一生に一度の晴れ舞台、成人式。久しぶりに会う友人との再会に胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。しかし、同時に「当日の持ち物って何が必要なんだろう？」「忘れ物をして恥ずかしい思いをしたくない…」といった不安を抱えていませんか？特に男性の場合、女性に比べて情報が少なく、準備に戸惑うことも少なくありません。この記事を読めば、そんなあなたの悩みをすべて解決できます。成人式当日に必要な持ち物を網羅したチェックリストから、あると便利なアイテム、服装別の注意点まで、万全の準備で最高の一日を迎えるための情報を詳しく解説します。
【結論】これだけは絶対に忘れないで！成人式男性の必須持ち物リスト
成人式当日に「忘れた！」と慌てることがないよう、まずは絶対に必要となる持ち物から確認しましょう。これさえあれば、最低限の心配はいりません。家を出る前にもう一度、このリストで最終チェックをしてくださいね。
この章では、成人式に必ず持っていくべき必須アイテムをリストアップしてご紹介します。
- 成人式の招待状（案内状）
- スマートフォン
- 財布（コンパクトなものがおすすめ）
- ハンカチ・ティッシュ
成人式の招待状（案内状）
まず絶対に忘れてはならないのが、自治体から送られてくる成人式の招待状（案内状）です。 これがないと、会場に入れない可能性があります。 記念品を受け取る際に必要になる場合もあるため、必ずカバンに入れておきましょう。 通常、成人式の1ヶ月〜2ヶ月ほど前に自宅に郵送されます。 もし紛失してしまった場合でも、自治体のホームページからダウンロードできることが多いので、慌てずに確認してみてください。
スマートフォン
今や生活に欠かせないスマートフォンも、成人式当日の必須アイテムです。 久しぶりに会う友人との写真撮影や連絡先の交換、会場までの地図の確認など、活躍する場面は数多くあります。 大事な場面で充電切れ…なんてことにならないよう、前日の夜にしっかりと充電しておくことを忘れずに。 不安な方は、次に紹介するモバイルバッテリーも持っていくとより安心です。
財布（コンパクトなものがおすすめ）
財布ももちろん必需品です。ただし、普段使っている長財布はスーツのポケットに入れるとかさばり、シルエットが崩れる原因になります。 そのため、当日は二つ折りや三つ折りのコンパクトな財布に必要なものだけを移し替えて持っていくのがスマートです。 最近はキャッシュレス決済が主流ですが、二次会での割り勘などを考えると、ある程度の現金（特に千円札や小銭）を用意しておくと便利でしょう。
ハンカチ・ティッシュ
ハンカチやティッシュは、社会人としての身だしなみとしても持っておきたいアイテムです。 式典中に汗を拭いたり、食事の際に口元を拭いたりと、意外と使う場面があります。 特にスーツや袴を汚さないためにも、必ずポケットに忍ばせておきましょう。
【あると超便利！】周りと差がつく！成人式男性の持ち物リスト
必須ではないけれど、持っていると「準備がいいな」と周りから一目置かれたり、自分自身が快適に過ごせたりする便利なアイテムがあります。少し荷物に余裕があれば、ぜひ加えてみてください。いざという時に役立つものばかりです。
この章では、持っていると便利なアイテムをご紹介します。
- モバイルバッテリー
- エコバッグ
- 寒さ対策グッズ（カイロなど）
- 身だしなみグッズ
- いざという時の備え（絆創膏・常備薬など）
モバイルバッテリー
前述の通り、成人式当日はスマートフォンが大活躍します。写真を撮ったり、連絡を取り合ったりしていると、想像以上にバッテリーの減りが早いものです。 特に寒い冬はバッテリーの消耗が激しくなる傾向があります。 式典から二次会、三次会と長丁場になることも多いので、モバイルバッテリーを一つ持っておくと、充電切れの心配なく一日中楽しめます。
エコバッグ
成人式では、自治体から記念品や資料などが配られることがよくあります。 せっかくビシッとスーツで決めていても、記念品の入った袋で両手がふさがってしまうのは少し格好悪いですよね。そんな時に役立つのがエコバッグです。小さく折りたためるタイプをカバンに忍ばせておけば、荷物が増えてもスマートに持ち帰ることができます。
寒さ対策グッズ（カイロなど）
多くの成人式は、一年で最も寒い1月に行われます。 会場によっては暖房が効きにくい場所もあるかもしれません。 そんな時のために、使い捨てカイロなどの防寒グッズがあると非常に便利です。 手に持つタイプだけでなく、スーツの下に貼るタイプもおすすめです。 ただし、貼るタイプは熱くなりすぎてもすぐに剥がせないので、低温やけどには注意しましょう。
