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コモディティETFをSBI証券で選ぶなら!おすすめ銘柄と投資のコツを徹底解説

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コモディティETFは、インフレ対策や分散投資の手段として注目されています。特にSBI証券では豊富な銘柄が揃っており、どのETFを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、コモディティETFの基本からSBI証券でのおすすめ銘柄、そして投資を始めるためのコツまで、わかりやすく解説します。

目次

コモディティETFとは?基本からわかりやすく解説

コモディティETFとは?基本からわかりやすく解説

コモディティETFとは、金や原油、農産物といった「商品(コモディティ)」の価格に連動することを目指す上場投資信託のことです。現物のコモディティに直接投資するのではなく、ETFという金融商品を通じて手軽に投資できる点が大きな特徴と言えます。株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオに組み入れることで資産全体の価格変動を抑える効果が期待できます。

主に現物を組み込むタイプ、先物を組み込むタイプ、リンク債を組み込むタイプがあり、国内の証券取引所に上場しているものと、海外の証券取引所に上場しているものに分けられます。

コモディティETFの魅力と投資するメリット

コモディティETFには、投資家にとって魅力的なメリットがいくつかあります。まず、

インフレヘッジ効果が期待できる点です。物価が上昇するインフレ局面では、商品や資源の価格も連動して上昇する傾向があるため、コモディティへの投資はインフレによる資産価値の目減りを防ぐ有効な手段となります。

次に、

分散投資効果

です。コモディティは株式や債券といった伝統的な資産クラスとは異なる値動きをする傾向があるため、ポートフォリオに組み入れることで資産全体の値動きを緩和し、リスクを低減する効果が期待できます。

さらに、現物のコモディティに直接投資する場合と比べて、

少額から手軽に投資できる

のも大きなメリットです。金地金や原油タンクを直接保有する手間やコストをかけずに、多様なコモディティ市場にアクセスできます。

コモディティETFの注意点とリスク

コモディティETFには魅力的なメリットがある一方で、いくつかの注意点とリスクも存在します。まず、

価格変動リスクが大きい

点が挙げられます。コモディティの価格は、需給バランス、地政学的リスク、天候不順、経済状況など、多様な要因によって大きく変動する可能性があります。

次に、

為替リスク

です。多くのコモディティは米ドル建てで取引されるため、たとえ円建てで投資できるETFであっても、為替レートの変動が投資成果に影響を与える可能性があります。円高に振れると、コモディティ価格が上昇していても円換算での評価額が下がることもあります。

また、先物取引を活用するタイプのコモディティETFでは、

ロールオーバーコスト

が発生する場合があります。これは、先物契約の期限が近づいた際に、新しい契約に乗り換えることで生じるコストであり、長期保有の場合にはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

さらに、コモディティは株式のような配当や債券のような利息を生まないため、

インカムゲイン(収益)は期待できません

。利益は主に売買差益(キャピタルゲイン)によって得られます。


SBI証券でコモディティETFを選ぶコツ

SBI証券でコモディティETFを選ぶコツ

SBI証券は、国内ETFだけでなく海外ETFも豊富に取り扱っており、コモディティETFの選択肢も多岐にわたります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、最適な銘柄を選ぶためのコツを理解することが大切です。SBI証券では、米国ETFであれば1株から購入でき、新NISA成長投資枠での買付・売却手数料が無料になるなど、コスト面でもメリットがあります。

SBI証券で取引できるコモディティETFの種類

SBI証券では、様々な種類のコモディティETFを取引できます。代表的なものとしては、

金(ゴールド)ETF

原油・エネルギー関連ETF

農産物ETF

貴金属(プラチナ、銀など)ETF

などが挙げられます。

金ETFは、安全資産としての特性からインフレヘッジやリスク分散の目的で人気があります。原油やエネルギー関連ETFは、景気動向や地政学リスクに敏感に反応する傾向があります。農産物ETFは、天候や災害の影響を受けやすい特性があります。

国内に上場しているETFと、米国市場に上場している海外ETFがあり、それぞれ特徴が異なります。海外ETFは一般的に流動性が高い傾向にあります。

銘柄選びのポイント:手数料、流動性、連動対象

コモディティETFを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、

手数料

です。ETFには信託報酬という保有コストがかかる他、売買時にも手数料が発生します。特に長期保有を検討する場合は、信託報酬の低い銘柄を選ぶことで、運用コストを抑えられます。SBI証券では、米国ETFの買付手数料が最低0ドル、新NISAでは買付・売却ともに無料となるため、コストを重視する方には有利です。

次に、

流動性

も重要な要素です。流動性が低い銘柄は、売りたいときに売れなかったり、希望する価格で売買できなかったりするリスクがあります。出来高や取引量が多い銘柄を選ぶことで、スムーズな取引が期待できます。

最後に、

連動対象となるコモディティと指数

をしっかりと確認しましょう。同じ「金ETF」でも、現物価格に連動するもの、先物価格に連動するもの、特定の指数に連動するものなど、裏付け資産や連動の仕組みが異なります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合った連動対象を選ぶことが、成功するためのコツです。

