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イエシロアリが家の中に!見つけたら絶対にやるべきこととNG行動を徹底解説

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イエシロアリが家の中に!見つけたら絶対にやるべきこととNG行動を徹底解説
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「あれ、もしかして家の中にシロアリ…?」床や壁、窓際などで虫の死骸や羽を見つけて、不安な気持ちになっていませんか。その虫、もしかしたら家を食い荒らす恐ろしいイエシロアリかもしれません。放置すれば、家の耐久性を著しく損ない、高額な修繕費用が必要になることも。本記事では、イエシロアリを家の中で見つけた際の正しい対処法から、やってはいけないNG行動、再発させないための予防策まで、あなたの不安を解消するための情報を詳しく解説します。

目次

もしかしてイエシロアリ?家の中で見分ける3つのポイント

もしかしてイエシロアリ?家の中で見分ける3つのポイント

家の中で見つけた虫が本当にイエシロアリなのか、まずは落ち着いて確認することが大切です。特に間違えやすいのが、ヤマトシロアリや普通のクロアリの羽アリです。ここでは、イエシロアリを正確に見分けるための3つの重要なポイントを解説します。

  • 羽アリの特徴で見分ける
  • 糞(ふん)で見分ける
  • 蟻道(ぎどう)で見分ける

羽アリの特徴で見分ける

イエシロアリの羽アリは、特定の時期に大量発生することがあります。もし家の中で羽アリを見つけたら、その特徴をよく観察してください。イエシロアリの羽アリは、体全体が黄褐色から茶褐色で、ヤマトシロアリよりも少し大きいのが特徴です。

見分けるための最も分かりやすいポイントは「羽」です。イエシロアリの羽は4枚ともほぼ同じ大きさ・同じ形をしていますが、クロアリの羽アリは前羽が後羽よりも大きいという明確な違いがあります。また、胴体にくびれがあるのがクロアリ、寸胴なのがシロアリと覚えておくと良いでしょう。発生時期も異なり、イエシロアリは主に6月から7月の夕方から夜にかけて飛ぶことが多いです。

種類見た目の特徴羽の特徴発生時期
イエシロアリ黄褐色~茶褐色、寸胴4枚ともほぼ同じ大きさ6月~7月の夕方~夜
ヤマトシロアリ黒褐色、寸胴4枚ともほぼ同じ大きさ4月~5月の昼間
クロアリ黒色、胴にくびれがある前羽が後羽より大きい種類によるが春~秋

糞(ふん)で見分ける

イエシロアリは、ヤマトシロアリと違って、木材を食べながら糞を排出して巣をきれいに保つ習性がありません。彼らは食べた木材と土や唾液を混ぜ合わせて「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネルや巣を作ります。そのため、被害箇所の近くに木くずのような糞が落ちていることは稀です。

もし、砂粒のような乾燥した糞がパラパラと落ちている場合は、乾材シロアリである「アメリカカンザイシロアリ」の可能性があります。イエシロアリの被害は、壁の中や床下など、目に見えない場所で進行していることが多いため、糞が見当たらないからといって安心はできません。

蟻道(ぎどう)で見分ける

イエシロアリの存在を示す最も確実な証拠の一つが「蟻道(ぎどう)」です。蟻道とは、イエシロアリが光や乾燥から身を守りながら移動・加害するために、土や木くず、自身の分泌物などで作るトンネルのことです。家の基礎部分や束石、壁などに、泥でできた線のようなものが付着していたら、それは蟻道の可能性が非常に高いでしょう。

蟻道は、イエシロアリが現在活動中であることの動かぬ証拠です。蟻道を見つけたら、絶対に自分で壊したりせず、そのままの状態で専門業者に見てもらうことが重要です。どこから侵入し、どこへ向かっているのかを知るための重要な手がかりとなります。


【絶対NG】イエシロアリを家の中で見つけた時にやってはいけないこと

【絶対NG】イエシロアリを家の中で見つけた時にやってはいけないこと

家の中でイエシロアリらしき虫を見つけると、パニックになってしまいがちです。しかし、焦って間違った対処をすると、かえって被害を拡大させてしまう恐れがあります。ここでは、絶対にやってはいけないNG行動を3つ紹介します。正しい知識で、被害の悪化を防ぎましょう。

