大人気海外ドラマ「クリミナル・マインド」。その中でも、カラフルなファッションと天才的なハッキング能力でBAUに欠かせない存在、ペネロープ・ガルシア。彼女の「降板説」が流れた時、多くのファンが心を痛めたのではないでしょうか?「ガルシアがいないクリミナル・マインドなんて考えられない!」そんなあなたの不安を解消します。本記事では、ガルシアの降板の噂の真相から、リバイバル版での活躍、そして演じる女優の素顔まで、気になる情報を徹底的に解説していきます。
結論:ガルシアは『クリミナル・マインド』を降板していない!

まず結論からお伝えします。ペネロープ・ガルシアは『クリミナル・マインド』を降板していません!長年のファンの方は、どうぞご安心ください。ただし、なぜこれほどまでに「降板説」が広まってしまったのでしょうか。それにはいくつかの理由が関係しています。この章では、ガルシアが降板していない事実と、噂が広まった背景について詳しく見ていきましょう。
- オリジナルシリーズでは一度も降板なし!BAUの心臓部として活躍
- なぜ?ガルシアの「降板」の噂が広まった2つの理由
- リバイバル版『エボリューション』ではBAUに完全復帰!
オリジナルシリーズでは一度も降板なし!BAUの心臓部として活躍
ペネロープ・ガルシアを演じる女優、カーステン・ヴァングスネスは、シーズン1の第1話からファイナルシーズンであるシーズン15まで、一度も休むことなく出演し続けました。 彼女は、デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャや、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーらと共に、番組の最初から最後までを支え続けた数少ないオリジナルキャストの一人です。
ガルシアは、その卓越した情報分析能力で、現場の捜査官たちを後方から支援するBAUの心臓部ともいえる存在。彼女の明るいキャラクターと、モーガンとの軽妙なやり取りは、シリアスな事件が続くドラマの中での癒やしであり、多くの視聴者に愛されてきました。そんな彼女が降板するということは、シリーズの根幹を揺るがす一大事であり、実際には起こっていません。
なぜ?ガルシアの「降板」の噂が広まった2つの理由
では、なぜ「降板」という噂がこれほどまでに広まってしまったのでしょうか。主な理由として、以下の2点が考えられます。
理由①:オリジナルシリーズ最終回での「転職」
噂の最大の原因は、オリジナルシリーズ(シーズン15)の最終回でのガルシアの決断でしょう。長年BAUのために尽くしてきた彼女は、最終話でBAUを去り、非営利団体へ転職する道を選びました。 これは、凶悪犯罪に日々向き合うことによる精神的な負担や、新たな人生を歩みたいという彼女の前向きな気持ちを描いた、ストーリー上の展開でした。
しかし、この「BAUを去る」という描写が、演じている女優カーステン・ヴァングスネス自身の「降板」と誤解されてしまった可能性があります。ドラマのフィナーレということもあり、キャラクターの旅立ちが、そのまま俳優の降板として受け取られてしまったのです。
理由②:過去の契約交渉トラブル
もう一つの理由として、過去に報じられた契約交渉のトラブルが挙げられます。2017年、シーズン13への更新を前に、ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスとJJ役のA・J・クックが、男性共演者との報酬格差の是正を求めて、制作側と交渉を行いました。
この交渉は一時難航し、もし要求が受け入れられなければ二人がそろって降板する可能性もあると報じられたのです。 最終的には二人の要求が通り、無事に契約は更新されましたが、この時の報道が記憶に残っているファンが、「ガルシアが降板するかもしれない」というイメージを持ち続けてしまったことも、噂の一因と考えられます。
リバイバル版『エボリューション』ではBAUに完全復귀!
オリジナルシリーズの終了から2年後、ファン待望のリバイバル版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』が制作されました。そして、もちろんそこにはガルシアの姿もありました!
