人気ロックバンドDISH//が、かつて所属していた「EBiDAN」。
「あれ、DISH//ってEBiDANじゃなかったっけ?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、DISH//は2016年にEBiDANを卒業しています。
本記事では、DISH//がEBiDANを卒業した理由、円満卒業と言われる真相、そして現在のメンバーの活躍について、ファンの皆さんが気になる情報を徹底的に解説していきます!
DISH//がEBiDANを卒業したのはいつ?

まず、DISH//がいつEBiDANを卒業したのか、その時期をはっきりさせておきましょう。DISH//がEBiDANを卒業したのは、2016年のことです。当時、ファンにとっては大きなニュースとなりましたが、その背景にはどのような経緯があったのでしょうか。
この章では、DISH//のEBiDAN卒業について、以下の点を詳しく見ていきます。
- DISH//のEBiDAN卒業が発表された経緯
- 卒業は円満だったのか?その真相
DISH//のEBiDAN卒業が発表された経緯
DISH//のEBiDAN卒業は、2016年に開催されたEBiDANのライブイベント「EBiDAN THE LIVE 2016 ~Summer Party~」のステージ上で、メンバー自身の口から発表されました。このサプライズ発表は、会場にいた多くのファンを驚かせました。
突然の発表ではありましたが、メンバーの言葉からは、前向きな決断であることが伝わってきました。リーダーの北村匠海さんは、「僕たちは次のステージに進みます」といった趣旨の発言をしており、グループとしてのさらなる成長を目指しての卒業であることを示唆していました。決してネガティブな雰囲気ではなく、むしろ未来への希望に満ちた卒業発表だったと言えるでしょう。
この発表は、DISH//が単なるアイドルグループではなく、本格的なロックバンドとして活動していくという強い意志の表れでもありました。EBiDANという大きな枠組みから一歩踏み出し、自分たちの力で音楽シーンを切り拓いていくという覚悟が感じられました。
卒業は円満だったのか?その真相
ファンの間で最も気になるのが、「卒業は本当に円満だったのか?」という点でしょう。結論から言うと、DISH//のEBiDAN卒業は円満卒業であったと言えます。
卒業後も、DISH//のメンバーはEBiDANの他グループのメンバーと良好な関係を続けています。例えば、超特急のメンバーとはプライベートでも交流があり、SNSなどでその様子が投稿されることも少なくありません。また、EBiDANのイベントにDISH//がゲストとして登場したり、逆にDISH//のライブにEBiDANの後輩グループが駆けつけたりといった交流も見られます。
もし不仲やトラブルが原因での卒業であれば、このような良好な関係は続かないはずです。事務所も同じスターダストプロモーションであり、完全に袂を分かったわけではありません。DISH//が「EBiDAN」という枠組みから卒業し、独自の道を歩み始めたという表現が最も適切でしょう。これは、グループの成長に伴う自然なステップアップであり、事務所やEBiDAN全体が彼らの決断を応援し、後押しした結果だと考えられます。
DISH//がEBiDANを卒業した本当の理由

DISH//のEBiDAN卒業が円満であったことは分かりましたが、では、なぜ彼らは卒業という道を選んだのでしょうか。公式には「次のステージへ進むため」と語られていますが、その背景にはいくつかの具体的な理由が考えられます。
この章では、DISH//がEBiDANを卒業した本当の理由について、以下の3つの側面から深掘りしていきます。
- 理由① バンドとしての本格的な活動への専念
- 理由② グループの成長と方向性の変化
- 理由③ 不仲説や確執はあったのか?
