\ ポイント最大11倍! /

グンバイムシ駆除に効くスプレーはこれ!おすすめ薬剤と使い方、徹底予防法

当ページのリンクには広告が含まれています。
グンバイムシ駆除に効くスプレーはこれ!おすすめ薬剤と使い方、徹底予防法
  • URLをコピーしました!

大切に育てている庭木や草花の葉に、白いカスリ状の斑点がポツポツと…。それはもしかしたら、「グンバイムシ」の仕業かもしれません。体長わずか3~5mmほどの小さな虫ですが、繁殖力が強く、放置すると植物の見た目を損なうだけでなく、生育を妨げる厄介な害虫です。この記事では、そんなグンバイムシの駆除に効果的なスプレー剤の紹介から、正しい使い方、二度と発生させないための予防策まで、詳しく解説していきます。あなたのガーデニングライフを守るため、ぜひ最後までお読みください。

目次

あなたの植物は大丈夫?グンバイムシ被害のサインを見逃さないで!

あなたの植物は大丈夫?グンバイムシ被害のサインを見逃さないで!

グンバイムシの被害は、早期発見・早期対応が何よりも重要です。まずは、被害のサインを正確に見分けられるようになりましょう。ご自身の植物に以下のような症状がないか、チェックしてみてください。

  • 葉にかすり状の白い斑点が現れる
  • 葉の裏に黒い点々(フン)が付着する
  • 被害を受けやすい植物一覧

葉にかすり状の白い斑点が現れる

グンバイムシの最も代表的な被害症状が、葉の表面に現れる白いカスリ状の斑点です。 これは、グンバイムシが葉の裏から吸汁し、葉緑素が抜けてしまうことで起こります。 最初は小さな白い点がポツポツと現れる程度ですが、被害が進行すると斑点同士がつながり、葉全体が白っぽく見えるようになってしまいます。 この状態になると、光合成が阻害され、植物の生育が悪くなる原因となります。ハダニやコナジラミの被害と似ていますが、グンバイムシの場合は後述する黒いフンがあるのが特徴です。

葉の裏に黒い点々(フン)が付着する

葉の裏をよく観察してみてください。もし、ヤニのような黒い点々やベタベタした汚れが付着していたら、それはグンバイムシのフン(排泄物)である可能性が高いです。 この黒い汚れは、グンバイムシがいた明確な証拠であり、被害を見分けるための重要なポイントになります。 被害が拡大すると、この黒いフンで葉裏がびっしりと汚れてしまい、見た目が非常に悪くなります。この黒い汚れがあるかどうかで、似たような被害をもたらすハダニなどと区別することができます。

被害を受けやすい植物一覧

グンバイムシは非常に多くの植物に寄生しますが、特に被害に遭いやすい植物があります。ご自宅で育てている植物が下記に含まれていないか確認してみましょう。

一般的に被害が報告されている植物は以下の通りです。

  • 花木類: ツツジ、サツキ、シャクナゲ、アジサイ、サクラ、ウメ、カエデ
  • 果樹類: ナシ、リンゴ、モモ、カキ、クリ
  • 草花類: キク、アスター、ヒマワリ
  • 野菜類: ナス、サツマイモ、フキ、ゴボウ
  • その他: プラタナス、アセビ、フジ

特にツツジやサツキに発生する「ツツジグンバイ」や、ナシに発生する「ナシグンバイ」は有名です。 また、近年では北米原産の「アワダチソウグンバイ」がキク科植物やサツマイモなどに被害を及ぼし、問題となっています。 これらの植物を育てている場合は、特に注意深く観察することが大切です。


【即効性重視】グンバイムシ駆除におすすめのスプレー剤3選

【即効性重視】グンバイムシ駆除におすすめのスプレー剤3選

グンバイムシを見つけたら、被害が広がる前に迅速に駆除することが重要です。ここでは、効果が高く、園芸初心者でも使いやすいおすすめのスプレー剤を3つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合ったものを選んでみてください。

  • 迷ったらコレ!幅広い効果「ベニカXネクストスプレー」
  • 予防効果も!活力成分配合「カダンプラスDX」
  • 浸透移行性で葉裏まで効く「オルトラン」シリーズ

迷ったらコレ!幅広い効果「ベニカXネクストスプレー」

どのスプレーを選べば良いか迷ったら、まずおすすめしたいのが住友化学園芸(KINCHO園芸)の「ベニカXネクストスプレー」です。 この製品の最大の特長は、世界で初めて5種類もの有効成分を配合している点です。 異なる作用を持つ成分が組み合わさることで、グンバイムシはもちろん、アブラムシやハダニ、さらにはうどんこ病などの病気まで、幅広い病害虫に効果を発揮します。

