岡山県倉敷市に鎮座する由加神社本宮。古くから「厄除けの総本山」として知られ、多くの参拝者が訪れるこの場所には、不思議な力が宿るといわれています。なぜ多くの人がスピリチュアルな力を求めてこの地を訪れるのでしょうか。もしかしたら、あなたも今、何かしらの悩みを抱え、神様の力にすがりたいと思っているのかもしれませんね。本記事では、由加神社がなぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか、そのスピリチュアルな魅力の源泉を徹底的に解説します。厄除けの強力なご利益はもちろん、境内にある数々のパワースポット、そして神仏習合の歴史が織りなす神秘的な雰囲気まで、あなたの知らない由加神社の奥深い世界へご案内します。この記事を読めば、あなたの参拝がより一層意味深いものになるはずです。
由加神社がスピリチュアルなパワースポットといわれる5つの理由

由加神社がただの神社ではなく、特別なスピリチュアルパワースポットとして多くの信仰を集めているのには、はっきりとした理由があります。その歴史的背景や神様の性質を知ることで、なぜこの場所がこれほどまでに力強いエネルギーに満ちているのかが理解できるでしょう。ここでは、由加神社が持つスピリチュアルな魅力の根源を5つのポイントに絞ってご紹介します。
- 日本三大権現!厄除け総本山としての強力なパワー
- 神仏習合の歴史が息づく神秘的な空間
- 古代の磐座(いわくら)信仰が起源の聖地
- 「有求必應」求めれば必ず応じてくださる神様
- 心が洗われる?参拝者が語る不思議な体験談
日本三大権現!厄除け総本山としての強力なパワー
由加神社が持つパワーの根源として、まず挙げられるのが「日本三大権現」の一つに数えられるほどの格式の高さです。 権現とは、仏が人々を救うために仮の姿として神の形をとって現れたものを指し、神と仏の力が融合した非常に強い霊験を持つとされています。由加神社は古くから「瑜伽大権現(ゆがだいごんげん)」として崇められ、特に厄除けの総本山として全国にその名を知られています。 二千年以上もの長い歴史の中で、数えきれないほど多くの人々の厄災を払い、願いを叶えてきた実績が、この地に強力なエネルギーを蓄積させているのです。朝廷や備前岡山藩主といった時の権力者たちも篤く信仰していたことからも、その力の強さがうかがえます。 あなたが今抱えている悩みや困難も、この強力な厄除けのパワーによって、きっと良い方向へ導かれることでしょう。
神仏習合の歴史が息づく神秘的な空間
由加神社の境内を歩いていると、どこか他の神社とは違う独特の空気感に気づくかもしれません。その理由は、この地が持つ「神仏習合」の歴史にあります。 明治時代に政府の命令で神道と仏教が分けられるまで、由加山は「瑜伽大権現」として神社(由加神社本宮)とお寺(蓮台寺)が一体となって信仰されていました。 そのため、現在でもすぐ隣には由加山蓮台寺があり、神社の領域とお寺の領域が隣接し、互いに影響し合うことで、他にはない神秘的で奥深いスピリチュアルな空間を創り出しているのです。神様と仏様の両方のエネルギーが満ちるこの場所は、訪れる人の心を穏やかにし、深い癒しを与えてくれる特別な聖地と言えるでしょう。 どちらか一方だけでなく、ぜひ両方を参拝することで、より大きなご利益をいただけるともいわれています。
古代の磐座(いわくら)信仰が起源の聖地
由加神社の歴史は、神社という形が整えられるよりもさらに古く、古代の自然崇拝である「磐座(いわくら)信仰」にまで遡ります。 磐座信仰とは、神様が降臨する場所として、特に大きく神々しい岩を御神体として崇める原始的な信仰の形です。由加山の境内には、今でもその名残である巨大な岩が点在しており、太古の昔からこの場所が神聖なエネルギーに満ちた特別な場所であったことを物語っています。 人の手が加わるずっと以前から、人々はこの地に宿る大いなる自然の力を感じ取り、祈りを捧げてきました。この古代から続く純粋な祈りのエネルギーが、由加神社のスピリチュアルなパワーの礎となっているのです。境内を散策する際には、ぜひこれらの巨石にも意識を向けてみてください。言葉にはならない、力強いメッセージを感じ取れるかもしれません。
「有求必應」求めれば必ず応じてくださる神様