理由① バンドとしての本格的な活動への専念
DISH//がEBiDANを卒業した最も大きな理由は、「バンドとしての活動に本格的に専念するため」だと考えられます。
DISH//は結成当初、「ダンスロックバンド」という新しいスタイルを掲げて活動していました。これは、演奏しながらダンスもするという、非常にユニークなコンセプトです。EBiDANに所属していた頃は、アイドル的な要素も強く、歌やダンス、そしてファンとの交流を重視した活動が中心でした。
しかし、メンバーの演奏技術が向上し、音楽への探求心が深まるにつれて、彼らはより本格的なロックバンドとしての道を志向するようになります。実際に楽器を演奏する「生バンド」としてのライブにこだわり始め、楽曲制作にも積極的に関わるようになりました。EBiDANという枠組みは、若手男性アーティストを育成するという大きな目的があり、アイドル的な活動も求められます。DISH//がアーティストとして、バンドとして一本立ちするためには、その枠組みから卒業し、自分たちの音楽性と真摯に向き合う必要があったのです。
卒業は、彼らが「アイドル」から「アーティスト」へと脱皮するための、必然的な選択だったと言えるでしょう。
理由② グループの成長と方向性の変化
グループの成長とそれに伴う方向性の変化も、卒業の大きな要因です。
DISH//は2011年に結成され、メンバーは当時まだ10代でした。EBiDANという環境は、若い彼らがエンターテイナーとして成長するための素晴らしい土壌でした。歌やダンスのレッスンはもちろん、ファンとのコミュニケーション方法やステージでの立ち居振る舞いなど、多くのことを学んだはずです。
しかし、時が経ち、メンバーが大人になるにつれて、グループとしての目標や目指す音楽性も変化していきます。特に、ボーカルの北村匠海さんは俳優としても高い評価を得るようになり、グループ全体の知名度も飛躍的に向上しました。グループが大きく成長し、世間的な認知度がEBiDANという枠を超えてしまったことも、卒業を後押しした一因かもしれません。
DISH//という一つの独立したバンドとして、より広いフィールドで挑戦したいという思いが強くなったのは、ごく自然な流れです。EBiDANで培った経験を糧に、次のステップへと進むべきタイミングが訪れた、ということなのでしょう。
理由③ 不仲説や確執はあったのか?
グループの卒業や脱退というと、必ずと言っていいほど囁かれるのが「不仲説」です。DISH//のEBiDAN卒業に関しても、一部ではメンバー間や他のEBiDANグループとの確執を疑う声もありました。
しかし、前述の通り、DISH//と他のEBiDANグループとの関係は現在も非常に良好です。卒業後も頻繁に交流があり、お互いの活動をリスペクトし合っている様子がうかがえます。もし深刻な不仲や確執があったとすれば、このような関係性は築けないでしょう。
もちろん、同じグループで長年活動していれば、意見の衝突や小さなすれ違いはあったかもしれません。しかし、それが卒業に直結するような大きな問題に発展したとは考えにくいです。むしろ、彼らはそうした違いを乗り越え、グループとしてより強固な絆を築いてきたからこそ、全員で「卒業」という大きな決断を下すことができたのではないでしょうか。
結論として、DISH//のEBiDAN卒業の理由に、不仲や確執といったネガティブな要素はなかったと断言して良いでしょう。
そもそもEBiDANとは?DISH//との関係性を解説

ここまでDISH//のEBiDAN卒業について話してきましたが、「そもそもEBiDANって何?」と思っている方もいるかもしれません。DISH//とEBiDANの関係性をより深く理解するために、EBiDANそのものについて解説します。
この章では、EBiDANの基本情報と、そこにDISH//がどのように関わっていたのかを見ていきましょう。
- EBiDAN(恵比寿学園男子部)の概要
- DISH//はEBiDAN内でどのような存在だったのか
- DISH//以外にEBiDANを卒業したグループはいる?
