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上腕骨外側上顆炎の正しい読み方と、テニス肘の症状・原因・対処法を徹底解説

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上腕骨外側上顆炎の正しい読み方と、テニス肘の症状・原因・対処法を徹底解説
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「上腕骨外側上顆炎」という言葉を目にしたとき、その複雑な漢字の並びに「どう読めばいいのだろう?」と戸惑う方は少なくありません。しかし、この病気は「テニス肘」という通称で知られ、スポーツをする方だけでなく、日常生活で腕をよく使う多くの方々が経験する身近な症状です。本記事では、この少し難しい病名の正しい読み方から、その症状、原因、そしてご自身でできる対処法や医療機関での治療方法まで、詳しく解説していきます。

目次

「上腕骨外側上顆炎」の読み方と意味を理解する

「上腕骨外側上顆炎」の読み方と意味を理解する

まず、多くの方が疑問に感じる「上腕骨外側上顆炎」の正しい読み方から確認していきましょう。この病名は、その名の通り、体の特定の部位に起こる炎症を表しています。読み方を理解することで、病気への理解も深まります。

正しい読み方は「じょうわんこつがいそくじょうかえん」

「上腕骨外側上顆炎」は、「じょうわんこつがいそくじょうかえん」と読みます。一つ一つの漢字を見ていくと、「上腕骨(じょうわんこつ)」は肩から肘までの骨、「外側(がいそく)」は体の外側、「上顆(じょうか)」は骨の突出した部分、そして「炎(えん)」は炎症を意味します。つまり、上腕骨の外側にある突出部に炎症が起きている状態を指す病名なのです。

この読み方を覚えておくと、医療機関での説明もスムーズに理解できるでしょう。

「テニス肘」と呼ばれる理由と正式名称

「上腕骨外側上顆炎」は、一般的に「テニス肘」という通称で広く知られています。この通称は、テニスプレーヤー、特にバックハンドストロークを繰り返すことで肘の外側に痛みが生じやすいことから名付けられました。しかし、実際にこの症状で医療機関を訪れる方の多くは、テニスをしていない一般の方々です。

日常生活での腕の使いすぎや特定の作業が原因となることが多いため、テニスをしていないからといって無関係ではありません。この正式名称と通称を理解しておくことは、ご自身の症状を把握する上でとても大切です。


上腕骨外側上顆炎(テニス肘)とは?その正体と主な症状

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)とは?その正体と主な症状

「テニス肘」という言葉はよく聞くけれど、具体的にどのような状態なのか、どのような痛みが現れるのか、詳しく知らない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、この病気の正体と、日常生活でどのような症状に悩まされるのかを解説します。

肘の外側に痛みが生じる病気

上腕骨外側上顆炎は、肘の外側にある骨の突出部(上腕骨外側上顆)に付着している腱に炎症や微細な損傷が起こることで痛みが生じる病気です。この部分には、手首や指を伸ばすための筋肉(伸筋群)の腱が集まっています。これらの筋肉を繰り返し使いすぎると、腱の付着部に負担がかかり、炎症や変性が生じてしまうのです。 痛みは、腱の炎症だけでなく、腱自体の質の低下や微小な断裂が原因となることもあります。

日常生活で感じる具体的な痛み

上腕骨外側上顆炎の痛みは、特定の動作で強く現れるのが特徴です。例えば、雑巾を絞る動作や、重いフライパンを持ち上げる時、ペットボトルの蓋を開ける時、ドアノブを回す時などに、肘の外側に鋭い痛みを感じることがあります。 また、パソコンのキーボードを打つ作業や、草引きなどの繰り返し動作でも痛みを感じることがあります。

初期の段階では安静にしていれば痛みがないことが多いですが、症状が進行すると、安静時にもズキズキとした痛みを感じるようになる場合もあります。 握力の低下を感じたり、痛みで物をうっかり落としてしまったりすることもあるため、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。

なぜ起こる?上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の主な原因

なぜ起こる?上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の主な原因

上腕骨外側上顆炎は、特定のスポーツをする人だけの病気ではありません。実は、私たちの身近な動作の中に、その原因が潜んでいることがあります。ここでは、この病気が発症する主な理由について掘り下げていきましょう。

繰り返しの動作による腱への負担

上腕骨外側上顆炎の最も一般的な原因は、手首や指を伸ばす筋肉(伸筋群)への繰り返しの過度な負担です。これらの筋肉は肘の外側の骨に付着しており、日常的に手や腕を使う動作が多いと、腱の付着部に炎症や微細な損傷が生じやすくなります。 具体的には、テニスのバックハンドストロークだけでなく、ゴルフやバドミントンなどのラケット競技、重い鍋を振る料理、硬いものを包丁で切る作業、草引き、掃き掃除、荷物の持ち運びといった家事や職業上の動作が挙げられます。