由加神社で祀られている神様は、「有求必應(うきゅうひつおう)」の神様として篤く信仰されています。 これは、「求めが有れば必ず應じて下さる」という意味で、真摯な願いに対しては必ず手を差し伸べてくださる、非常に慈悲深い神様であることを示しています。 人生には、自分の力だけではどうにもならない困難や、誰にも打ち明けられない深い悩みを抱える時があります。そんな時、由加の神様はあなたの切実な声に耳を傾け、必ずや救いの道を示してくださるでしょう。この「有求必應」の信仰が、由加神社を訪れる人々に大きな希望と安心感を与え、強いスピリチュアルな拠り所となっているのです。ただお願い事をするだけでなく、日々の感謝を伝え、素直な心で神様と向き合うことが、願いを届けるための大切な作法です。
心が洗われる?参拝者が語る不思議な体験談
由加神社を訪れた多くの人々が、科学では説明できないような不思議な感覚や体験を語っています。例えば、「境内に入った瞬間に空気が変わり、心がすーっと軽くなった」「参拝後に悩んでいた問題が嘘のように解決した」「清らかなエネルギーに満ちていて、涙が溢れてきた」といった声が聞かれます。 これらは、由加神社が放つ高い波動のエネルギーに触れることで、心身が浄化され、本来の自分を取り戻すために起こる現象なのかもしれません。特にスピリチュアルな感性が鋭い人は、「なんって、高いエネルギーなの〜!?」と感じるほど、透明で清らかなパワーに満ちていると語っています。 このような参拝者の生の声こそが、由加神社が単なる観光地ではなく、真に力のあるスピリチュアルな聖地であることの何よりの証拠と言えるでしょう。あなたも訪れた際には、五感を澄ませてその特別なエネルギーを感じてみてください。
ここは外せない!由加神社のスピリチュアルパワースポット7選

由加神社の境内には、ご利益ごとに特化した強力なパワースポットが点在しています。ただ本殿を参拝するだけでなく、これらの場所を巡ることで、あなたの願いをより強く後押ししてくれるでしょう。ここでは、特にスピリチュアルなエネルギーが強いとされる、見逃せない7つのスポットをご紹介します。それぞれの場所が持つ意味やご利益を知って、効果的にパワーをいただきましょう。
- 厄を断ち切る「厄除け石段」と「厄除けの石橋」
- 日本一の大きさを誇る「備前焼大鳥居」
- 金運アップの霊水「銭洗い弁財天」
- 不思議な力で良縁を結ぶ「縁結びの獅子」
- 痛みが和らぐ?不思議な「消痛の小槌」
- 子宝に恵まれるといわれる「子授けの御神木」
- ユニークな海の神様「タコ神様」
厄を断ち切る「厄除け石段」と「厄除けの石橋」
由加神社が「厄除けの総本山」といわれる所以を最も体感できるのが、「厄除け石段」と「厄除けの石橋」です。表参道には、年齢の厄年にちなんだ数の石段が複数あり、一段一段上るごとに厄が祓われるといわれています。 息を切らしながらも、自分の足で厄を乗り越えていくという行為そのものが、強い浄化の儀式となるのです。さらにユニークなのが、本宮手前にある「厄除けの石橋」。 この橋には「厄」という文字が刻まれており、その文字を踏みつけて渡ることで厄を断ち切るか、あるいは避けて通ることで厄を寄せ付けないか、自分で選ぶことができます。 どちらの方法を選ぶにせよ、「自分の中から厄を追い出す」という強い意志を持つことが大切です。この一連の体験を通じて、心に溜まった澱(おり)や不安がすっきりと洗い流されるのを感じられるでしょう。
日本一の大きさを誇る「備前焼大鳥居」
由加神社の境内で圧倒的な存在感を放つのが、国の登録有形文化財にも指定されている「備前焼大鳥居」です。 明治27年に奉納されたこの鳥居は、備前焼で造られたものとしては日本一の大きさを誇り、その美しくも力強い姿は見る者を圧倒します。 鳥居は、神様の領域と私たちの世界を分ける神聖な門。この特別な素材で作られた巨大な鳥居をくぐることで、私たちは俗世の穢れを祓い、心身を清めて神域へと入ることができます。 備前焼の持つ土のエネルギーと、長年この地を守ってきた鳥居の霊力が合わさり、強力な結界として機能しているのです。鳥居の前で一礼し、これから神様にお会いするという敬虔な気持ちでくぐることで、より一層そのスピリチュアルなパワーを感じることができるでしょう。鳥居の両脇に鎮座する備前焼の獅子(狛犬)も、力強く参拝者を守ってくれています。
金運アップの霊水「銭洗い弁財天」
厄除けだけでなく、金運のご利益を授かりたいと願うなら、「銭洗い弁財天」は絶対に外せないスポットです。 ここでは、本殿の地下200メートルから湧き出るという大変貴重な霊水で、自分のお金を洗い清めることができます。 この霊水で洗ったお金は「福銭」となり、不浄が祓われることで金運を呼び込み、何倍にもなって返ってくるといわれています。 ザルにお金と自分の手を入れ、冷たく澄み切ったご神水に触れていると、お金に対する執着や不安が洗い流され、心がすっきりと浄化されていくのを感じるでしょう。洗った福銭はすぐには使わず、お財布の中に大切に入れて持ち歩くのがおすすめです。金運上昇はもちろん、商売繁盛を願う方にも大変人気のあるパワースポットです。