速効性のある成分で害虫を素早く退治しつつ、植物全体に浸透して効果が持続する「浸透移行性」の成分も含まれているため、雨にも強く、散布後に発生した害虫にも効果が期待できます。 薬剤抵抗性がついた害虫にも効きやすいのも嬉しいポイントです。 1本で害虫と病気の対策が同時にできるため、非常にコストパフォーマンスが高く、初心者からベテランまで幅広くおすすめできる殺虫殺菌スプレーです。

予防効果も!活力成分配合「カダンプラスDX」

フマキラーから販売されている「カダンプラスDX」も、グンバイムシ駆除に非常に有効なスプレー剤です。 この製品の魅力は、殺虫・殺菌効果に加えて、植物を元気にする活力成分が配合されている点です。 害虫被害で弱ってしまった植物をケアしながら、駆除と予防が同時に行えます。

また、予防効果の高さも特筆すべき点で、アブラムシに対しては約1ヶ月間の予防効果が持続します。 害虫が発生する前にあらかじめ散布しておくことで、被害を未然に防ぐことが可能です。 浸透移行性の薬剤なので、葉の裏に隠れているグンバイムシにもしっかり効果が届きます。 野菜から花、庭木まで幅広い植物に使えるため、家庭菜園やガーデニングの強い味方になってくれるでしょう。

浸透移行性で葉裏まで効く「オルトラン」シリーズ

長年多くのガーデナーに愛用されている定番の殺虫剤が「オルトラン」シリーズです。 特に、水に溶かしてスプレーとして使用する「オルトラン水和剤」や、エアゾールタイプの「GFオルトランC」がグンバイムシ駆除に適しています。

オルトランの最大の強みは、優れた「浸透移行性」にあります。 薬剤が葉や根から吸収され、植物の隅々まで行き渡るため、薬剤が直接かかりにくい葉裏に潜んでいるグンバイムシや、卵から孵化したばかりの幼虫もしっかりと退治することができます。 効果の持続期間が長いのも特徴で、一度散布すれば長期間害虫の発生を抑えることが可能です。 粒剤タイプの「GFオルトラン粒剤」を株元に撒いておけば、予防効果も期待できます。

効果を最大化する!グンバイムシ駆除スプレーの正しい使い方

効果を最大化する!グンバイムシ駆除スプレーの正しい使い方

せっかく効果の高いスプレー剤を用意しても、使い方が間違っていては十分な効果が得られません。ここでは、スプレー剤の効果を最大限に引き出すための正しい使い方と、注意点について解説します。ちょっとしたコツで駆除効果は大きく変わりますよ。

  • 散布のベストタイミングは?
  • 葉の裏までしっかり散布するのがコツ
  • スプレー使用時の注意点

散布のベストタイミングは?

スプレー散布のベストタイミングは、グンバイムシの活動が活発になる時期の初期段階です。具体的には、幼虫が多く見られる5月から7月頃が最も効果的な駆除のタイミングと言えるでしょう。 グンバイムシは年に数回発生しますが、特に春先から被害が目立ち始め、高温で乾燥する夏場に多発する傾向があります。

散布する時間帯としては、風のない穏やかな日の早朝や夕方がおすすめです。日中の高温時に散布すると、薬剤がすぐに蒸発してしまったり、薬害の原因になったりすることがあるため避けましょう。 また、雨が降る直前の散布も、薬剤が流れてしまうため効果が薄れてしまいます。天気予報をよく確認し、散布後しばらく晴天が続く日を選びましょう。

葉の裏までしっかり散布するのがコツ

グンバイムシ駆除において、最も重要なポイントと言っても過言ではないのが、「葉の裏」に薬剤を散布することです。 グンバイムシの成虫も幼虫も、そのほとんどが葉の裏に潜んで吸汁しています。 そのため、葉の表面にだけスプレーをかけても、肝心の虫には薬剤が届かず、全く意味がありません。

スプレーをする際は、葉を一枚一枚めくるようなイメージで、葉の裏側まで薬剤がまんべんなくかかるように丁寧に散布してください。 特に、被害が出ている葉や、その周辺の葉は念入りに行いましょう。浸透移行性の薬剤であっても、散布ムラがあると効果が半減してしまいます。少し手間はかかりますが、この一手間が駆除の成功率を大きく左右します。