SBI証券でおすすめのコモディティETF銘柄【厳選】

SBI証券でおすすめのコモディティETF銘柄【厳選】

SBI証券では多種多様なコモディティETFが取引できますが、ここでは特に注目したいおすすめ銘柄をいくつかご紹介します。これらの銘柄は、流動性やコスト、連動対象の明確さなどを考慮して厳選しました。ただし、投資は自己責任であり、ご自身の判断で最終決定をすることが大切です。

金(ゴールド)関連ETF

金は、古くから

安全資産として認識されており、インフレヘッジや地政学リスクへの備えとして人気が高いコモディティ

です。SBI証券では、国内ETFと海外ETFの両方で金関連の銘柄を取り扱っています。

  • SPDRゴールド・シェア(1326 / GLD): 世界最大級の金ETFで、金地金に裏付けられています。東京証券取引所にも上場しており、円建てで取引可能です。純資産総額が大きく、流動性が高い点が魅力です。米国市場ではティッカーシンボルGLDで取引されます。
  • 純金上場信託(現物国内保管型)(1540): 国内で金現物を保管しているタイプのETFです。金地金との交換も可能で、現物に近い感覚で投資したい方におすすめです。
  • iシェアーズ ゴールド ETF(314A): 2025年1月に東京証券取引所に上場した比較的新しい銘柄です。信託報酬が年率0.22%と低コストで、LBMA金価格(円換算ベース)に連動することを目指しています。金現物を実際に保有する仕組みのため、金価格の動きを忠実に反映した運用が期待できます。
  • NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信(1328): 野村アセットマネジメントが運用する国内金ETFで、信託報酬が年率0.176%と全銘柄中で最も低コストなのが特徴です。金先物取引を活用した合成レプリケーション方式を採用しています。

原油・エネルギー関連ETF

原油やエネルギーは、

世界経済の動向や地政学リスクに大きく影響されるコモディティ

です。インフレとの連動性も高く、ポートフォリオに組み入れることで多様なリスクに対応できる可能性があります。

  • WTI原油価格連動型上場投信(1671): WTI原油先物価格に連動することを目指す国内ETFです。短期的な値動きを捉えやすい特性があります。
  • NEXT FUNDS 原油先物ETF(1699): NOMURA原油ロングインデックスに連動することを目指す国内ETFです。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場しているWTI先物などで取引を行っています。
  • USCF United States Oil Fund (USO): 米国市場に上場している原油ETFで、WTI原油先物価格に連動します。海外ETFのため、為替リスクを考慮する必要があります。

農産物・その他コモディティETF

農産物やその他のコモディティは、

天候や災害、人口増加といった要因に左右される特性

があります。多様なコモディティに分散投資することで、より安定したポートフォリオを目指せるでしょう。

  • iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックスETF (GSG): S&P GSCIコモディティ・インデックスに連動することを目指す海外ETFです。エネルギー、貴金属、農産物など、幅広いコモディティに分散投資できます。
  • WisdomTree 産業用金属上場投信(1686): 銅、ニッケル、アルミニウムなどの工業用金属に投資する国内ETFです。電気自動車や再生可能エネルギー分野の需要拡大により注目されています。
  • iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド: 楽天証券で取り扱いのある投資信託ですが、効率的な運用のためコモディティ指数に連動するETFへの投資を行う場合があります。幅広いコモディティに分散投資したい場合に検討できます。

コモディティETFをSBI証券で始める進め方

SBI証券でコモディティETFへの投資を始めるのは、比較的簡単な進め方です。初めての方でもスムーズに取引できるよう、口座開設から購入までのステップを順を追って解説します。また、コモディティETFがポートフォリオの中でどのような役割を果たすのかも理解しておきましょう。

口座開設から購入までのステップ

SBI証券でコモディティETFを購入するには、まず証券口座を開設する必要があります。すでにSBI証券の総合口座をお持ちであれば、外国株式口座の開設が必要となる場合があります。

  1. SBI証券の口座開設: まずはSBI証券の公式サイトから総合口座を開設します。オンラインで手続きが完結し、最短で翌営業日には取引を開始できる場合もあります。
  2. 外国株式口座の開設(必要な場合): 海外ETFを取引する場合は、外国株式口座の開設が必要です。こちらもオンラインで手続きが可能です。
  3. 投資資金の入金: 口座開設が完了したら、投資資金を入金します。SBI証券では、銀行振込や提携金融機関からの即時入金など、複数の方法があります。海外ETFを購入する場合は、円貨決済で外貨を買い付けるか、あらかじめ外貨を準備しておく外貨決済が選べます。外貨決済の方が為替手数料を抑えられる場合があります。
  4. ETFの検索と注文方法: SBI証券のウェブサイトまたは取引アプリにログインし、購入したいコモディティETFを検索します。銘柄コードやティッカーシンボルを入力して、詳細情報を確認しましょう。注文画面で「買付」を選択し、数量や価格(指値または成行)を入力して注文を確定します。