パソコンの長時間使用による不自然な手首の角度も、原因の一つとなることがあります。 これらの動作が繰り返されることで、腱の損傷が回復する時間を奪い、症状が悪化してしまうのです。

加齢による腱の質の変化

上腕骨外側上顆炎は、特に40代から50代にかけて多く発症する傾向があります。 これは、加齢に伴い腱の柔軟性が低下し、質が変化することが大きな要因と考えられています。 若い頃には問題なかった程度の負担でも、年齢を重ねると腱が損傷を受けやすくなり、回復力も衰えてしまうため、炎症が起こりやすくなるのです。

腱の変性や劣化が進むと、一度発症すると治りにくくなることもあります。そのため、年齢を問わず、腕の使いすぎには注意し、早期の対処が重要となります。

自分でできる上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の対処法と予防

自分でできる上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の対処法と予防

肘の痛みに悩まされているとき、まずはご自身でできる対処法や、今後の予防策を知りたいと思うでしょう。ここでは、痛みを和らげ、再発を防ぐための具体的な方法をご紹介します。

痛みを和らげるための安静と工夫

上腕骨外側上顆炎の治療において、最も基本となるのは患部の安静です。 痛みを誘発する動作を避け、腕を休ませることが大切です。仕事や家事で腕を使わざるを得ない場合は、動作の仕方を工夫することで負担を軽減できます。例えば、重い物を持つ際は、手のひらを下に向けて持つのではなく、手のひらを上に向けて持ち上げるように意識しましょう。

また、肘を完全に伸ばした状態で作業するのを避け、やや曲げた状態で行うと良いでしょう。 テニス肘用のサポーターやバンドも、腱の付着部にかかるストレスを軽減し、痛みを和らげるのに役立ちます。 適切な装着方法については、医療機関で相談することをおすすめします。

効果的なストレッチとトレーニング

痛みが落ち着いてきたら、手首や指のストレッチをこまめに行うことが大切です。 筋肉の柔軟性を高めることで、腱にかかる負担を減らし、回復を早める効果が期待できます。具体的なストレッチ方法としては、肘を伸ばした状態で手のひらを下に向け、反対の手で手首をゆっくりと下に引っ張り、前腕の外側が伸びていることを感じるように30秒程度保持します。

これを1日3回程度、痛みのない範囲で無理なく続けることがコツです。 また、症状が改善してきたら、ペットボトルや軽いダンベルなどを使って手首の筋力トレーニングを行うことも、再発予防につながります。 ただし、痛みが強い時期は筋力トレーニングは控え、ストレッチに専念しましょう。

悪化させないための日常生活の注意点

上腕骨外側上顆炎の悪化を防ぎ、再発を予防するためには、日頃からの注意が欠かせません。運動をする前には、必ず腕全体のストレッチングを行い、筋肉を温めておくことが大切です。 運動後には、患部をアイシングすることで、炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。 15分程度のアイシングが目安ですが、長時間冷やしすぎないように注意しましょう。

テニスをする場合は、ラケットのガットを緩めに張る、バックハンドを片手ではなく両手で行うなど、フォームや用具を見直すことも有効です。 また、手や手首の繰り返しの動きや、強く握る動作を避けるように意識し、作業環境を整えることも重要です。 痛みを感じたら無理をせず、早めに対処することが、症状の進行を防ぐための大切な一歩となります。

医療機関での診断と治療の進め方

医療機関での診断と治療の進め方

ご自身での対処だけでは痛みが改善しない場合や、痛みが強い場合は、医療機関を受診することが重要です。専門医による適切な診断と治療を受けることで、症状の早期改善を目指せます。

専門医による診断方法

医療機関では、まず問診で症状の経過や痛みの状況を詳しく確認します。その上で、いくつかの疼痛誘発テストを行い、上腕骨外側上顆炎であるかを診断します。代表的なテストには、以下の3つがあります。

  • Thomsen(トムセン)テスト:肘を伸ばした状態で手首を反らせる動作に抵抗を加えたときに、肘の外側に痛みが生じるかを確認します。
  • Chair(チェア)テスト:肘を伸ばしたまま片手で椅子を持ち上げようとしたときに、肘の外側に痛みが生じるかを確認します。
  • 中指伸展テスト:肘を伸ばしたまま中指を反らせる動作に抵抗を加えたときに、肘の外側に痛みが生じるかを確認します。