スプレー使用時の注意点

農薬である殺虫スプレーを使用する際は、安全のためにいくつかの注意点を守る必要があります。まず、散布作業をするときは、マスク、手袋、長袖・長ズボンの作業着を着用し、薬剤が皮膚に付着したり、吸い込んだりしないようにしましょう。 また、風の強い日は薬剤が飛散し、自分自身や近隣の住宅、洗濯物などにかかってしまう恐れがあるため、散布は避けてください。

ペットや子供がいるご家庭では、散布中や散布後、薬剤が乾くまでは作業場所に近づけないように配慮が必要です。ミツバチなどの益虫に影響を与える可能性のある薬剤もあるため、開花時期の使用には注意が必要です。 使用前には必ず製品のラベルをよく読み、記載されている使用方法、適用作物、使用回数などを必ず守って正しく使用してください。

もう発生させない!グンバイムシの徹底予防策

もう発生させない!グンバイムシの徹底予防策

グンバイムシの被害を最小限に抑えるには、駆除だけでなく、そもそも発生させない「予防」の視点が非常に重要です。日頃のちょっとしたお手入れで、グンバイムシが寄り付きにくい環境を作ることができます。ここでは、誰でも簡単にできる予防策をご紹介します。

  • 風通しを良くして発生しにくい環境を作る
  • こまめな葉水で乾燥を防ぐ
  • 発生源となる雑草はこまめに除去

風通しを良くして発生しにくい環境を作る

グンバイムシは、風通しの悪い、湿気がこもりやすい場所を好みます。 特に、葉が密集している株の下枝などは、格好の隠れ家となってしまいます。こうした環境を作らないために、定期的な剪定が非常に効果的です。

混み合った枝や葉を間引く「間引き剪定」を行い、株全体の風通しと日当たりを良くしましょう。 これにより、グンバイムシが発生しにくい環境になるだけでなく、他の病害虫の予防にも繋がります。植物の健康を保つ上でも、適切な剪定は欠かせない作業です。

こまめな葉水で乾燥を防ぐ

グンバイムシは、高温で乾燥した環境で発生しやすくなります。 特に、梅雨明け後の夏場は注意が必要です。そこで有効なのが「葉水(はみず)」です。葉水とは、霧吹きなどで葉の表面や裏側に水を吹きかけることです。

定期的に葉水を行うことで、葉の周りの湿度を保ち、乾燥を防ぐことができます。 これはグンバイムシだけでなく、同じく乾燥を好むハダニの予防にも効果的です。葉の裏側までしっかりと水をかけることで、虫を洗い流す効果も期待できます。ただし、日中の高温時に行うと葉が蒸れてしまう可能性があるので、早朝や夕方の涼しい時間帯に行うのがおすすめです。

発生源となる雑草はこまめに除去

見落としがちですが、庭やプランターの周りの雑草もグンバイムシの発生源となることがあります。 特に、キク科の雑草であるセイタカアワダチソウなどは、アワダチソウグンバイの温床となります。

これらの雑草で増えたグンバイムシが、大切な草花や庭木に飛来して被害を及ぼすケースは少なくありません。 栽培している植物の周りはもちろん、庭全体の雑草をこまめに抜き取り、グンバイムシの隠れ家や繁殖場所をなくすことが重要です。雑草管理は、あらゆる病害虫対策の基本と言えるでしょう。

スプレー以外の駆除方法|農薬に頼らないナチュラルな対策

スプレー以外の駆除方法|農薬に頼らないナチュラルな対策

「できるだけ農薬は使いたくない」という方もいらっしゃるでしょう。グンバイムシの発生数が少ない初期段階であれば、農薬を使わない方法でも対処が可能です。ここでは、環境や人体に優しいナチュラルな駆除方法をいくつかご紹介します。

  • 牛乳スプレーの効果と作り方
  • 木酢液・食酢で寄せ付けない
  • 物理的に捕殺する方法

牛乳スプレーの効果と作り方

農薬を使わない方法としてよく知られているのが、牛乳を使ったスプレーです。牛乳を水で2倍程度に薄めたものをスプレーボトルに入れ、グンバイムシがいる葉の裏を中心に散布します。散布した牛乳が乾く際に膜を作り、グンバイムシを窒息させる効果が期待できると言われています。

ただし、この方法はアブラムシなどには効果が見られることがありますが、グンバイムシに対しては効果が限定的である可能性も指摘されています。また、散布後に牛乳の匂いが残ったり、腐敗してカビの原因になったりすることもあるため、散布後はしばらくしてから水で洗い流すなどのケアが必要です。あくまで初期段階の応急処置として試してみるのが良いでしょう。

