「オープンキャンパス(オーキャン)に初めて参加するけど、何を持っていけばいいんだろう…」「忘れ物をして、当日困るのは絶対に避けたい!」そんな不安を抱えていませんか?オープンキャンパスは、志望校の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会です。準備を万全にして、有意義な一日にしたいですよね。本記事では、オーキャンの必須持ち物から、あると便利なアイテム、さらには服装やカバン選びのポイントまで、高校生・保護者別に徹底解説します。この記事を読めば、オーキャンの準備は完璧です!
オープンキャンパスの持ち物【必須アイテム10選】

まずは、オープンキャンパスに「これだけは絶対に持っていくべき!」という必須アイテムを10個ご紹介します。 忘れ物がないように、出発前に必ずチェックしましょう。
- A4サイズが入るカバン
- 筆記用具・メモ帳
- スマートフォン・モバイルバッテリー
- 現金・交通系ICカード
- 飲み物
- ハンカチ・ティッシュ
- 学校の資料やパンフレット
- スケジュール帳
- クリアファイル
- 学生証
これらのアイテムがなぜ必要なのか、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
A4サイズが入るカバン
オープンキャンパスでは、大学案内や学部紹介のパンフレット、入試関連の書類など、A4サイズの資料がたくさん配布されます。 これらの資料を折らずにきれいな状態で持ち帰るために、A4サイズがすっぽり入るカバンは必須です。 通学で使っているリュックサックやトートバッグで問題ありません。両手が空くリュックは、メモを取ったり写真を撮ったりする際に便利なので特におすすめです。
筆記用具・メモ帳
説明会や模擬授業で聞いた大切な情報を書き留めるために、筆記用具とメモ帳は欠かせません。 スマートフォンのメモ機能も便利ですが、場面によっては使用が制限されることもあります。 そのため、紙のメモ帳とペンを必ず用意しておきましょう。シャープペンシルと消しゴムに加えて、重要なポイントを色分けできるカラーペンやマーカーがあると、後で見返したときに分かりやすくて便利です。
スマートフォン・モバイルバッテリー
今や高校生の必須アイテムであるスマートフォンは、オーキャンでも大活躍します。 初めて行くキャンパスまでの地図アプリでの経路検索、気になる建物の写真撮影、大学の公式SNSのチェックなど、用途は様々です。 ただし、たくさん使うとバッテリーの消費も激しくなります。いざという時に充電切れにならないよう、モバイルバッテリーも忘れずに持っていきましょう。
現金・交通系ICカード
交通費はもちろん、学食でランチを体験したり、大学グッズを購入したりする際に現金が必要になることがあります。 最近はキャッシュレス決済が主流ですが、万が一に備えて、少し多めに現金を持っていると安心です。 交通系ICカードも、チャージ残額を確認しておくことを忘れずに。
飲み物
特に夏場のオープンキャンパスでは、熱中症対策として飲み物は必須です。 広いキャンパスを歩き回ると、思った以上に喉が渇きます。自動販売機はキャンパス内にありますが、すぐに見つからない場合や混雑している可能性も考えて、事前に1本用意しておくと安心です。
ハンカチ・ティッシュ
ハンカチやティッシュは、身だしなみとして常に持っておきたいアイテムです。お手洗いはもちろん、夏場は汗を拭いたり、少し何かをこぼしてしまった時にさっと拭いたりと、何かと役立ちます。
学校の資料やパンフレット
事前に大学から取り寄せていた資料やパンフレットがあれば、持参しましょう。 説明会で話された内容を資料に直接書き込んだり、不明な点に印を付けておいて後で質問したりするのに役立ちます。 事前に目を通しておくことで、当日の説明の理解度も深まります。
スケジュール帳
オープンキャンパスでは、今後の入試日程や次のイベントの案内など、重要なスケジュールが発表されることがあります。 自分の手帳やスマートフォンのカレンダーアプリにその場でメモしておけば、うっかり忘れてしまうのを防げます。部活や他の予定と照らし合わせるのにも便利です。
クリアファイル
配布されたたくさんの資料を整理するのに、クリアファイルが1枚あると非常に便利です。 書類がカバンの中で折れ曲がったり、飲み物の水滴で濡れたりするのを防げます。 複数の大学のオープンキャンパスに参加する場合、大学ごとに資料を分けて整理するのにも役立ちます。
学生証
大学によっては、受付で身分証明書の提示を求められる場合があります。高校の学生証を持っていれば、スムーズに受付を済ませることができます。学割などの特典を受けられる可能性もあるので、念のため携帯しておきましょう。
【あると便利!】オーキャンで差がつく持ち物リスト

