「髪がパサつく」「ツヤがない」「まとまらない」といった髪の悩みを抱えていませんか?日々のダメージで傷んだ髪には、内部から補修するケアが欠かせません。そこで注目したいのが、CMCトリートメントです。
本記事では、市販で手軽に購入できるCMCトリートメントに焦点を当て、その効果や選び方、そして美髪へと導く効果的な使い方まで詳しく解説します。美容室専売品との違いも分かりやすく紹介するので、あなたの髪質にぴったりのトリートメントを見つけて、理想のツヤ髪を手に入れましょう。
CMCトリートメントとは?髪のダメージを補修する秘密

CMCトリートメントについて深く理解するために、まずは「CMC」が髪にとってどのような役割を果たしているのかを知ることが大切です。CMCは髪の健康を保つ上で非常に重要な成分であり、その働きを補うCMCトリートメントは、ダメージヘアに悩む方にとって心強い味方となります。
髪の主成分「CMC」の役割
CMCとは「Cell Membrane Complex(細胞膜複合体)」の略称で、髪の毛の内部にある細胞同士をつなぎ合わせる接着剤のような役割を担っています。髪の約10%を占めるこのCMCは、髪の内部で水分や油分、タンパク質などの栄養分を保持し、キューティクルを保護する重要な働きをしています。CMCが健康な状態であれば、髪はしっとりとしてツヤがあり、外部からのダメージを受けにくい状態を保てます。
しかし、カラーやパーマ、ドライヤーの熱、紫外線などの影響でCMCが流出すると、髪はパサつき、ツヤがなくなり、切れ毛や枝毛の原因となってしまうのです。
CMCトリートメントがもたらす効果
CMCトリートメントは、ダメージによって失われたCMCを髪の内部に補給することを目的としています。CMCを補うことで、髪の内部構造が整い、以下のような様々な効果が期待できます。
- パサつきの改善と潤いアップ: 髪内部の水分保持能力が高まり、乾燥によるパサつきが抑えられ、しっとりとした潤いのある髪になります。
- ツヤ感の向上: キューティクルが整い、光が均一に反射することで、髪本来の美しいツヤが戻ります。
- 手触りの改善: 髪の表面がなめらかになり、指通りの良いサラサラとした手触りになります。
- ダメージ補修: 切れ毛や枝毛などのダメージが補修され、健康的な髪へと導きます。
- カラーやパーマの持ちを良くする: 髪内部の構造が安定することで、カラーの色持ちやパーマのカールが長続きしやすくなります。
- まとまりやすさの向上: 髪の内部が整うことで、広がりやすい髪もまとまりやすくなり、スタイリングがしやすくなります。
これらの効果により、CMCトリートメントは、ダメージヘアに悩む多くの方にとって、美髪を取り戻すための有効な手段と言えるでしょう。
市販のCMCトリートメントを選ぶコツ

数多くある市販のCMCトリートメントの中から、自分の髪に合ったものを選ぶのは難しいと感じるかもしれません。ここでは、後悔しないトリートメント選びのためのコツをいくつかご紹介します。
配合成分に注目する
CMCトリートメントを選ぶ際は、CMC補修成分以外にも、髪の悩みに合わせた成分が配合されているかを確認しましょう。例えば、以下のような成分が挙げられます。
- 保湿成分:ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、グリセリンなど。乾燥が気になる髪に潤いを与えます。
- 補修成分:ケラチン、アミノ酸、加水分解タンパクなど。ダメージが深刻な髪の内部を集中補修します。
- 毛髪保護成分:加水分解卵殻膜など。髪の表面を保護し、外部ダメージから守ります。
これらの成分がバランス良く配合されているか、または特に解決したい悩みに特化した成分が含まれているかをチェックすることが大切です。成分表をよく見て、自分の髪に必要な成分が配合されているかを確認しましょう。
髪の悩みに合わせて選ぶ
CMCトリートメントは、製品によって得意とする効果が異なります。ご自身の髪の悩みに合わせて選ぶことで、より高い効果を実感できます。
- パサつき・乾燥が気になる方:高保湿成分が豊富に配合されたタイプを選びましょう。しっとりとした仕上がりを重視している製品がおすすめです。
- カラーやパーマによるダメージが気になる方:褪色防止成分や、熱ダメージから髪を守るヒートケア成分が配合された製品が良いでしょう。
- 広がりやうねりが気になる方:髪のまとまりを良くする成分や、髪の内部をしっかり補修してうねりを抑える効果が期待できる製品を選びましょう。
- 細くてハリコシがない方:髪にハリやコシを与える成分(ヘマチン、アミノ酸、加水分解ケラチンなど)が配合されているか確認しましょう。
自分の髪質やダメージレベルを正確に把握し、それに合った製品を選ぶことが、美髪への近道となります。
テクスチャーや香りで選ぶ