  • 殺虫スプレーを直接かけるのは逆効果
  • 掃除機で吸い込むのも危険
  • 蟻道を安易に壊さない

殺虫スプレーを直接かけるのは逆効果

目の前に現れたシロアリを、市販の殺虫スプレーで駆除したくなる気持ちはよく分かります。しかし、これは最もやってはいけない対処法の一つです。 なぜなら、スプレーで駆除できるのは目に見えているシロアリだけであり、巣の中にいる何万、何十万という大群には全く効果がないからです。

さらに、殺虫成分を嫌がったシロアリが、今までいなかった場所へ逃げ込み、被害範囲を広げてしまう危険性があります。薬剤が届かない家の奥深くへと移動し、駆除をより困難にしてしまうのです。見つけたシロアリは、あくまで全体のほんの一部である「働きアリ」に過ぎないことを理解してください。

掃除機で吸い込むのも危険

殺虫スプレーと同様に、掃除機で吸い込むのも避けるべきです。掃除機で吸っても、シロアリは中で生きている可能性があります。そして、掃除機の排気口から別の場所へ移動したり、内部で繁殖したりするリスクもゼロではありません。

また、掃除機で吸い取ったとしても、根本的な解決にはなりません。巣本体が残っている限り、シロアリは次から次へと現れます。一時しのぎの対策は、被害発見を遅らせる原因にもなりかねません。

蟻道を安易に壊さない

基礎や壁に発見した蟻道は、見た目も悪く、すぐにでも壊してしまいたくなるかもしれません。しかし、蟻道を壊す行為もNGです。蟻道は、シロアリの侵入経路や活動範囲を特定するための非常に重要な手がかりとなります。

プロの駆除業者は、この蟻道の状態を見て、巣の場所や被害の規模を判断します。安易に壊してしまうと、シロアリが警戒して別の場所に新たな道を作ってしまい、調査が困難になります。結果として、駆除が不十分になったり、余計な費用がかかったりする可能性もあるのです。見つけたら触らず、そのままにしておきましょう。

イエシロアリを家の中で発見!今すぐやるべき応急処置と連絡先

イエシロアリを家の中で発見!今すぐやるべき応急処置と連絡先

イエシロアリの存在を確認し、NG行動を理解したら、次に行うべきは冷静な初期対応です。パニックにならず、適切な手順で行動することが、被害を最小限に食い止める鍵となります。ここでは、今すぐやるべき応急処置と、その後の具体的なアクションについて解説します。

  • 被害箇所の特定と写真撮影
  • 侵入経路の封鎖(応急処置)
  • 信頼できるプロの駆除業者に相談する

被害箇所の特定と写真撮影

まずは、落ち着いて状況を記録しましょう。イエシロアリの羽アリや本体、糞、蟻道など、発見したものを写真や動画で撮影しておくことが非常に重要です。スマートフォンのカメラで構いませんので、できるだけ鮮明に、様々な角度から撮影してください。

これらの記録は、後で専門業者に相談する際に、非常に役立つ資料となります。口頭で説明するよりも正確に状況を伝えることができ、業者はより的確な判断を下しやすくなります。また、いつ、どこで、どのような状況だったかをメモに残しておくことも忘れないようにしましょう。

侵入経路の封鎖(応急処置)

もし、羽アリが大量に発生している場合は、これ以上室内に侵入させないための応急処置が必要です。ただし、これはあくまで一時的な対策であり、根本的な解決ではないことを理解してください。羽アリが出てきている隙間や穴を、粘着テープなどで塞ぎましょう。

これにより、室内への侵入を一時的に防ぐことができます。また、出てきてしまった羽アリは、粘着テープやほうき、ちりとりなどで集めて、ビニール袋に入れて口をしっかりと縛って処分してください。この際も、殺虫スプレーの使用は避けましょう。

信頼できるプロの駆除業者に相談する

応急処置が済んだら、できるだけ早く信頼できるシロアリ駆除の専門業者に連絡を取りましょう。イエシロアリの駆除は、専門的な知識と技術が必要であり、個人で完全に行うことはほぼ不可能です。

多くの専門業者では、無料の床下診断や見積もりを行っています。複数の業者に連絡を取り、相見積もりを取ることをお勧めします。その際、撮影した写真を見せながら状況を説明すると、話がスムーズに進みます。焦って一社に決めてしまわず、サービス内容や保証、費用などをじっくり比較検討することが、後悔しない業者選びのコツです。

なぜ?イエシロアリが家の中に発生する原因と侵入経路

なぜ?イエシロアリが家の中に発生する原因と侵入経路

そもそも、なぜイエシロアリは家の中に侵入してくるのでしょうか。敵を知ることが、最善の対策に繋がります。イエシロアリの生態や好む環境を理解し、ご自身の家が危険に晒されていないかチェックしてみましょう。ここでは、イエシロアリが家に発生する主な原因と侵入経路について掘り下げていきます。

