を聞かれます。郵送で解約する場合は、ビューカードセンターから取り寄せた「退会届」と、記入・捺印、そして郵送するための切手が必要です。
ビューカードの解約にはどのくらい時間がかかりますか?
電話での解約の場合、オペレーターとの通話が完了すれば、その場で手続きは完了します。ただし、電話が繋がるまでに時間がかかる場合があります。郵送の場合は、退会届がビューカードセンターに到着し、処理が完了するまでに数日から1週間程度の時間がかかる可能性があります。
解約したビューカードはどうすればいいですか?
解約手続きが完了したら、ビューカードはハサミで複数箇所に切り込みを入れ、特にICチップ部分と磁気ストライプ部分を確実に裁断してから破棄してください。不正利用を防ぐため、そのまま捨てるのは避けましょう。
ビューカードを解約した後、再入会できますか?
はい、再入会は可能です。ただし、新規入会時と同様に審査が行われます。必ずしも再入会できるとは限らない点に注意が必要です。短期間での入退会は審査に影響する可能性もあります。
ビューカードの解約理由は聞かれますか?
電話で解約する場合、オペレーターから簡単なアンケートとして解約理由を聞かれることがあります。差し支えなければ回答しましょう。答えなくても解約手続き自体に影響はありません。
ビューカードの問い合わせ先はどこですか?
解約に関する問い合わせは、ビューカードセンター(03-6685-4888、9:00~17:30 年中無休)になります。紛失・盗難の連絡先も同じです。一般的な問い合わせは、ビューカードセンターの別の窓口(ナビダイヤルなど)になりますので、ビューカード公式サイトで確認してください。
まとめ
- ビューカード解約は電話か郵送で行う。Webでは不可。
- 解約前にJRE POINTを使い切るか移行する。
- 年会費は返金されないため、請求月前に解約が◎。
- 公共料金等の支払い方法変更を忘れずに行う。
- Suica残高は使い切るか移行し、オートチャージは解除する。
- ETCカード・家族カードも同時解約となる。
- 定期券機能付きカードは、定期券情報を移行・払い戻しする。
- 電話解約はビューカードセンター(03-6685-4888)へ。
- 郵送解約は「退会届」を取り寄せて送付する。
- 解約後の再入会には審査がある。
- キャンペーン特典や会員優待は受けられなくなる。
- Suica関連サービスの利便性が低下する可能性がある。
- 解約したカードはハサミで裁断して破棄する。
- 解約理由は任意で答える。
- 不明点はビューカードセンターに確認する。