EBiDAN(恵比寿学園男子部)の概要
EBiDAN(エビダン)とは、芸能事務所スターダストプロモーションに所属する若手男性俳優・タレントで構成されるアーティスト集団、演劇集団です。「恵比寿学園男子部」の略称で、その名の通り、将来のエンターテインメント界を担う若者たちが切磋琢磨する「学校」のような存在です。
EBiDANには、様々なコンセプトを持つ多数のグループが所属しています。代表的なグループには、以下のようなグループがいます。
- 超特急: メインダンサー&バックボーカルグループ
- M!LK: 変幻自在なユニット
- SUPER★DRAGON: 9人組ミクスチャーユニット
- さくらしめじ: フォークデュオ
- ONE N’ ONLY: 南米でも人気の実力派グループ
これらのグループは、それぞれが独自の音楽性やパフォーマンススタイルを持ちながらも、「EBiDAN」という大きな括りのもとで、合同ライブ「EBiDAN THE LIVE」を開催するなど、グループの垣根を越えた活動も行っています。ファンにとっては、お気に入りのグループだけでなく、様々な個性を持つグループに出会える魅力的な場所となっています。
DISH//はEBiDAN内でどのような存在だったのか
DISH//は、EBiDANの初期から活動しており、超特急と並んでEBiDANを牽引する中心的な存在でした。彼らの成功が、後輩グループの道筋を作ったと言っても過言ではありません。
「ダンスロックバンド」という前例のないスタイルでデビューしたDISH//は、EBiDANの中でも異彩を放っていました。アイドル的な親しみやすさと、バンドとしてのカッコよさを両立させ、多くのファンを獲得。日本武道館での単独公演を成功させるなど、EBiDANの知名度を飛躍的に高めることに大きく貢献しました。
後輩グループのメンバーからは、憧れの先輩として名前が挙がることも多く、彼らがEBiDANに残した功績は計り知れません。DISH//は、EBiDANの歴史を語る上で欠かすことのできない、伝説的なグループなのです。
DISH//以外にEBiDANを卒業したグループはいる?
「DISH//のように、EBiDANを卒業したグループは他にもいるの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
DISH//と同じく、EBiDANの創成期を支えた超特急も、2018年にEBiDANを「卒業」するという形式ではありませんが、「EBiDANの看板」という立場から一歩引いて、独自の活動に専念していくことを発表しました。これは「卒業」とは少しニュアンスが異なりますが、グループが成長し、独自の道を歩み始めるという点ではDISH//と似たケースと言えるかもしれません。
また、過去にはメンバーの脱退や解散によって活動を終了したグループはいくつか存在しますが、DISH//のようにグループとして円満に「卒業」し、その後も第一線で活躍を続けているケースは非常に稀です。
これは、DISH//がEBiDAN内で確固たる地位を築き、事務所からもその先の活動を強く期待されていたことの証左と言えるでしょう。
EBiDAN卒業後のDISH//メンバーの現在と活躍

EBiDANを卒業し、新たなステージへと進んだDISH//。彼らは今、どのような活動をしているのでしょうか。卒業後のメンバーそれぞれの活躍は、ファンならずとも気になるところです。
この章では、EBiDAN卒業後のDISH//の輝かしい活躍について、詳しくご紹介します。
- バンドとしての快進撃と代表曲「猫」の大ヒット
- メンバーそれぞれのソロ活動と俳優業での成功
バンドとしての快進撃と代表曲「猫」の大ヒット
EBiDAN卒業後のDISH//は、バンドとして目覚ましい快進撃を続けています。その象徴ともいえるのが、2020年にリリースされた楽曲「猫」の大ヒットです。
この曲は、シンガーソングライターのあいみょんさんが作詞作曲を手掛けたバラードで、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で北村匠海さんがアコースティックバージョンを披露したことをきっかけに、爆発的な人気を獲得しました。ストリーミングの累計再生回数は数億回を突破し、DISH//の名前を日本中に知らしめる国民的ヒットソングとなりました。
「猫」のヒットは、彼らがEBiDAN卒業時に掲げた「バンドとして本格的に活動する」という目標を見事に達成した証です。この成功を機に、DISH//は数々の音楽番組に出演し、紅白歌合戦への出場も果たしました。彼らの音楽は、今や世代を問わず多くの人々に愛されています。EBiDAN卒業という決断が、バンドとしての大きな飛躍に繋がったことは間違いありません。
メンバーそれぞれのソロ活動と俳優業での成功
DISH//の魅力は、バンドとしての活動だけにとどまりません。メンバーそれぞれがソロでも多彩な才能を発揮しています。
特にボーカル&ギターの北村匠海さんは、俳優として大活躍しています。映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して以降、数々の映画やドラマで主演を務め、今や日本を代表する若手俳優の一人です。
また、DJ/キーボードの橘柊生さんは、DJ To-iとしてソロの音楽活動も精力的に行っており、クラブイベントやフェスにも多数出演しています。ドラムの泉大智さんは、他のアーティストへの楽曲提供を行うなど、作曲家としての才能も開花させています。ギターの矢部昌暉さんも、舞台俳優として着実にキャリアを積み重ねています。
このように、メンバーそれぞれが個々の活動でも成功を収めていることが、グループ全体の魅力をさらに高めています。バンド活動とソロ活動が相乗効果を生み出し、DISH//というグループをより大きな存在にしているのです。
よくある質問

ここでは、DISH//のEBiDAN卒業に関して、多くの人が抱く疑問についてQ&A形式でお答えします。
DISH//と超特急の関係は今どうなっていますか?