物語は、ガルシアがBAUを去ったところから始まります。しかし、BAUが史上最悪のシリアルキラーネットワークに直面したことで、彼女の天才的なスキルが再び必要とされるのです。 最初は復帰に消極的だったガルシアですが、かつての仲間たちの危機を前に、再びキーボードを手に取ることを決意。一度は離れたBAUに、力強いメンバーとして完全復帰を果たしています。
【ネタバレ】リバイバル版でガルシアが一度BAUを去った本当の理由

リバイバル版で、ガルシアは一度BAUを離れた生活を送っていました。彼女が愛着のある職場を去った背景には、ストーリー上の深い理由が存在します。それは決して、演じる女優の都合といった現実世界の問題ではありません。ここでは、ガルシアがBAUと距離を置いた、その胸の内に迫ります。
- ストーリー上の理由:バーンアウトと新たな人生の模索
- 演じる女優カーステン・ヴァングスネスの降板ではない
ストーリー上の理由:バーンアウトと新たな人生の模索
ガルシアがBAUを去った最大の理由は、長年にわたる仕事による精神的な燃え尽き(バーンアウト)です。彼女は15年以上もの間、画面の向こう側で繰り広げられる残虐な事件の数々と向き合い続けてきました。その明るい振る舞いの裏で、彼女の心は少しずつすり減っていたのです。
オリジナルシリーズの最終回で彼女が下した転職の決断は、これ以上悲惨な情報に心を痛めることなく、もっと直接的に人々を助ける仕事がしたいという切実な願いの表れでした。 リバイバル版の冒頭で彼女がBAUへの復帰をためらったのも、ようやく手に入れた平穏な生活を失いたくないという思いがあったからです。しかし、仲間を思う気持ちと、彼女にしかできないことがあるという使命感が、最終的に彼女を再びBAUへと導きました。
演じる女優カーステン・ヴァングスネスの降板ではない
前述の通り、この一連の流れはあくまで物語上の設定です。ガルシアを演じるカーステン・ヴァングスネス自身が、番組を降板したいと申し出たわけではありません。むしろ、この「ガルシアがBAUを去る」というストーリーラインは、ショーランナーとカーステン自身が一緒に考えたものだと明かされています。
視聴者に近い存在であるガルシアを一度BAUから離すことで、視聴者もまたオリジナルシリーズの終了という区切りを受け入れやすくなる、という意図があったようです。 そして、リバイバル版で彼女が復帰するまでの葛藤を描くことで、キャラクターにさらなる深みを与えています。カーステンはリバイバル版にも意欲的に参加しており、ガルシアという役を心から愛していることがうかがえます。
ガルシア役の女優カーステン・ヴァングスネスはどんな人?プロフィールと現在

ドラマのムードメーカー、ガルシアを魅力的に演じている女優、カーステン・ヴァングスネス。彼女の素顔は、私たちが知るガルシアと似ているのでしょうか?それとも全く違うのでしょうか?ここでは、カーステン・ヴァングスネスのプロフィールや女優以外の才能、そして気になるプライベートについてご紹介します。
- カーステン・ヴァングスネスのプロフィール
- 女優だけじゃない!脚本家としての才能も発揮
- 気になるプライベートと現在の活動
カーステン・ヴァングスネスのプロフィール
まずは彼女の基本的なプロフィールから見ていきましょう。
名前 | カーステン・ヴァングスネス (Kirsten Vangsness) |
生年月日 | 1972年7月7日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州パサデナ |
主な出演作 | 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シリーズ |
幼い頃から女優を志し、大学で演劇を学んだ後、舞台女優としてキャリアをスタートさせました。そして、2005年から『クリミナル・マインド』のペネロープ・ガルシア役に抜擢され、一躍その名を知られることになります。意外なことに、ガルシアとは正反対で、実はパソコンの操作が苦手だというお茶目な一面も持っています。
女優だけじゃない!脚本家としての才能も発揮