身だしなみグッズ
久しぶりに会う同級生の前では、いつでも格好良くいたいもの。ミニサイズのワックスやヘアスプレーがあれば、風で髪型が乱れてもすぐに直せます。また、乾燥する季節なのでリップクリームもおすすめです。食事の後のために、口臭ケア用のタブレットやスプレーもあると安心感が違います。せっかくの晴れ姿、細部まで気を配って完璧な状態で臨みましょう。
いざという時の備え（絆創膏・常備薬など）
普段履き慣れない革靴や草履で、靴擦れを起こしてしまうことも考えられます。 そんな時のために、絆創膏を数枚持っておくと安心です。 また、頭痛薬や胃腸薬などの常備薬も、いざという時に自分だけでなく友人を助けることにもなるかもしれません。お守り代わりに持っておくと良いでしょう。
【服装別】スーツ・袴で変わる？成人式の持ち物注意点
成人式に臨む服装は、スーツ派と袴派に分かれるでしょう。どちらを選ぶかによって、持ち物やその持ち運び方で少し気をつけるべき点があります。それぞれの服装に合わせたポイントを押さえて、より快適に過ごしましょう。
この章では、服装ごとの持ち物の注意点について解説します。
- スーツの場合の持ち物のポイント
- 袴の場合の持ち物のポイント
スーツの場合の持ち物のポイント
スーツで参加する場合、最大のメリットはポケットを使えることです。しかし、だからといって何でもポケットに詰め込むのはNG。ポケットが膨らんでいると、せっかくのスーツのシルエットが崩れてしまい、だらしない印象を与えてしまいます。
スマートフォンやハンカチなど、薄いものはポケットに入れ、財布やモバイルバッテリーなど厚みのあるものはバッグに入れるのがおすすめです。特にジャケットの一番下のボタンは留めないのがマナー（アンボタンマナー）なので、ポケットの中身が見えないように配慮することも大切です。
袴の場合の持ち物のポイント
伝統的で格好良い袴ですが、スーツと違ってポケットがありません。そのため、持ち物は必然的にバッグに入れることになります。また、着慣れない服装だからこその注意点もあります。
例えば、着崩れしてしまった時のために安全ピンをいくつか持っておくと、応急処置ができて便利です。また、履き慣れない雪駄（せった）で鼻緒ずれを起こしやすいので、絆創膏は必須アイテムと言えるでしょう。 トイレに行く際、長い袖をまとめるための洗濯ばさみや着物クリップがあると、袖を汚す心配がなく非常に役立ちます。
成人式の持ち物を入れるバッグはどれがいい？男性におすすめのバッグ
「そもそも成人式にバッグは必要なの？」と疑問に思う方もいるかもしれません。結論から言うと、バッグは持っていくことを強くおすすめします。手ぶらでも参加はできますが、ポケットに物を詰め込みすぎると不格好ですし、記念品をもらった時に困ってしまいます。
では、どんなバッグが良いのでしょうか。成人式のフォーマルな服装に合わせるなら、以下のものがおすすめです。
- クラッチバッグ: スーツにも袴にも合わせやすく、スタイリッシュな印象を与えます。 必要最低限の荷物をスマートに収納でき、一つ持っていると結婚式など他のフォーマルな場面でも活躍します。
- 小さめのトートバッグ: 少し荷物が多くなりそうな方におすすめ。革製やきれいめな素材のものを選べば、フォーマルな場でも浮きません。
- サコッシュ: カジュアルなイメージが強いですが、シンプルなデザインで革製のものなら、スーツスタイルにも意外とマッチします。両手が空くので、友人との交流や写真撮影もスムーズです。
服装の色味と合わせたり、革靴やベルトの色と統一したりすると、コーディネートにまとまりが出ておしゃれに見えますよ。
意外と盲点？成人式で「いらなかった」持ち物と注意点
準備万端で臨みたい気持ちは分かりますが、荷物が多すぎても邪魔になるだけです。ここでは、成人式を経験した先輩たちが「これは意外といらなかった」と感じた持ち物を紹介します。荷物を減らすための参考にしてください。
この章では、不要な持ち物とその理由について解説します。
- 大きすぎるバッグ
- 大量の現金やカード類が入った長財布
- 本格的なカメラ
- ゲーム機や本などの暇つぶしグッズ
大きすぎるバッグ
荷物が入るからといって、普段使っているような大きなリュックやトートバッグで行くのは避けましょう。フォーマルな服装には不釣り合いで、野暮ったい印象になってしまいます。また、会場で置き場所に困る可能性もあります。荷物は必要最低限に絞り、服装に合ったコンパクトなバッグを選ぶのが正解です。