  • イエシロアリの生態と好む環境
  • 主な侵入経路は床下から
  • 雨漏りや水漏れが引き金になることも

イエシロアリの生態と好む環境

イエシロアリは、日本のシロアリの中でも特に加害能力が高く、建物に甚大な被害をもたらすことで知られています。一つの巣に生息する個体数は、多いもので100万匹にも達すると言われています。彼らは非常に湿った環境を好み、水を運ぶ能力が高いため、乾燥した木材でも自ら湿らせて食べ進めることができます。

特に、床下が低く風通しが悪い家や、家の周りに廃材や切り株などを放置している環境は、イエシロアリにとって絶好の住処となります。彼らは暗く湿った場所を好むため、普段目につかない場所で活動が始まり、気づいた時には被害が深刻化しているケースが少なくありません。

主な侵入経路は床下から

イエシロアリの主な侵入経路は、地中の巣から伸びてくる「蟻道」を経由した床下からです。具体的には、建物の基礎コンクリートのわずかなひび割れや、配管との隙間、束石(床束を支える石)などを通って家の中に侵入します。

床下は暗くて湿度が高く、イエシロアリが好む条件が揃っています。床下から土台や大引といった家の重要な構造材に到達し、そこから壁の中や柱を伝って、徐々に家全体へと被害を広げていくのです。定期的な床下点検が、シロアリ被害の早期発見においていかに重要かが分かります。

雨漏りや水漏れが引き金になることも

床下だけでなく、雨漏りや水漏れもイエシロアリを呼び寄せる大きな原因となります。屋根や外壁のひび割れから侵入した雨水が壁の内部や天井裏を湿らせると、そこがイエシロアリにとって新たな活動拠点となってしまうのです。

特にイエシロアリは水を運ぶ能力が高いため、一度水分のある場所を見つけると、そこを拠点に乾燥した木材へと活動範囲を広げることができます。お風呂場やキッチン、トイレといった水回りの床下や壁の内部も、水漏れによってシロアリの温床になりやすい危険な場所と言えるでしょう。家の水漏れや雨漏りを放置することは、シロアリに餌場を提供しているのと同じことなのです。

放置は危険!イエシロアリが家に及ぼす甚大な被害

放置は危険!イエシロアリが家に及ぼす甚大な被害

「少しぐらいなら大丈夫だろう」とイエシロアリの存在を軽視し、放置してしまうと、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。イエシロアリの食害スピードは非常に速く、被害は目に見えない場所で静かに、しかし確実に進行します。ここでは、イエシロアリが家に及ぼす具体的な被害について解説します。

  • 家の構造材を食い荒らし耐震性を低下させる
  • 被害は木材だけじゃない!断熱材やコンクリートも
  • 修繕にかかる高額な費用

家の構造材を食い荒らし耐震性を低下させる

イエシロアリの最も恐ろしい被害は、家の土台や柱、梁といった主要な構造材を食い荒らしてしまうことです。木材の内部をスカスカにしてしまうため、建物の強度が著しく低下し、耐震性が損なわれます。

見た目には何の変化もなくても、壁や床の中では被害が深刻に進行しているケースが少なくありません。大きな地震が発生した際に、シロアリ被害が原因で家が倒壊してしまったという事例も報告されています。大切な家族の命と財産を守るためにも、イエシロアリの放置は絶対に許されません。

被害は木材だけじゃない!断熱材やコンクリートも

イエシロアリの被害は木材だけに留まりません。彼らは餌である木材にたどり着くためなら、障害となるものをいとも簡単に破壊します。例えば、床下の発泡スチロール系断熱材は、シロアリにとって格好の巣床となり、内部をボロボロにされてしまいます。

さらに驚くべきことに、柔らかいコンクリートやプラスチック、ゴムなども食い破ることがあります。基礎コンクリートのわずかな亀裂を広げて侵入したり、電気ケーブルの被覆をかじって漏電を引き起こしたりする危険性もあるのです。イエシロアリの被害は、私たちが想像する以上に広範囲に及ぶことを知っておく必要があります。

修繕にかかる高額な費用

イエシロアリの被害を放置した結果、待っているのは高額な修繕費用です。駆除費用はもちろんのこと、食い荒らされた土台や柱の交換、床の張り替え、壁の補修など、リフォーム費用は数百万円にのぼることも珍しくありません。