必須アイテムに加えて、持っていくと「気が利くな」「準備がいいな」と思われる、便利なアイテムをご紹介します。 これらを用意しておけば、より快適にオープンキャンパスを過ごせること間違いなしです。
- 予備のバッグ(エコバッグ)
- 暑さ・寒さ対策グッズ
- ウェットティッシュ・制汗シート
- 折りたたみ傘
- 質問リスト
予備のバッグ(エコバッグ)
オープンキャンパスでは、予想以上に多くの資料やお土産をもらうことがあります。 メインのバッグに入りきらなくなった時のために、折りたたみ式のエコバッグを一つ忍ばせておくと非常に重宝します。 軽くてかさばらないものを選びましょう。
暑さ・寒さ対策グッズ
夏は日傘や帽子、ハンディ扇風機、日焼け止めなどが熱中症や日焼け対策に役立ちます。 一方で、冬はもちろんのこと、夏でも冷房が効きすぎている教室は寒いことがあります。 季節を問わず、さっと羽織れるカーディガンやストールが1枚あると体温調節に便利です。
ウェットティッシュ・制汗シート
屋外を歩き回ったり、体験実習で手が汚れたりした際に、ウェットティッシュがあると便利です。また、夏場は汗をかいた後のベタつきをリフレッシュするために、制汗シートがあるとさっぱりします。 清潔感を保つためのエチケットアイテムです。
折りたたみ傘
天気の急変に備えて、折りたたみ傘をカバンに入れておくと安心です。 特に、駅からキャンパスまで少し歩く場合や、複数のキャンパスを移動する予定がある場合は、持っていくことをおすすめします。
質問リスト
「大学の先生や先輩に直接質問できるチャンス!」と思っても、いざその場になると緊張して何を聞きたかったか忘れてしまうことがあります。事前に聞きたいことをリストアップしてメモ帳に書いておけば、聞き漏らしを防げます。 入試のこと、学生生活のこと、サークルのことなど、気になることは何でも準備しておきましょう。
【女子必見】オーキャンの持ち物にあると安心なアイテム

女子高生ならではの視点で、持っていると安心なアイテムをまとめました。ちょっとした気配りが、一日を快適に過ごすための鍵になります。
- 生理用品
- ヘアゴム・ヘアピン
- メイク直し道具
- 小さな鏡
- 絆創膏
生理用品
万が一の事態に備えて、生理用品はポーチにいくつか入れておくと安心です。慣れない場所で急に必要になると、探すのも大変ですし、落ち着いてオープンキャンパスに集中できなくなってしまいます。
ヘアゴム・ヘアピン
模擬授業や体験実習で、髪が邪魔になることがあります。特に、お辞儀をしたり、手元で作業をしたりする際には、さっと髪をまとめられるヘアゴムやヘアピンがあると便利です。 風が強い日にも役立ちます。
メイク直し道具
夏場は汗でメイクが崩れやすくなります。 あぶらとり紙やフェイスパウダー、リップクリームなど、最低限のメイク直し道具をポーチに入れておくと、いつでも身だしなみを整えられて安心です。
小さな鏡
食後や休憩時間に、さっと身だしなみをチェックするのに小さな鏡は重宝します。髪型やメイクの乱れをすぐに確認できるので、一つ持っておくと女子力がアップします。
絆創膏
履きなれない靴でたくさん歩いて、靴擦れを起こしてしまうことも。そんな時に絆創膏があれば、応急処置ができて痛みを和らげることができます。自分用だけでなく、困っている友達に貸してあげることもできますね。
【保護者向け】オープンキャンパスの持ち物リスト