トリートメントは毎日使うものだからこそ、テクスチャーや香りも重要な選び方のポイントです。テクスチャーは、こっくりとしたクリームタイプから、軽やかなミルクやオイルタイプまで様々です。
- しっとり感を求めるなら:濃厚なクリームタイプやヘアマスクタイプがおすすめです。髪にしっかり密着し、潤いを閉じ込めます。
- 軽やかな仕上がりを求めるなら:ミルクやオイルタイプが良いでしょう。ベタつきにくく、サラサラとした指通りを叶えます。
また、香りはリラックス効果をもたらしたり、気分をリフレッシュさせたりする大切な要素です。フローラル系、シトラス系、ムスク系など、様々な香りがあるので、お好みの香りのものを選ぶことで、毎日のヘアケアがより楽しい時間になります。
価格帯と内容量で選ぶ
市販のCMCトリートメントは、ドラッグストアなどで手軽に購入できるリーズナブルなものから、少し高価なサロン系ブランドのホームケアラインまで幅広い価格帯があります。毎日使うものなので、無理なく続けられる価格帯を選ぶことが大切です。
- コストパフォーマンスを重視するなら:大容量タイプや詰め替え用がある製品を選ぶと良いでしょう。
- まずは試してみたいなら:お試しサイズやミニボトルから始めてみるのも一つの方法です。
価格だけでなく、内容量も考慮して、コストパフォーマンスの良い製品を見つけるようにしましょう。継続して使用することで効果を実感できるため、無理なく続けられる価格帯を選ぶことが重要です。
おすすめの市販CMCトリートメント【厳選5選】

ここでは、市販で手に入りやすいCMCトリートメントの中から、特におすすめの製品を厳選してご紹介します。それぞれの特徴を参考に、あなたの髪にぴったりの一本を見つけてください。
- デミ コンポジオ CMCリペアトリートメント
- ナプラ リラベール CMCヘアマスク
- ルベル イオ クリーム メルトリペア
- ロンドGINZA with ミラボーテ CMCアミノシルキー集中オイル美容液
- ミルボン エルジューダ エマルジョン+
デミ コンポジオ CMCリペアトリートメント
デミ コンポジオ CMCリペアトリートメントは、美容室専売品としても知られるブランドのホームケアラインで、ドラッグストアなどでも購入可能です。CMC補修成分がカラーヘアの褪色を抑え、ツヤのあるなめらかな髪に仕上げることを目的としています。加水分解卵殻膜(毛髪保護成分)やグルタミン酸(保湿成分)、セラミド-2(エモリエント成分)などが配合されており、ダメージを補修しながら潤いを与えます。
特にカラーやパーマを繰り返している方におすすめです。
ナプラ リラベール CMCヘアマスク
ナプラ リラベール CMCヘアマスクは、髪の内部から潤いとツヤを与えることを目指したヘアマスクです。CMC成分が髪のダメージ部分に浸透し、しっとりとしたまとまりやすい髪へと導きます。特に乾燥やパサつきが気になる方、髪の広がりを抑えたい方に適しています。大容量タイプも展開されており、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。
ルベル イオ クリーム メルトリペア
ルベル イオ クリーム メルトリペアは、CMC類似成分を配合し、髪の内部から潤いを閉じ込めることに特化したトリートメントです。とろけるようなテクスチャーで髪になじみやすく、しっとりまとまるのに重すぎない仕上がりが特徴です。ダメージによるゴワつきや硬さが気になる髪を、やわらかくしなやかに整えます。
ロンドGINZA with ミラボーテ CMCアミノシルキー集中オイル美容液
こちらは洗い流さないタイプのCMCトリートメントです。CMCアミノシルキー集中オイル美容液は、髪のダメージを補修しながら、シルクのようななめらかな手触りへと導きます。特にドライヤーの熱や紫外線によるダメージが気になる方におすすめです。オイルタイプなので、少量で髪全体に広がり、ツヤとまとまりを与えます。
ミルボン エルジューダ エマルジョン+
ミルボン エルジューダ エマルジョン+は、厳密には「CMCトリートメント」という名称ではありませんが、CMCの働きをサポートする成分が配合されており、髪の水分バランスを整えることに特化した洗い流さないトリートメントです。特に硬くてゴワつきやすい髪を、やわらかく扱いやすい状態へと導きます。
乳液タイプで髪へのなじみが良く、ドライヤー前に使うことで熱ダメージから髪を守りながら、しっとりとした仕上がりに。
CMCトリートメントの効果的な使い方

CMCトリートメントの効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方を知ることが重要です。ここでは、基本的な使い方と、さらに効果を高めるためのコツ、そして洗い流さないタイプの活用方法をご紹介します。
基本のステップ
洗い流すタイプのCMCトリートメントの基本的な使い方は以下の通りです。
- シャンプー後、軽く水気を切る: シャンプーで髪の汚れを落とした後、タオルで軽く水気を切ります。水気が多すぎるとトリートメントが薄まり、効果が半減してしまうため、水滴が垂れない程度に軽く絞りましょう。