被害が広範囲に及んでいる場合は、建て替えを検討せざるを得ない状況になる可能性すらあります。シロアリ駆除の費用を惜しんだために、その何十倍もの修繕費用がかかってしまったという事態は絶対に避けたいものです。早期発見・早期駆除が、結果的に最も経済的な対策となるのです。

イエシロアリ駆除の費用相場と業者選びのポイント

イエシロアリ駆除の費用相場と業者選びのポイント

イエシロアリの駆除を業者に依頼する場合、気になるのがその費用です。また、数ある業者の中からどこを選べば良いのか、迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、駆除費用の相場観と、後悔しないための優良な業者選びのポイントを分かりやすく解説します。

  • 駆除費用の目安(坪単価・平米単価)
  • 優良な駆除業者の見分け方5つのコツ
  • おすすめのシロアリ駆除業者比較

駆除費用の目安(坪単価・平米単価)

シロアリ駆除の費用は、主に「施工面積」と「駆除方法」によって決まります。一般的に、費用は坪単価や平米(㎡)単価で算出されます。イエシロアリの場合、巣が大きく活動範囲も広いため、ヤマトシロアリよりも駆除費用が高くなる傾向があります。

一般的な費用相場は以下の通りです。

  • 坪単価:8,000円~12,000円程度
  • 平米単価:2,400円~3,600円程度

例えば、施工面積が20坪(約66㎡)の家であれば、16万円~24万円程度が目安となります。ただし、これはあくまで標準的なバリア工法(薬剤散布)の場合です。被害状況が深刻で特殊な工法が必要な場合や、ベイト工法(毒餌)を選択する場合は、費用がさらに高くなることがあります。必ず複数の業者から詳細な見積もりを取り、内訳を確認することが重要です。

優良な駆除業者の見分け方5つのコツ

大切なマイホームを任せる業者選びは慎重に行いたいものです。以下の5つのポイントをチェックして、信頼できる優良業者を見極めましょう。

  1. 無料の床下診断と詳細な見積もりがあるか: 診断内容や被害状況を写真などで丁寧に説明し、見積もりの内訳(薬剤名、使用量、作業内容など)が明確な業者は信頼できます。
  2. 公益社団法人日本しろあり対策協会の会員か: この協会は、シロアリ防除に関する技術の向上や安全な薬剤の使用を推進しており、加盟していることは一つの信頼の証となります。
  3. 十分な実績と経験があるか: 会社の設立年数や施工実績を確認しましょう。長年の経験は、様々な状況に対応できる技術力の証明です。
  4. 充実した保証とアフターフォローがあるか: 通常、駆除後には5年程度の保証がつきます。保証期間中の再発時に無償で対応してくれるかなど、保証内容をしっかり確認しましょう。
  5. 質問に対して誠実に答えてくれるか: 不安な点や疑問に対して、専門用語を多用せず、分かりやすく丁寧に説明してくれる担当者がいる業者は安心です。

おすすめのシロアリ駆除業者比較

どの業者に頼めばいいか分からないという方のために、全国対応で実績も豊富な代表的なシロアリ駆除業者をいくつかご紹介します。業者選びの参考にしてください。

業者名特徴保証期間支払い方法
シロアリ110番東証プライム上場企業が運営。加盟店制度で全国対応。明朗会計で追加料金なし。5年現金、クレジットカード
アサンテJA(農協)の指定業者。全国に直営店があり、高品質な施工で定評がある。5年(条件により10年)現金、クレジットカード、ローン
ダスキン知名度が高く安心感がある。シロアリ駆除だけでなく、総合的なハウスケアサービスを提供。5年現金、クレジットカード、ダスキンカード
雨宮創業50年以上の老舗。関東中心に展開し、丁寧な施工とアフターフォローが魅力。5年現金、クレジットカード

これらの業者は、いずれも無料調査・無料見積もりに対応しています。まずは気軽に相談し、ご自身の目で比較検討することをおすすめします。

もう繰り返さない!イエシロアリを寄せ付けないための予防策

もう繰り返さない!イエシロアリを寄せ付けないための予防策

一度イエシロアリの駆除を行っても、家の環境が変わらなければ再発のリスクは残ります。大切なのは、シロアリが住み着きにくい環境を維持することです。ここでは、自分でできる手軽な予防策と、プロによる本格的な予防処理について解説します。将来の安心のために、ぜひ実践してください。