お子様と一緒にオープンキャンパスに参加される保護者の方も多いでしょう。 保護者ならではの視点で、持っていくと役立つアイテムをご紹介します。
- 老眼鏡
- スリッパ
- カメラ
- 大きめのバッグ
- 筆記用具・メモ帳
老眼鏡
細かい文字で書かれた資料やパンフレットを読む際に、老眼鏡が必要な方は忘れずに持参しましょう。 お子様と一緒に資料を確認しながら、学費や奨学金制度など、重要な情報を見逃さないようにするためです。
スリッパ
大学によっては、校舎内の一部の施設で靴を脱ぐ必要がある場合があります。 備え付けのスリッパもありますが、多くの人が利用するため衛生面が気になる方もいるでしょう。携帯用のスリッパを持参すると、快適に過ごせます。
カメラ
スマートフォンのカメラも高性能ですが、より綺麗な写真で記録を残したい場合は、デジタルカメラの持参もおすすめです。キャンパスの風景や施設の様子、お子様が熱心に説明を聞く姿など、後で見返す良い思い出になります。
大きめのバッグ
お子様の荷物と合わせて、配布される資料はかなりの量になります。親子二人分の荷物や資料をまとめて入れられるような、大きめのトートバッグなどがあると便利です。
筆記用具・メモ帳
お子様とは別に、保護者自身の視点で気になったことや質問したいことをメモするために、筆記用具とメモ帳は持参しましょう。 学費、奨学金、就職支援、寮生活など、保護者として確認しておきたい点は多いはずです。
オープンキャンパスの服装とカバンはどうする?

持ち物と合わせて気になるのが、当日の服装やカバン選び。 基本的には自由ですが、いくつかポイントを押さえておくと失敗がありません。
服装は制服?私服?
結論から言うと、制服でも私服でもどちらでも問題ありません。 実際のオープンキャンパスでは、制服と私服の割合は半々くらいです。
制服のメリット
- 服装に悩む必要がない
- きちんとした印象を与えられる
- 高校を代表しているという意識が芽生える
私服のメリット
- 大学の雰囲気に馴染みやすい
- 入学後の自分の姿をイメージしやすい
- 動きやすく、リラックスして参加できる
私服を選ぶ場合は、清潔感を第一に、TPOをわきまえた服装を心がけましょう。 露出の多い服や、派手すぎるデザイン、だらしない印象を与える服装は避けるのが無難です。 Tシャツやブラウスにパンツやスカートといった、シンプルで動きやすいコーディネートがおすすめです。
靴は歩きやすいスニーカーがベスト
大学のキャンパスは想像以上に広く、キャンパスツアーなどで長時間歩き回ることが多いです。 そのため、履きなれたスニーカーなど、歩きやすい靴を選ぶのが鉄則です。 ヒールの高い靴や、履きなれない新しい靴は靴擦れの原因になるので避けましょう。実習室などで靴を脱ぐ可能性も考えて、脱ぎ履きしやすい靴だとさらに良いでしょう。
カバンはA4サイズが入るリュックがおすすめ
前述の通り、A4サイズの資料が入ることは絶対条件です。 その上で、両手が自由に使えるリュックサックは、メモを取ったり、パンフレットを見たりするのに非常に便利なので、最もおすすめです。 通学で使っているもので十分ですが、あまりに派手な装飾や汚れが目立つものは避けた方が良いでしょう。
【オンライン開催】オープンキャンパスの準備と持ち物