大量の現金やカード類が入った長財布
前述の通り、長財布はかさばるため成人式には不向きです。 ポイントカードやレシートでパンパンになった財布は、スマートではありません。当日は必要な現金と身分証明書、クレジットカードを1枚程度、コンパクトな財布に移し替えて持っていきましょう。
本格的なカメラ
「せっかくの記念日だから良いカメラで」と思う気持ちも分かりますが、一眼レフなどの大きなカメラは荷物になります。 今のスマートフォンは画質も十分綺麗ですし、何より手軽に撮影してすぐに友人と共有できるのが魅力です。 写真撮影はスマートフォンに任せて、身軽に楽しむのがおすすめです。
ゲーム機や本などの暇つぶしグッズ
式典が退屈かもしれないと心配して、暇つぶしグッズを持っていこうと考える人もいるかもしれません。しかし、成人式は旧友との再会の場です。周りは談笑しているのに、一人だけゲームをしているのは非常にもったいないですし、印象も良くありません。久しぶりの再会を存分に楽しむためにも、暇つぶしグッズは家に置いていきましょう。
よくある質問
成人式の案内状はいつ届きますか？
成人式の案内状は、一般的に式の1ヶ月から2ヶ月ほど前に、住民票のある住所に自治体から郵送されます。 もし届かない場合や紛失した場合は、お住まいの自治体のホームページを確認するか、担当部署に問い合わせてみましょう。
成人式でスマホの充電が切れたらどうすればいいですか？
万が一充電が切れてしまった場合に備え、モバイルバッテリーを持参するのが最も確実な対策です。 もし忘れてしまった場合は、友人に借りるか、会場近くのコンビニエンスストアなどで充電器を購入する、または充電サービスを利用するといった方法が考えられます。
成人式で現金はいくら必要ですか？
会場までの交通費、式典後の二次会や食事会の会費、友人とのちょっとしたお茶代などを考慮して準備しましょう。二次会の会費が事前に分かっている場合はその金額に加え、1万円〜2万円程度を予備として持っておくと安心です。ただし、大金を持ち歩くのは防犯上も良くないので、必要最低限に留め、クレジットカードなども活用しましょう。
成人式の二次会には何を持っていけばいいですか？
基本的には式典の持ち物と同じで問題ありません。二次会の会場によっては、会費の支払いで現金が必要になる場合があるので、少し多めに用意しておくと安心です。また、立食パーティーなどの場合は荷物を置く場所がないことも考えられるので、やはりコンパクトなバッグが重宝します。
成人式の髪型はどうすればいいですか？
清潔感が最も重要です。美容院でセットしてもらうのが一番ですが、自分でセットする場合は、ワックスなどを使ってすっきりとまとめましょう。派手すぎる髪色や奇抜な髪型は、せっかくのスーツや袴姿に合わない可能性があるので、TPOをわきまえた髪型を心がけるのが無難です。
成人式で男性が何も持っていかないのはありですか？
手ぶらで参加することも不可能ではありませんが、おすすめはできません。 最低限、招待状、スマートフォン、財布は必要です。 ポケットに入れることもできますが、スーツの型崩れの原因になりますし、見た目もスマートではありません。 小さなクラッチバッグなどを一つ持つだけで、ぐっと洗練された印象になります。
成人式で男が持っててよかったものは何ですか？
多くの人が「あってよかった」と挙げるのが、モバイルバッテリーとカイロです。 やはりスマートフォンの充電と寒さ対策は、快適に過ごすための重要なポイントのようです。また、絆創膏も、慣れない靴での靴擦れ対策として役立ったという声が多く聞かれます。
まとめ
- 成人式の招待状は絶対に忘れないこと。
- スマホと財布は必須だが、財布はコンパクトなものに。
- ハンカチとティッシュは社会人の身だしなみ。
- モバイルバッテリーは一日中楽しむための必需品。
- 冬の成人式ではカイロなどの寒さ対策が重要。
- 身だしなみグッズでいつでも格好良く。
- 絆創膏や常備薬はいざという時のお守り。
- スーツの場合はポケットの膨らみに注意。
- 袴の場合は着崩れ対策の安全ピンが便利。
- バッグはクラッチバッグなどがフォーマルでおすすめ。
- 大きすぎるバッグや長財布は避けるべき。
- 本格的なカメラよりスマホの手軽さが勝る。
- 二次会も考慮して少し多めに現金を用意。
- 荷物は最小限に、スマートに振る舞うこと。
- 万全の準備で一生に一度の成人式を楽しもう。