不思議な力で良縁を結ぶ「縁結びの獅子」
由加神社には、恋愛や仕事、人間関係など、様々な良縁を結んでくれるとされる「縁結びの獅子」が祀られています。 ここには雄獅子と雌獅子のペアが鎮座しており、祈願の方法が少しユニークです。男性は雌獅子へ、女性は雄獅子へと、それぞれ異性の獅子にお参りし、獅子の鼻に両手の指を入れて良縁を祈願すると、不思議な力を授かれるといわれています。 拝殿の下にある回廊を巡ることで、誰かと縁を結ぶことができるとも言われており、多くの人が切実な願いを込めて訪れます。 ここで祀られているのは、縁結びの神様として名高い素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。 これから素敵な出会いを求めている方はもちろん、現在のパートナーとの絆をさらに深めたい方にもおすすめのパワースポットです。真剣な祈りは、きっと神様に届くはずです。
痛みが和らぐ?不思議な「消痛の小槌」
境内には、身体の痛みに悩む人々にとって希望の光となる、不思議な力を持つとされる「消痛の小槌(しょうつうのこづち)」があります。 この小槌は、自分の身体の痛いところや気になるところを撫でるようにさすると、不思議と痛みが和らぐといわれている霊験あらたかなものです。 長年悩まされている腰痛や肩こり、関節痛など、具体的な悩みがある方は、ぜひこの小槌の力を借りてみてください。医学的な根拠はさておき、神様のご利益と「良くなりたい」という自身の強い祈りが合わさることで、心身に良い影響がもたらされるのかもしれません。実際に多くの参拝者がこの小槌を頼りに訪れており、その不思議な力に感謝の声を寄せています。自分自身だけでなく、大切な家族の健康を願って撫でるのも良いでしょう。
子宝に恵まれるといわれる「子授けの御神木」
子宝を願う夫婦にとって、心の拠り所となるのが「子授けの御神木」です。 境内にあるこの大きな楠(くすのき)の木は、古くから子授けのご利益があるとして信仰を集めてきました。その昔、なかなか子宝に恵まれなかった備前藩主の池田侯がこの木にお参りしたところ、無事に子どもを授かったという逸話も残っています。 樹齢何百年にもなるであろう御神木は、大地に深く根を張り、天に向かって力強く枝を伸ばす姿から、生命力の象徴とされています。この木にそっと手を触れ、静かに祈りを捧げることで、生命を育む温かいエネルギーを分けていただけることでしょう。 赤ちゃんを待ち望む切実な願いを、この御神木に託してみてはいかがでしょうか。その強い生命力が、あなたの願いをきっと後押ししてくれるはずです。
ユニークな海の神様「タコ神様」
由加神社の境内で、ひときわ異彩を放ち、多くの参拝者の心を和ませているのが「タコ神様」です。 少しユーモラスな表情をしたタコの像は、他の神社ではまず見ることのできない、由加神社ならではのユニークな存在。これは、神社の鎮座する児島・下津井地区が古くからタコの名産地であることに由来します。 このタコ神様は、海の神様(大綿津見命)の象徴として祀られており、海上安全や豊漁、そして魚介類の供養といったご利益があります。 漁業関係者だけでなく、海に関わる仕事をしている人や、釣りが好きな人、あるいは単に美味しい海の幸に感謝したい人など、多くの人々から親しまれています。このユニークな神様の姿に、思わず笑みがこぼれ、心が軽くなるのを感じるかもしれません。参拝の際には、ぜひこの愛嬌たっぷりのタコ神様にもご挨拶してみてください。
由加神社のスピリチュアルなご利益を最大限に引き出す参拝方法

せっかく由加神社を訪れるなら、そのスピリチュアルなパワーを最大限にいただきたいですよね。そのためには、ただお参りするだけでなく、古くから伝わる習わしや作法を知っておくことが大切です。ここでは、由加神社の神様とより深く繋がり、ご利益を最大限に引き出すための参拝のコツをご紹介します。これらの方法を実践することで、あなたの参拝はきっと忘れられない特別な体験になるでしょう。
- ご利益が倍増?「ゆがさん・こんぴらさん両まいり」とは
- 厄を玉に込めて投げる「厄玉の儀」
- 正しい参拝作法で神様にご挨拶
- 隣接する由加山蓮台寺もあわせて参拝しよう
ご利益が倍増?「ゆがさん・こんぴらさん両まいり」とは