DISH//と超特急の関係は、現在も非常に良好です。EBiDANの初期から苦楽を共にしてきた「戦友」であり、お互いをリスペクトし合う良きライバル関係にあります。
プライベートでの交流も続いており、SNSではメンバー同士が一緒に写っている写真が投稿されることも珍しくありません。また、音楽番組で共演した際には、楽しそうに話す姿が見られます。
ファンからは「皿特急」という愛称で呼ばれることもあり、2組の絆は今も健在です。グループの垣根を越えた特別な関係性は、ファンにとっても嬉しいポイントでしょう。
EBiDANを卒業してDISH//にデメリットはありましたか?
EBiDANを卒業したことによる明確なデメリットは、ほとんどなかったと言えるでしょう。
強いて挙げるとすれば、EBiDAN全体のファン層にアピールする機会が減ったことかもしれません。EBiDANの合同ライブなどに出演しなくなったため、他のグループのファンにDISH//の音楽を直接届ける場は少なくなりました。
しかし、それを補って余りあるほど、DISH//はバンドとして独自のファン層を確立し、大きく飛躍しました。「猫」の大ヒットにより、EBiDANを知らなかった層にもファンが拡大し、結果的には卒業は大きなメリットをもたらしたと考えられます。
DISH//のメンバー構成に変化はありましたか?
DISH//は結成以降、メンバーの加入・脱退を経験しています。
EBiDAN卒業後の2017年1月に、ドラマーとして泉大智さんが正式に加入し、現在の4人体制となりました。泉さんはもともとDISH//のライブでサポートドラマーを務めており、メンバーとの親交も深かったため、ファンにも温かく迎え入れられました。
一方で、2018年には、結成メンバーであった小林龍二さんがグループを脱退しています。
メンバーの変遷を経て、現在の北村匠海、矢部昌暉、橘柊生、泉大智の4人は、より強固な結束力でバンド活動を続けています。
DISH//のファンクラブはEBiDANと別ですか?
はい、DISH//のオフィシャルファンクラブ「皿組GOLD」は、EBiDAN全体のファンクラブとは独立して運営されています。
EBiDANには、所属グループ全体の情報が得られる「EBiDAN mobile」というモバイルサイトがありますが、DISH//のより詳細な情報やチケットの先行予約などを希望する場合は、「皿組GOLD」への入会が必要です。
これは、DISH//がEBiDANから独立した一つのアーティストとして活動していることの表れでもあります。ファンクラブを分けることで、よりDISH//に特化したサービスを提供できるというメリットがあります。
まとめ

- DISH//は2016年にEBiDANを卒業した。
- 卒業理由はバンド活動への専念とグループの成長のため。
- 卒業は円満であり、不仲や確執が理由ではない。
- EBiDANはスターダスト所属の若手男性アーティスト集団。
- DISH//はEBiDANの初期を支えた中心的な存在だった。
- 卒業後、代表曲「猫」が大ヒットし国民的バンドに。
- ボーカルの北村匠海は俳優としても大成功を収めている。
- 他のメンバーもソロ活動で多彩な才能を発揮している。
- 超特急など他のEBiDANグループとの関係は今も良好。
- 卒業によるデメリットはほとんどなく、大きな飛躍に繋がった。
- 2017年に泉大智が加入し、現在の4人体制となった。
- ファンクラブはEBiDANとは別の「皿組GOLD」。
- 卒業は「アイドル」から「アーティスト」への進化だった。
- 彼らの決断は、グループの未来を切り拓くためのもの。
- DISH//は今もなお、バンドとして成長し続けている。