本記事では、モンスターハンターダブルクロス(MHXX)の最終装備として名高い「ネセト一式」について、その驚異的な性能と、あなただけの最強テンプレを構築するための具体的な方法を徹底解説します。自由自在なスキル構成で、どんなモンスターにも対応できる究極の汎用装備の魅力を深く掘り下げていきましょう。
ネセト一式テンプレとは?MHXXを代表する最強汎用装備の基本

モンスターハンターダブルクロス(MHXX)のG級最終盤で手に入る「ネセト一式」は、多くのハンターから絶大な支持を集める防具です。この装備がなぜ「テンプレ」として語られ、最強と称されるのか、その基本的な特徴と魅力を詳しく見ていきましょう。
アトラル・カ装備「ネセトシリーズ」の概要
ネセト一式は、MHXXのG級ラスボスである閣螳螂アトラル・カの素材から生産できる防具です。その見た目は古代エジプトを思わせる金色の装飾が特徴的で、非常にゴージャスな印象を与えます。この装備は、その独特なデザインだけでなく、他の追随を許さない圧倒的な汎用性から、多くのハンターにとっての最終装備候補として挙げられます。特に、G級の様々なクエストに挑む上で、一つの装備で多様なスキル構成を組める点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
スキル自由度を極める「秘術」と「護石強化」の仕組み
ネセト一式が「最強の汎用装備」と称される最大の理由は、その核となる二つの固有スキル「秘術」と「護石強化」にあります。まず、「秘術」は「スキル加点+2」という効果を持ち、装備している全てのスキルのスキルポイント合計値に+2ポイントを加算します。これにより、通常10ポイントで発動するスキルが8ポイントで発動可能となり、装飾品や護石の負担を大幅に軽減できるのです。
次に、「護石強化」は「護石系統倍加」という効果で、装備している護石(お守り)のスキルポイントを全て2倍にします。例えば、「攻撃+4」の護石があれば、それが「攻撃+8」として扱われ、さらに「スキル加点+2」の効果と合わせると、護石だけで「攻撃力UP【小】」が発動する計算になります。この二つのスキルが組み合わさることで、ハンターは手持ちの護石と装飾品を最大限に活かし、これまでにない自由なスキル構成を実現できるのです。
高い防御力と圧倒的なスロット数
ネセト一式は、スキル自由度だけでなく、防具としての基本性能も非常に優れています。剣士・ガンナーともに全防具の中でもトップクラスの防御力を誇り、G級の強力なモンスターの攻撃にも耐えうる堅牢さを持っています。さらに、アトラル・カの武器「金属器シリーズ」を装備すれば、防御力に+60のボーナスが加算され、より盤石な守りを築くことが可能です。
また、ネセト一式は全部位合わせて12個もの豊富な装飾品スロットを持っています。この大量のスロットと、前述の「スキル加点+2」「護石系統倍加」の組み合わせにより、プレイヤーは非常に多くのスキルを同時に発動させることが可能です。これにより、攻撃力アップ系、会心率アップ系、切れ味補助系、生存スキルなど、多岐にわたるスキルを柔軟に組み込み、自分だけの理想的な装備を作り上げることができます。
ネセト一式テンプレの真価を引き出すスキル構築のコツ

ネセト一式の最大の魅力は、その自由度の高さにあります。しかし、その自由度ゆえに「どう組めばいいのか分からない」と悩むハンターも少なくありません。ここでは、ネセト一式の真価を引き出すためのスキル構築のコツを具体的に解説します。
「神おま」がなくても大丈夫!護石選びのポイント
ネセト一式のスキル構築において、護石(お守り)は非常に重要な要素です。特に「護石系統倍加」の効果により、護石の価値が飛躍的に高まります。しかし、「神おま」と呼ばれるような非常に高性能な護石がなければネセト一式を使いこなせない、と考える必要はありません。重要なのは、「スキル加点+2」と「護石系統倍加」の恩恵を最大限に受けられる護石を選ぶことです。
具体的には、+4以上のスキルポイントを持つ護石や、スロットが3つ空いている護石があれば、それだけで強力なスキルを発動させやすくなります。例えば、「痛撃+4、達人+9」のような護石があれば、それだけで「弱点特効」と「見切り+3」が発動し、そこに装飾品を追加することでさらにスキルを盛ることが可能です。まずは手持ちの護石の中から、+4以上のスキルポイントを持つものや、スロット数の多いものを見つけてみましょう。
武器スロットを最大限に活用する戦略
ネセト一式は防具だけで12個ものスロットを持っていますが、さらに武器にスロットがあれば、スキル構築の自由度は格段に向上します。特にスロットが3つある武器は、ネセト一式との相性が抜群です。アトラル・カの武器も3スロットを持つものが多く、ネセト一式と合わせて使うことで、より多くのスキルを発動させることが可能になります。