由加神社のご利益を語る上で欠かせないのが、香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう、通称こんぴらさん)と合わせてお参りする「両まいり」という風習です。 江戸時代から、「ゆがさん・こんぴらさん両まいりすれば、ご利益が倍増する」といわれ、多くの人々が実践してきました。 由加神社が厄除けや陸の安全、金刀比羅宮が海上交通の安全や五穀豊穣のご利益で知られ、両社をお参りすることで、陸と海の両方から守られ、より多くの幸せを授かることができると信じられてきたのです。 現代でもこの風習は続いており、両社を巡ることで、人生のあらゆる災難から身を守り、大きな幸運を掴むことができるといわれています。もし時間に余裕があれば、瀬戸大橋を渡ってこんぴらさんまで足を延ばし、この伝統的な「両まいり」を体験してみてはいかがでしょうか。きっと忘れられないスピリチュアルな旅になるはずです。
厄を玉に込めて投げる「厄玉の儀」
由加神社には、自分の中に溜まった厄を物理的に追い出すことができる、ユニークな厄払い体験「厄玉の儀」があります。 これは、素焼きの小さな玉(厄玉)に自分の息を三度吹きかけ、心の中にある厄や災いをその玉に封じ込めるというものです。そして、その厄玉を境内にある「厄落としの岩」に向かって力いっぱい投げつけ、割ることで厄を祓います。 パリン!という小気味よい音とともに玉が砕け散る瞬間は、心の中のモヤモヤやストレスが一緒に消えていくような爽快感があります。言葉で祈るだけでなく、身体を使ったアクションを伴うことで、「厄を断ち切った」という実感がより強く得られるのが特徴です。何か断ち切りたい悩みや、スッキリしない感情を抱えている方は、ぜひこの厄玉の儀を体験してみてください。心が軽くなり、新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるかもしれません。
正しい参拝作法で神様にご挨拶
スピリチュアルなパワーをいただく上で最も基本となるのが、神様への敬意を表す正しい参拝作法です。まず、鳥居をくぐる前には立ち止まり、軽く一礼します。これは神様の領域へ入らせていただくご挨拶です。次に手水舎で手と口を清め、心身の穢れを祓います。柄杓に水を汲み、左手、右手の順に清め、最後に左手に水を受けて口をすすぎ、残った水で柄杓の柄を洗い流すのが一連の流れです。そして拝殿の前に進んだら、お賽銭を静かに入れ、鈴を鳴らします。その後、「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼します。深く二回お辞儀をし、胸の高さで二回手を打ち、心の中で感謝と願い事を伝えます。最後に、もう一度深くお辞儀をして完了です。 一つ一つの動作に心を込めることで、あなたの真摯な気持ちが神様に届きやすくなります。
隣接する由加山蓮台寺もあわせて参拝しよう
由加神社のスピリチュアルな魅力を深く味わうためには、隣接する「由加山蓮台寺」も必ず訪れることをおすすめします。 前述の通り、由加山はもともと神仏習合の霊山であり、由加神社と蓮台寺は一つの存在でした。 そのため、蓮台寺にも厄除けのご利益で知られる日本最大級の不動明王像が祀られていたり、素晴らしい文化財が数多く残されています。 神社で神様に、お寺で仏様にご挨拶することで、神仏双方からのご加護をいただくことができ、より強力なパワーを授かるといわれています。両方の境内を歩くことで、神仏習合時代から続く由加山全体の神聖な空気感を肌で感じることができるでしょう。厄除けの霊山としてのパワーを余すところなくいただきたい方は、ぜひ時間をとって両方をお参りしてください。
スピリチュアルなパワーを持ち帰る!由加神社のお守りと御朱印

由加神社での素晴らしい参拝体験の後は、そのスピリチュアルなパワーを「お守り」や「御朱印」という形で持ち帰り、日々の生活の支えとしたいものですね。由加神社には、強力なご利益が込められた様々なお守りや、参拝の証となる美しい御朱印が用意されています。ここでは、特におすすめのお守りと、倉敷らしさが光るオリジナルの御朱印帳をご紹介します。あなたにぴったりの一品を見つけて、神様とのご縁を大切に持ち帰りましょう。
- 厄除けから金運まで!人気のお守りをご紹介
- 備前焼のかわいいお守り「美禅守」
- デニム生地も?倉敷らしいオリジナル御朱印帳
厄除けから金運まで!人気のお守りをご紹介
由加神社の授与所には、参拝者の様々な願いに応えるためのお守りが豊富に揃っています。やはり一番人気は、厄除け総本山ならではの強力な「厄除けお守り」です。 厄年の方はもちろん、日々の生活の中で災難から身を守りたいと願うすべての人におすすめです。また、金運アップを願う方には、きらびやかな「黄金お守り」が人気を集めています。 その他にも、足腰の健康を願う「足腰健康お守り」や、交通安全、縁結び、合格祈願、商売繁盛など、多岐にわたるご利益のお守りが用意されています。 自分の願いに最も合ったお守りをじっくりと選び、神様からのご加護をいただきましょう。大切な人への贈り物としても、きっと喜ばれるはずです。