木酢液・食酢で寄せ付けない

木酢液や食酢の独特の匂いを害虫が嫌う性質を利用した、忌避剤(きひざい)として活用する方法もあります。 木酢液や食酢を製品の規定に従って水で希釈(一般的に木酢液は200~500倍、食酢は25~50倍程度)し、葉の裏を中心に散布します。

これは直接的な殺虫効果を狙うものではなく、グンバイムシを寄せ付けにくくするための予防的な対策です。 定期的に散布することで、ある程度の効果は期待できますが、すでに大量発生してしまった場合には効果が薄いかもしれません。 他の予防策と組み合わせて行うのがおすすめです。

物理的に捕殺する方法

最も原始的ですが、確実な方法が物理的に捕殺することです。発生数が少ないうちであれば、この方法が最も手っ取り早く、環境への負荷もありません。

グンバイムシは葉の裏に群生していることが多いので、粘着テープ(ガムテープなど)を葉の裏に貼り付けて、一気に捕獲するのが効率的です。 また、被害がひどい葉は、他の葉に広がる前に葉ごと切り取ってしまい、ビニール袋などに入れて密閉し、処分するのも有効な手段です。 定期的に植物を観察し、見つけ次第、地道に取り除いていくことが大切です。

よくある質問

よくある質問

グンバイムシの発生時期はいつですか?

グンバイムシの発生時期は4月から10月頃までと長く、年に数回発生を繰り返します。 特に被害が多くなるのは、春先と、高温乾燥が続く夏から初秋にかけてです。 多くの種類は成虫の姿で落ち葉の下などで越冬し、春になると活動を開始します。

グンバイムシに天敵はいますか?

はい、グンバイムシにも天敵は存在します。カメムシの仲間や、グンバイムシの幼虫に寄生するハチなどが知られています。 しかし、これらの天敵だけで庭のグンバイムシを完全に駆除するのは難しいのが現状です。天敵が活動しやすい環境を整えることも大切ですが、被害が広がっている場合は殺虫剤などによる対策が必要になります。

グンバイムシは人体に害はありますか?

グンバイムシが人を刺したり、毒を持っていたりすることはなく、人体に直接的な害を及ぼすことは基本的にありません。 しかし、洗濯物などに付着して室内に侵入することがあり、不快に感じる方もいるかもしれません。アレルギーの原因になるという報告は現在のところ見当たりませんが、気になる場合は注意が必要です。

グンバイムシは室内にも発生しますか?

グンバイムシは屋外の植物に寄生する昆虫なので、室内で繁殖することは通常ありません。しかし、網戸や洗濯物にくっついて家の中に入ってくることはあります。室内で見かけた場合は、ティッシュなどで捕まえて駆除すれば問題ありません。観葉植物に付くことも稀にありますが、基本的には屋外の害虫と考えてよいでしょう。

牛乳スプレーが効かない場合はどうすればいいですか?

牛乳スプレーは、あくまで発生初期の簡易的な対策です。グンバイムシが大量に発生してしまっている場合や、散布しても効果が見られない場合は、被害が手遅れになる前に、本記事で紹介したような市販の殺虫剤(スプレー剤)の使用を検討することをおすすめします。 特に浸透移行性の薬剤は、葉の裏に隠れたグンバイムシにも効果が高く、確実な駆除が期待できます。

まとめ

まとめ
  • グンバイムシの被害は葉の白い斑点と裏の黒いフンが特徴。
  • 駆除には「ベニカXネクストスプレー」などがおすすめ。
  • スプレーは葉の裏までしっかり散布するのが重要。
  • 散布のタイミングは幼虫が多い5月~7月が効果的。
  • 予防には風通しを良くする剪定が有効。
  • 乾燥を防ぐための葉水も予防に繋がる。
  • 発生源となる雑草はこまめに除去すること。
  • 農薬を使わない方法として牛乳スプレーがある。
  • 木酢液や食酢は忌避剤として利用できる。
  • 発生初期なら粘着テープでの捕殺も有効。
  • 被害がひどい葉は切り取って処分する。
  • 発生時期は4月~10月で、特に夏場に多い。
  • グンバイムシは人体に直接的な害はない。
  • 室内での繁殖は基本的にない。
  • 効果がない場合は早めに市販の殺虫剤に切り替える。

迷ったらコレ!幅広い効果「ベニカXネクストスプレー」

予防効果も!活力成分配合「カダンプラスDX」

浸透移行性で葉裏まで効く「オルトラン」シリーズ

グンバイムシ駆除に効くスプレーはこれ!おすすめ薬剤と使い方、徹底予防法

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次