  • 自分でできる予防策
  • プロによる定期的な点検と予防処理

自分でできる予防策

日々の少しの心がけで、シロアリの発生リスクを大きく減らすことができます。費用をかけずに今日から始められる予防策をご紹介します。

  • 家の周りを整理整頓する: 家の基礎周りに木材や段ボール、植木鉢などを置かないようにしましょう。これらはシロアリの餌になったり、隠れ家になったりします。
  • 風通しを良くする: 床下換気口の前に物を置かず、空気の流れを妨げないようにします。庭の草木が茂りすぎている場合は、剪定して風通しと日当たりを確保しましょう。
  • 水漏れや雨漏りを放置しない: 定期的に水回りや天井、壁などをチェックし、異常があればすぐに修理します。湿った木材はシロアリを呼び寄せる最大の原因です。
  • 羽アリの発生時期に注意する: イエシロアリの羽アリが発生する6月~7月は、網戸をしっかり閉め、不要な灯りを消すなどして、室内への侵入を防ぎましょう。

プロによる定期的な点検と予防処理

自分でできる対策に加えて、プロによる定期的なメンテナンスを行うことが、シロアリ対策の最も確実な方法です。多くの駆除業者が行う予防処理は、薬剤の効果が続く5年ごとに行うのが一般的です。

予防処理では、床下の土壌や木部に薬剤を散布・塗布し、シロアリが侵入できないようにバリア層を形成します。これにより、長期間にわたって家をシロアリから守ることができます。費用はかかりますが、万が一被害に遭った際の修繕費用を考えれば、決して高い投資ではありません。多くの業者では、保証期間中の無料点検も実施しています。プロの目で定期的にチェックしてもらうことで、早期発見に繋がり、安心して暮らすことができるでしょう。

よくある質問

よくある質問

イエシロアリは自分で駆除できますか?

結論から言うと、イエシロアリの完全な自己駆除はほぼ不可能です。市販の薬剤で目に見えるシロアリを駆除できても、巣の中心にいる女王アリや、壁の中、床下に潜む何十万もの個体を根絶することはできません。中途半端な対策は被害を拡大させるリスクが高いため、発見次第、速やかにプロの専門業者に相談することを強くお勧めします。

賃貸物件でイエシロアリが出た場合、費用は誰が負担しますか?

賃貸物件でシロアリが発生した場合、駆除費用は原則として大家さん(貸主)の負担となります。建物の維持管理は貸主の義務だからです。ただし、入居者が原因でシロアリを発生させたと判断された場合(例えば、庭に大量の木材を放置していたなど)、入居者が費用の一部または全部を負担するケースもあります。まずは管理会社や大家さんに速やかに報告し、対応を相談しましょう。

イエシロアリの保証期間はどのくらいですか?

プロの業者による駆除施工後の保証期間は、一般的に5年間です。これは、使用される薬剤の有効期間がおおよそ5年であるためです。保証期間内にシロアリが再発した場合は、無償で再施工してくれるのが一般的です。契約時には、保証の範囲や条件(免責事項など)をしっかりと書面で確認しておくことが大切です。

羽アリが大量発生したのですが、どうすればいいですか?

羽アリが大量に発生した場合、まずは落ち着いてください。殺虫スプレーは使わず、窓を閉め切って室内への侵入を最小限に食い止めます。出てきた羽アリは、掃除機で吸うか、ほうきとちりとりで集めてビニール袋に入れ、口を縛って処分します。そして、できるだけ早く専門業者に連絡し、点検を依頼してください。羽アリの大量発生は、近くに成熟した巣がある強力なサインです。

まとめ

まとめ
  • イエシロアリは家の中にいる虫の中でも特に危険。
  • 羽アリや蟻道(ぎどう)の有無でイエシロアリか判断する。
  • 殺虫スプレーや掃除機での自己処理は絶対NG。
  • 被害を広げないため、蟻道は壊さずそのままに。
  • 見つけたらまず状況を写真で記録することが重要。
  • 応急処置として侵入経路をテープで塞ぐ。
  • 根本解決にはプロの駆除業者への相談が不可欠。
  • イエシロアリは湿った暗い場所を好む。
  • 主な侵入経路は床下の隙間から。
  • 雨漏りや水漏れはイエシロアリを呼び寄せる。
  • 放置すると家の耐震性が著しく低下する。
  • 駆除費用は坪単価8,000円からが目安。
  • 業者選びは保証と実績、相見積もりが鍵。
  • 家の周りの整理整頓が自分でできる予防策。
  • 5年ごとのプロによる予防処理で再発を防ぐ。
イエシロアリが家の中に!見つけたら絶対にやるべきこととNG行動を徹底解説

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