備前焼のかわいいお守り「美禅守」
由加神社ならではの特別なお守りとして、ぜひ手に入れていただきたいのが備前焼で作られた「美禅守(びぜんまもり)」です。 備前焼は、釉薬を使わずに高温で焼き締めることで生まれる素朴で温かみのある風合いが特徴の、岡山を代表する伝統工芸品。その備前焼の土から一つ一つ手作りされたこのお守りは、コロンとした可愛らしい形が特徴で、同じものが二つとない一点物です。土の持つ力強いエネルギーと、神様のご利益が込められた美禅守は、持っているだけで心が落ち着き、穏やかな気持ちにさせてくれるでしょう。見た目も可愛らしいため、カバンやポーチに付けてお守りとして持ち歩くのにぴったりです。旅の記念にもなる、由加神社ならではのスピリチュアルなアイテムです。
デニム生地も?倉敷らしいオリジナル御朱印帳
参拝の証として御朱印を集めている方にご紹介したいのが、由加神社のオリジナル御朱印帳です。由加神社の鎮座する倉敷市児島地区は、国産ジーンズ発祥の地として全国的に有名。その土地柄を反映し、なんとデニム生地や畳縁、倉敷帆布といった地元の特産品を使ったユニークな御朱印帳が用意されているのです。 他の神社ではまず見ることのできない、非常におしゃれでデザイン性の高い御朱印帳は、持っているだけで特別な気分にさせてくれます。もちろん、デザインだけでなく、神社の神聖な印と墨書きが記されることで、強力なご利益が込められたお守りともなります。この御朱印帳を片手に、様々な神社仏閣を巡る旅を始めるのも素敵ですね。
由加神社へのアクセスと駐車場情報

スピリチュアルなパワーをいただきに由加神社へ向かう前に、アクセス方法をしっかりと確認しておきましょう。スムーズに現地へ到着することで、心穏やかに参拝に臨むことができます。ここでは、車で訪れる場合と公共交通機関を利用する場合、それぞれのアクセス方法と、参拝時間などの基本情報をご案内します。
- 車でのアクセス方法と無料駐車場
- 公共交通機関でのアクセス方法
- 参拝時間とご祈祷の受付について
車でのアクセス方法と無料駐車場
由加神社へは、車でのアクセスが最も便利です。山陽自動車道を利用する場合、「倉敷IC」または「玉島IC」から約30分~40分程度で到着します。瀬戸中央自動車道を利用する場合は、「児島IC」から約20分です。 カーナビを利用する際は、「由加神社本宮」または住所「岡山県倉敷市児島由加2852」で設定してください。 参拝者にとって非常にありがたいことに、由加神社には広々とした無料の駐車場が完備されています。 第1駐車場と第2駐車場があり、合計で150台ほど駐車可能ですので、安心して車で訪れることができます。 特に、表参道に近い第一駐車場に停めると、厄除け石段から参拝を始めることができます。
公共交通機関でのアクセス方法
電車やバスなどの公共交通機関を利用して由加神社へ向かうことも可能です。最寄り駅はJR瀬戸大橋線(本四備讃線)の「児島駅」になります。児島駅からは、タクシーを利用するのが一般的で、所要時間は約15分~20分です。 また、JR「木見駅」や「上の町駅」からもタクシーで約10分~15分でアクセスできます。 路線バスの運行は本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくことが重要です。公共交通機関を利用する場合は、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。のどかな車窓からの風景を楽しみながら、ゆっくりと聖地へ向かうのも良い体験となるでしょう。
参拝時間とご祈祷の受付について
由加神社の境内は24時間開放されており、いつでも自由に参拝することができます。 早朝の澄み切った空気の中でのお参りや、静寂に包まれた夜の参拝も、また違った趣がありおすすめです。ただし、お守りやお札を授与していただける授与所や、ご祈祷の受付時間は決まっています。社務所の受付時間は、概ね午前8時半から午後5時までとなっています。 厄除けなどのご祈祷をお願いしたい場合は、この時間内に申し込む必要があります。 ご祈祷は毎日行われていますが、祭典などにより時間が変更になる場合もあるため、確実に受けたい方は事前に電話で確認しておくと安心です。 電話番号は086-477-3001です。
よくある質問

由加神社は「怖い」という噂は本当ですか?