これらのテストで痛みが誘発されれば、上腕骨外側上顆炎と診断されることが多いです。 また、超音波検査(エコー検査)で腱の肥厚や炎症所見を確認したり、慢性的な場合はMRIで腱の変性を見つけたりすることもあります。 レントゲン検査では骨に異常が見られないことも多いですが、他の病気との鑑別のために行われることもあります。

保存療法と手術療法の選択肢

上腕骨外側上顆炎の治療は、基本的に保存療法が中心となります。 保存療法には、以下のような方法があります。

  • 薬物療法:湿布や塗り薬、内服薬(消炎鎮痛剤)で炎症を抑え、痛みを和らげます。
  • 理学療法:ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法、温熱療法、電気治療、衝撃波治療などが行われます。
  • 注射療法:痛みが強い場合には、局所麻酔薬とステロイドを混ぜた注射を患部に直接行うことがあります。 ただし、ステロイド注射の頻回な使用は腱を弱くする可能性があるため、医師と相談しながら慎重に進める必要があります。
  • 装具療法:テニス肘用のサポーターやバンドを装着することで、患部への負担を軽減します。

これらの保存療法で6ヶ月から1年程度経過しても痛みが改善しない場合や、日常生活に大きな支障がある場合には、手術療法が検討されることもあります。 手術には、炎症を起こした腱を切除する方法や、関節鏡を用いた手術などがあります。 医師とよく相談し、ご自身の症状や生活スタイルに合った治療方法を選択することが大切です。

よくある質問

よくある質問

上腕骨外側上顆炎は自然に治りますか?

上腕骨外側上顆炎は、多くの場合、安静や適切な対処を行うことで自然に治癒することが期待できます。しかし、すぐに治るわけではなく、数ヶ月かかることもあります。痛みを我慢して使い続けると悪化し、治療期間が長くなる可能性もあるため、早めに適切な対処を始めることが大切です。

テニス肘の痛みはどのくらいで治りますか?

テニス肘の痛みが治まるまでの期間は、症状の程度や原因、治療方法によって大きく異なります。軽度であれば数週間で改善することもありますが、慢性化している場合は数ヶ月から1年、あるいはそれ以上かかることもあります。根気強く治療を続けることが重要です。

テニス肘のストレッチは毎日しても大丈夫ですか?

テニス肘のストレッチは、痛みのない範囲で毎日行うことが推奨されます。筋肉の柔軟性を高め、腱への負担を軽減するのに効果的です。ただし、痛みが強い時期は無理に行わず、医師や理学療法士の指導のもとで適切な方法と頻度で行うようにしましょう。

テニス肘とゴルフ肘の違いは何ですか?

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は肘の外側に痛みが生じるのに対し、ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)は肘の内側に痛みが生じるのが主な違いです。テニス肘は手首を反らす筋肉の使いすぎが原因となることが多いですが、ゴルフ肘は手首を曲げる筋肉の使いすぎが原因となることが多いです。

テニス肘のサポーターはどのような効果がありますか?

テニス肘のサポーター(エルボーバンド)は、肘の外側にある腱の付着部を圧迫することで、筋肉の収縮時に腱にかかるストレスを軽減する効果が期待できます。これにより、痛みを和らげ、患部への負担を減らすことができます。

まとめ

  • 「上腕骨外側上顆炎」は「じょうわんこつがいそくじょうかえん」と読みます。
  • 通称「テニス肘」と呼ばれ、肘の外側に痛みが生じる病気です。
  • テニスだけでなく、家事や仕事での腕の使いすぎが主な原因です。
  • 雑巾絞りや物を持つ動作で肘の外側に痛みを感じることが特徴です。
  • 加齢による腱の質の変化も発症の一因となります。
  • 痛みを和らげるには安静と動作の工夫が重要です。
  • テニス肘用サポーターやバンドも痛みの軽減に役立ちます。
  • 手首や指のストレッチは筋肉の柔軟性を高めるコツです。
  • 運動前後のストレッチやアイシングで予防に努めましょう。
  • 医療機関では疼痛誘発テストで診断します。
  • 保存療法が治療の中心で、薬物療法や理学療法があります。
  • 痛みが強い場合はステロイド注射が選択肢となります。
  • 改善しない場合は手術療法が検討されることもあります。
  • 早期の対処が症状の悪化を防ぎ、治癒を早めます。
  • 専門医と相談し、ご自身に合った治療方法を見つけることが大切です。
上腕骨外側上顆炎の正しい読み方と、テニス肘の症状・原因・対処法を徹底解説

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