武器スロットを活用することで、通常は発動が難しい高コストスキルや、特定の武器種に必須となるスキルを無理なく組み込めるようになります。例えば、大剣であれば「集中」、ハンマーであれば「KO術」など、武器種ごとの必須スキルを武器スロットで補うことで、防具のスロットを火力スキルなどに回すことができ、より強力なテンプレを構築できるでしょう。
あらゆる武器種に対応!おすすめスキル構成例
ネセト一式は、その汎用性の高さから、ほとんど全ての武器種に対応するスキル構成を組むことが可能です。ここでは、代表的な武器種向けのおすすめテンプレをいくつかご紹介します。
剣士向け火力特化テンプレ
剣士向けの火力特化テンプレでは、主に「弱点特効」「超会心」「見切り」「攻撃力UP」といったスキルを優先的に発動させます。ネセト一式の特性を活かせば、これらのスキルを高いレベルで両立させることが容易です。例えば、護石で「痛撃+4、達人+9、スロット3」があれば、それだけで「弱点特効」と「見切り+3」が発動し、残りのスロットで「超会心」や「攻撃力UP」を補うことができます。
大剣であれば「抜刀術【技】」と「集中」、片手剣や双剣などの手数武器であれば「連撃の心得」などを追加することで、さらに火力を高めることが可能です。武器スロット3の武器と組み合わせれば、高級耳栓などの快適スキルも同時に発動させ、攻撃チャンスを増やすこともできます。
ガンナー向け会心率重視テンプレ
ガンナー向けのテンプレでは、「見切り」「連撃の心得」「弱点特効」「超会心」といった会心率と会心ダメージを重視するスキルが中心となります。ライトボウガンやヘビィボウガン、弓といった武器種ごとに必要な弾強化スキルや装填数UP、集中なども、ネセト一式の自由度を活かせば無理なく組み込めます。
例えば、護石で「達人+9、スロット3」があれば「見切り+3」が発動し、そこに「連撃珠【3】」などを加えることで、武器の会心率と合わせて100%会心を実現することも可能です。弾導強化や特定射撃強化など、ガンナー特有のスキルも組み合わせることで、遠距離からの安定した火力を発揮できるでしょう。
匠・業物両立で切れ味を維持するテンプレ
多くの剣士武器にとって、切れ味の維持は火力を保つ上で非常に重要です。ネセト一式は、「斬れ味レベル+1(匠)」と「業物」を両立させるテンプレも容易に構築できます。護石で「斬れ味+6、スロット3」のようなものがあれば、「護石系統倍加」により「斬れ味+12」となり、さらに「スキル加点+2」で「斬れ味レベル+1」が発動します。
ここに「業物」の装飾品を組み合わせることで、切れ味の消耗を抑えつつ、高い切れ味を維持して安定した火力を出し続けることが可能です。特に、紫ゲージが短い武器や、手数が多い武器種にとっては、このテンプレは非常に有効な選択肢となります。
ネセト一式装備のメリット・デメリットと注意点

どんなに優れた装備にも、メリットとデメリットが存在します。ネセト一式も例外ではありません。その強みを最大限に活かし、弱点を理解して対策することで、より快適な狩猟ライフを送れるでしょう。
ネセト一式の圧倒的なメリット:汎用性とカスタマイズ性
ネセト一式の最大のメリットは、やはりその圧倒的な汎用性とカスタマイズ性にあります。一つの防具セットで、大剣、太刀、ハンマー、ガンナー武器など、あらゆる武器種に対応するスキル構成を組めるため、モンスターやクエストに合わせて装備を大きく変更する必要がありません。これにより、装備作成の手間を大幅に削減し、様々な武器種を気軽に試せるようになります。
また、護石と装飾品の組み合わせ次第で、火力特化、快適性重視、採取用など、変幻自在にスキルを変化させられる点も大きな魅力です。これにより、ハンターは自分のプレイスタイルや、その時の気分に合わせて最適な装備を柔軟に選択できるのです。
知っておきたいデメリット:護石依存度と属性耐性
ネセト一式は非常に強力な装備ですが、いくつかのデメリットも存在します。最も指摘されるのは、その性能が護石(お守り)に大きく依存するという点です。高性能な護石があれば「神おま」と称されるほどの自由度を誇りますが、良い護石がなければ、その真価を発揮しきれないと感じることもあるでしょう。このため、一部のプレイヤーからは「神おまがないと地雷装備」といった厳しい意見が出ることもあります。
また、属性耐性に関しては、水と雷属性がわずかにマイナスになっています。 全体的な防御力が高いため致命的な弱点となることは少ないものの、特定の二つ名モンスターや古龍など、強力な属性攻撃を持つ相手と戦う際には、属性耐性アップのスキルや食事で対策を講じることも検討すると良いでしょう。
見た目の問題は「防具合成」で解決!