インターネット上などで稀に「由加神社は怖い」といった噂を見かけることがありますが、これは全くの誤解です。由加神社は二千年以上もの歴史を持つ、厄除けの総本山として多くの人々を救ってきた由緒正しい神社です。 神仏習合の時代の名残や、山中にある独特の雰囲気が、一部の人にそのような印象を与えてしまうのかもしれません。しかし、実際には「有求必應」の非常に慈悲深い神様が祀られており、参拝者を温かく迎え入れてくれる清らかなパワースポットです。 安心してご参拝ください。
由加神社のご利益で特に有名なものは何ですか?
由加神社のご利益は多岐にわたりますが、その中でも最も有名なのは「厄除け」です。 「厄除けの総本山」として全国的に知られており、厄年の方をはじめ、様々な災難から身を守りたいと願う多くの人々が訪れます。 その他にも、縁結び、商売繁盛、交通安全、金運上昇、子授けなど、幅広い願い事にご利益があるとされています。 あなたの具体的な悩みに合わせて、真摯に祈りを捧げると良いでしょう。
一人で参拝しても大丈夫ですか?
はい、もちろん一人で参拝しても全く問題ありません。むしろ、一人で訪れることで、誰にも気兼ねなく神様と静かに向き合う時間を持つことができ、より深く自分自身を見つめ直す良い機会になるでしょう。境内は広く、見どころも多いため、自分のペースでゆっくりと散策するのもおすすめです。実際に、一人で熱心に祈りを捧げる方の姿も多く見られます。心が落ち着く神聖な場所ですので、安心して一人での参拝をお楽しみください。
参拝にかかる時間の目安はどれくらいですか?
参拝にかかる時間は、どのように過ごすかによって大きく変わります。本殿でのお参りだけでしたら30分程度で十分ですが、由加神社の魅力を存分に味わうためには、少なくとも1時間から1時間半は見ておくことをおすすめします。境内には厄除け石段や銭洗い弁財天、縁結びの獅子など多くのパワースポットが点在しているため、それらを一つ一つゆっくり巡ると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 さらに隣接する由加山蓮台寺も参拝する場合は、2時間以上あると余裕を持って回れるでしょう。
まとめ

- 由加神社は日本三大権現の一つで厄除けの総本山。
- 神仏習合の歴史が独特のスピリチュアルな空間を創出。
- 古代の磐座信仰が起源の神聖な場所である。
- 「有求必應」として真摯な願いに応えてくれる神様。
- 参拝者からは心が浄化されるなどの不思議な体験談も。
- 厄除け石段や石橋は厄を断ち切る強力なスポット。
- 日本一の備前焼大鳥居は神域への神聖な門。
- 銭洗い弁財天では霊水でお金を清め金運アップを祈願。
- 縁結びの獅子はユニークな方法で良縁を祈願する。
- 痛みを和らげるといわれる不思議な「消痛の小槌」がある。
- 子宝にご利益があるとされる「子授けの御神木」も有名。
- ユニークな「タコ神様」は海上安全や豊漁の神様。
- こんぴらさんとの「両まいり」でご利益が倍増すると伝わる。
- お守りや御朱印で神様のパワーを持ち帰ることができる。
- 車でのアクセスが便利で無料駐車場も完備されている。