- 適量を髪全体になじませる: トリートメントを手のひらに取り、毛先を中心に髪全体になじませます。特にダメージが気になる部分には、丁寧に揉み込むように塗布しましょう。頭皮にはつけすぎないように注意してください。
- 数分間放置する: 製品に記載されている放置時間を守りましょう。一般的には3~5分程度が目安です。この間に、CMC成分が髪の内部に浸透し、ダメージを補修します。
- 丁寧に洗い流す: ぬるま湯で、髪に残ったトリートメントをしっかりと洗い流します。ヌルつきがなくなるまで丁寧にすすぐことが大切です。
この基本ステップを毎日、または週に数回行うことで、髪のダメージが徐々に改善され、健康的な状態へと近づきます。
より効果を高めるコツ
CMCトリートメントの効果をさらに高めるためのコツをいくつかご紹介します。
- 蒸しタオルを使う: トリートメントを塗布した後、蒸しタオルで髪を包み込むと、温熱効果でキューティクルが開き、成分の浸透が早まります。5~10分程度放置すると良いでしょう。
- 粗目のコームでとかす: トリートメントを塗布した後、粗目のコームで優しく髪をとかすことで、トリートメントが髪全体に均一に行き渡りやすくなります。
- 洗い流さないトリートメントとの併用: 洗い流すトリートメントで内部補修を行った後、洗い流さないトリートメントで外部からの保護と保湿を行うことで、より高いダメージケア効果が期待できます。
これらのコツを取り入れることで、CMCトリートメントの持つ力を最大限に引き出し、より早く美髪を実感できるでしょう。
洗い流さないCMCトリートメントの活用方法
洗い流さないCMCトリートメントは、お風呂上がりのタオルドライ後や、朝のスタイリング前に使用します。主な活用方法は以下の通りです。
- ドライヤーの熱から髪を守る: タオルドライ後の濡れた髪に塗布することで、ドライヤーの熱から髪を保護し、乾燥を防ぎます。
- 日中のダメージケア: 紫外線や乾燥など、日中の外部ダメージから髪を守ります。
- スタイリング剤として: 髪にツヤを与え、まとまりやすくすることで、スタイリングのベースとしても活用できます。
洗い流さないタイプは、手軽に使える点が魅力です。特に忙しい朝や、より徹底したダメージケアをしたい時に積極的に活用しましょう。
美容室専売品と市販品のCMCトリートメント、どう違う?

CMCトリートメントには、ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販品と、美容室でしか手に入らない専売品があります。この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。主な違いを理解することで、自分に合った製品選びの参考になります。
成分濃度と配合バランス
美容室専売品と市販品の最も大きな違いは、配合されている成分の質と濃度、そしてそのバランスにあります。
- 美容室専売品: プロの美容師が使用することを前提に作られているため、高品質なCMC成分やその他の補修成分が高濃度で配合されていることが多いです。また、特定の髪の悩みやダメージレベルに特化した処方がされており、より専門的なケアが期待できます。
- 市販品: より多くの人が手に取りやすいように、コストを抑えつつ、幅広い髪質に対応できるように作られています。そのため、美容室専売品と比較すると、CMC成分の濃度が控えめであったり、汎用的な保湿成分が中心であったりする場合があります。しかし、近年では市販品でも高品質な成分を配合した製品が増えており、その差は縮まりつつあります。
美容室専売品は、より深刻なダメージや特定の髪質に特化した集中的なケアを求める場合に適しています。一方、市販品は、日常的なケアや軽度なダメージ補修に十分な効果を発揮します。
入手経路と価格
入手経路と価格も、両者の大きな違いです。
- 美容室専売品: 基本的に美容室や一部のオンラインストアでのみ購入可能です。美容師のアドバイスを受けながら、自分の髪に最適な製品を選べるメリットがあります。価格は市販品に比べて高価な傾向にあります。
- 市販品: ドラッグストア、スーパーマーケット、バラエティショップ、オンラインストアなど、様々な場所で手軽に購入できます。価格も美容室専売品に比べてリーズナブルなものが多く、気軽に試しやすいのが特徴です。
手軽さや価格を重視するなら市販品、専門的なアドバイスとより高い効果を求めるなら美容室専売品という選び方ができます。最近では、美容室専売品ブランドがホームケアラインとして市販品を展開しているケースもあり、選択肢は広がっています。
よくある質問

CMCトリートメントに関するよくある質問とその回答をまとめました。疑問を解決して、安心してヘアケアに取り組みましょう。
- CMCトリートメントは毎日使っても大丈夫ですか?