SBI証券では、米国ETFの定期買付サービスも利用できます。これにより、相場を気にせずコツコツと自動でETFを買い付けることができ、ドルコスト平均法の効果も期待できます。

分散投資におけるコモディティETFの役割

コモディティETFは、

ポートフォリオ全体の分散投資において重要な役割

を果たします。株式や債券といった伝統的な資産クラスとは異なる値動きをする傾向があるため、これらの資産と組み合わせることで、ポートフォリオ全体のリスクを低減し、安定性を高めることが期待できます。

例えば、株式市場が下落する局面でも、金などのコモディティは安全資産として買われ、価格が上昇することがあります。このように、異なる資産クラスを組み合わせることで、特定の市場の変動による影響を緩和し、資産全体のパフォーマンスを安定させることにつながります。

コモディティETFをポートフォリオに組み入れる際は、その比率も重要です。一般的には、コモディティへの配分はポートフォリオ全体の5%程度でも、パフォーマンスと回復力を向上させる可能性があると言われています。ご自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、適切な比率を検討しましょう。

よくある質問

よくある質問

コモディティETFは初心者でも大丈夫ですか?

コモディティETFは、現物投資や先物取引に比べて少額から始められ、株式と同様に証券取引所で売買できるため、比較的取り組みやすい投資方法と言えます。しかし、コモディティの価格変動要因は株式とは異なる場合が多く、情報が少ないというデメリットもあります。まずは金ETFのような比較的値動きが安定している銘柄から始め、少額で値動きの癖をつかむのがおすすめです。

インフレ対策になりますか?

はい、コモディティETFはインフレ対策として有効な手段の一つです。インフレ局面では、物価の上昇に伴い、金や原油などの商品価格も上昇する傾向があるため、資産価値の目減りを防ぐ効果が期待できます。ただし、常に物価と連動するわけではなく、景気後退による需要減少などでインフレ下でも商品価格が下落するケースもあるため、過信は禁物です。

特定口座で取引できますか?

はい、コモディティETFは投資信託の一種であるため、SBI証券の特定口座で取引が可能です。特定口座を利用すれば、原則として確定申告の手間を省くことができます。また、NISA口座(つみたてNISA、成長投資枠)でも取引できる銘柄が多く、非課税枠を活用して効率的な運用を目指せます。

為替リスクはありますか?

はい、海外に上場しているコモディティETFや、裏付け資産が外貨建ての国内ETFには為替リスクがあります。コモディティの価格が上昇しても、円高に振れると円換算での評価額が減少する可能性があります。為替リスクを避けたい場合は、円建ての国内ETFや為替ヘッジ付きの商品を選ぶ方法もありますが、為替ヘッジにはコストがかかる点に注意が必要です。

積み立て投資はできますか?

SBI証券では、米国ETFの定期買付サービスを利用することで、コモディティETFの積み立て投資が可能です。毎月一定額を自動で買い付けることで、価格が高い時には少なく、安い時には多く購入する「ドルコスト平均法」の効果が期待でき、相場変動リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指せます。

コモディティETFは儲かる?

コモディティETFは、価格変動によって利益を得るキャピタルゲインが主な収益源となります。インフレ局面や特定のコモディティの需要が高まる時期には大きな利益が期待できることもありますが、価格変動リスクも大きいため、必ず儲かるという保証はありません。長期的な視点と分散投資の考え方を持つことが大切です。

コモディティETFのデメリットは?

コモディティETFのデメリットとしては、価格変動リスクが大きいこと、為替リスクがあること、配当などのインカムゲインがないこと、先物連動型の場合はロールオーバーコストが発生する可能性があることなどが挙げられます。また、コモディティの種類によっては、需給バランスや地政学的リスク、天候など、価格変動要因が読みにくい場合もあります。

まとめ

  • コモディティETFは、金や原油などの商品に手軽に投資できる上場投資信託です。
  • インフレ対策や分散投資の手段として注目されています。
  • SBI証券では、多様な国内・海外コモディティETFを取り扱っています。
  • 主なメリットは、インフレヘッジ効果とポートフォリオの分散効果です。
  • 主な注意点やリスクは、価格変動リスク、為替リスク、インカムゲインの不在です。
  • 銘柄選びの際は、手数料、流動性、連動対象をしっかり確認しましょう。
  • 金ETFは安全資産として、原油ETFは景気動向に敏感な資産として人気です。
  • SBI証券での投資は、口座開設から注文まで比較的簡単な進め方です。
  • 海外ETFは、新NISA成長投資枠での買付・売却手数料が無料です。
  • 米国ETFの定期買付サービスを利用すれば、積み立て投資も可能です。
  • コモディティETFは特定口座やNISA口座で取引できます。
  • 初心者の方は、比較的安定した金ETFから始めるのがおすすめです。
  • 投資は自己責任であり、ご自身の判断で最終決定をすることが大切です。
  • コモディティ投資は、世界経済や情勢への興味を高めるきっかけにもなります。
  • ポートフォリオ全体のリスク低減に役立つ可能性があります。
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