ネセト一式の見た目は、そのゴージャスさゆえに好みが分かれることがあります。「カマキリ装備」とも呼ばれる独特のデザインが、自分のキャラクターイメージに合わないと感じるハンターもいるかもしれません。しかし、MHXXには「防具合成」という素晴らしいシステムがあります。
防具合成を利用すれば、ネセト一式の高い性能を保ちつつ、見た目だけを好きな防具に変更することが可能です。これにより、性能と見た目の両方を妥協することなく、自分だけの理想のハンターを作り上げることができます。見た目を気にせず、純粋に性能を追求したいハンターも、見た目にこだわりたいハンターも、このシステムを積極的に活用しましょう。
ネセト一式の入手方法と効率的な素材集め

ネセト一式を生産するためには、MHXXのG級ラスボスである「閣螳螂アトラル・カ」の素材が必要になります。ここでは、ネセト一式を効率的に手に入れるための方法を詳しく解説します。
G級ラスボス「アトラル・カ」の討伐
ネセト一式を生産するためには、まずG級の最終クエストに登場する閣螳螂アトラル・カを討伐する必要があります。アトラル・カは非常に特殊な戦闘スタイルを持つモンスターで、巨大な瓦礫や自身の巣を操り、様々な形態に変化しながらハンターを追い詰めます。初見では戸惑うかもしれませんが、ギミックを理解し、適切な立ち回りをすることで討伐は可能です。
アトラル・カのクエストは、HR(ハンターランク)解放後に出現します。討伐を繰り返すことで、ネセト一式に必要な素材を集めることができます。アトラル・カの素材は、ネセト一式だけでなく、強力な武器「金属器シリーズ」の生産にも必要となるため、積極的に挑戦しましょう。
ネセト一式生産に必要な素材と集め方
ネセト一式の生産には、主にアトラル・カの素材と、いくつかの汎用素材が必要になります。主なアトラル・カ素材は以下の通りです。
- 閣螳螂の金殻
- 閣螳螂の紫藍殻
- 閣螳螂の美棘
- 閣螳螂の雅鎌刃
- 閣螳螂の香液
- 金色の糸
これらの素材は、アトラル・カの討伐報酬や部位破壊報酬として入手できます。特に「閣螳螂の美棘」は、部位破壊を意識しないと集まりにくい場合があります。アトラル・カの特定の部位を破壊することで、効率的に素材を集めることができるため、クエストに挑む際は部位破壊を意識した攻撃を心がけましょう。
また、ネセト一式の生産には「マボロシチョウ」や「冥カイコ」といった汎用的な虫素材も必要になります。これらはG級の採取クエストなどで比較的容易に入手可能です。素材集めは根気が必要ですが、ネセト一式を完成させた時の達成感と、その後の狩猟生活の快適さを考えれば、努力する価値は十分にあるでしょう。
よくある質問

- ネセト一式は本当に最強の装備ですか?
- 「神おま」がないとネセト一式は使えませんか?
- ネセト装備のスキルは何が発動しますか?
- ネセト装備の作り方を教えてください。
- ネセト装備に合うおすすめの武器はありますか?
- ネセト装備は「地雷装備」と言われることがあるのはなぜですか?
- MHXXで他に最終装備としておすすめの防具はありますか?
ネセト一式は本当に最強の装備ですか?