カーステンの才能は、演技だけにとどまりません。彼女は脚本家としても活動しており、『クリミナル・マインド』の一部のエピソードで脚本を共同執筆しています。 彼女が脚本に参加したエピソードは、キャラクターの心情がより深く描かれているとファンの間でも評価が高いです。
例えば、モーガンがBAUを去るシーズン11の感動的なエピソードも、彼女が共同で脚本を手掛けたものの一つです。 自分の演じるキャラクターだけでなく、番組全体への深い愛情と理解があるからこそ、心に響くストーリーを生み出せるのでしょう。
気になるプライベートと現在の活動
プライベートでは、2015年に俳優で脚本家のキース・ハンソンと婚約したことを発表しています。 彼女のユニークな人柄は結婚式のプランにも表れており、「恐竜のフィギュアをテーブルの目印にしたい」と語るなど、ガルシアを彷彿とさせるチャーミングな一面をのぞかせています。
現在もリバイバル版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』にガルシア役で出演を続けており、元気な姿を見せてくれています。 女優として、脚本家として、そして一人の女性として、彼女の今後の活躍からも目が離せません。
【ファン必見】クリミナル・マインド他の主要キャストの降板理由まとめ

『クリミナル・マインド』は長寿シリーズゆえに、ガルシア以外にも多くのキャストの卒業がありました。ファンに衝撃を与えたあの人の降板、その裏にはどんな理由があったのでしょうか?ここでは、BAUを去っていった主要な仲間たちの降板理由を、一人ひとり振り返っていきます。
- 【解雇】ホッチ(トーマス・ギブソン)が突然いなくなった衝撃の理由
- 【円満降板】モーガン(シェマー・ムーア)がBAUを去った前向きな理由
- 【精神的理由】ギデオン(マンディ・パティンキン)の悲しい降板劇
- 【大人の事情】JJ(A・J・クック)が一度だけ経験した不本意な降板
- 【不在なだけ】リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)は降板していない!リバイバル版に出演しない理由
【解雇】ホッチ(トーマス・ギブソン)が突然いなくなった衝撃の理由
BAUの頼れるリーダー、アーロン・ホッチナーの突然の降板は、多くのファンに衝撃を与えました。シーズン12の序盤で彼の姿が見えなくなった理由は、撮影現場でのトラブルによる「解雇」でした。
報道によると、ホッチを演じるトーマス・ギブソンが、脚本家の一人と創作上の意見の相違から口論となり、相手を蹴ってしまったとされています。 この暴力行為が問題視され、当初は数話の出演停止処分でしたが、最終的に番組を解雇されるという厳しい結果に至りました。 ドラマ内では「証人保護プログラムに入った」という形で処理されましたが、その裏側では非常に残念な出来事があったのです。
【円満降板】モーガン(シェマー・ムーア)がBAUを去った前向きな理由
ガルシアとの名コンビで人気を博したデレク・モーガン。彼がシーズン11でBAUを去ったのは、「俳優としてさらに成長したい」という彼自身の前向きな決断によるものでした。
モーガンを演じたシェマー・ムーアは、11年間という長い期間を過ごした『クリミナル・マインド』を「大学」のようだと表現し、次のステップに進む時が来たと感じていたと語っています。 彼は監督や脚本には挑戦せず、あくまで俳優としての可能性を試したいという強い意志を持っていました。 降板後もゲストとして度々登場しており、番組への愛情が深いことがうかがえます。
【精神的理由】ギデオン(マンディ・パティンキン)の悲しい降板劇
初期のBAUを支えた伝説のプロファイラー、ジェイソン・ギデオン。彼がシーズン3の冒頭で置き手紙を残して去った理由は、演じていた俳優マンディ・パティンキンの精神的な負担が限界に達したためでした。
パティンキンは、番組の内容がこれほど残虐で、女性が暴行されたり殺されたりするとは想像していなかったと後に語っています。 ギデオンという役を演じ続けることで、彼自身の心にも悪影響が及ぶことを恐れ、自ら降板を申し出たのです。 役柄に入り込む実力派俳優だからこその、悲しい降板理由でした。