近年、自宅から気軽に参加できるオンラインオープンキャンパスも増えています。 対面とは少し準備が異なりますので、ポイントを確認しておきましょう。
オンラインオーキャンに必要なもの
オンラインオープンキャンパスに参加するために、最低限必要なものをリストアップしました。
- パソコン、スマートフォン、タブレットなどの通信機器
- 安定したインターネット環境(Wi-Fi推奨)
- 筆記用具・メモ帳
- 学校の資料(事前にダウンロードしておく)
- イヤホンまたはヘッドホン
参加前の準備
当日慌てないために、事前の準備が大切です。
- 参加申し込みとツールの確認: 多くのオンラインオーキャンは事前予約制です。 大学のウェブサイトから申し込みを済ませましょう。Zoomなどの特定のアプリが必要な場合は、事前にインストールと動作確認をしておくとスムーズです。
- 資料のダウンロード: 配布資料が事前にダウンロードできる場合は、手元に準備しておきましょう。画面を見ながら資料を確認できます。
- 質問を考えておく: チャット機能などで質問できることが多いです。 聞きたいことをあらかじめメモしておくと、有意義な時間にできます。
当日の注意点
カメラはオフで参加できる場合がほとんどなので、服装や背景を過度に気にする必要はありません。 ただし、音声で質問する場面に備えて、周囲が静かな環境で参加するのが望ましいです。イヤホンやヘッドホンを使うと、音声がクリアに聞こえ、集中しやすくなります。
よくある質問

筆記用具はシャーペンだけでもいいですか?
シャープペンシルでも問題ありませんが、アンケートの記入などでボールペンの使用を指定される場合もあります。 そのため、シャープペンシルとボールペンの両方を持っていくと安心です。 大事な点をマーキングできるカラーペンもあるとさらに便利です。
スマホの充電が心配です…
モバイルバッテリーを持参するのが一番の対策です。 大学によっては、自由に使えるコンセントが設置されている場合もありますが、数に限りがあったり、場所が分かりにくかったりします。自分のモバイルバッテリーがあれば、充電切れの心配なくスマートフォンを活用できます。
昼食はどうすればいいですか?
多くの大学では、オープンキャンパス当日に学食を開放しており、そこでランチを食べることができます。 在学生に混じって学食を体験するのも、オープンキャンパスの醍醐味の一つです。ただし、混雑が予想される場合や、食べたいメニューがない可能性も考えて、おにぎりなど簡単なものを持参するのも良いでしょう。
もらった資料がカバンに入りきらない場合はどうすればいいですか?
このような事態に備えて、予備のバッグとして折りたたみ式のエコバッグを持参することをおすすめします。 もし忘れてしまった場合は、大学によっては手提げ袋をくれることもありますが、確実ではありません。メインのバッグは、なるべく容量に余裕のあるものを選びましょう。
上履きは必要ですか?
基本的に大学の校舎は土足で入れる場合がほとんどなので、上履きは不要なことが多いです。 ただし、医療系の実習室など、一部の施設では上履きが必要になるケースも稀にあります。その場合は、大学のウェブサイトや案内資料に持ち物として記載されているはずなので、事前に必ず確認しましょう。
まとめ

- オーキャンのカバンはA4サイズが入るリュックが基本。
- 筆記用具とメモ帳はスマホとは別に必ず用意する。
- スマホの充電切れ対策にモバイルバッテリーは必須。
- 配布資料をまとめるクリアファイルが役立つ。
- 予想外の荷物増に備えエコバッグがあると安心。
- 夏は熱中症対策、冬は防寒対策グッズを忘れずに。
- 服装は制服でも私服でもOK、清潔感が大切。
- 靴は歩きやすいスニーカー一択。
- 女子は生理用品やヘアゴムなどエチケット用品も。
- 保護者は老眼鏡やスリッパがあると快適。
- オンライン参加は事前のツール確認と資料準備が鍵。
- 質問したいことは事前にリストアップしておく。
- 学食体験もオーキャンの楽しみの一つ。
- 上履きの要不要は事前に公式サイトで確認。
- 万全の準備で、有意義なオープンキャンパスにしよう!