ネセト一式は、MHXXにおいて「最強クラスの汎用装備」の一つと広く認識されています。その最大の強みは、護石と装飾品次第でどんなスキル構成も実現できる「スキル自由度の高さ」にあります。特定の武器種に特化した「キメラ装備」が特定の状況でわずかに上回ることはあっても、ネセト一式は幅広い状況に対応できる万能性で、多くのハンターにとっての最終装備となり得ます。
「神おま」がないとネセト一式は使えませんか?
「神おま」と呼ばれる非常に高性能な護石があれば、ネセト一式の真価を最大限に引き出せますが、神おまがなくても十分に強力な装備として運用できます。重要なのは、「スキル加点+2」と「護石系統倍加」の恩恵を理解し、手持ちの護石と装飾品で効率的にスキルを組むことです。+4以上のスキルポイントを持つ護石や、スロット3の護石があれば、多くの有用スキルを発動させることが可能です。
ネセト装備のスキルは何が発動しますか?
ネセト一式を装備すると、固有スキルとして「秘術(スキル加点+2)」と「護石強化(護石系統倍加)」が必ず発動します。これらのスキルは、直接的な攻撃力アップなどではなく、他のスキルの発動を補助する効果を持ちます。この二つのスキルがあることで、護石と装飾品を組み合わせることで、プレイヤーが望む様々なスキルを自由に発動させることが可能になるのです。
ネセト装備の作り方を教えてください。
ネセト装備は、G級のラスボスである「閣螳螂アトラル・カ」の素材を使って生産します。アトラル・カを討伐し、その素材(閣螳螂の金殻、紫藍殻、美棘など)を集めることで、各部位を生産できます。また、生産には「マボロシチョウ」や「冥カイコ」といった汎用的な虫素材も必要です。効率的な素材集めのためには、アトラル・カの部位破壊を意識して狩猟を繰り返すことがおすすめです。
ネセト装備に合うおすすめの武器はありますか?
ネセト装備は汎用性が高いため、基本的にどんな武器種にも合います。特に、武器スロットが3つある武器は、ネセト一式との相性が抜群です。アトラル・カの素材から作れる「金属器シリーズ」の武器も3スロットを持つものが多く、高い防御力ボーナスも得られるためおすすめです。自分の得意な武器や、使ってみたい武器に合わせて自由にスキルを組んでみましょう。
ネセト装備は「地雷装備」と言われることがあるのはなぜですか?
ネセト装備が「地雷装備」と言われることがあるのは、その高い自由度ゆえに、適切なスキル構成を組めていないハンターが使用しているケースがあるためです。護石や装飾品をきちんと装着せず、発動スキルがほとんどない状態でクエストに参加してしまうと、本来の性能を発揮できず、他のプレイヤーに負担をかけてしまうことがあります。ネセト一式は、その特性を理解し、しっかりとスキルを組んでこそ真価を発揮する装備です。
MHXXで他に最終装備としておすすめの防具はありますか?
MHXXにはネセト一式以外にも、強力な最終装備候補がいくつか存在します。例えば、特定のスキルが強力に発動する「グギグギグ」などの「キメラ装備」は、特定の武器種や戦術においてネセト一式を上回る火力を出すことがあります。また、二つ名モンスターの防具も、固有スキルが強力なため人気です。ネセト一式で様々なスキルを試した後、さらに特化した装備を求める際に、これらの防具を検討するのも良いでしょう。
まとめ

- ネセト一式はMHXXのG級ラスボス「アトラル・カ」の素材から作られる。
- 「スキル加点+2」と「護石系統倍加」が固有スキルとして発動する。
- この二つのスキルにより、圧倒的なスキル自由度を誇る。
- 高い防御力と全部位で12個の豊富な装飾品スロットを持つ。
- あらゆる武器種やプレイスタイルに対応する汎用性が最大の魅力。
- 護石(お守り)の性能に大きく依存する点がデメリット。
- 水と雷属性にわずかなマイナス耐性がある。
- 見た目が好みでなくても「防具合成」で変更可能。
- 生産にはアトラル・カの討伐と素材集めが必要。
- 「神おま」がなくても、手持ちの護石で十分強力な構成が可能。
- 武器スロット3の武器、特にアトラル・カ武器との相性が良い。
- 剣士向け火力、ガンナー向け会心、切れ味維持など多様なテンプレを組める。
- スキルを適切に組まないと「地雷装備」と誤解される可能性もある。
- MHXXの最終装備として、多くのハンターに愛用されている。
- 自分だけの最強テンプレを追求する楽しさがある。
- まずはアトラル・カ討伐から始めてみましょう。
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