【大人の事情】JJ(A・J・クック)が一度だけ経験した不本意な降板
BAUの渉外担当からプロファイラーへと成長を遂げたジェニファー・ジャロウ(JJ)。彼女はシーズン6で一度、番組を去っています。しかしこれは本人の意思ではなく、制作費削減という名目の、放送局上層部の意向(いわゆるリストラ)によるものでした。
この決定にファンからは大きな反発の声が上がり、その声に後押しされる形で、JJはシーズン7から見事にレギュラー復帰を果たします。 一時的な降板ではありましたが、ファンの愛がいかに大きいかを証明する出来事となりました。
【不在なだけ】リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)は降板していない!リバイバル版に出演しない理由
IQ187の天才、Dr.スペンサー・リードは、オリジナルシリーズを最後まで完走しており、降板はしていません。しかし、リバイバル版『エボリューション』には登場しておらず、ファンをやきもきさせています。
リードがリバイバル版に出演していない理由は、単純に他のプロジェクトとのスケジュールが合わなかったためです。 演じているマシュー・グレイ・ギュブラー自身は、15年間リード役を演じきった達成感を感じつつも、復帰には非常に意欲的です。 共演者たちも彼の復帰を心待ちにしており、将来的には再びリードの姿が見られる可能性は十分にあります。
『クリミナル・マインド』に関するよくある質問

ガルシアとモーガンの”Baby Girl”な関係はどうなった?
ガルシアとモーガンのプラトニックで愛情深い関係は、シリーズの名物でした。モーガンがBAUを去った後も、二人の絆が途切れることはありません。モーガンは降板後も何度かゲスト出演しており、その度にガルシアとの心温まる再会シーンが描かれています。 プライベートでも演じるシェマー・ムーアとカーステン・ヴァングスネスは非常に仲が良く、その良好な関係が画面にも表れています。 リバイバル版では、ガルシアとルーク・アルヴェスとの間に新たなロマンスの可能性が示唆されており、彼女の恋の行方も注目ポイントの一つです。
リバイバル版はどこで見れる?
リバイバル版である『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(シーズン16以降)は、日本ではディズニープラスで独占配信されています。 オリジナルシリーズのシーズン1から15もディズニープラスで視聴可能ですので、この機会に一気見するのもおすすめです。
『クリミナル・マインド』は打ち切りになったの?
オリジナルシリーズは、視聴率の低下などを理由に2020年のシーズン15をもって一度終了(打ち切り)となりました。 しかし、そのわずか2年後にはリバイバル版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』として復活。 ファンからの根強い人気に支えられ、シリーズは現在も続いています。 スピンオフ作品の中にはシーズン2で終了したものもありますが、本家シリーズの人気は健在です。
まとめ

- ガルシアはオリジナルシリーズを一度も降板していない。
- 降板の噂は、最終回の転職と過去の契約交渉が原因。
- リバイバル版『エボリューション』でBAUに完全復帰している。
- 一度BAUを去ったのは、精神的な燃え尽きが理由のストーリー展開。
- 演じるカーステン・ヴァングスネスは脚本家としても才能を発揮。
- ホッチの降板理由は、現場での暴力トラブルによる解雇。
- モーガンの降板は、俳優としての成長を望んだ円満なもの。
- ギデオンは、役柄の残虐さに精神的に耐えられず自ら降板。
- JJは、局の都合で一度降板したがファンの声で復帰した。
- リードは降板しておらず、スケジュールの都合でリバイバル版は不在。
- リバイバル版はディズニープラスで視聴可能。
- オリジナルシリーズは一度終了したが、リバイバル版として継続中。
- ガルシア役のカーステンはプライベートで婚約している。
- 彼女は役柄と違い、実はパソコンが苦手。
- 他のキャストの降板理由も様々で、ドラマの歴史を物語っている。