- ドラッグストアで買えるCMCトリートメントはありますか?
- CMCトリートメントの効果を早く実感するにはどうすれば良いですか?
- 洗い流さないCMCトリートメントと洗い流すタイプ、どちらが良いですか?
- カラーやパーマ後の髪にも使えますか?
CMCトリートメントは毎日使っても大丈夫ですか?
はい、基本的にCMCトリートメントは毎日使っても問題ありません。むしろ、継続して使用することで、髪の内部にCMC成分が定着しやすくなり、ダメージ補修効果をより高く実感できます。ただし、製品によっては「週に1~2回のスペシャルケア」として推奨されているものもありますので、使用頻度は製品の指示に従うようにしましょう。
ドラッグストアで買えるCMCトリートメントはありますか?
はい、ドラッグストアでもCMC成分を配合したトリートメントや、CMC補修を謳う製品を購入できます。例えば、デミ コンポジオ CMCリペアトリートメントなどは、ドラッグストアのオンラインストアなどで見かけることがあります。ただし、「CMCトリートメント」と明確に銘打たれていなくても、ダメージ補修成分としてCMC類似成分やセラミドなどが配合されている製品も多くあります。
成分表示をよく確認して選ぶようにしましょう。
CMCトリートメントの効果を早く実感するにはどうすれば良いですか?
CMCトリートメントの効果を早く実感するためには、以下のコツを試してみてください。
- 正しい使い方を徹底する: シャンプー後の水気をしっかり切る、放置時間を守る、丁寧に洗い流すといった基本を忠実に守りましょう。
- 蒸しタオルやヘアキャップを活用する: 温熱効果で成分の浸透を促します。
- 洗い流さないトリートメントと併用する: 内部補修と外部保護の両方からアプローチすることで、より効果が高まります。
- 継続して使用する: 一度や二度使っただけでは大きな変化は期待できません。毎日、または定期的に使い続けることが大切です。
これらの方法を組み合わせることで、より早く髪の変化を感じられるでしょう。
洗い流さないCMCトリートメントと洗い流すタイプ、どちらが良いですか?
どちらが良いかは、髪のダメージレベルやライフスタイルによって異なります。洗い流すタイプは、シャンプー後に髪の内部にCMC成分をしっかり浸透させ、集中的にダメージを補修する役割があります。一方、洗い流さないタイプは、日中の乾燥や熱ダメージから髪を保護し、手軽に潤いやツヤをプラスする役割があります。
理想的なのは、両方を併用することです。洗い流すタイプで土台を整え、洗い流さないタイプで日中のケアと保護を行うことで、より完璧なダメージケアが実現します。
カラーやパーマ後の髪にも使えますか?
はい、カラーやパーマ後の髪にこそ、CMCトリートメントはおすすめです。カラーやパーマは髪に大きなダメージを与え、CMCが流出しやすい状態になります。CMCトリートメントを使用することで、ダメージを補修し、髪の内部構造を整えることで、カラーの色持ちやパーマの持ちを良くする効果が期待できます。
特に、カラー直後やパーマ直後は、集中的にケアを行うと良いでしょう。
まとめ
- CMCは髪の内部で水分や栄養を保持し、キューティクルを保護する重要な成分です。
- CMCトリートメントは、ダメージで失われたCMCを補給し、髪のパサつきやツヤ不足を改善します。
- 市販のCMCトリートメントを選ぶ際は、配合成分や髪の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
- デミ コンポジオやナプラ リラベールなど、市販でも高品質なCMCトリートメントがあります。
- トリートメントはシャンプー後、軽く水気を切ってから毛先中心になじませ、数分放置後に洗い流しましょう。
- 蒸しタオルや粗目のコームを使うと、より効果を高められます。
- 洗い流さないCMCトリートメントは、ドライヤーの熱や日中のダメージから髪を保護します。
- 美容室専売品は成分濃度が高い傾向にありますが、市販品でも十分な効果が期待できます。
- CMCトリートメントは毎日使用しても問題なく、継続的なケアが美髪へのコツです。
- ドラッグストアでもCMC配合のトリートメントは見つけることが可能です。
- カラーやパーマ後の髪にもCMCトリートメントは非常に有効です。
- 髪のダメージが気になるなら、洗い流すタイプと洗い流さないタイプの併用がおすすめです。
- 自分の髪質やライフスタイルに合った製品を選ぶことが重要です。
- 毎日のヘアケアにCMCトリートメントを取り入れて、理想の美髪を目指しましょう。
- 成分表示をよく確認し、自分の髪に必要な成分が含まれているかを見極めましょう。
